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寶字の両足が跳ねる。

寶字の後足が跳ねる。

寶字の前足が跳ねる。

狭穿

小字

大字

元文期亀戸銭類の拡大図

【元文期 亀戸銭】  

【評価 10】
金属分析によって、はっきり否定されたことがあること、他の元文期銭に比べて銭径が大きすぎてバランスに欠けることなど、銭籍を元文以前に移動すべきであると思うが、とりあえずは旧説に従う。独特の書風は後の元文期銭の見本的な存在である。すなわち寛爪長く、寛尾はうねる虎の尾寛で、通点、永点は草点で含二水永である。

書体などにより大字、狭穿、小字に分類されます。

13.元文期 亀戸銭の類 元文2年(1737年) 江戸葛飾郡亀戸村 鋳造推定 

小字
寶字両足が跳ねる。小字は文字が陰起したり、鋳切れる変化が多い。
【評価 10】
【評価 10】
狭穿
狭穿のほか、寛冠、寶冠が傾くいわゆる斜冠である。寶字の後ろ足が跳ねる。
大字
3種のうちもっとも広穿で寶字の前足が大きく跳ね上がる。
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【評価 8】
【評価 8】
小字降寶
寛冠の前垂れが長くややひらく点を押さえること。寶字が下がり、逆に通字は上がり気味である。
小字昂寶
寛保2年(1742年)の鋳造という。文字、銭径とも小さい。永字は斜めに跳ねるるが寶足は跳ねない。寛冠は前垂れが垂直になるいわゆる垂寛。やや俯頭永気味。寶字の位置は次掲銭より高い。
【評価 10】
中字降水
永フ画下がっているのが目立つ。寛爪は昂水に比べて短い。やはり寶足は跳ねる。
【評価 10】
【評価 9】
【評価 10】
中字昂水
大字に比べて通頭、寶足ともやや小さい。寶貝画の小ささも目立つ。寶足は跳ねる。次掲の降水とは寛見画の爪の長さが長いことからも判別できる。
大字降水
降水は永字のフ画とく画の位置が昂水より下方にある。また、通字のしんにょうの点の位置も少し下がる。。

大字昂水
大字共通の特徴は通頭と寶足が大きいこと。昂水は永字のフ画とく画が上に位置することと通字のしんにょうの点が郭の上辺の延長線上に位置する。通点、寶足も跳ねる。

【元文期 秋田銭】  

この銭貨についても、鋳造時期、鋳造地ともほぼ間違いがないと思われます。大量に鋳造された銭貨類で、共通の特徴として永尾が跳ね上がり、通字しんにょうの折れが一回転するように結ばれている特徴があります。銅色は黒茶系が多いと思います。

書体により大字、中字、小字に分類されます。

12.元文期 秋田銭の類 元文3年(1738〜1745年) 出羽国秋田郡川尻村 鋳造推定 

秋田銭類の拡大図

大字昂水
寶足が大きい。通点が郭上辺にそろう。フ画が上がり窮屈に見える。跳尾永、跳足寶である。

中字昂水
大字昂水をそのまま文字縮小した感じ。寶足は小さい。

小字昂寶
跳永、小字、垂冠寛、俯頭永である。

大字降水
昂水に比べてわずかに降フ永、降点通である。寶足は大きい。

中字降水
降フ永で寶足が小さい。

小字降寶
文字小さく寶字が降る。寛冠の前垂れが開く。

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