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読谷死亡事件 ひき逃げでも米兵起訴 黙秘続ける

 

2010128  琉球新報

 2009年11月の読谷村ひき逃げ死亡事件で、那覇地検は27日、男性をはねて逃走したとして、道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕、送検された在沖米陸軍トリイ通信施設の特殊部隊グリーンベレー所属2等軍曹クライド・アンドリュー・ガン容疑者(27)を同罪で起訴した。事件発生から約3カ月が経過した。ガン被告は、自動車運転過失致死罪で既に起訴されており、合わせて裁判が開かれる見通し。


 起訴状によると、ガン被告は09年11月7日午前5時50分ごろ、読谷村の旧米軍補助飛行場の外周道路で普通乗用車を運転中、道路左端を歩行していた男性=当時(66)=をはねたが、救護や警察署に事故の発生を通告せず、男性を死亡させたとされる。
 ガン被告の弁護人によると、ガン被告は逮捕後、取り調べで供述拒否権を行使した。拘置延長後は取り調べさえ行われず、署名した供述調書はないという。これまでにガン被告はひき逃げについて、乗用車運転中に衝撃に気付き、現場を探したが「救護する人はいなかった」「警察が作り上げた」などと否認した。09年11月に容疑者として断定されて以降、黙秘を続けている。一方で、取り調べの全面可視化(録音・録画)や第三者の立ち会いを求めている。
 那覇地検はガン被告の取り調べや起訴の決め手について「事件に関する証拠についてコメントは差し控えたい」と説明した。


弁護士「拘置に疑問」
 ひき逃げの罪でガン容疑者が起訴されたことに、弁護人の高江洲歳満弁護士は「証拠を見ないと何とも言えない。依頼人として意見を言えるのはそれから。しかし、拘置延長後は一度も取り調べはない。拘置の意味はなんだったのか」と地検の対応に疑問を呈した。

 










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