貴重な投稿画像を頂きました。 → 秘宝館に本邦初公開!

勝手な記事転載をお許し下さい。
細字大文は日銀蔵の一品ものとして有名ですが、これは浅草古泉会の矢川久氏が雑銭中から発見し、細字勇文と名づけられた一品ものです。掘り出しものとしては夢のようなお話です。拓本輯御蔵銭にはその他にも貴重な品々が掲載されています。(浅草古泉会3周年記念拓本図絵 拓本輯御蔵銭から)
【評価 5】
【評価 7】


繊字背狭文入文
繊字狭文の入文。小変化であるがこれも明瞭なものが少ない。はっきり認識できるものはそれなりの評価ができる。
繊字背狭文(白銅銭)
繊字の白銅銭にはほれぼれするような色の白いものがときおり見られる。掲示品は純白銅銭としてもさしつかえないレベルであり、評価もワンランク以上アップする。磁性は見られないようである。
繊字背狭文白銅母銭(大型)
白銅好きが災いして?月刊収集の誌上入札に思わず応札してしまったもの。この手のものとしては非常に初値が高かった(26000円)のだが、拓本まで掲載されていたのでさぞかし白いのだろうと興味津々だったがさほどでもない。失敗したかな・・・と思い計測してみたら外径が25.65㎜もある大型母銭だった。掲拓されるだけの価値は充分だった。ただし、穿内の仕上げはやや雑?
外径25.65㎜ 内径20.4㎜。
【評価 10】
繊字背狭文
繊字小文との違いは、背文の横引きが短い点と、面文通字のしんにょうの頭が丸くなっている点である。面文はあくまでも細く、額輪になるのは小文と同じである。
寛文期亀戸銭 【繊字狭文の類】
【評価 9】
繊字背小文断足寛
寛後足の跳ねの直前に鋳切れがある。寛前足先端部が陰起気味である。微細変化であり存在は多い。
【評価 10】
繊字背小文
細字よりさらに文字が繊細。多くの銭譜が細字の一類としているが、明確に区分できるので繊字として分類上独立させるべきだと思う。小文というのは細字に比較してのこと。繊字は面文より輪のほうが高い額輪でもある。通のしんにょうの頭がそりかえり爪がある。
寛文期亀戸銭 【繊字小文の類】
【評価 不明】
【評価 5】
【評価 7】
繊字背小文(白銅銭)
繊字には純白に近い銅質のものが存在する。寛文銭の白銅銭としては比較的入手しやすいが、存在は少ないものである。磁性はない。画像ではわかりづらいが100円玉に近い色調である。掲示品くらいのレベルのものの評価はワンランク以上アップしても良い。
繊字小文進文
加刀変化によって生まれたもの。文の横引きの右側が加刀で失われている。譜外品である。
繊字背小文入文
繊字小文の入文。明瞭なものは得がたい。
【評価 2】
細字手背流文手
非常に苦しいネーミングであるが、分類しているとどこにも属さない中間体が出て迷うことがある。
背文は繊字狭文に似た形状だが大きく幅があり、面文は細字手流文に似て繊字よりやや太くあまり額輪していないが寛尾は内跳ねである。辵頭には爪がない。(繊字系で辵頭に爪がなく背文の幅があるもの・・・と覚えて下さい。)通頭の縦画が繊字より太くなるという説明もあるが判断は微妙なところ。寛後足が湾曲してやや高足寛気味になるような気がするが・・・。存在は細字手流文以上に少ないが、絶対的特徴が少ないため人気は?
【評価 9】
【評価 8】
細字背文破冠寛
寛冠の横引きが2ヶ所鋳切れているもの。こんな微細変化を良く見つけたものだと思う。存在は案外多い。
細字背文削王寶
寶王画横引きが削字されている。また、寛サ画の後画上部および横画中央も鋳切れている。
【評価 6】
【評価 6】
【評価 7】
【評価 7】
【評価 7】
【評価 5】
細字背入文と細字背進文
細字は面文の変化は少ないものの、背文の変化はときおり見つかる。掲示品はその例で、入文は比較的入手しやすいが進文は初見品である。


細字背奇手入文
背文の横引きの中央部と交叉部が陥没し、入文状になったもの。文の字の横から背郭の右側にかけて必ず点々と鋳だまりがある。
細字背文(白銅銭)
細字にも白銅質のものが存在する。存在は非常に少ない。実物は白銀色に近い美しい白銅銭である。
細字背爪文
背文の横引きの筆はじめに突起状の爪があるもの。通字の上の輪にに必ず凹みがある。なお、掲示品は外径25.4㎜ある大様銭。
細字背文俯頭入
背文の第4画が長く、下側から入るもの。別名異爪文。背郭の左側に点々と鋳だまりがあるのが通常。
寛文期亀戸銭 【細字の類】
細字背短一文
背文の横引きが短く削られているもの。市場評価は低いがなかなか入手できなかった。
※掲示品はネットで購入したものだが、横引きの先に腐食痕があり、今ひとつ納得していません。
細字背奇文
背文の横引きの左先端部が鋳切れ、点状になって残っているもの。通常は永字の尾が削られ短くなる特徴を持つ。
【評価 8 通常銭は10】
細字背文
細字は文字通り文字が細く太細があまりない。また書体も伸びやかで大きい。背文も特徴的で4画が第3画と交わった部分(第3画の下部)に必ず切れ目がある。文の字も大きい。
掲示品は直径25.35mmもある初鋳品と思われるもの。額輪気味で立派な制作だが母銭とするには内径が小さい。(内径20.2㎜)
繊字狭文
流文手
繊字小文
流文
繊字小文
流文
繊字狭文
繊字小文
流文手
流文
古銭みちしるべ
今はなき方泉處のホームページ記事です。この記事は私の質問に答えた形で掲載されたのですが、それからまもなく方泉處(古銭の博物館)が閉鎖されてしまい、この記事も読めなくなってしまいました。この画像はたまたま私が印刷保存してあった記事をスキャナーで読み込み、少し加工したものです。印刷したものはもうボロボロなのですが・・・。
流文、流文手の分別は ①細字系の書体で ②額輪しないこと ③通辵に爪がないこと ④背文の前足が長く伸びること が特徴で、流文はそれに加えて ⑤寛尾が垂直に跳ねること が挙げられます。流文手は寛尾の跳ねの手前の底部が湾曲する癖があり、そのため内跳の度合いがやや強く高足寛に見えると思いますがいかがでしょうか?
【評価 4】
細字手背流文(直跳寛)
繊字類の前駆銭と思われる。面文は細字によく似ており、繊字類よりはやや太い書体で、文字と輪の高さがほぼ同じ。(繊字類は額輪になる。)背文は繊字小文によく似ているが、第3画の足が郭先端部までにすっと伸びる。
また、通字のしんにょうの頭に爪がないのも繊字小文との相違点である。決定的なのは寛尾の跳ねが細字や繊字と異なり垂直に跳ね上がる点である。
存在はかなり少ないほうである。