後編:part1
平成18(2006)年・備忘録
項目
■海楽園キャンプ場
1日目:7月23日(日) 曇のち晴 (海楽園管理人・大隅さん死亡)
2日目:7月24日(月) 晴れ一時雨 (テント修理)
3日目:7月25日(火) 晴れ (大掃除)
4日目:7月26日(水) 晴 (志水さん宅訪問)
■鹿之沢小屋
5日目:7月27日(木) 晴 (登山:永田歩道)
地図1:屋久島北西部
地図2:永田歩道1、2(所要時間・行程表付)
6日目:7月28日(金) 晴 (登山:永田岳・花山歩道)
地図3:花山歩道1、2(所要時間・行程表付) ■海楽園キャンプ場
7日目:7月29日(土) 晴 (シュノーケリング・素潜り)
8日目:7月30日(日) 晴 (春田浜海水浴場・異常事態)
9日目:7月31日(月) 晴 (一湊で素潜り)
※本文中赤字は写真あり
■写真
宮之浦港、海楽園キャンプ場1・2、炊事棟兼避難小屋内部、屋久島大社、キャンプサイトの海、横川渓谷駐車場、永田歩道入口、第二休憩所・水鳥沢、岳の辻、七本杉、姥ヶ岩屋、七ツ渡シ、鹿之沢小屋1・2・3、ローソク岩、永田岳頂上遠景、永田岳直下、頂上からの永田橋、参考:永田橋から見る永田岳、頂上から見る宮之浦岳、花山広場、大竜杉、安房大橋の南詰東屋・展望台、春田浜海水浴場、楠川温泉、矢筈灯台下、矢筈嶽神社、布引の滝・東屋
________________________________________
1日目:7月23日(日) 曇のち晴 (海楽園管理人・大隅さん死亡)
口永良部島を定刻に出向したフェリー太陽は屋久島・宮之浦港に5時前に到着。屋久島は、昨年(平成17年)7月8日に初めて入島し、9月9日迄(64日間)が第1回目。2回目は、10月10日から9日間。今回は3回目の訪問。
屋久島での定宿(?)は、宮之浦港から県道77号を東に約3kmの所に在る民宿・海楽園が経営するキャンプ場になっている。
このキャンプ場は、西表島のミトレアキャンプ場の仲間であった“大工の山ちゃん”から紹介してもらったところで、島内のキョンプ場では観光案内の地図にも記載が無いマイナーな存在であったが、キャンプ場内には、災害時の待避場所を兼ねる炊事棟があり、炊事棟には冷蔵庫や洗濯機(無料)が備えられている上、キャンプ場入口の県道沿いには、大型スーパー「わいわいランド」があり、離島にありがちな物価高に悩むことなく生活できる至便さが気に入って、定宿になっている。
同所の管理人は“大隅さん”で、1回目の訪問時の後半には、しがらみのない旅人であるが故か、個人的な悩み事を打ち明けられる間柄になっていた。
その“大隅さん”と再会を約束していた2回目の訪問時には、鹿児島の病院に入院し再開を果たすことが出来ず、今回3回目の訪問は“大隅さん”の顔を見る事が主な目的だった。
宮之浦港から海楽園キャンプ場に直行。キャンプ手続きの為、民宿・海楽園に入る。民宿玄関に現れたのは垢抜けした中年女性。話を聞くと、この女性は、東京に嫁いだ“大隅さん”のお姉さん。
お姉さん曰く、“大隅さん”は入院先の鹿児島の病院を退院したが、調子が悪く再入院する為鹿児島に行く日に民宿で死亡(病死)し、以来、管理をしているとの事だった。
キャンプ場のある場所は、“大隅さん”のお父さんがエビの養殖をしていたところで、経営が傾き倒産した時に、病院経営者の姉の夫が買い取り、以来弟の“大隅さん”に管理を一任していたが、“大隅さん”が死亡後、適当な管理人が見つからないので、東京からお姉さんと、お姉さんの息子のガールフレンドを連れて屋久島に帰り、管理していることもわかった。
取敢えず、1日分のキャンプ場の使用料(¥500)を支払い、テントを張る。
今日は土用の丑の日なので、夕食に、ウナギ弁当を張り込む。
↑ 戻る
昨夜は、久しぶりに9時まで起きていた。今朝は6時に起床、屋久島での日課になっている、散歩を兼ねて屋久島大社に行き安全祈願をする。
キャンプ地に帰り、海楽園キャンプ場の炊事等兼非難小屋に預けてあったテントを張るが、出入り口のジッパーが動かなくなっていたので、今日はテントの修理に精を出し外出せず。
夕方、カナダ人の男性と日本女性のカップルが来たので、情報交換をする。
↑ 戻る
昨夜は7時に就寝、今朝5時に起床。よく寝た。
朝食後、屋久島大社に参拝してから、宮之浦港に行き、鹿児島行のフェリー・ハイビスカスに乗船するカナダ人男性と日本人女性を見送る。
キャンプサイトに帰って、炊事場兼避難小屋とシャワー室、トイレの大掃除をする。
↑ 戻る
昨夜は、1時過ぎに目覚め小便をするため外に出ると満天の星空。久しぶりに星空観察をする。
午前中、キャンプサイト内にあるレストラン・オアシスクラブのオーナーの志水さん宅を訪問する。志水さんの経営する店を利用したことが無いが、キャンプサイトの炊事場兼避難小屋内で酒を酌み交わす仲で、1年近く滞在した口永良部島の湯治小屋を予約してくれたのが志水さん。
志水さん宅から帰り、キャンプサイトの海に入りシュノーケリング(素潜り)をする。キャンプサイトの岩場は、貝類が豊富で、今日は大潮なので貝採りの人達が4〜5人来ていた。
その人達を見ながらシュノーケリング(素潜り)をしていたが、波が高くなってきたので1時間余りで引き上げる。
↑ 戻る
地図1:屋久島北西部

地図検索サイト;マピオン(http://www.mapion.co.jp/)を加工
地図2
永田歩道1

永田歩道2

屋久島ポータサイト(http://www.realwave-corp.com)地図を加工
■永田歩道
▼コース:永田バス停 → 永田歩道入口 → 鹿之沢小屋
▼所要時間(距離):約8時間(11.7km)※休憩時間を除く
▼海楽園キャンプ場〜(バス・約50分)〜永田バス停
【行程】
永田バス停〜(1.1km・22分)〜日の出橋〜(0.2km・5分)〜横川渓谷駐車場〜(1.1km・22分)〜永田歩道入口〜(2.4km・2時間30分)〜第二休憩所・水鳥沢〜(1.5km・1時間40分)〜岳の辻・1186m〜(0.5km・13分)〜七本松〜(0.5km・12分)〜八井の鼻・1319m〜(1km・25分)〜姥ヶ岩屋〜(1.4km・1時間25分)〜桃平(桃平広場)・1517m〜(0.6km・30分)〜桃平展望台〜(0.2km・10分)〜七ツ渡シ〜(1.2km・55分)〜鹿之沢小屋 |
|
屋久島には、歩道と呼ばれる主要な登山道が10本あるが、今日はその中の永田歩道の登山に出掛ける。
日帰りか、往復登山ならば自転車で登山口まで行けばよいが、今回は、復路は花山歩道を伝う予定なのでバスで永田まで行くことにした。
大型リュックサックに非常食を含め3日分の食料とテント等のキャンプ用品を入れ、ヒル対策用のスパッツを着用して、楽園キャンプ場先の旭町バス停から、永田行始発に乗車し永田バス停に9時前に到着。
永田川沿いの道をとり、新町集落を抜け、永田川に架かる日の出橋を左に見てしばらく行くと、横川(よこごう)渓谷の駐車場に出る。
この駐車場には、立派なトイレと東屋があり、小休止してから、渓谷方面の案内板矢印の反対側にある(右奥)林道を上り、橋を渡った先30m右側に永田歩道の入口があった。
歩道の植林された杉林の道は分かりにくいが、テープを目印に慎重に上っていく。急な登山道を歩くこと2時間30分。12時30分に水場のある第二休憩所(水鳥沢または水呑沢)に到着し昼食。
約1時間昼食休憩をして、13時30分出発。15時10分、岳の辻(岳は竹とも嶽とも書く)に到着、小休止。ここからは、緩やかなヤップダウンで、左手に七本杉を見て、八井の鼻の東側を大きく右に巡り、支流で水を補給し姥ヶ岩屋を経て、17時40分、尾根上鞍部の桃平広場に到着。
同広場で小休止をしてから、桃平展望台(岩上)を経て、南斜面を下りると大川(おおご)の上流・七ツ渡シに出た。転石を伝って渡渉し、大川の左岸に沿って上り、再度渡渉し、大川の右岸に沿って高度を上げていくと本日の宿泊地・鹿之沢小屋に、19時10分、到着した。
久しぶりの強行軍でバテバテ。ご飯は炊かずに、非常食用のパックご飯とラーメンで夕食を済ませ早々に寝床に就く。
↑ 戻る
6日目:7月28日(金) 晴 (登山:永田岳・花山歩道)
地図3
花山歩道1

花山歩道2

屋久島ポータサイト(http://www.realwave-corp.com)地図を加工
■花山歩道(永田岳登山)
▼コース:鹿之沢小屋→ 永田岳 → 花山歩道分岐 →登山道(大川林道)入口
▼総所要時間(距離):6時間20分(13.4km)※休憩時間を除く
@鹿之沢小屋 → 永田岳 → 花山歩道分岐 1時間35分(2.3km)
A花山歩道分岐(鹿之沢小屋) → 花山歩道入口 3時間20分(6.4km)
B花山歩道入口 →登山道(大川林道)入口 1時間25分(4.7km)
【行程】
鹿之沢小屋・標高1600m〜(1.2km・55分)〜永田岳・1886m〜(1.2km・40分)〜花山歩道分岐〜(1.5km・50分)〜大石展望台・標高1481m〜(1.6km・40分)〜花山広場〜(0.7km・15分)〜大竜杉〜(0.2km・5分)〜焼峰・標高1264m〜(1.4km・45分)〜カスミ台展望台〜(1.2km・40分)〜花山歩道入口・標高510m〜(4.7km・1時間25分)〜登山道(大川林道)入口 |
|
4時起床。ご飯を炊いて、朝食と昼食用のおにぎりを作る。6時、鹿之沢小屋を出発。
永田岳の登山道は、急坂の上りで、道が深くえぐれ、深い亀裂を飛び越え、また、崖のような段差を5ヶ所通り、10m程の岩場を登ると、尾根上に出て、小岩の展望台からは前方にローソク岩が見通せた。しばらく進むと、永田岳分岐に出たので、北(左)に入り、山頂下の露岩を10m程よじ登り、7時に永田岳登頂。
永田岳からの景色を満喫し、7時30分下山、もと来た道を引き返し、花山歩道に入る。
花山歩道ピーク(標高1616m)から永田岳を、大石展望台からそのピークを振り返りながら、9時10分、花山広場に到着、小休止。
15分後に花山広場を出発し、左手に大竜杉を見て、焼峰の南斜面を大きく右に回り込む。ここからは急降下となり、ひたすら歩き続ける。途中、カスミ展望台らしいところがあったが、雑木が茂り眺望が無いのです通りして、10時50分、花山歩道入口に出る。
歩道入口北側の上大川橋で小休止。水を補給して、緩やかな大川林道の下り坂をひたすら歩き、12時30分、県道78号線の登山道(大川林道)入り口に出る。
予定では、登山道(大川林道)入り口到着が、15時を過ぎれば、3.5km(1時間)先の栗生橋バス停から17:55発の最終便に、そのバスに間に合わなければ、栗生の青少年旅行村にテント泊をする積りだったが、かなり早い時間帯に到着したので、登山道(大川林道)入口から0.7km(15分)先の大川の滝バス停から、15:15発(大川の滝発最終バス)のバスに乗ることにした。
大川の滝トイレ広場で昼食休憩をしてから、17時前に海楽園キャンプ場に帰った。
↑ 戻る
7日目:7月29日(土) 晴 (シュノーケリング・素潜り)
午前中、ハンモックで読書。途中、親子5人連れがキャンプサイトに来る。テントを張るのに手間取っている様子なので手助けをしてから、早めの昼食を摂り、海岸沿いに徒歩で宮之浦港の環境文化村センターに行き、館内の図書コーナーで調べ物をし、キャンプサイトに帰り、シュノーケリング(素潜り)をする。
↑ 戻る
8日目:7月30日(日) 晴 (春田浜海水浴場・異常事態)
昨日の親子連れは朝早く出発した。今日は、おにぎりを作って、春田浜海水浴場に行くことにした。
8時30分、自転車で出発。屋久島空港前を通り、約17.5キロ走行し、安房大橋に到着。春田浜海水浴場はここから近いが、安房大橋の南詰には2階建ての東屋・展望台があり、お気に入りの場所の一つなので休憩する。
ここで、神奈川県藤沢市から小学生の娘さんを連れ帰郷していた母娘と話をしてから、1.5キロ先の春田浜海水浴場に行く。
春田浜海水浴場は、外海が荒れていても安全に泳げる大規模なタイドプール(潮だまり)で、海水浴場以外にも、魚介類が豊富で、シュノーケリング(素潜り)には絶好の場所である。
しかし、透明度の高いタイドプール(潮だまり)が茶色く濁っている。監視員に“潮の加減ですか”と聞くと、シーズン前に重機を入れて工事をした結果、海水が濁り元に戻らないとのこと。
念のため、茶色く濁ったタイドプール(潮だまり)に入り、潜ってみるが何も見えない残念。外海でシュノーケリング(素潜り)をしてから引き上げる。
帰途、楠川温泉(入浴料¥300)に入ってから、2時にキャンプサイトに帰る。
↑ 戻る
日課の屋久島大社に参拝してから、シュノーケルセット(管・マスク・足ヒレ)を持って、一湊(いっそう)に行く。
一湊(いっそう)は、宮之浦港が開港する以前は、芸者置屋も見られた屋久島の中心地であったが、現在はその面影は無いものの、高波時、矢筈(やはず)岳の半島を挟んだ東西の港のどちらかは波が立たない為、スキューバダイビング(空気ボンベを使用する潜水)の講習場所として賑わっている。
ただし、講習場所の海は変化が無く面白くないので、矢筈灯台下や、矢筈嶽神社付近でシュノーケリング(素潜り)をして、大浦温泉(¥300)で入浴し、布引の滝の東屋で休憩してからキャンプサイトに帰る。
【備考】
▼キャンプサイト〜一湊海水浴場駐車場〜(700m)〜布引の滝。
▼一湊海水浴場駐車場〜(2.4km)〜大浦バス停〜(940m)〜大浦温泉
続く:屋久島後編part2
▲ ページの先頭
|
 |

宮之浦港

海楽園キャンプ場1

海楽園キャンプ場2

炊事棟兼避難小屋内部

屋久島大社

キャンプサイトの海

横川渓谷駐車場

永田歩道入口

第二休憩所・水鳥沢

岳の辻

七本杉

姥ヶ岩屋

七ツ渡シ

桃平(ももんだ)展望台から見る障子岳

鹿之沢小屋1

鹿之沢小屋2

鹿之沢小屋3

ローソク岩

永田岳分かれから見る頂上

永田岳直下

永田岳頂上

頂上から見る永田橋

参考:永田橋から見る永田岳

頂上から見る宮之浦岳

大石展望台

花山広場

大竜杉

花山歩道入口

花山歩道前広場

大川林道

花山歩道・県道側大川入口

安房大橋の南詰東屋・展望台

春田浜海水浴場

楠川温泉

矢筈灯台下

矢筈嶽神社

布引の滝・東屋

大浦温泉
↑ 戻る
|