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自己免疫疾患( 関節リウマチなど)
   症例@ Sさん 55才  関節リウマチ
      平成20年 (社)全日本鍼灸学会 57回大会(京都大会)
      論文発表データ  


A:鍼灸開始 
  初来院までの10年間薬が増え続けても、CRP(炎症反応)は安定せず上下し続  けた。薬効かなく なり歩行困難で来院。薬とは、ステロイド、免疫抑制薬(リウマ  トレックス)、鎮痛薬の事である。

B:自己判断で薬中止
  寝たきり、車いすとなり、激しい痛み。落ち着いてきた薬中止半年後でもCRP8。薬  中止後はより高いCRPだったと思われる。
 
C:炎症ほぼ無くなる 
  寝たきり、車いす→歩行器→杖歩行→杖なし歩行→通常歩行と改善していく。複数  の関節の炎症、痛みがほぼ無くなる。

D:薬中止から3年9ヶ月後
  (薬中止時の痛み、リウマチ活動性を10とすると1 に改善)。車運転、 風呂  、2時間の歩行可能。夢のようだと喜んでいる。

  院長コメント
 10年間、薬の強さ、量は増えてもCRPは安定せず上下していた。とうとう薬効かなくなり、歩行困難で来院した。薬中止し、寝たきり、車イスとなった。ポイントは、薬でもコントロール出来なかった難治性リウマチが、鍼灸治療のみで、薬を全く使わずに、CRPは減少、安定し、正常値のまま維持している事である。もし、鍼灸が効いていないならCRPは悪化するはずである。鍼灸は、痛み、炎症を抑え、リウマチ活動性を低下させると思われる。



 症例A Tさん 48才 関節リウマチ
      平成21年 (社)全日本鍼灸学会 58回大会(埼玉大会) 
      論文発表データ


A:初来院
  鎮痛薬を飲み、痛い関節にステロイド注射すると、痛み和らぐが、他の関節が痛くなり、そこに注射をするの繰り返し。2年前免疫抑制薬加えるが痛み強く、CRP  上昇し炎症が強くなっている状態で来院。

B:薬中止
  初来院から3か月で免疫抑制薬中止。4ヶ月でステロイド注射中止。鎮痛薬中止。
  薬減量中も薬中止後も、症状悪化せず、安定している。東洋医学で治癒力を発揮するというしなやかで中位の脈になってきた。

C:鍼灸治療中止
  半年間34回の鍼治療行った。薬中止しても悪化しない。
  (初来院時の痛み、リウマチ活動性を10とすると2 に改善)。
  手首炎症のみ少し残るが、患者さんが満足しているので様子みたいと鍼灸治療中止  。

D.鍼灸中止3年後
  CRP0.1、RF5(共に正常値) 症状無く、通院もせず、薬も飲んでいない 。仕事も出来るようになり、力仕事すれば痛いが翌日痛みない。通常生活問題なし 。

 鍼灸中止5年後 Dの状態のまま維持している
  (初来院時の痛み、リウマチ活動性を10とすると0時々1 に改善)

  院長コメント
 7年患ったリウマチのCRPが上昇中に鍼灸を行い、CRPを低下させた。薬を中止しても悪化せず、8割改善した。症状少し残るが、満足し、鍼灸中止。ポイントは、東洋医学的な脈診でいう自然治癒力を発揮できる脈である、しなやかで中位の脈になったからだと思われる。(BとCの間)。この脈になれば鍼灸中止後も維持できるのかもしれない。

 中止後5年、病院レントゲンで関節破壊進んでいない。薬指のみ骨が欠けているが、それはステロイドによるものだとの事。医師が寛解したと認めた。



 症例B  Uさん 50才 関節リウマチ
       平成21年 (社)全日本鍼灸学会 58回大会(埼玉大会) 
       論文発表データ

A:初来院 
  薬増やしても痛み治まらず、痛む関節増え、正座出来なくなり来院。
  薬で髪が抜けたので、少し減らす。症例A同様にCRP上昇中に来院。薬はステロイド、
  免疫抑制薬、痛み止め服用。

B:免疫抑制薬中止
  一年半後、多関節炎症和らぎ、正座出来る。CRP正常になリウマトレックス中止。

C:ステロイド中止
  数ヶ月前から、ステロイド半減すると、CRPが上昇し痛みが少し出て来た。このまま上昇するなら、医師が、再び薬を増やすと言うが、CRP下がったのでステロイド中止。


D:鍼灸中止
  鎮痛薬を時々のむ位で、手首炎症少し残るまだ改善した。医師も寛解したと認めた  。
 (初来院時の痛み、リウマチ活動性を10とすると1.5 に改善)  
  鍼灸継続勧めるが、満足し鍼灸中止。 血沈5(正常値15以下)、RF13(正常値15以下)


 鍼灸中止1.5年
  現在:薬も通院もなし。症状もない。力仕事すれば少し痛いが、次の日は痛みない。
    (初来院時の痛み、リウマチ活動性を10とすると0時々1 に改善)

 院長コメント
 寛解に至った理由は、症例A同様、CとDの間で、東洋医学的な脈診でいう自然治癒力を発揮できる脈である、しなやかで中位の脈になったからだと思われる。だから、薬中止しても、悪化せず、症状無く、通院もせず鍼灸中止後1.5年も維持していると思われる。3年半は長いと思うかもしれないが、生涯治らない上、進行する難病を鍼灸で改善させることは大変な作業である。





 症例C Fさん  65才 関節リウマチ


 

A.初来院
 難治性リウマチ患者さんです。10年前発症し、複数の関節にステロイド注射し、免疫抑制薬、鎮痛薬服用しても、初来院までの約2年間CRPは上昇し続けていました。初来院後すぐCR P2.9(正常値0.3以下)、
リウマチ抗体であるRF510(正常値20以下)と正常値の25倍の値

B.来院2年近く
 CRP0.58、RF57まで減少。(痛み、リウマチ活動性を初来院時10として1まで改善。)


C.孫の世話
  改善していたものの、赤ちゃんの抱っこや世話で、昔手術した首の悪化を招いた。それに合わせて無理してリウマチの症状も少し、悪くなる。

D.3年半後
 CRP0.26と正常値となった。RFは64と、初来院時の10分の1程に改善。現在も治療中。
 (痛み、リウマチ活動性を初来院時10として1 まで改善。)

 院長コメント
 ポイントは、薬を増やし続けても、2年近く上昇し続けていたCRPが、鍼灸治療開始後、薬中止したにも関わらず上下しながらも、下がっていった事です。鍼灸の有効性 が解ります。

 CRPがスムーズに下がらなかった理由は、リウマチ抗体が減少していたからだと思います。グラフを見れば、分かりますが、はり灸で免疫力が上がる事により、RF(リウマチ抗体)が、抗原抗体反応を起こし、炎症が強くなると思われます。しかし、抗体が減ってゆけば、再びCRPは減少し正常化するようです。あくまでも憶測です。いくつか患者さんに同様の変化がありましたが、リウマチ専門医に聞きましたが、解らないとの事でした。



 症例D Yさん 36才 関節リウマチ、線維筋痛症




  来院7年前関節痛が起き、関節リウマチと診断される。リウマチ抗体600台
  CRP6台 入院3回し、ステロイド点滴受けていた。

 来院:線維筋痛症の強い疑いもある。関節や腕、ふくらはぎ痛。リウマチ結節できる    。
    抗核抗体1280(正常値80以下)、CRP 0.4(正常値0.3以下)
    

 1年後:次第に痛み、張りが和らいできた。
   (来院時の痛み、リウマチ活動性を10とすると1 くらいに改善)
   
 1年半後:抗核抗体もCRP正常値、症状ほぼ無い。



  院長コメント
  症例E同様、推測ですが、鍼灸治療を行い免疫力が上がる事で、抗核抗体が抗原抗体反応を起こし、一旦炎症が強くなるが、抗核抗体が減少する事で、CRPも減少し、正常になると思われる。Bの時期の数ヶ月、血液検査でRFを調べたら125(正常値20以下)と判明。7年前
 600台あったが、抗核抗体とともに減少して来ていたのかもしれない。Cに時期には、93に減少した。
 それから、1年半後に検査行ったが、症状ほとんど無いので、検査の必要は無いと言われた。




           ※※※自己判断で薬を中止しないで下さい。医師に相談して下さい。※※※
 鍼灸最大の学術団体である全日本鍼灸学会・本大会の論文に、薬中止後、鍼灸治療だけで、血液検査数値が正常化し、リウマチ症状が改善した論文発表は、確認できる過去十数年のデータベース上にはありません。

リウマチ寛解例の論文発表も、60年近い学会の歴史の中で初めてだと思われます。


 これは、今までの鍼灸治療では、寛解させる事はもちろん、血液検査数値を正常化させる事も,薬を中止した後、鍼灸治療だけでリウマチを安定させる事も困難であった事を示しています。よって、他の治療院には無い、当院独自の鍼灸治療が出来ます。


 
膠原病・免疫病治療は、免疫学者・安保教授の自律神経免疫療法のモデルになった刺絡治療と中国医学治療と、当院独自の治療を合わせて行います。目的は5つあります。
    @自然治癒力、免疫力を高める 
    A体質改善をする
    B痛みや症状が出ている関節や、筋肉の炎症をとる
    C血流改善する
    D食養生や養生、およびケアを指示する

 症状が強く、関節破壊がひどい方、ステロイド含めた強い薬の使用年数が長く、量を多く使っている方などは、鍼灸の効果が出にくく、改善に時間がかかります。また、全ての自己免疫疾患・膠原病が、改善するわけではありません。


 症例E  Yさん  50才  関節リウマチの強い疑い

  (症状)
  半年前から朝の手のこわばりと、袋、瓶開けられない程力が入らない。
  手指、手首、膝、足首の痛み。
  
  (経過・結果)
   数年前からRFは高かった。症状が半年前から出てRF70(正常値35以下)
  抗核抗体160(正常値80以下)。 9回の治療で症状全てなくなった。
  次回の血液検査で全て正常値となり、鍼灸治療中止。

         
   この方は、症状がかなりあるが、リウマチとは診断されない。もう少し悪くならないと診断も薬も出せないと言われたらしい。診断下る頃には随分進行すること  になるから、リウマチの疑いや、早期リウマチなどは特に治療効果が出やすい事が多い。
  この時期に、鍼灸治療をお勧めします。




症例F Tさん 31才  強皮症の強い疑い

(主訴)
 風邪の後、熱が続き悪寒、頭痛、手足の冷え、味覚障害、臭覚障害、食欲無い

(経過・結果)
  H16年春来院。3回の治療で平熱になり、5回で主訴全て改善。その後すぐ不摂 生(夜更かしして肉や菓子の過食・冷たいものの過食など)続きで微熱再発。
 養生の説明、指示しなかったこと悔やむ。病院にて強皮症の強い疑い。
 抗体320(正常値80以下)。3回の治療で症状無くなったが抗体160あるので もう少し治療を勧めるが、本人の希望で治療中止。

  1年後、微熱4日続いて来院。養生の重要生説き、呼吸法のみで平熱に下がる。
 自宅で続けるように指示し、養生すればまず発病しないと説明。 
 3回の治療後抗体正常値となり治療中止。

 E同様、膠原病の疑いの時期や、早期リウマチ段階では、治療効果が出やすい事が多いです。



 他にも多数リウマチ改善症例はあります。お悩みの方は御相談下さい。