4.元文期十万坪銭 輪十後打場替永下 平成11年鈴鹿91号出品
出品価格25000円(落札価格不明)
応札はしたものの手が届きませんでした。あれから市場では見かけません。ただ、このあと通下打を雑銭群から掘り出しています。ラッキーでした。
31.刻印銭背瓢箪 ヤフーオークション出品
落札価格 不明
謎の多い刻印銭なのですが、貨幣誌にも発表されたことのあるものと仙台の渡邉氏も記述しています。(一説には浄法寺の上棟銭とも・・・。)2品出品されていてこちらのほうが状態が良かったので、8000円以上の値をつけて自動入札で放っておきましたら、やはり競り負けです。競り合っても多分勝てないでしょう。残念!!

30.不知長郭手 張足寶濶縁 ヤフーオークション出品
落札価格 不明
ネットオークションでたまたま見つけた天保銭です。寶足変化が面白く、どことなく俯頭通に似ているのでつい応札。鋳写しのようにも見えますが、これは多分新規母銭によるものではないでしょうか?保点が長く反りや文字も本座と微妙に違います。熱くなってつい45000円まで競ったところでふと我に返りました。やってしまったか・・・。残り3分でまだ自分がトップだったので支払う覚悟をしてパソコンを終了したら間際で逆転。感謝していいのか悔しいやら複雑です。
これは張足寶の覆輪として当百銭カタログに記載されています。45000円はカタログ価格ですが、不知銭としては面白い存在でお買い得だと思います。なにより状態が良いですね・・・。入手された方はおめでとうございます。
29.浄法寺系背盛小様 平成16年度江戸コインオークション出品
出品価格17000円(落札価格33000円)
これは狙っていましたが予算的なことが頭をよぎってしまって降りてしまいました。浄法寺系の密鋳母銭だそうです。残念。
※だからといってとりわけ珍品なわけでもなさそうです。
27.折二様の大様 平成16年度江戸コインオークション出品
出品価格35000円(落札価格150000円)
大きいです。私の手持ちのものよりひとまわり大きい。大きいもの好きな収集家にはたまらない存在でしょう。同時出品されたもう一枚が小さいからその大きさがやたら目立ちます。しかも色は黄色っぽい。でも内径は通用銭と一緒なんですね。だから母銭ではありません。それでも150000円まで行ってしまったのはもうこれは病気を通り越して異常です。手遅れです。(でもやはりこの存在は珍しいと思いますよ。)
奇 品 館 (逃した魚たち)
94.仙台広郭濶縁
平成23年12月ヤフーオークション
出品価格 2400円 落札価格487000円
6枚組の中の1枚。はじめは状態の悪い秋田の広長郭に目が行きましたが、はじのほうにあったこの銭に目が釘付け。心臓ドキドキ、口は乾き、手に汗がにじみました。
絶対下りないと決めていましたが40万円を超えて、厭世観が漂ってしまいました。こんなものまだあるんですね。
91.不知長郭手張足寶鋳浚母銭
平成23年6月ヤフーオークション
出品価格2000円 落札価格162100円
会津の軍用金とやらで出た品々の中の白眉の品。画像写りが悪く不知銭の母、それも長足寶らしきことは判ったのですがここまで美人とはつゆ知らず。90番の件もあって不退転の決意で望み、20万円超過の価格まで打ち込んだもののボタンが押せなかった・・・私の決意なんてそんなものです。
藤原紀香の誘いをお断りして女房のご機嫌を取ってしまったような気分です。
しばらく立ち直れないかもしれません。

90.不知長郭手覆輪再刔輪(背強刔輪)
平成23年3月ヤフーオークション出品
出品価格20000円 落札価格125000円
ここ数年見た天保銭の中で文句なしの逸品です。面背とも強い刔輪でとくに背の形成に特異さが見られます。獲得者の方によると長径49.98㎜、短径33.77㎜、肉厚3㎜以上、重量28.3g・・・これは母銭としても充分な大きさではないでしょうか?
とくに欠点が全くありません。あるとすれば欠点らしきものがない出来すぎなことだけ。とにかくすばらしい!

88.明暦駿河銭(称:鳥越銭)の濶縁
平成23年1月ヤフーオークション出品
出品価格5000円 落札価格10500円
出品名は沓谷(正しい)になっていますが、一般的には鳥越銭です。スアナが確認できるもののこれは少ない!価格も安い!
絶対チェック・・・と思っていたのですが、終了時間を間違えてしまいました。残念!
86.東北密鋳の小字写(踏潰小字手)
平成23年1月大和文庫出品 即売品 2000円
(画像提供:大和文庫)
間違いなく踏潰系・・・小字手の正当品だそうです。見つけたときは日付が16日になっており時すでに遅し。
毎日のようにチェックしているのにこの日だけ空白でした。残念!

あと一歩で手に入れられなかったもの。欲しくても手に入れられなかったもの。そんなものたちを思いつくまま、見かけたまま紹介します。なお、掲載する画像については入札誌などからの転載が中心です。転載の了承確認をしていないものもありますがお許し下さい。


89.寛文期亀戸銭正字縮文
平成23年1月ヤフーオークション出品
出品価格50000円 落札価格100000円(最低制限価格あり)
これは手替り界の最高峰。残念ながら設定価格を上回る勇気がもてませんでした。本来ならば秘宝館に掲載すべきものかも。

85.衣冠駒寛永
平成22年10月Yahoo!オークション出品
出品価格1000円 落札価格11000円
昭和泉譜に同じような品が掲載されています。ネットオークションは高騰が著しく、最近は連敗続きなのであまり重視していませんでしたが、あとから悔しさがふつふつと・・・。
もう少し頑張ればよかったかなぁ・・・。
1.島銭 寛永通寶背左文横書 平成13年駿河319号出品
落札価格13000円(出品価格5000円)
とにかく目立ちます。初見品で真贋がわからなかったので思い切れませんでした。いまだに真贋は判らず類品も見かけていません。逃した魚は大きかったのか、それとも・・・?
※依然として謎の多い古銭なのですが、東南アジアのお土産用の摸造銭では・・・という説もあります。それらしき類品がインターネットに出品されたこともあります。

92.不知長郭手長宏寶
平成23年11月ヤフーオークション
出品価格1000円 落札価格123000円
これはたくさん出品された天保銭の中に1枚だけ混じっていたもの。出品者は知識がなかったようで、きれいな本座長郭を大写しにしていましたがマニアは見逃しません。
文字の縮小、輪からの離れっぷりから見てかなり希少なものとみていました。この手のものを競り合うのは大体同じ方々ばかりでして、最後は財力と病気度がものを言います。病気度には自信があるものの財力がねぇ・・・。出張中ということもあり競ることもなく終わってしまいました。
残念!

87.古寛永の背錯笵
平成23年1月ヤフーオークション出品
出品価格500円 落札価格31000円
これはすごい錯笵です。背郭が完全にすれ、他の輪まで写っています。欲しかったのですが、この価格ではかないません。
2.寛文期亀戸銭 退点文小文 平成8年鈴鹿58号出品
出品価格15000円(落札価格不明)
まだ、ハドソン社の寛永通寶図会が世に出る前のもの。興味を示してラインマーカーを引いてありましたが、手が出なかったもの。これほどの完品は見た事がありません。今でも手に入れたい逸品です。
平成17年鈴鹿159号にも良い状態のものが出品。落札価格28500円で完敗でした。
3.元文期十万坪銭 輪十後打場替寶横 平成7年駿河251号出品
出品価格8000円(落札価格不明)
ずいぶん安かったのですね。でも入手できませんでした。これもその後は市場で見かけたことがありません。
5.踏潰広永 平成9年蘭27号出品
出品価格5000円(落札価格不明)
蘭は九州の大谷敬吾氏が発行していた入札誌。ここのところ休刊しているみたいですが、良い品が安く出品されていました。踏潰とだけ名づけられて出品されています。刔輪されている濶永や良く似た狭永はよく市場に現れますが、このタイプは市場ではほとんど見かけません。
※2004.8.6 CCF会場にて購入できました。狭永とされていました。
6.凹千鳥 平成12年蘭63号出品
出品価格3000円(落札価格不明)
これはとんでもなく安い!当然ながら競争激しく入手できず。その後に市場で見かけるも10倍以上の値段で断念。こんなものにお金をかけるなんて、ばからしい・・・のですがね。(負け惜しみ・・・)
※その後、新寛永通寶図会の原品を偶然、しかも格安で入手。巡り会わせとはいえラッキー。
7.安南寛永 仙台濶字系模鋳 平成14年御蔵銭5月号出品
出品価格3800円(落札価格不明)
浅草古浅会の入札誌御蔵銭(現在は休刊中)から転載。安南寛永は何でもありなのですが、この手のものは初めて見ました。
8.安南寛永 寛保期高津銭細字写 逆背 平成14年御蔵銭5月号出品
出品価格3800円(落札価格不明)
雑銭だからすぐに手に入るとたかをくくっていたら、その後は見たこともありません。安南寛永は安くて私好みの銭貨です。
9.寛文期亀戸銭 細字手流文入文 平成16年下町第17号出品
出品価格20000円(落札価格不明)
やけくそ気味の価格(たしか倍以上)で応札したものの空振り。無駄遣いしないで済んだのですが、やはりくやしい。初めて見た品でした。
10.密鋳銭 離用通写 平成15年下町第16号出品
出品価格3000円(落札価格14600円)
安い出品価格だったのであまり思い切った価格をつけなかったのですが、それが失敗でした。密鋳銅銭ですがほとんど見かけないものです。逃した魚は巨大です。
※密鋳銭は正規のものではないので少し前までは手ごろな存在でした。ところが最近になってこれらを一生懸命集めるコレクターが増えたため、価格も高騰気味です。たかが密鋳銭のはずなのですがね。
※2005.4.30 タイプは別ですが下町古泉会の入札にて落札できました。
11.絵銭 鬼鐘馗 平成14年銀座コインオークション出品
出品価格15000円(落札価格62000円)
絵銭譜、昭和銭譜などを飾った原品です。このときは他にも寛永絵銭の名品がいくつか出品されていましたが、これが一番人気でした。私はもちろん討ち死にです。高いなぁ。
12.天狗寛永 平成13年銀座コインオークション出品
出品価格30000円(落札価格65000円)
この落札価格はもはや正常な価値とはいえないと思います。でも私も参加してます。悔しいことに毎年のように入札に現れ、そして早々敗れ去っています。2~3万円のとき購入しておけばよかったのかな?
13.密鋳銅銭 背千鋳放 平成16年5月オークションネット出品
出品価格3000円(落札価格10000円)
浄法寺を思わせる切り取り痕、鉄銭を思わせるごつごつした風貌。(それに安い出品価格。)真贋は判りませんが魅力一杯でした。オークション当日は仕事でどうせ落札できないだろうとこれは郵便入札もしませんでした。参加していたら頑張っちゃたかもしれません。
※なんと【私の藩札収集研究】の渡邉さんの所有となったようです。
14.気吹宝珠寛永 昭和銭譜原品 平成14年下町第6号出品
出品価格10000円(落札価格22000円)
はじめてお金を払ってでも欲しいと思った絵銭です。絵銭は高くてつまらない!というイメージがありましたがこれ以来寛永絵銭も収集の範疇に入れました。もちろん入手はなりませんでしたが、同年秋の銀座コインオークションで同型のものを13000円で落札。さらに昭和銭譜原品の月星寛永を22000円で落札してうさを晴らしています。
15.退永小通異爪寛 平成15年江戸コインオークション出品
出品価格5000円(落札価格 2枚で13000円 )
カタログには異爪寛2枚組とあります。ところが2枚のうち1枚が退永小通だったんですよね。これに気づいた人はかなりの目利きです。退永小通の異爪寛は本当にない!しかもこれは明瞭な異爪寛です。郵便入札ではだめでした。
16.踏潰 俯永手 平成13年銀座コインオークション出品
出品価格10000円(落札価格28000円)
予算をほぼ使い果たし、手が出ませんでした。それに価値を知らなかったのも一因です。ネット上で踏潰銭は意外に市場にある・・・そのうち値崩れする・・・との記事を見つけ、信じていました。いったい市場のどこにあるのでしょうか?
良恕
2000円
良恕小字
2000円
長嘯子
低頭通肥字
3000円
長嘯子
低頭通短尾寛
3000円
長嘯子
肥字進点冠
3000円
五大点
5000円
芝 細字濶縁
4000円
芝 細字縮字
4000円
高田笹手永
仰頭通細字
7000円
高田笹手永
仰頭通欠尾永
7000円
17.平成15年下町13号出品
この怒涛の出品群を見よ!入札誌がこのような珍品で埋まることは滅多にありません。美人が多い、価格も安い!(安く落札できるわけではありませんが・・・)
出色は164番と165番あたりでしょうか?
もちろん人気は抜群でほとんど討ち死にでした。(落札価格表をなくしてしまってます。悔しかったから?)
18.繊字背狭文面背逆製 平成14年収集2月号出品
出品価格5000円(落札価格9120円)
面背逆製はマニアックなエラー銭です。でも文銭の面背逆製はまずありません。
(出品名は細字面背逆製でした。)
※その後、オークションネットの古銭入札誌で落札しました。
19.明和期俯永面背逆製 平成14年収集2月号出品
出品価格6700円(落札価格11120円)
同じ号に2枚目の面背逆製、しかもこれも初見の品です。気合を入れましたが空振りです。落札価格を見ると上掲の面背逆製の落札者と同じでしょう。さぞかしおいしいお酒が飲めたでしょうね。
※収集誌上ではこのほかにも高津中字接郭寶、十万坪などの面背逆製がぽつぽつ出品されています。マニアックな分野だけに応募人数の割には価格競争がけっこう激しいようです。
※H17.11 ついに入手しました。
20.仙台銭濶字低頭通大字 平成14年収集9月号出品
出品価格3000円(落札価格23050円)
出品名は濶字低頭通肥字でした。濶字低頭通でさえ珍品で3000円では買えません。その大字は10倍以上の価値はあります。古寛永泉志では2位になります。出品者は読者の目利きを試しているのか、それとも価値を知らないで出しているのか?あれこれ考えてお酒の力を借りて何度も価格を書き直して入札。それにしても私はすごく変な価格をつけたものだと感心しています。
↓ これはGET!(画像クリック)
21.斜寶縮寶刔輪 平成15年収集7月号出品
出品価格1500円(落札価格33000円)
1500円という価格は斜寶縮寶としても安いはずです。刔輪は古寛永泉志で4位になりかなり珍しい。上の品物もそうですが出品者は桁を間違えたのではないでしょうか?敢然と入札に臨みましたがあえなく惨敗。応札者は16人、20倍以上の価格になりました。入札には負けましたが当然の結果と納得しています。

22.面重文の寛永通寶 ヤフーオークション出品
出品価格1000円(落札価格8100円)
最近ネットオークションにぼちぼち進出しています。この錯笵銭などは興味を持つ人はいないだろうと、はじめ3500円の価格をつけておいたらあっさり更新。ならばと8000円の上限価格をつけて自動入札にしておく・・・という無謀なことをしてしまいました。締め切り30分前にのぞいたら、7850円でぎりぎりセーフ。高い買い物になったなぁ・・・と思いながら他を見ているうちに無事タイムアウト。ところがどっこい締め切り時間直前に逆転されていました。ネットオークションはこれがあるから嫌いです。でも無駄遣いしないで済みました。自分で見つけようっと。(負け惜しみです。)
私と競り合った方・・・またずいぶん高い値をつけましたね?病気です。私もですが・・・。
23.高寛背一 平成14年銀座コインオークション出品
出品価格100000円(落札価格185000円)
本当なら秘宝館に載せるべきものかもしれませんが、落札するべく挑みました。でも所詮資金不足でした。これほどの良いコンデションのものはなかなかないと思います。
24.正字背縮文 平成15年江戸コインオークション出品
出品価格25000円(落札価格101000円)
きれいな状態でした。出品価格もいい値段だと思いましたが、落札価格はもう異常レベルだと思います。自分ではガイドラインを3万円までとしていたのですが熱くなって5万円近くまで頑張ってしまいました。正字背縮文の価値が公に認められた瞬間だと思います。(でも高すぎますよこれは!)

25.密鋳銭 正字写(南部赤銅) 練馬雑銭クラブ 盆回し出品
出品価格 自由価格 (落札価格11600円)
状態が良いので応札してみました。落札値は正規銭よりやや高めで、希少価値を知ってる方だと思います。でも、密鋳銭ですよ!5000円くらいで買えればいいのにな・・・と、勝手に思っています。かくいう私も相場を上げてしまったひとりです。

26.水戸長永手純白銅銭 ヤフーオークション出品
出品価格 10000円(落札価格 不明)
長永手の銀銭と出品者は記述していましたが、立派な純白銅銭です。白いもの好きな私にとってはたまらない一品でしたが、いかんせん値段が高すぎます。それでも気合を入れて応札してみましたがやはり高いよねぇ・・・。長永手まで分類できる出品者が銀と白銅の材質区別がつかないところに作為を感じてあきらめました。

※新寛永通寶図会を見直すと内径が同じで大型で郭に抜け勾配のあるものの存在が記載されていました。本品はそれに該当すると思います。なお、穴銭入門には母子には内径に差異がある・・・由の記述があり、写真をノギス計測比較すると明らかに母銭タイプの方が大きくなります。(背径で比較すると判りやすいと思います。)と、なるとこの折二様には小様を含み5タイプあると考えられます。
※2005.3.20 さくらコインショー会場にて類品を購入。高かった!

67.絵銭 坂本跋永背草喰駒
出品価格3000円 落札価格22500円以上
某大家の所蔵品ということの出品。寛尾のあたりに朱の点が入っています。三上氏あるいは平尾氏あたりの出でしょうか?なかなか立派な作ですがこの手の絵銭は競争が厳しくて・・・。
※古鋳なのか近作なのかは判断が難しいところ。ただ、某大家の所蔵品というだけあってとても目立つ品です。

68.絵銭 寛永三玉駒
平成19年4月ヤフーオークション出品
出品価格3000円 落札価格12500円
この手のものは新しいもの・・・という認識はあったのですが、なかなか抜けの良い図柄で初見品でしたのでちょっと色気が出てしまいました。安かったら欲しかったです。

69.不知天保長郭手
平成19年5月ヤフーオークション出品
出品価格5000円 落札価格35500円以上
出品者が大字広穿手などという好奇心を煽る名前をつけたため、ずいぶんと良い値段まで上がってしまったようです。でもそれだけ値打ちのある品だということでしょう。残念でした。


83.琉球通寶大字小足寶(狭冠寶)
平成19年12月収集出品 出品価格50000円 落札価格65000円
女神に後髪はありません・・・失ってから価値がわかったものの典型です。この号はさながら琉球通寶祭りの状態で私も複数応札していました。当然、この品にも食指が動いたのですが、ふと『もしぜんぶ落札したらどうしよう』という余計な思いが脳裏をよぎり、往復ハガキから応札を消してしまいました。応札者は1名だけ・・・無競争でした。瓜生氏のカタログ価格は15万円ほど(類似カタログはその倍)でしたが、実は筑前通寶以上の大珍品と仙人から昨年聞きました。拓本の写りはいまひとつですが、状態表示は上でしたので、大魚を逃した思いがヒシヒシと湧き上がってきました。
悔しいので過去記事にさかのぼっての掲載です。惜しかったなぁ・・・。
82.不知細郭手容弱
不知長郭手長足寶
平成21年4月Yahoo!オークション出品
出品価格3000円 落札価格53600円(左)
出品価格3000円 落札価格36500円(右)
同じ日に同じ出品者がこのクラスの不知銭を3品出品していました。この手のものはなかなか市場に出てきませんね。仙人の活躍(洗脳?)のおかげでこのクラスも品薄です。
左の容弱の銭文径が41㎜以下だったとか・・・もしや次鋳タイプの通用銭だったのか!手に入れて見たかったねぇ。
※容弱は縁あってお譲り頂いてしまいました。


81.面背逆製の繊字背狭文
平成21年2月Yahoo!オークション出品
出品価格1900円 落札価格20500円
ネットにおける錯笵銭系はひょっとして私がブームの火付け役だったのかもしれません。これまでにも白銅銭、刻印銭、安南銭とあまり人気の無かったところを狙って入手していたのですが住みにくい世の中になってしまいました。
面背逆製の文銭は王道をゆくもの。少ないのは云うまでもありませんがここまでとは・・・。

80.本座広郭背錯笵
平成20年7月 Yahoo!オークション出品 出品価格5000円 落札価格13000円
本座でここまでの錯笵はまず少ないと思います。それだけに色めきたったのですが、あっさり1万円を超えてしまいました。
まさか逆転されるとは考えていませんでした。こんなものに興味を持つのは私だけで充分なはずなのですが・・・。
79.深字降久短尾久
平成20年7月 Yahoo!オークション出品
出品価格5000円? 落札価格20000円以上
逃したあとで名品だったなぁ・・・と反省しました。降久のなかの難獲品でしかもすこぶるの美顔。やる気満々でしたが2万円超過で戦意喪失でした。残念。


76.寛文期亀戸銭縮字背文深冠寛
平成20年1月ヤフーオークション出品
出品価格1500円 落札価格40500円
四国のK氏の投稿原品で、出品案内メールも頂戴しておりました。この類は過去の銭譜に存在数の評価がなく、今回のオークションで相場が決まるかな・・・と思っていましたが、とんでもなく高騰。最近の例で正字背縮文、天狗寛永に続くお化け珍品の登場です。

74.錯笵 背輪二重写寛永(長崎銭)
平成20年1月ヤフーオークション出品 出品価格1000円 落札価格4000円
75.錯笵 多重輪写寛永(長崎銭)
平成20年1月ヤフーオークション出品 出品価格1000円 落札価格5805円
こんなもの誰も興味ないと思ってました。いました病人が。それもたくさん。信じられません。病人は私一人で充分でしょう?
上の錯笵銭は輪の食い込みが激しいですね。型に母銭を置くときに2枚が重なった状態になった?それとも砂笵に母銭を押し付けてしまった?
下段はもっと謎です。砂笵の整地不良によるものか、型〆後に型を分割するときの失敗・・・型に母銭がくっついた状態でずれて押し付けた・・・てとこでしょうかね。
素直な気持ちで欲しかったです。


73.不知天保長郭手長反足寶
平成19年オークションネットⅩ 出品
出品価格 200000円 落札価格220000円
不知天保通寶分類譜の原品であります。名品中の名品で清水の舞台から飛び降りた気持ちでメール応札。悔しいことに競った相手は一人だけのようで22万円で落札ですか?!この名品が!
現場にいけなかった悲哀と、お金を使わないで済んだ安堵・・・でもやはり心が痛いです。もちろん競り合う気なんかぜんぜんありませんでしたが・・・。こういうものを購入する方は絶対損しないんですよね。
※平成21年、ついに入手してしまいました。価格も安い!
72.安南寛永高津銭写背長元
平成19年10月 幣泉220号
出品価格2500円 落札価格5850円
安南寛永としては初見(といっても安南寛永は何が出ても不思議じゃない)の品です。元隆手っぽくないので面白いと思い、安南寛永にしては破格値で応札しましたが僅差で敗北。ちょっと悔しいです。それにしても安南寛永でこの価格は良い評価ですね。敵ながら天晴れな病気者です。
※安南銭はよくわからないので何手になるのでしょうか?
71.元文期十万坪銭虎の尾寛小字赤銅銭
平成19年7月ヤフーオークション出品
出品価格700円 落札価格5750円
なぜか私が出会えない雑銭の筆頭格です。市場価格的には1000円もしないと思います。見つけたときは小躍りしてしまいましたが、ここまで高騰するなんて馬鹿げてます。悔しいけど降りです。
ちなみに虎の尾寛本体の赤銅はたくさん見かけてます。また、虎の尾寛小字の白銅銭もときおり拝見しています。私はただこの銭の純白銅銭と赤銅銭で紅白の組を作りたいだけなんですけど・・・残念!

70.古寛永岡山銭跪寛濶縁
平成19年7月ヤフーオークション出品
出品価格15000円 落札価格15500円
これは地味です。本当に地味。しかもとんでもなく高い。高すぎます。だからきっと誰も手を出さないと思っていたのですが誰ですか私と張り合おうなんて奴は。物好きにもほどがありますぞ!
・・・とはいえ、良く並び称される伸寛濶縁よりワンランク少ないものだと思います。また、この手のものは焼けて濶縁風になったものが多いのですが、これは状態もまずまずです。


65.上棟銭 日荷堂刻印
平成18年11月 ヤフーオークション出品
出品価格100円 落札価格15750円
日荷堂は台東区谷中の延寿寺にあり、日荷上人の像を身延山から移し安置したことからこの名で呼ばれているそうです。このお堂は火災で何度も焼失しその都度再建していますので、この上棟銭はおそらくそのときのもの。上野彰義隊の火災後、明治9年(1876年)の仮堂建設か、明治44年(1911年)の再建のときの可能性が高く、あるいは明暦の大火直後の再建のとき(1770年代)のものかもしれません。貨幣カタログの上棟銭の部に記載されているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、画像を見るのははじめてでした。カタログ価格は2000~4000円ですのでこの価格はもう病気以外の何者でもありません。コレクター恐るべしです。私も負けました。
※明治43年10月10日の上棟式の際のものだそうです。



← この手のものに1万円以上の価格をつけられる方はかなりの重病人と診断できます。もはや手遅れです。私もです。
※2009年、めぐりめぐって私のところにお嫁入りしてくれました。

これは名品です!→
※最近このような譜外の島銭まがいが時折出てきます。でも良く考えると怪しい臭いが・・・しますねぇ。
性善説を信じたい私ですがやはり眉唾ものなんでしょうか?
※仙台大永小通という大珍品でした。平成古寛永銭譜に掲載されています。
58.古寛永 譜外品 平成18年収集7月号誌上入札出品
出品価格37000円 落札価格41600円
通字は仙台の大永風、寶字は長門の奇永風、初期不知銭の雰囲気が漂う不思議な銭です。寛通字が小さく、永寶字が大きくアンバランス。魅力いっぱいですがお金がないし、君子危うきに近寄らず・・・と自戒してあきらめました。本当は虎穴に入らずんば虎子を得ず・・・なんですけど、ない袖も振れません。
57.不知天保長郭手 宏足寶 平成18年6月ヤフーオークション出品
出品価格35000円 落札価格35000円
この出品者は最近、長足寶系の不知天保を良く出品されていて注目していました。(54番も同じだと思いました。)欲しいのはやまやまでしたが、今月は予算がありません。どうしようか迷っているうちにタイムアウトでした。もったいなかったかな・・・。

56.四年銭小様の面背逆製
平成18年6月ヤフーオークション出品
出品価格3000円 落札価格7350円
面背逆製は比較的不人気な部門。私としては日本一の面背逆製収集家をめざして少しずつ集めていたのですが、強烈なライバルが出現したものです。未収品(といっても面背逆製はほとんどが未収なのですが)なので是非欲しかったもの。ただし、ここまで競り合って負けたらしかたがない・・・残念。

55.雉狩銀銭 平成18年6月ヤフーオークション出品
出品価格1000円 落札価格91100円
この日のオークションの目玉のひとつ。もうひとつの目玉は白目中字の母銭らしきものでしたがそちらはたいして競り合うことなく入手。原因はオークション参加者にとってこちらほうが魅力が勝っていたからでしょう。(余力を残すため?)7万円台の決着を願っていたのですが9万円を超えてギブアップ。案の定、私が撤退すると落札が決定しています。相手の方も少し知っていたのでまぁ、良しとしましょうかね。旧家から出た・・・ということですが他に仙台小槌銀やらも出てますし、うぶな品物というより収集家の放出でしょう。でも、とても良い物に見えます。

53.文銭の背錯笵銭 平成18年4月ヤフーオークション出品
出品価格2000円 落札価格 5000円以上
ちょっとみかけないほどのエラー銭です。入手できなかったこと以上に私以外にこんなものに興味を示す変わり者がいたことに驚きです。

52.安政期正字? 平成18年3月ヤフーオークション出品
出品価格1000円 落札価格 5万円以上
輪側面の仕上げは完全に安政期。夢を見て5万円まで追いかけてしまいましたがふと我に返りあきらめました。もったいなかったかなぁ?

51.島銭寛永通寶(伝世内地物赤銅質) 駿河372号出品
出品価格20000円 落札価格 65000円
もしもこの品物に【赤銅質】というロゴがなかったら興味は半減でしたが、その上伝世内地物とくればもう鬼に金棒ですね。銭径もたっぷりあるし、表示も美品となれば文句なし。入札スタート価格の20000円という高額設定もなんのその・・・。私にしては気が狂ったような応札価格で臨みましたが届きませんでした。せめて画像だけでも欲しいのですが・・・。
50.元文期日光銭 正字大型銭 鈴鹿166号出品
出品価格2000円 落札価格 不明 外径23.2㎜内径18.5㎜
日光銭は23㎜以下のものがほとんどです。これはさらに細縁大様で貴重なもの。どの銭譜だったか忘れてしまいましたが、元文期日光銭には母銭に見間違えるほど立派な初鋳銭があるとのこと・・・。この品物はたぶんその記事に該当する品に違いないと思い倍近くの評価をしたのですがライバルがいるとは予想できませんでした。
49.古寛永仙台銭 正字三大点虎の尾寛 幣泉208号出品
出品価格15000円 落札価格17800円
虎の尾寛といえば元文期十万坪銭ばかり思い浮かぶのですが、中ノ島銭、盛岡藩銭、そして古寛永にも存在するのです。どうせ落札できないだろうと本気で応札していませんでしたが、落札価格を見てくやしいことしきりです。
48.鉛銭寛永 平成18年ヤフーオークション出品
出品価格500円 落札価格11000円
古寛永、称建仁寺銭の写しでしょうか?東北地方の産とも言われるこのタイプの穴銭にこのような高額応札があるなど・・・ちょっと過熱気味でしょうかね。私も熱くなっていました。

47.打印銭寛永 平成17年ヤフーオークション出品
出品価格35000円 落札価格66500円
今年入手できなかったもので最高に悔しいものかもしれません。正確に言うと、まだオークションは締め切られていませんので入手は可能なのかもしれませんが、どうしても倍近い価格はつけられませんでした。どちらかというと絵銭に近いもので、薄っぺらで貧相なもの(21.6㎜ 1.1g)なのですがコレクターの心をくすぐる風貌です。落札された方は相当なマニアでしょう。欲しかったです。いつかまた会いましょう!
→ 打印銭寛永




44.不知銭細郭手刔輪長足寶
平成17年7月練馬雑銭の会盆回し出品
出品価格1000円 落札価格47100円
42番のものほどではありませんがこれとて立派な不知銭の良い顔をしています。


43.不知銭長郭手刔輪異当
平成17年7月練馬雑銭の会盆回し出品
出品価格1000円 落札価格63100円
面背の縁から文字の周辺までぐりぐりと加刀されているのが良く判る天保銭です。背の当字の縦画も長く変形しているのが目立ちます。寶足も長く変化していますし、これも天保銭の不知銭としては非常に良いサンプルです。なお、異当という名称では当百銭カタログでは母銭だけ掲載されています。(同じ品であるという確証はありません。)いずれにしてもこの価格での落札はお買い得です。それともやはり天保銭は不人気なのでしょうか?でも欲しかった。


42.不知銭細郭手刔輪接郭長足宝
平成17年7月 練馬雑銭の会盆回し出品
出品価格1000円 落札価格68111円
天保銭の不知銭としては一級品です。覆輪をしたものを再刔輪したもので、刔輪の度合いにより相場は変わると思います。この品ははっきり刔輪がわかるもので、市場にはあまり出てこない貴重品でしょう。落札価格は妥当なライン、あるいは安い買物だったのかもしれません。文字の縮小具合が可愛らしく、好感が持てます。欲しかったなぁ・・・。


41.踏潰銭短尾写 平成17年鈴鹿159号出品
出品価格38000円 落札価格48000円
これだけの高額品、現物を見ないで買うことは私にはできません。勇気と財力が足りませんでした。なお、この号の鈴鹿には退点文小文などもあったのですが完全に競り負けです。最初に書いた金額をいじらなければ良かった。でも家計は助かった?
40.踏潰の鋳写鉄銭 練馬雑銭の会 盆回し出品
出品価格40000円 最低落札価格未到達不落
密鋳鉄銭としては37番に優るとも劣らない珍品でしょうね。お金と女房の目をくらます度胸があれば絶対買えたのですが、残念ながら私は小市民でした。同時に欲しいものが出品されていたのも痛かった。

39.元禄期荻原銭厚肉白銅母銭 ヤフーオークション出品
出品価格10000円 落札価格31001円
う~ん、白くてきれい!母銭は収集対象外・・・なのですが白肌の魅惑にはかないません。でも、家計の壁も高い。買えないものは買えません。


37.仰寶輪米字刻印鉄銭 練馬雑銭の会 盆回し出品
出品価格35000円 最低落札価格未到達不落
米字刻印銭は普通は銅銭です。鉄銭は密鋳銭か贋造なのですが、これは間違いない品とのこと。鉄銭はあまり興味はないのですが、誘惑に負けて応札。しかし所詮高嶺の花でした・・・残念。
なお、練馬雑銭の会の会員になると出品物の品評や、ちょっとした珍品の画像が見られます。私はお徳だと思っています。

36.刻印銭【隠れキリシタン十字】 平成17年鈴鹿156号出品
出品価格6000円 落札価格 不明
最近は刻印銭もおもしろいので集めています。輪十刻印はときおり出会うのですが十字架のタイプははじめてです。まして隠れキリシタン・・・ということですが、これについては推定の域を出ないと思います。でもロマンがありますよね。だから落としに行ったのですが、やはり思い切れませんでした・・・残念。
35.古寛永異寛小永 ヤフーオークション出品
出品価格100000円 落札価格121100円
古寛永の超有名品で、この価格はお買い得です。しかも30番、33番と同じ出品者ですので信頼できます。家計に重い金額なので、半分冷やかし、でももしや・・・と思い入札しておきました。例によって締め切り間際の逆転です。悔しいけれど半分あきらめてます。画像借用が唯一の抵抗です。

34.深字背小文入文 穴銭第76号出品取消し(価格設定なし)
新寛永拓影集と新寛永泉志には紹介がありますが、他銭譜では掲載例を知りません。私も明確なものは未だ見たこともありません。ところが1月の入札誌『穴銭』に出品掲載されているではないですか!!俄然やる気になったのでしたが、価格設定記載がありません。失礼とは思いながら電話で確認をしたところ、出品が取り消されてしまったとのこと。残念、無念・・・。
※2005.4.22 オークションネットの古銭入札誌2 で落札!

出品価格250000円(落札価格323000円)
養真亭旧蔵品で寛永銭研究会で明治30年に発表された原品です。直径28.2㎜と信じられない大きさで、私の知る限り他の古銭書への掲載例を知らず真贋不明ですが、画像の雰囲気は悪くありません。清水の舞台から飛び降りた気持ちで応札しましたが、撃墜されてしまいました。彫母銭・・・といいたいところですが肌の感じは違いますね。手本銭の類の可能性が大だと思います。真品ならば名品中の名品です。購入された方の心意気は収集家の鑑ですね・・・。
PS.前所有者の方の情報をお聞き致しました。この世界では高名な方でした。やはりこれは由緒正しい品物だったようです。
その後・・・ この品が疑問品であるとの情報を得ています。さりとて贋作と決まった訳ではありませんが・・・。寛永堂の名前が妙に気になりますね。

