天文学や科学の発展の結果、宇宙の開闢(かいびゃく)や、無からの物質の創世を論じる段階にまで到達してきた現在我々が住む宇宙・「この世」の姿です。
はじめに
Ⅰ宇宙誕生物語
Ⅱ量子論
量子論的現象
Ⅲ宇宙の地図
太陽系の成り立ち
地球(太陽)の寿命
天の川銀河
宇宙の物質
Ⅳ最新の宇宙観
マルチプロダクション理論(宇宙多重発生理論)
ブレーン宇宙モデル(膜宇宙)
影の宇宙(シャドー・ユニバース)
ホログラフィー宇宙モデル
平行宇宙論(パラレス・ワールド)
心理学の世界(ユングの集合的無意識論)
Ⅴ宇宙の姿相関図
Ⅵ墓(墓は宇宙の模型)
Ⅶ暦(暦は宇宙の素)
太陽暦
太陰暦
太陽太陰暦
二十四節気
干支
恵方
六曜
月
週
紀元
Ⅷ図表
宇宙の進化年表
階層構造(ミクロからマクロまでの世界)
外部リンク

太陽系の構成(Wikipedia)
左より 太陽、水星、金星、地球・月、火星、小惑星帯、木星、土星、天王星、海王星、太陽系外惑星 |
「宇宙」の宇とは四方上下、宙とは往古来今(過去・未来・現在)であると中国の古典「淮南子・えなんじ」にあり、昔から空間的、時間的広がりを持つ宇宙像があった。
最も原始的な宇宙像は、大地は海に囲まれ、海の外側に絶壁がありそれが天を支えているというものであった。
そして、紀元前4世紀のプラトンの弟子のアリストテレスの宇宙像は、水平線のかなたから航行してくる船は帆柱の先から見え始めることから、地球は丸いと気付いたものの、地球の周りを、内側から月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星が回転し、再外側に星天があるといったものであった。
このアリストテレスの宇宙像を集大成したのが、紀元2世紀のプトレマイオスの天動説である。彼の著書「アルマゲスト」によれば、宇宙の中心は地球で、地球の周りを太陽と月と五つの惑星が動き、その他の星は、天球上に張り付いている有限の大きさを持ったボールのようなものという。
この天動説は、キリスト教の教義とも合致したこともあって、その後1400年間もの長い間信じられてきた。
しかし、16世紀には、ポーランドの天文学者コペルニクスが「天体の回転について」を出版して、天動説の地球と太陽の位置を入れ換え、コペルニクス的転回とも呼ばれる地動説を発表した。
この地上説は、惑星運動の三法則を発表したドイツの天文学者ケプラーや、望遠鏡で初めて天体観測をしたイタリアの天文学者ガリレオによって正しいことが裏付けられた。
ただし、コペルニクスの宇宙像では、星は土星の外側の天球に張り付いているとしていたが、ガリレオによって、星の世界は無限のかなたまで広がっていると、その間違いを指摘されている。
また、ガリレオは自然落下の法則も発表したが、その原因は不詳のままであった。
その原因を解明したのがイギリスの科学者ニュートンである。ニュートンの「天空の世界も地上の世界も同じ法則に従っている」という万有引力の法則の発見後、天文学は急速に進歩するとともに、
ドイツの物理学者アインシュタインの相対性理論(一般・特殊)。
アメリカの天文学者ハッブルの遠い銀河ほどその距離に比例する速度で遠ざかるというドップラー効果が解明した宇宙の膨張。
ロシアからアメリカに亡命したガモフのビックバン宇宙論。
ミクロの世界の量子論。
等々の科学の発展の結果。
今や、宇宙の開闢(かいびゃく)や、無からの物質の創世を論じる段階にまで到達してきた。
このように人々は、それぞれの時代の宇宙像を描き続け、また、これからも描き続ける、であろう途中の、現在我々の住む宇宙像の概略を記述しました。
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137億年前、宇宙は無のゆらぎの中からトンネル効果(量子論的現象)によって、ポッと生まれた。そのときの宇宙の大きさは10-33(0、000000000000000000000000000000001)センチであった。
生まれた10-34秒後には、急激に加速膨張し、大きさが数センチになっていた。(インフレーション)
その急膨張の大きさのイメージは、バクテリアが天の川銀河位の大きさになった感じである。
急膨張が終わると超高温(数十兆度以上)の火の玉になった。(ビッグバン)
3秒後には温度が60億度まで下がった。
その後は、緩やかに膨張し、火の玉の中で全ての物質はクオーク(物質の最小単位)に分解されていたが、宇宙が膨張し冷えていく中でクオークが固まって陽子や中性子ができ、さらに、陽子と中性子が結合して、水素やヘリウムなどの軽い元素の原子核が生まれた。
ここまでが、宇宙誕生後3分ほどで行われた(温度は8億度)。
その後も宇宙は温度を下げていき、宇宙誕生30万年後には約4000度になった。
この温度になると、それまで活発に動き回っていた電子が原子核に引き寄せられ、原子(水素原子)を構成する。と、今まで動き回る電子に邪魔されて直進しかできなかった光が宇宙空間を直進するようになる。
これを宇宙の晴れ上がりといい、そのときの光は137億年間も走り続けており、マイクロ波として観測できる。
そして、10~20億年後に銀河や星の形成がはじまり、94億年後には(現在から46億年前)太陽系が誕生した。
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我々の体を含むあらゆる物質は、原子という小さな粒が集まって構成されており、これ以上分解できないものとしてアトムと名付けられた。
が、近代には原子はさらに分解され、原子核とその周りを回る電子で構成され、さらに、原子核は陽子と中性子で(陽子や中性子は素粒子と呼ばれる)できており、陽子や中性子はクオークが結合してできていることがわかった。
このような1ミリの1000万分の1(原子)以下の小さな世界・ミクロの世界における物質観が量子論です。
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1 重ね合わせ
1個の電子を2つの穴に向け発射すると、電子は2つの穴に同時に通過し(穴が多くなっても各穴を同時に通過する)、あたかも1個の電子が同時にたくさん存在するがごとく振舞うという常識では考えられない動きをする。これを重ね合わせという。(左実験図参照)
これは、マラソンに例えれば、1人の走者(光子)が2つのトンネルを同時に通ってゴールするという我々の世界には存在しない出来事である。
量子論では、ミクロの物質はある時刻における位置と運動量は常に曖昧で、例えば物質は「A点からB点のどこかにいて、秒速5メートルから10メートルの間の何らかの速度で動いている」としかいえず、将来も複数の可能性があって、どれが実現されるかは、確率的に偶然によって決まると主張する。
ということは、これまで二ユートン力学において、物質の運動は最初の条件さえ決めれば機械的に確定されると信じられてきたが、それらを根底から覆すことになる。
この量子論の主張は、物質や自然がただ1つの状態に決まらず非常に曖昧であること、そして、曖昧さこそが自然の本質であることを示しており、自然は観測によって状態が決まるものであり、誰も観測していないとき、全ては決まっておらず、確定した事実は何1つ存在しないということである。
これは、宇宙には我々には見えない「複素数・可能性」という水面下のレベルが存在している。
それを観測すると「実数・確率」という形で具体的な数字が浮かび上がってくるということであろう。
言い換えれば、宇宙には、我々が見ている「表」の世界(確率的に実現する実数の世界)と、我々には見えない「裏の」世界(可能性の重ね合わせの複素数の世界)の2重構造になっているといえる。
2 トンネル効果
ミクロの世界ではエネルギーは揺らいでいるため、本来のエネルギーでは不可能なこと、例えば壁に向かって投げたボールが壁を通り抜けて現れるということが起こりうる。
壁の向こう側の人から見れば、何も無いところに突然ボールが出現する。
つまり、無から有が作られたような状態が現出する。
3 対生成(ついせいせい)対消滅(ついしょうめつ)
真空とは本来何も存在しない無の空間であったが、今では、真空中では無数の粒子と反粒子がたえず生まれたり、消滅したりを繰り返しており、これを「真空のゆらぎ」といっている。
これは、物質を構成する基本粒子である素粒子は不変のものではなく、作られたり、消えたり、別の粒子に形を変えたりするというのは、自然の本質的な不確実さ、曖昧さを説く基本となっている。
4 コペンハーゲン解釈
量子物理学の父といわれるニールス・ボーアがデンマーク王国の首都コペンハーゲンの地で宣言したのでこの名がついた。
量子物理学の研究対象が、どんなに奇妙で、常軌を逸した魔術的な現象(この世のミクロ界に、霊界の空間がにじみ出ており、そこでの常軌を逸した魔的な現象)が従来科学の基盤を逸脱していても、科学として真正面から受け止めるべきである。
魔的とも思える量子物理学の基本理念は人の意識が非常に重要で、それによってミクロの世界のリアリティ(現実)が決定されることから「人の意識が現実を創造する」と宣言した。
つまり、我々が見るという行為によってこの世の現実が生じ、我々の意識に現実そのものが依存しているということ。
言い換えれば、「この世は、我々の心が生み出したバーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界」ということである。
5 観測者効果
この世の全てのものは、人によって観測されて初めて実在する
電子が、波あるいは粒子のどちらかの姿を現すのか、というのは人間(実験者)の意図によって決定できる。
また、スリット(2つの穴)を電子が通り抜けた後でも(時間をさかのぼって)観測者の意図で決定できる。
つまり、観測されるまでは「存在するかも知れない」という可能性が確率的な波として広がり、人が見る瞬間に粒子の存在となる。
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現在から46億年前、天の川銀河のガスの雲の中で周囲より密度の濃い部分が収縮することで、ガスの雲は全体として回転を開始する。
そして、回転の中心に原始太陽が誕生、その周辺に遠心力によって円盤状に広がったガスの雲ができる。これが原子太陽系円盤である。
この円盤の成分は、水素とヘリウムが99%、残り1%が固体のダスト(ちり)で、このダストが合体を繰り返し微惑星が無数に形成される。
そして、微惑星は衝突・合体して成長して原子惑星になる。
円盤の内側部分のサイズの小さな原子惑星が、後に水星、金星、地球、火星になる。円盤の外側部分にはサイズの大きな原子惑星ができる。この大きな原子惑星は、氷や水素、ヘリウムのガスを集めてより巨大なガス惑星になる。これが木星と土星になる。
天王星と海王星は、円盤内のガスが吹き飛ばされガスを纏うことができず、氷と岩石でできた大きな核を持った巨大氷惑星となった。
こうして現在の太陽系が完成した。
太陽系は天の川銀河の中心から2万8千光年のところに位置しており、秒速300kmのスピードで銀河系の中心の周りを2億5000万年かけて移動している。
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太陽を含む星達は、重力による収縮と核融合によるエネルギー(膨張力)とがつりあった安定した状態で輝き続ける。
しかし、燃焼が進み、中心部分に水素とその燃えカスのヘリウムができると、温度が上昇し圧力が高まり、周囲の水素と激しく燃焼して、星の大気は膨張を始める。これを赤色巨星という。
巨大化しながら明るさを増す太陽は、地球の大気や海水を蒸発させ、やがて水星や金星とともに地球そのものを飲み込んでしまう。
赤色巨星になった太陽の内部では温度がさらに上昇し、中心部分は収縮を始め100分の1ほどの高温の星、白色矮星(はくしょくわいせい)になる。
白色矮星になった太陽は内部の核融合反応が止まり、次第に温度が下がって暗くなり、やがて静かな死を迎えることになる。
太陽のような標準的な星の寿命は100億年ほど、太陽は46年間燃え続けているので、54億年後には、赤色巨星になると予想される。
※仏教の世界では、釈迦入滅後56億7千万年後(人間の寿命が8万歳となっている)に弥勒菩薩が弥勒仏となり、釈迦が救済できなかった全部の人々を救済してくれるという。
この教えと太陽系の消滅時期がほぼ同じであるというかとは、弥勒仏は人間が住める(現に住んでいるかもしれない)別の宇宙の存在を予言しているのではないかと思える。(別の宇宙に関しては、後述しているマルチプロダクション理論・宇宙多重発生理論を参照)
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銀河とは星が1000億以上集まっている集団で、この銀河が直径1000~2000万光年の範囲に100~3000個集まったものが銀河団。銀河団が1億光年ほどの範囲に数10個集まったものが、超銀河団という。
宇宙は蜂の巣構造(または泡構造)になっており、銀河がほとんど無いボイドと呼ばれる空間を取り囲むように超銀河団が分布している。
このように、広大な宇宙にある1000億個の銀河の1つが天の川銀河で、その姿は、円盤のような形に渦巻き模様があり、その中央部は膨らんだ凸レンズ状をしている。
銀河円盤の直径は10万光年で、その中央部の膨らみ( 幅1.5万光年)をバルジ。円盤の外側を取り巻く球状の空間をハローと呼んでいる。
太陽系は中心部から、2.8万光年離れた所に位置、その直径は5000万光年。
天の川銀河の位置は、おとめ座銀河団(春の星座おとめ座の中に見え、大小2000個以上の銀河の集団でその中心は、天の川銀河の40倍の質量のあるM87銀河)を中心とする超銀河団の端のほうにある。
※写真はMitaka
(上)銀河系の中の太陽系の位置。
(下)横から見た銀河系、
図

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1 バリオン:4%
人間の体や各種の物質、星や宇宙を漂うガス等は、各種の元素でできているが、その元素の成分である陽子や中性子など複数のクオークからできている物質。
2 暗黒物質(ダークマター):23%
目に見えないが重力を周辺に及ぼす物質。
3 暗黒エネルギー:73%
宇宙全体に一様に満ちていて、重力とは反対に斥力(反発力)を及ぼす物質。
その物質の有力候補の1つに、第5の元素という意味のクインテックスが挙げられている。
※古代ギリシャでは、地上のあらゆる物質は土・水・火・空気の4つの元素からできていると考えられていたが、これに対して天界にだけ存在すると想像されたのが、第5の元素という意味のクインテックス。
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「トンネル効果」によって無から沢山の親宇宙(大きさは10-33前後)が生まれた。
インフレーション(急激な膨張)の最中に相転移(例えば水が水蒸気や気体になる現象で、相が変化する)が起こり、親宇宙、子宇宙、孫宇宙・・・と宇宙は際限なく生まれた。
元の宇宙(親宇宙なり子宇宙等)から新しい宇宙ができ、そのくびれた空間がワームホール(虫食い穴またはアインシュタイン・ローゼンの橋)という。
そして、無数に誕生した宇宙の中の1つが生成進化して我々の宇宙になった。
宇宙が人間を生むような条件を偶然に整える可能性(物質、エネルギー、陽子と中性子の結合力等が偶然に最適化される確率)は、10の何千乗分の1といったほぼ起こりえない極小の確率である。
これは、宇宙が1つしかなければ人間が宇宙に生まれる可能性はほぼゼロである。
しかし、宇宙が無数に存在すればその中のどこかに人間が生まれる可能性は十二分にある。
※海がある地球型惑星は、太陽から200光年以内に100個位と予想される。天の川銀河の直径が10万光年であるので、単純に計算すれば天の川銀河全体では5万個の第2の地球があることになり、宇宙全体では何億、何兆もの第2の地球が隠れている。
※イギリスの車椅子の物理学者として著名なホーキングは、ワームホールに関して、ブラックホール(物質を吸い込むだけで何ものも出ることができない)とホワイトホール(そこから物質が出てくるだけで何ものも入っていくことができない)を繋ぐ時空がワームホールで、それは抜け道である。
空間には多くの極小さなワームホールが潜んでおり、個々の素粒子はそれらを通って別の宇宙を行き来することができる。と述べている。
(写真はワームホール・ブラックホール想像図wikipedia)
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我々の宇宙は10次元空間に浮かぶ膜のようなものであるという最新仮説。
我々の住む4次元の時空以外の残り6つの次元は、目に見えないサイズにコンパクト化されているに違いないと考え、小さく丸まった余剰次元という発想が登場した。
※次元:我々の住んでいる世界は4次元の時空。空間は前後、左右、上下の3つの方向を持つ3次元。
時間は、過去から現在、未来と続く1つの方向の1次元。空間の3次元と時間の1次元を合わせたのが4次元の時・空である。
高次元のイメージ
3次元人(時間の1次元は入っていない)である人間の脳は、4次元をそのままイメージすることはできない。
だから、4つめの次元をイメージするには、現実の3次元のうち上下方向を忘れて2次元であるように考える。つまり、我々は縦・横・高さのある3次元空間に住んでいるが、縦、横の2つの方向しかない2次元に住んでいると考える。
そこで、2次元の牢獄を考える。2次元空間(平面)に住む2次元人(本当は3次元空間に住む我々)は、囲われた平面を移動はできるが牢獄からの脱出は不可能である。が、1つ上の次元の3次元人(本当は4次元人)は、囲いの平面からピョンと飛び出してしまえば逃げ出すことができる。
また、2次元人の情報は平面内に限られているので、3次元人の侵略者が突然平面以外の方向から攻撃を仕掛けてきたとき、2次元人は予測することも敵の姿を見つけることも不可能である。
2次元の世界に住む人は、縦と横の2つの次元は知っていても、第3の次元すなわち高さなるものは理解できない。だから、3次元人に足で踏みつけられた場合、突然足の裏だけが現れ驚くこととなる。
高次元の存在
細い糸を遠くから見れば、1本の線にしか見えない。この線は方向が1つしかない1次元の存在である。
しかし、近づいてみると、糸はただの線ではなく幅があることに気付く、幅の方向すなわち、第2の次元は非常に小さいので遠目にはわからなかっただけである。
空間の3次元を超える第4、第5・・・等の次元は小さく丸まっているため、我々には見えない。これを余剰次元のコンパクト化という。
余剰次元の大きさは、直径10-33cm位の円に丸まっている。
長さは宇宙の直径(1028cm・137億光年)と同じである。
余剰次元を生んだ超ひも理論
物質を構成する最小の基本粒子・素粒子は、以前大きさゼロの点であると考えられていた。
が、いくつかの矛盾を指摘され、1970年代に、物質の究極の構成物は大きさゼロの点状の粒子ではなく、ある長さをもった「ひも」ではないかと考えた。「ひも」と考えると矛盾が解決された。(超ひも理論)
そのひもは、太さはゼロであるが、長さは10-33cmでエネルギーが線の形に集まったもので、開いたひも(ほとんどの素粒子)と、輪ゴムのような閉じたひも(重力子)があって振動する。
バイオリンの弦が振動すると、さまざまな音色を奏でるように、ひもも振動の仕方によって、さまざまな素粒子に変身する。
ひもが数10種類の素粒子に変身するには、10通りの振動の方向が必要となり、その方向が10次元の空間で成立する。
ということは、我々が住む4次元時空(3次元空間+1次元の時間)以外の6つの次元は、目に見えないサイズにコンパクト化されているに違いないと考え、小さく丸まった余剰次元という発想が登場したものである。
ブレーン
英語のメンブレーン(薄膜)からつくられた言葉で、全ての素粒子は開いたひもから作られており、開いたひもの両端は必ずブレーンにくっついており、ブレーンからは離れられない。
ただし、ブレーンの上を滑るように移動することはできる。
重力を伝える素粒子(重力子)の輪ゴムのような閉じたひもはブレーンから離れられる。
ひもは、あらゆる物質の基本構成物であるので、全ての物質はブレーンにくっついていることになり、光も光子という素粒子なのでブレーンから逃れられない。
つまり、宇宙全体がブレーンにくっついている。言い換えれば3次元の内部に閉じ込められている。
その中にいる我々は、外側にある高次元の空間に気付かないでいる。
逆に高次元から見れば、太陽や地球は勿論、宇宙そのものも2次元の世界のような薄っぺらな膜のような存在で、10次元の空間に浮かんでいる。と見るのが、ブレーン宇宙モデル(膜宇宙)である。
素粒子の運動:素粒子(物質を構成する最小の基本粒子)の動きは直線的ではなく、微視的なジグザグ運動をしており、時間がたつと2次元平面を埋め尽くしてしまう(ブラウン運動)。ということは、2次元の動きが面積で、面積の積み重ねが体積になる。
※ブラウン運動:水を入れたコップにインクを1滴たらすと、インクの微粒子がジグザグ運動を続け、徐々に水中を広がっていき、ついには、水表面全体に広がってしまう。このような運動を発見者の名前にちなんでブラウン運動と呼んでいる。
超ヒモ理論の必要性
①アインシュタインの重力理論(一般相対性理論)は、太陽、銀河といった天文学的な大きなレベルでの理論で、速い世界の計算を担当。
②量子力学(論)は、原子や素粒子といった超ミクロでの理論で、速くて小さな世界(素粒子)の計算を担当。
③ニュートン力学は両方の近似理論。
①と②の領域で両方を同時に使える理論が量子重力理論(自然界に存在する4つの力の統一)で、その理論の有力候補が超ヒモ理論である。
自然界に存在する4つの力
①強い力
原子核をつくっている陽子や中性子を糊付けしている力。陽子や中性子はクオークと呼ばれる素粒子からできており、そのクオーク同士の間に働く力。
②電磁気力
同じ符号の電荷(磁石のN極+N極、S極+S極)が反発し、異なる符号(N極+S極)が引き合うという物質を構成する力。重力によって物質が壊れないように、原子を安定化し分子をつくる力。
③弱い力
元素の崩壊を引き起こす力。例えば中性子が陽子と電子とニュートリノという素粒子に崩壊するときに働く力。太陽は水素原子をヘリウム等の重い原子に変換することでエネルギーをえている、これらの反応は水素爆弾の核融合反応と同じで、弱い力によってコントロールされている。
④重力
宇宙に存在する力の中で最も弱い力。星と星の配置や運動を決めている力。全ての物質に作用する力。
※4つの力の比較(強い力を1とした場合)
強い力 1
電磁力 0.01
弱い力 0.00001
重力 10-37
※第5の力:和坊流 宇宙では、霊気力(霊魂から生成された霊気子のエネルギー・宇宙像のページ参照)を第5の力と見ている。
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我々の宇宙は、高次元空間に浮かんだ薄い膜のような存在で、この膜に平行してもう1つの膜、すなわち別の宇宙が存在する。それが影の宇宙である。
我々の宇宙と影の宇宙との間の距離は0.1mm。この距離だと重力だけは、漏れ伝わることができ、我々の宇宙と影の宇宙はお互いに重力を及ぼしあっている。
この重力が、我々の宇宙に占める正体不明の、暗黒物質・暗黒エネルギーの正体である。
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物理学者デビット・ボームが提唱する宇宙モデルで、我々の身の回りにある目に見える物質的宇宙(明在系)は単独で存在するのではなく、その背後にもう1つの目に見えない宇宙(暗在系)が存在する。
暗在系では、明在系の全ての物質、精神(心や想念も含む)、時間、空間等が全体として「たたみ込まれ」ており、それらは分離不可能である。
暗在系と明在系の関係は「ホログラフィー」に似ている。
※ 「ホログラフィー」とは、干渉縞と呼ばれる規則的な細かい模様が記録されたフイルム(2次元)に、レーザー光線をあてると立体像(3次元)が浮かび上がってくるというもの、干渉縞のどの部分にも全体像が記録されており、フイルムの一部からでも全体像が再現される。つまり、干渉縞は部分が全体で、全体が部分、これが「たたみ込み」である。
※「たたみ込み」について心理学のパノラマ視現象で説明すると、高いところから落ちたりして死ぬという思いがよぎった一瞬、それまでの人生の全ての場面が走馬灯のようによみがえってくる。これがパノラマ視現象で、時間のたたみ込みである。
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量子論が基本原理ならば、その原理はミクロの世界だけにとどまらず、ミクロの物質で構成されているマクロのあらゆるものに、ひいては宇宙全体に適用されるという考えから平行宇宙論が成り立っている。(物質の基本構成要素は素粒子で、その素粒子が天文学的巨大な数が集まったのが宇宙である)
宇宙は137億年前、物質は勿論時間や空間も無いところから生まれた。そこから無数の微粒子が誕生して、星や我々の体を構成している物質がつくられていった。
このとき宇宙は微粒子が生まれた世界と生まれなかった世界に枝分かれした。その後も可能性の数だけ次々と枝分かれを繰り返した。
その中の1つの宇宙が、我々の住む現在の宇宙である。
が、同時に、「別の私がいる宇宙や私がいない宇宙」(平行宇宙)もどこかに存在する。
つまり、人は誰しも「あの時こうしていれば今頃は・・・」という思いを抱くことがあるが、その時点で別の道を選択した場合の「もう1人の私」がいる宇宙が存在するということである。
我々にとって、今の宇宙が唯一の世界であるが、将来「次の曲がり角を右折した自分がいる世界」と「左折した自分がいる世界」に枝分かれした場合、私の分身がいる世界では、それぞれが「この私は唯一の自分であり、この世界が唯一の世界である」と思うのである。
量子論では、電子はA点、B点・・・X点の各点にいる状態が1個の電子の中で重なっていて、どこか1ヶ所だけにいるとはいえなが、平行宇宙論では、電子がA点、B点・・・X点の各点にいる状態が重なり合っているのではなく、「電子がそれぞれにいる世界」が重なり合っている(同時進行している)わけである。
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心理学者ユングの集合的無意識論では、人間の心の世界は二重構造になっており、日常我々が自覚している「意識」とその奥底に、普通の状態ではその存在が全く解らない「無意識」が潜んでいる。
無意識には階層があり、親族的無意識、民族的無意識、全人類的無意識に分かれているが、それぞれは繋がっている。例えれば、海に浮かぶ諸島は、それぞれが独立した島や山のように見えるが、全ての山々や島々は、海の深いとろろでは大陸棚になって繋がっている。
無意識は個人に所属するのではなく、全人類に共通である。すなわち、人と人とは意識の深いレベルで繋がっているので、「虫の知らせ」「胸騒ぎ」「テレパシー」「以心伝心」等々の現象が発生する。
無意識は時間を超越した全知全能の存在で、未来をも知っており、「予知夢」という具現化したもので無意識からのメッセージを伝えてくる。
無意識には、現在の自分にとって必要な目標を予感し、それを認知する目的論的能力が備わっており、人はその無意識の指示に素直に従うことで「魂」が成長していく。
また、「魂」は無意識と対話することにより次第に進化し、聖なる方向に進化していく。「魂」との対話の方法は瞑想である。
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このページで記述してきた内容を「量子物理学の世界」、「現在の宇宙」、「般若心経の世界」、「ボームの宇宙モデル」、「ユング心理学の世界」の項目に分け、それぞれに関係のあるものを分類した相関図。
| この世界 |
表の世界 |
目に見える物質の世界 |
色 |
明在系 |
意識層 |
| 連絡系統 |
トンネル効果 |
ワームホール |
波羅蜜多行・瞑想 |
ホログラフィー |
瞑想 |
| あの世界 |
裏の世界 |
目に見えない物質の世界 |
空 |
暗在系 |
無意識層 |
| 量子物理学の世界 |
現在の宇宙 |
般若心経の世界 |
ボームの宇宙モデル |
ユング心理学の世界 |
各項目のチャート図はPDFファイルで →宇宙の姿相関図.pdf へのリンク
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インドでは、「円」や「方」の形は宇宙をあらわす基本図形であったことから、この円と方(四角)を組み合わせた墓が、つまり宇宙の模型として「円」や「方」を組み合わせた墓がつくられたといえる。
前方後円墳
4世紀から7世紀にかけての前方後円墳は、古墳時代の首長墓で埋葬施設を有する盛り上がった円形部分と、低く平らな方形部分からなる巨大墓である。
デザイン的には「円」と「方」を組み合わせた点は大陸との関連を暗示しているが、前方後円墳は日本独自に発達した墳墓である。
五輪塔
平安中期からは、当初は高僧や貴族、武士の墓として造られた五輪塔という墓の形式は日本人が独自に発明したものである。(左写真参照)
インド仏教の考え方は、地・水・火・風・空は宇宙をあらわしたもので、日本仏教でも、人間は色(地・水・火・風)という体と、心が集まって(これを五蘊という)できており、五蘊は寿命が終わると空にかえると教える。
このような考え方から、五輪塔が作られたと思われる。
地・水・火・風・空は人間の身体に見立て、順に膝・腹・胸・面・頭という5つの身体部分に対応している。
また、地上に立つ五輪塔を、地上に座して瞑想する人間の姿に見立てているとする説もある。

五輪塔は下から、四角=地、円=水、三角=火、半円=風、団(宝珠)=空の組み合わせで、独特の幾何学模様から成り立っている。(左図参照)
なお、地・水・火・風・空の梵字は、大日如来の真言で「オンアビラウンケン」と発音する。(自作五輪塔・切腹のページ参照)
石柱墓
近世になって盛んに作られるようになった角石形の墓標で、色々なタイプがあるが基本的なものは、地表に2枚の台石を重ねその上に竿石を立てるというもので、方形を基調とする単純素朴な図形から成り立っている。
石柱墓は、その石の素材から白骨化した人間の究極の姿を連想させる。
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古代エジプト文明の人々は天文学的観測技術が無い中で、北の空に輝く最も明るい星シリウスと天空上の太陽の運行との関係を示す太陰暦を作り上げていた。
暦には、この太陰暦を含み、天文周期を組合せて作られた、年・月・日を表わす太陽暦、太陰太陽暦の3種類と、人工周期を組合せた世紀・旬・週・干支(えと)等がある。
1 エジプト暦
古代エジプト人は、シリウスと太陽が、地球上から見て正反対側(天球上で方向が180度離れた場所)に有る位置関係が1年周期(365日)で繰り返されることを見つけた。これによって太陽暦が生まれた。
2 ユリウス暦
1太陽年は365.25日であるが、1年を365日とするエジプト暦では、1年に0.25日のずれが生じるため、BC46年(紀元前)ローマ将軍ユリウスが4年ごとに366日の閏年(うるう)を設けるユリウス暦を制定した。
現在4の倍数の西暦年数を閏年とするのがこの方式である。
3 グレゴリオ暦
太陽年は正確には365.2422…日なので、4年ごとに1日増やすユリウス暦では1年に0.0078日(365.35-365.2422=0.0078)、400年に3日のずれが生じる。
そこで時の法王グレゴリオ13世は、400年に3日だけ閏年を減らすという新しい太陽暦を定めた。これがグレゴリオ暦である。
ただし、西暦が4の倍数でも100の倍数の年(400の倍数の年は除く)は、閏年から除く。
わが国では、明治5年(1872)12月2日に旧暦からグレゴリオ暦に切り替えられ、その翌日が明治6年1月1日となって現在に至っている。
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月の満ち欠け、すなわち新月(満月)から次の新月(満月)までの時間の29.53日の1朔望月(朔望月・さくぼうげつ・朔は新月、望は満月を示す)を周期とし、新月の日を月の第1日(ついたち)とする暦が太陰暦で、1年を12ヶ月354日(奇数月30日、偶数月29日)としたため、1月の平均は29.5日となった。
これにより約33ヶ月に1日のずれ(29.53-29.5=0.03、1÷0.03=33.3)が生じ、このときには30日の月を2回続けることでずれを調整している。現在回教徒の国で使用する回教暦は太陰暦である。
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純粋な太陰暦では1年が354日のため、3年で1月のずれが生じる。これを解消するのに太陽暦に閏月を置く方式を採用したのが太陰太陽暦である。
正確には1太陽年から12朔望月の差の日数10.8750日(365.2422-354.3672=10.8750)を月数に換算した数字0.3683月{10.8750÷(354.3672÷12)=0.3683}に近い値の分数8分の3(0.3750)乃至19分の7(0.3684)を採り、紀元前25世紀のバビロニア暦では、8年に3回の閏月。紀元前15世紀の中国暦では、19年に7回の閏月を置いた。
わが国では、持統天皇4年(690年)に中国暦を導入、以降江戸時代までの長期間使用された。
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太陰太陽暦では、その年によるが季節と日付の間に1ヶ月程度のずれが生じるため、中国では、太陽が通る道の黄道全周を、春分点を基準(0度)に15度ずつに分け、その24の分岐点(春分点0度、夏至点90度、秋分点180度、冬至点270度)を太陽が通る日に名前をつけ、季節の目安としたのが二十四節気である。
わが国にもこれが伝わり、旧暦から現在の暦に変わった今も季節感のある下記の二十四節気が使用されている。
| 名 称 |
月日 |
名 称 |
月日 |
名 称 |
月日 |
| 立春・りっしゅん |
2/4 |
芒種・ぼしゅ |
6/6 |
寒露・かんろ |
10/8 |
| 雨水・うすい |
2/19 |
夏至・げし |
6/21 |
霜降・そうこう |
10/24 |
| 啓蟄・けいちつ |
3/6 |
小暑・しょうしょ |
7/7 |
立冬・りっとう |
11/8 |
| 春分・しゅんぶん |
3/21 |
大暑・たいしょ |
7/23 |
小雪・しょうせつ |
11/22 |
| 清明・せいめい |
4/5 |
立秋・りっしゅう |
8/8 |
大雪・だいせつ |
12/7 |
| 穀雨・こくう |
4/20 |
処暑・しょしょ |
8/23 |
冬至・とうじ |
12/22 |
| 立夏・りっか |
5/6 |
白露・はくろ |
9/8 |
小寒・しょうかん |
1/5 |
| 小満・しょうまん |
5/21 |
秋分・じゅうぶん |
9/23 |
大寒・だいかん |
1/20 |
※日付は年によって違いがあるがその値は±1日以内である
※黄道:太陽の通る道が黄道で、地球の赤道面の延長が天球面と交わる線(天の赤道)に対し23度26分傾き春分点と秋分点で交わる。また、黄道が天の赤道から最も北に離れた点が夏至点、最も南に離れた点が冬至点である。
【参考】天球座標

天球座標
地球上の1点を示すとき、経度と緯度が使われるのと同じく、天体は全て天球上に投影されて見えるので、その天体の位置も経度と緯度の球面座標で表す。
地球儀に描かれている経度と緯度の線は、赤道を経度の基準(0度)とし、赤道と平行に緯線(等緯度の線)があり、北極が緯度の90度、南極が緯度の-90度である。
緯線が赤道に平行な面で地球を輪切りにした切り口(これを小円という)であるのに対して、経線は、南北両極を通って地球を縦割りにした切り口(大円)である。
地球の場合は経度の0度は英国グリニッジ天文台を通る経線で、これを基準に西経と東経をそれぞれ180度までを定義している。
天球の場合は、最も一般的な赤道座標は、地球の赤道面の延長が天球面と交わる線(天の赤道)と、地球の自転軸の延長が天球面と交わる両点(天の北極と南極)を定義する。
天の赤道が、赤緯の0度、天の北極が90度、南極が-90度である。赤経は、天の赤道と黄道の交差点である春分点を通る経線を基準の0度とし、東回りに0度~360度(または0時~24時)を目盛る方式が使われている。
二十四節気
315度:立春(りっしゅん2月4日)
330度:雨水(うすい2月19日)
345度:啓蟄(けいちつ3月6日)
0度:春分(しゅんぶん3月21日)
15度:清明(せいめい4月5日)
30度:穀雨(こくう4月20日)
45度:立夏(りっか5月6日)
60度:小満(しょうまん5月21日)
75度:芒種(ぼしゅ6月6日)
90度:夏至(げし6月21日)
105度:小暑(しょうしょ7月7日)
120度:大暑(たいしょ7月23日)
135度:立秋(りっしゅう8月7日)
150度:処暑(しょしょ8月23日)
165度:白露(はくろ9月8日)
180度:秋分(じゅうぶん9月23日)
195度:寒露(かんろ10月8日)
210度:霜降(そうこう10月23日)
225度:立冬(りっとう11月7日)
240度:小雪(しょうせつ11月22日)
255度:大雪(だいせつ12月7日)
270度:冬至(とうじ12月22日)
285度:小寒(しょうかん1月5日)
300度:大寒(だいかん1月20日) |
|
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干支とは、兄(え)弟(と)の意味で、陰陽道の五行(木・火・土・金・水)と十干(じっかん・甲乙丙・・・)を組み合わせ、更に陽をあらわす兄(え)、陰をあらわす弟(と)を配したもの。
即ち、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)。
これに十二支を組み合わせ、甲子・乙丑・丙寅・・・などを60組として年・月・日に当てて用いるので干支と称するようになった。時刻・方位にも使われている。
十干と陰陽五行の組み合わせ
| 木 |
火 |
土 |
金 |
水 |
| 甲 |
乙 |
丙 |
丁 |
戊 |
己 |
庚 |
辛 |
壬 |
癸 |
| コウ |
オツ |
へい |
テイ |
ボ |
キ・コ |
コウ |
シン |
ジン |
キ |
| きのえ |
きのと |
ひのえ |
ひのと |
つちのえ |
つちのと |
かのえ |
かのと |
みずのえ |
みずのと |
十二支と動物名
| 子 |
丑 |
寅 |
卯 |
辰 |
巳 |
午 |
未 |
申 |
酉 |
戌 |
亥 |
| シ |
チュウ |
イン |
ボウ |
シン |
シ |
ゴ |
ビ |
シン |
ユウ |
ジュツ |
ガイ |
| ね |
うし |
とら |
う |
たつ |
み |
うま |
ひつじ |
さる |
とり |
いぬ |
い |
| 鼠 |
牛 |
虎 |
兔 |
竜 |
蛇 |
馬 |
羊 |
猿 |
鶏 |
犬 |
猪 |
十二支(時刻・方位・月・五行)
| 十二支 |
動物 |
時刻 |
方位 |
月 |
五行 |
| 子 |
鼠 |
23~1時 |
北 |
11月 |
水 |
| 丑 |
牛 |
1~3時 |
北東微北 |
12月 |
土 |
| 寅 |
虎 |
3~5時 |
北東微南 |
1月 |
木 |
| 卯 |
兎 |
5~7時 |
東 |
2月 |
木 |
| 辰 |
龍 |
7~9時 |
南東微北 |
3月 |
土 |
| 巳 |
蛇 |
9~11時 |
南東微南 |
4月 |
火 |
| 午 |
馬 |
11~13時 |
南 |
5月 |
火 |
| 未 |
羊 |
13~15時 |
南西微南 |
6月 |
土 |
| 申 |
猿 |
15~17時 |
南西微北 |
7月 |
金 |
| 酉 |
鶏 |
17~19時 |
西 |
8月 |
金 |
| 戌 |
犬 |
19~21時 |
北西微南 |
9月 |
土 |
| 亥 |
猪 |
21~23時 |
北西微北 |
10月 |
水 |
注意:月は旧暦。
十干十二支の組み合わせ
1甲子 2乙丑 3丙寅 4丁卯 5戊辰 6己巳 7庚午 8辛未 9壬申 10癸酉
11甲戌 12乙亥 13丙子 14丁丑 15戊寅 16己卯 17庚辰 18辛巳 19壬午 20癸未
21甲申 22乙酉 23丙戌 24丁亥 25戊子 26己丑 27庚寅 28辛卯 29壬辰 30癸巳
31甲午 32乙未 33丙申 34丁酉 35戊戌 36己亥 37庚子 38辛丑 39壬寅 40癸卯
41甲辰 42乙巳 43丙午 44丁未 45戊申 46己酉 47庚戌 48辛亥 49壬子 50癸丑
51甲寅 52乙卯 53丙辰 54丁巳 55戊午 56己未 57庚申 58辛酉 59壬戌 60癸亥
※西暦から干支を求める計算式:西暦年数から3を引いて60で割った余りの数字を上記干支番号にあてはめるとその年の干支がわかる。例1946(昭和21年)の干支は、1946-3=1943、1943÷60=32余り23。干支番号の23を見ると、丙戌(ヘイジュツ、ひのえ・いぬ)となる。
干支表・大正13年(1924)~平成55年(2043)
24甲子 '25乙丑 '26丙寅 '27丁卯 '28戊辰 '29己巳 '30庚午 '31辛未 '32壬申 '33癸酉
'34甲戌 '35乙亥 '36丙子 '37丁丑 '38戊寅 '39己卯 '40庚辰 '41辛巳 '42壬午 '43癸未
'44甲申 '45乙酉 '46丙戌 '47丁亥 '48戊子 '49己丑 '50庚寅 '51辛卯 '52壬辰 '53癸巳
'54甲午 '55乙未 '56丙申 '57丁酉 '58戊戌 '59己亥 '60庚子 '61辛丑 '62壬寅 '63癸卯
'64甲辰 '65乙巳 '66丙午 '67丁未 '68戊申 '69己酉 '70庚戌 '71辛亥 '72壬子 '73癸丑
'74甲寅 '75乙卯 '76丙辰 '77丁巳 '78戊午 '79己未 '80庚申 '81辛酉 '82壬戌 '83癸亥
'84甲子 '85乙丑 '86丙寅 '87丁卯 '88戊辰 '89己巳 '90庚午 '91辛未 '92壬申 '93癸酉
'94甲戌 '95乙亥 '96丙子 '97丁丑 '98戊寅 '99己卯 '00庚辰 '01辛巳 '02壬午 '03癸未
'04甲申 '05乙酉 '06丙戌 '07丁亥 '08戊子 '09己丑 '10庚寅 '11辛卯 '12壬辰 '13癸巳
'14甲午 '15乙未 '16丙申 '17丁酉 '18戊戌 '19己亥 '20庚子 '21辛丑 '22壬寅 '23癸卯
'24甲辰 '25乙巳 '26丙午 '27丁未 '28戊申 '29己酉 '30庚戌 '31辛亥 '32壬子 '33癸丑
'34甲寅 '35乙卯 '36丙辰 '37丁巳 '38戊午 '39己未 '40庚申 '41辛酉 '42壬戌 '43癸亥
※昭和64年1月8日(1989)年から平成元年。この年の干支は己巳(コシ、つちのと・み)、己は漢音・呉音ともキと発音するが、己巳の場合は、癸がキと発音することから、紛れを避けるため一般にコシといっている。
※大正15年・昭和元年(1926)は、丙寅(ヘイイン、ひのえ・とら)
※明治45年・大正元年(1912)は、壬子(ジンシ、みずのえ・ね)
※干支表・大正13年(1924)~平成55年(2043)の詳細は、PDFファイル → 干支表 へのリンク
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恵方とは、歳徳神(としとくじん:方位神の一つで、その年の福徳を司る吉神)の居る方角で、吉方(えほう)ともいう。方角はその年の十干によって決まり、その方角が1年の間吉方となる。自分の家からこの方角にある神社仏閣に参拝することを恵方詣・恵方参という。
| 年の十干 |
方角 |
西暦末尾の数字 |
| 甲・コウ、己・キ 寅卯(とら・う)の間 |
東北東 |
4 ・ 9 |
| 乙・オツ、庚・コウ 申酉(さる・とり)の間 |
西南西 |
0 ・ 5 |
| 丙・ヘイ、辛・シン 巳午(み・うま)の間 |
南南東 |
1 ・ 6 |
| 丁・テイ、壬・ジン 亥子(い・ね)の間 |
北北西 |
2 ・ 7 |
| 戊・ボ、 癸・キ 巳午(み・うま)の間 |
南南東 |
3 ・ 8 |
その年の恵方は左の表のように決まっている。例えば、今年平成20年の干支は戊子(ボシ、つちのえ・ね)つまり戊・ボの年にあたるので、恵方は「南南東」になる。また、今年の西暦は2008年なので、下一桁の8からも恵方がわかる。
※方位:北を子として、時計回りに丑・寅・・・と十二支を配していく。東は卯、南は午、西は酉となる。丑寅の間は北東、辰巳の間は南東、未申の間は南西、戌亥の間は北西になる。
※時刻:夜中の12時を子として、2時間ごとに、時計回りに丑・寅・・・と十二支を配していく。昼の12時が午(うま)になる。午を境に前と後が、現在の午前、午後と呼ばれるようになった。
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六曜とは、先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんふ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう)の6つで、旧暦の1月と7月の1日(ついたち)には先勝を当て2日以降は前述の順に配当していく。
2月・8月の1日は友引を当て、3月・9月の1日は先負を、4月・10月の1日は仏滅、5月・11月の1日は大安を、6月・12月の1日は赤口を、それぞれ当て日を追って順に配置する。これを六曜または六輝(ろっき)という。
※六曜の計算式:旧暦の月と日を足して6で割りその余りの数の数字が、次の六曜の各数字に当てはまる。それが旧暦月日の六曜である。先勝・2、 友引・3、 先負・4、 仏滅・5、 大安・0、 赤口・1
例えば、旧暦の5月10日は、(5+10)÷6=2余り3・・・友引。
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現在の暦では1年は12ヶ月、365日、大の月は31日、小の月は30日、2月だけは28日、なぜなのか。
古代ローマの暦では、年の始まりは現在の3月に相当する月(名称・春分を含む月)で、10ヶ月分しかなかった。しかし、紀元前8世紀に1年を12ヶ月とする暦が作られ、新しく2ヶ月が追加され、その最後の月に日数の調整がされた。
そして、時の皇帝が当時2重の年(年の始まりは現在の3月であったが、役人の任期を含む政治的な区切りは、それより2ヶ月早い現在の1月であった)の解消策として、年の始まりの月を3月から1月に移動させ、これによって、月の並びは現在使われているものと一致するようになった。
※その当時の名残が現在の月の名称に残っている。(下表)
| 呼び名 |
ラテン語 |
英語 |
現在の月 |
| 春分を含む月 |
Martius |
March |
3月 |
| 開花月 |
Aprilis |
April |
4月 |
| 成長月 |
Maius |
May |
5月 |
| 繁茂月 |
Jumius |
June |
6月 |
| 第5の月 |
Qunius |
July |
7月 |
| 第6の月 |
Sextilis |
August |
8月 |
| 第7の月 |
September |
September |
9月 |
| 第8の月 |
October |
October |
10月 |
| 第9の月 |
November |
November |
11月 |
| 第10の月 |
December |
December |
12月 |
| 歳神Janusの月 |
Januarius |
January |
1月 |
| きよめの月 |
Februarius |
February |
2月 |
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古代ローマでは、1日を24等分した各1時間ずつを太陽と月と5つの惑星が支配すると考え、その順番は、当時考えられていた地球から遠い順の、土星・木星・火星・日星・金星・水星・月星であった。そして、毎日の1時を支配する星の名をその日の曜日とした。
下表のように、第1日の1時に土星を配し、2時・3時・・・に順に木星・火星・日星・金星・水星・月星を、再び土・木・火・・・と配していくと、第1日24時には火星が、第2日の1時には日星が、以下同じことを繰り返すと、第3日の1時に月星が、第4日の1時には火星となって、土・日・月・火・水・木・金と配置され、土曜から始まる曜日が始まった。今日のように日曜から始まるのは、週の最初の日曜日をキリストの復活の日とするユダヤの週日と一致したからである。
| 土 |
木 |
火 |
日 |
金 |
水 |
月 |
| 1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
| 8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
| 15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
| 22 |
23 |
24 |
1 |
2 |
3 |
4 |
| 5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
| 12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
| 19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
1 |
※英語の曜日の名は神名に由来する。日曜Sunday(日神・Sun・サン)、月曜Monday(月神・Moon・ムーン)、火曜Tuesday(軍神・Tiu・チウ)、水曜Wednesday(主神・Woden・ウオダン)、木曜Thursday(雷神・Thor・トル)、金曜Friday(美神・Freya・フライヤ)、土曜Saturday(魔神・Saturn・サタン)である。
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キリスト教暦(西暦):キリスト降誕の年が元年。それ以前は紀元前BC(Before Christ)、以後はAD(Anno Dominiすなわち神の年)。なお、キリスト降誕の年は紀元より4年前といわれている。
1 ユダヤ暦
創世紀元(神が人間の祖先アダムを創造した年)は、BC3761年。
2 古ローマ暦
ローマ建国紀元は、BC753年。
3 日本暦
神武天皇即位紀元(皇紀)は、BC660年。
旧暦から太陽暦に切り替わった明治5年に、日本書紀の「辛酉の年春正月庚申朔天皇橿原の宮に帝位に就く」の記事に基づき、神武天皇即位の年を以って紀元元年とし、この年を西暦に換算するとBC660年になる。
また、旧暦1月1日は太陽暦2月11日に当たるので、その日を紀元節(建国記念日)と定められたものである。
※元号(年号):年につける称号で、孝徳天皇元年(645)大化と称したのが最初で、その後天皇の即位や祥瑞(しょうずい)(めでたいしるし・吉兆)や珍しい事件等により改元していたが、明治維新以降一世一元に定められた。
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①宇宙の進化年表、②階層構造(ミクロからマクロの世界)はPDFファイルで御覧ください。
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「宇宙」フリー百科辞典Wikipedia
「Mitaka」・4次元デジタルを見るためのソフトウェア
「4次元デジタル」・国立天文台宇宙プロジェクト
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