東野圭吾コレクション 本文へジャンプ
東野圭吾の作品の感想を並べてみました 是非 ご参考に

11/7 ドラマ放映中の「流星の絆」のレビューをUPしました

      

映画公開間近の「容疑者Xの献身」のレビューをUPしました


東野  COLLECTION
殺人の門

これといって 派手さやインパクトは無く 淡々と幼馴染のお陰で不幸になっていく主人公の人生を物語っているだけなのだが なぜかかなりハマりました
やはり読みやすいからなのかな 
後 白夜行に似てるからかも 暗躍する人間がいるのと 物語自体の雰囲気が暗い感じが似ている
雪穂と倉持が似ている

 主人公の毎度騙されるところはイライラしっぱなしだった
あそこまでいくと「騙される方が悪い」ってのが成立するようだよな
離婚の時もお人好しすぎ それだけに終盤の元妻への報復はちょっとスッキリしたな それに倉持の施した計画がはっきり語られたので一番おもしろい場面だった

とにかく読み出すと止まらない普通の小説です
そういえば 主人公のお父さんどうなったんだっけ?


宿命

まさにタイトル通りの作品でしたね
ここまで糸が絡まっていると 本当に誰かが操ってるようにしか思えない
昔 そういうドラマがあったな  小泉今日子が出てた「あなただけ見えない」というドラマが  後味悪いけど、結構おもしろかったな
とにかく いろいろな人の運命が重なりあう物語はとにかくはまります
あまり優れていない自分には 常に一番を取れなくて 悔しがる勇作の才能が自分にはうらやましいです

はっきりいって ミステリー部分にはあまり興味が沸かなかったかな
この人の作品は交差する人間関係のやり取りが興味深いせいか 殺人事件はおまけぐらいで読んでいる
案の上 犯人は多少は意外性があったけど まあこんなものだろうという感じかな

美佐子ちゃんはちょっと中途半端に終わったような
最後はライバル同士の話合いで終わって なかなかいい終章だと思うけど 美佐子をもう少し絡めてもよかったような気がする
あれだけ 苦悩する視点が映し出されていたんだから

後は この話の糸の謎解きである 大企業の人体実験はちょっと恐ろしい話だと思いました
よくありがちな内容だけど なぜかこの作品の電脳式振動操作の計画は寒気がした
感情を操作されたら 自分が自分でなくなってしまうから 頭にメスを入れられるのを想像すると・・・

ミステリー部分以外はとてもおもしろい作品でした
とにかく先が知りたくて
集中力がなくて 本を読むのが遅い自分ですが いつもよりははやく読めました




















白夜行

このレビューでは 小説とドラマの感想を語りたいです

読んだ方の感想が高評価だったので 長すぎて中だるみしそうだったが読むことにしたのだけど
第一章があまりにも普通の殺人事件の謎解きみたいな感じだったので なかなか進まなかった
それに 短編みたいな感じで章が変わると 場面が一変して別の話になって しかも新しい人物が登場するので かなり集中力を欠いた

けど 読んでいるうちに その区切られた章がうまく繋がっており 先の話の伏線になってたりして 四分の一くらい読んだあたりから 読むスピードが上がった

十年以上もの時代を背景にしているので 懐かしくもなっておもしろかった スーパーマリオって 品切れになるほど怪物ソフトだったんだな 知らなかったです
なかでも昔の犯罪テクニックが興味深かった カード偽造、データハッカー、盗聴、コピー品作成販売・・・ 今でもあることだけど 当時は斬新な犯行手口だったんだろうなと

結局 最後までなかったが 雪穂と亮司が接触する場面がなかったのは残念
彼らがどういう会話をするのか それをどういう風に文で表現するのか それがみたかった ドラマの内容である程度解釈するしかないかな

とにかく小説の方は読者の想像にまかせる感じのストーリーだったので 作者の東野圭吾が本当に思い描いている詳細が知りたいです

謎が多く 登場人物も多くてしかもよく覚えていないと複雑で不可解 何回か読み直したりして話を把握していったりと理解するのにかなりの時間を要したけど 読んで損のない本だと思った
亮司の氷のような人間性や 暗い背景 雪穂の底を見せないしたたかさ 最後の後味の悪さなど とにかく怪しさ満点でよかった
でも 終盤は 一成だけは生き残ってくれと思いながら読んでました

さて 次はドラマの方なんだけど
これは亮司と雪穂の恋愛話って感じで、本編の外伝と思って観たほうがおもしろいかも
小説ではわかりにくかったところが だいたいこんなやりとりだったのかと想像できるのがよかった
でも 第一話で小説の終盤で明らかになってきたことが いきなりそのまま映像で出てしまうのもつまらないな
けど わかりづらい所だったのでそうしたのかな
それから 雪穂の方はもしかしたらこんな感じなのかなと少しは同調できるが 亮司は明らかにいい人間につくられている これははっきりいって期待はずれだった
性格はシビアで冷徹冷静 感情はほとんど表に出さない 影でしか動き回る事が出来ない どす黒い感じが小説の方で感じた自分のイメージだが ちょっと暗めにつくってるけど爽やかなイメージ
山田孝之のイメージじゃないよな 原作の亮司は
たしかに原作通りにドラマで再現したら放送できないよな 深夜にしか
でも 原作通りにうまく再現されてるシーンもいくつかあったと思う たとえば高宮との結婚生活とか でも雪穂を殴ったのは亮司だったのかな 東野圭吾の本当の設定が知りたい 後 株のシーンはこんな感じだったのかな
このドラマはドラマで感動したし いい出来だと思うが 原作は読者の想像まかせの部分が多かったので 役者を代えて もっと原作通りに再現して 真のストーリーをみてみたいです

まとめると 原作小説 ドラマ 両方ともおもしろかった
ひとつ物足りないことがあるとしたら それは原作での雪穂と亮司の接触するシーンがなかったことです

美しき凶器

ひさびさに追い詰められる恐怖を感じる作品だった

ただ 似たような作品が前にあったような

恐怖の臨場感がとてもうまく表現できてると思う

ただ いくら外人が多い都心といえど そんなでかくて怪しい身なりをしてる奴がいたら すぐ捕まりそうだけどな 喫茶店や本屋に出入りしてるのだから

この復讐する女の人間的な感情が全然表れてなかったが
最後の最後で ああいった感じで出すとは さすが
タランチュラは怪物ではなく 本当は血の通った人間だったと思わせる幕切れだった かなしいな
分身

一言で言うと 悲しい話だな と思いました
タイトル通りのクローンの話でした
予想出来そうで 出来なかったな
この話のクローンは そこまで悲惨な非人間的ではないと思うが
どちらにせよコピーであることはかわらないのだから 実際の話であったら 人間をやめたくなるような悲しい話だ いくら個々の人格は違うといっても クローンという言葉で片付けられると・・・

ヒロイン二人のお母さんがかわいそうすぎるな
健気で最後の最後までお母さんなんだなと
だが 母親とは言わないだろうけど クローンの元の女性にあそこまで嫌われると・・・
けど その女性も知らないうちにクローンが作り出されていたのだから被害者だし いきなり自分と同じ顔が現れたら 怖いかも

話が細胞やら核移植やら東野圭吾の得意な理系の説明やらが多くて ちょっと読むのに中だるみしました 理数系は弱いので

最後の毬子と双葉の出会いはかなり感動的だった
最後をこれで締めたことで思った 読んでよかったなと

ただ 研究所が燃えて そこにいた人間はどうなったのかとか その後の毬子と双葉の人生とかが気になり
続編がほしいなと思った

最後の二人の出会いの場面を映像で観てみたいです
しばらくは頭から離れないだろう
それだけ劇的なラストだったと思う
変身

脳移植の話で 主人公の脳に他人の脳の一部を移植して その移植された脳の持ち主の人格に犯されていくという話

気弱な主人公が、移植された脳の性格のように 勝気で凶暴な人格になっていくのが、想像出来て、なおかつ考えられさせられた
自分は格闘技やってるので 強気な精神はほしい
しかし、それが他人の力を借りて 勝ちまくって栄華を築いても 所詮、自分の力ではないので 嬉しくはないですよね
自分自身というのがいかに大事というのが、よくわかりました

でも、自分と違う感覚っていうのを体験してみたいってのはありますよね
他人の精神は たとえ親友でも、わかるようで 本当はわかってないんじゃないかなと思うし

最後を堂元ノートで閉めたのも、なかなかのシナリオ 視点が主人公だけじゃないってことだな
恵の日記も、けなげで
恵が田舎に帰った時点でもう登場しないと思っていたんだけど、最後のキープレイヤーとなるのは以外だった 
人格が変わってるのは明白なのに あそこまで献身に接することが出来るのがちょっと泣けてくるね ありえないみたいな

映画も出てるそうなので 観てみたいです

たしか 玉木宏と蒼井優だったかな
もっと、マイナーの役者の方が感情移入できるかも。
時生

時空を超えてのタイムスリップ系の話はやっぱりおもしろいと思う

こんな孝行息子が過去にさかのぼって、当時だらしなかった親父を助けにきてくれるんだからうらやましいな。

だからこの主人公の過去の生き方がかなりむかつきましたね
自分も格闘技やってるからわかるけど ボクシング少しやってたぐらいで強くなれるなら苦労はしません でも主人公の臆せず突っ込む勇気はうらやましかな
自分に子供はいないからわからないけど 親を大切にしなければいけないと思う作品でした。
自分の親父も若い頃九州からでてきて苦労したみたいだから過去に行けたら競馬の勝ち馬ぐらい教えてやりたいかな
 そんな昔のダービー馬知らないけど・・・ せいぜいミスターシービーあたりぐらいなら
夜明けの街で

久々に本を読みました。しかも最後まで。

映画でもそうなんだけど 序盤で興味が沸かないと、最後まで見ないことが多いけれど、この作品は完読しました。珍しい

この本を知ったのは 現場で仕事中に聞いていたFM横浜の本を紹介をするコーナーで知って たまにはがんばってよんでみるか と思い買うことを決断した。

この著者の作品は映画やドラマになっているからこの本に出てくるヒロインを実写で見てみたいなあとおもった。こんな女滅多にいないだろうし。

自分が適任だなと思うのは 鈴木保奈美かな
ちょっと古いけど
手紙

この本は 読む前に映画のDVDを見たので内容は知っていたのだけれど
二時間におおまかに短縮された映画よりも原作本のほうが内容が濃厚だろうと思い読んでみた

内容に多少の違いはあるけど 要所を完璧といって良いほど小説通りに再現している映画は傑作と思う
同じ東野圭吾の「変身」の映画版があまりにも短縮されたダイジェストみたいな映画だったので特にそう思う

まあ とにかく考えさせられるストーリーだと思う
家族に犯罪者を持つと世間から差別されて理不尽な人生を送らされるということを知った

自分も さすがに強盗殺人をしようとは思った事はないけど
あいつ殴り殺したいとか むかつくことがあってその辺の奴殴りまくろうかな などそれくらいなら思った事はある

それで行き過ぎて本当に殺してしまったら 家族が自分の為に社会から差別される人生を歩んでいく事になると思うとゾッとする とくに親は
この物語では犯罪者の親は他界していたんだけど
もし親が健在しているストーリーだったら もっと悲しいストーリーになったのかもしれませんね

とにかく 短気を起こして下らない揉め事を起こさなくてよかったなとつくづく思いました まあ全く無かったわけではないではないんだけど 大きくならなかっただけ運がよかったと思います

やはり映画の方がよかったとおもう
本ではなかった直喜が好きだった女の子が会いに来て車に轢かれる場面など

後 本ではバンド志望だったのに 映画では漫才師にしたのはなんでだろう そっちの方がわかりやすく簡単だったからなのかな

でも 映画のおかげで読んでる最中に映像が浮かんでくるので結構楽しかった 山田孝之君って暗くて深刻な役がハマりますね
天使の耳

短編はあまり好きではないけど これは結構おもしろかった
何故かというと この短編全六作が交通事故を題材としたストーリーだからだと思う

内容も他の東野圭吾の短編作品よりも引き込まれるおもしろさがあった
自分の人生の中で 車に関係する災難や車運がないから 後、前は車の運転が、若気の至りか とにかく荒くて マナーが悪かったのでとても考えさせられる作品でした
とにかく これに出てくる交通に関する加害者が憎らしくて仕方なかったですね

「天使の耳」では 赤信号で突っ込んだであろう外車にむかつき

「分離帯」では 車が来てるのに道路を横切るしょうもないおばさん しかも路駐で発進するときにウインカーもださない しょうがねーやろーだ

「危険な若葉」では煽って 事故らせておいて 相手が怪我してるのに助けもしないで トンズラみたいな
けど ここまで凝った仕返しされると恐ろしいな

「捨てないで」では運命のいたずらで報復できたようなもので スッキリしたっけな

「鏡の中で」では警察の人達の暖かい情を感じた

そして この短編で一番おもしろかったのが 「通りゃんせ」

あそこまでして復讐まがいのことをして 路駐して、人一人の助かる可能性をなくした事の重大差をわからせる気持ちもわからなくはない 自分だったら あそこまでやるのは回りくどくて面倒くさいので ストレートに報復すると思うけど

とにかく 自分も運転はクセが悪いので この格物語で出てきた違反やマナーの悪い事はほとんど自分もやったことあるので 反省するところである
こういう経緯もあって この作品は星五つである
他の人は そうは思わないだろけど
自分にとっては 考えさせられるいい作品でした
秘密

この作品は映画になっていたので前から知っていました

とりあえずDVDを観る前に 原作本の方を先にみておきたかったので 読んで見た

まず思った事は やはり映画化された「手紙」に少し似たような感じを受けた
ごく普通の家庭の家族が受けた思いがけない災難
被害者と加害者とその家族の 事件による影響と生活ぶりの一変 世間から向けられる同情と非難
そして それを支えてくれる女性 などである

ま 泣ける映画として映像化するには 内容もトリックやらわかりにくいものがないのでもってこいの作品だと思う
最後の最後に謎を残して終幕に持っていく所はさすが
結局 このタイトルの「秘密」はあのテディベアの中身の事をいっていたのかな 

とにかく 泣けた作品のひとつです
次は 映画の方を観てみようと思う
容疑者Xの献身

映画公開も間もないので 前から買っておいたので読んでみました

内容はドラマでやっていた「ガリレオ」こと湯川博士の長編ストーリーです

湯川博士の登場する「探偵ガリレオ」と「予知夢」は短編ストーリーでしたから

かなり読み応えある というか物語中盤は中だるみしました

そう考えると 短く凝縮させた映画の方が

自分には飽きないで最初から最後もで集中してみれるかもしれません

ま まだ公開されていないのでなんとも評価はできませんけど

この作品を自分なりに評価を出すとしたら中間くらいかな

とにかく中盤は登場人物の心情や物語を盛り上げないパッとしない行動などで

かなり集中力を欠きました

それと やっぱり東野作品特有の理系の話が辛かったですね

自分は理系に弱いもので

ま その辺は話半分で読んでましたけど

でも ドラマで再現されているので読んでると時に映像が想像できるのがおもしろかったですね

だから いつも思うですよね 東野圭吾の作品はたくさんドラマ化や映画化されているから

小説か実写かどちらを先に見るか迷いますね

物語自体に派手さはなかったですね 

自分は登場人物が多くて、うまく絡み合っているようなストーリー 東野作品でいうと「白夜行」や「宿命」

みたいなストーリーが好きなので

この作品は少し物足りなさを感じました

しかも 物語の最初で犯人と、そのこれからの過程がわかっていたので

犯人を推理するのが好きな読者はつまらないですね

こんな感じでダラダラ進んで 

ただの片思いの男(石神)が好きな女のために罪を被って ちょっとお人好しだなという感じで終わるのかなと思っていたら

でも さすが東野圭吾! 終盤のトリックのどんでん返しには圧巻でした

それと時折、石神は「本当にいい人なのかな」と思える行動を描いていて

実はちゃんと計算されていた行動で とても純粋な人間であって

そして最後の場面で見せた石神の感情溢れる人間らしいところ

恋愛小説でもここまでのストーリーもなかなかないのでは いや 読まないからわからないですけど

そして 湯川博士があそこまで友達思いで

科学者ではなく暖かい人間っぽいところが見れたことも感動しましたね

天才同士の友情ってこういうものなのかなと想像しました

評価は中ぐらいと冒頭で書きましたが

終盤だけを見れば最高の仕上げだと思います

映画公開の前に全部読めてよかったです 




流星の絆

現在、ドラマが放映中ですが

どうしても最初に原作本を読んでおきたかったので

二日かけて なんとか読み終わりました

ネタバレなので ドラマを楽しみたい方は見ないで下さい

もう少し緊迫感のあるストーリーだと思ってましたけど

仇打ちがのんびり進んでいくという感じです

だからドラマよりも少しシリアスです

ドラマはどっちかというと コメディっぽいですからね(*^_^*)

それに ドラマで再現されてるから 映像が想像できたので 結構楽しかったです!(^^)!

肝心の犯人ですが 東野圭吾のパターンからして

あの三兄弟が疑っている人間が犯人ではないだろうと思ったましたけど

まさかの真犯人に またしても驚かせられました

だいたい東野圭吾の作品の最終的に出てくる犯人って それまでに登場している人物がほとんどなので

今回は、他に犯人っぽい登場人物が見当たらないなあと思っていたら・・

まあ その解決の時は悲しいものでしたけど・・・



ラストは東野作品では珍しい 恋愛ハッピーエンドでしたね

自分も最後は、せめてこういう感じで終わって欲しいと思っていたので

エンディングは満足です\(^o^)/

要潤が、らしくないパッとしない変な役やっているなあと思っていたので

この役に起用したのがよくわかりました

この作品だったら 前にドラマ化された「白夜行」みたいにきれいなイメージにアレンジしなくても

そのままで 最後は泣けるドラマになると思います
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