| 【不知銭:細郭手/中郭手/広郭手/後鋳参考銭・絵銭・贋造銭類】 |
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| 【細郭手類】 |
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細郭手 草点保 【評価 大珍】
長径48.95㎜ 短径32.8㎜ 銭文径40.6㎜ 重量21.4g
不知細郭手の中の白眉、存在希少の有名銭。覆輪刔輪銭らしく独特の卵型の銭形です。不知天保銭分類譜によると重量18g前後の軽量銭とのことですが本銭は21gを超え、かつ面側の輪幅もたっぷりあります。草点保の拓図を見ると本品は刔輪の度合いが少ないように感じ、とくに天上の刔輪があまり見られないように感じます。この特徴は類似カタログのものや不知天保通寶分類譜上巻34Pの4の図、大橋譜209P左端に近いと思います。なお、不知天保通寶分類譜によると草点保は短用通、長用通、小頭通、高頭通、陰起文などに分類されていますが、小変化が多くこの品はしっくりあてはまるものがありません。とはいえ、輪の凹凸の癖や花押の切れ、極印形状、穿の形状など古拓の特徴に見事に符合しています。この品は古い収集家の愛蔵品らしいのですが、今のところ合致する拓図は見当たりません。しかし・・・草点保としてはすこぶるの美銭です。
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細郭手 容弱(通用母銭) 【評価 大珍】
長径49.35㎜ 短径32.55㎜ 銭文径41.2㎜ 重量18.8g
オリジナル書体ですが、モデルは細郭です。非常に精巧な出来ばえで、本炉銭との区別は困難なのですが、ところどころにシークレットマークのような特徴があります。
①文字が細く通尾が鋭く跳ねること。
②寶尓の後点が目だって大きいこと。(例外あり)
③背の花押の角(左側)が先太なこと。
④寶前足の先端がやや陰起気味なこと。・・・です。
③はすごく判りやすい特徴です。容弱とは弱々しいという意味なのですが、なんとも言えないところですね。有名な不知銭でちょっと少ないものです。なお、掲示品は通用母銭として認められました。
②タイプです。 |
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細郭手 容弱(跛寶:次鋳?) 【評価 少】
長径49.3㎜ 短径32.9㎜ 銭文径40.9㎜ 重量20.6g
四国のKさんからほとんどご好意でお譲りいただいたものです。
上のものと比べるとたしかに微妙に濶縁、微妙に銭文径が縮小しています。製作は極美という言葉に尽きる出来栄えで本座をはるかにしのぐ精美銭で、郭の内側まできれいに仕上がっています。大家達が容弱を加賀出ではないかと推定したというのもうなづける出来栄え。加賀友禅、九谷焼などの北陸工芸のロマンをこの銭に見たのでしょう。
なお、容弱は銭譜によっては細分類されていて、長尾通、円点尓寶、肥点尓寶、跛寶、小足寶などがあるようです。跛寶は容弱の代表的な書体で存在は一番多い方だと思います。
→ 新寛永通寶分類譜【製作日記】 |
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細郭手小点保(尨字類?) 【評価 珍】
保点や尓点が長く、寶冠が斜めで尨字類に近似しますが全体に文字が幅広いのです。新訂天保銭図譜では小点保、天保泉譜では正合するものはありません。当百銭カタログでは広郭手異書体・・・と呼称が一定しません。あなたはいったい何者なのでしょうか?
②のタイプです。
(平成17年銀座コインコインオークションカタログより) |
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細郭手 貼り合わせ銭(削字) 【評価 1】
長径48.6㎜ 短径32.35㎜ 銭文径40.5㎜ 重量22.2g
面側は細郭、背は長郭の書体・・・つまり母銭を貼り合わせてつくったということ。なぜこんなに手間のかかることをするのだろうと不思議に思うのですが、現実に存在するのだから困りますね。地肌には鋳ざらいの痕跡がはっきり残り、全体的にぬめぬめした銅質です。輪際の加刀痕跡もはっきり残っています。さらに郭内には貼り合わせた段差もくっきり・・・ちょっと見落としやすい珍品です。面の加刀修正も激しいですね。
※ほかに特色として、刔輪削字がされていること、とくに通頭が長く凹頭通になっていることなどがあります。21年暮れに偶然2品目を入手した結果の結論です。 |
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細郭手 刔輪凹頭通 【評価 3】
長径49.0㎜ 短径32.6㎜ 銭文径41.1㎜ 重量20.6g
文字細く細かく加刀されています。肌(鋳ざらいのため滑らか)と銅質は先に掲示した貼り合わせ銭に似ています。通頭上部が加刀によって変形して反り返り凹む特徴も同じ。寶足も長くなっているのが判ります。桐極印はほとんど見えません。
③あるいは④タイプか |
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細郭手 鋳写し縮形異極印 【評価 3】
長径48.15㎜ 短径32.2㎜ 銭文径40.55㎜ 重量19.7g
鋳写しを行ったものですが、非常に上作です。極印は三角形の中に長い葉脈を持った形です。

長径が縮む銭形から覆輪刔輪天保だと思われます。以下、寸詰まりの銭形のものはほとんど覆輪刔輪天保だと思います。 |
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細郭手 鋳写し(刔輪) 【評価 3】
長径48.45㎜ 短径32.1㎜ 銭文径40.65㎜ 重量23.2g
一見本座に見間違えてしまいますが、実はかなり縮形です。
刔輪と名づけはしましたが、厳密に言うと輪の際を立たせるためのタガネ成形が溝を彫ったように続く不知銭です。
銭文径は縮小していますので1回の鋳写しといった感じでしょうか。小さい割りに重さはしっかりあります。厚いわけではないので、比重の重い鉛分が多いのでしょうか? |
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細郭手 縮形 【評価 3】
長径48.1㎜ 短径31.9㎜ 銭文径40.7㎜ 重量23.4g
ほぼ全データが縮小値を示していますが、重量だけは重い不知銭です。鉛分が多そうな風貌ですので重量調整のため郭内が削られたような雰囲気もあります。郭は四方から念入りに削られたようで、しっかりとヤスリはかけられていますがけっして上手なかけかたではありません。 |
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細郭手 覆輪梨子地肌 【評価 3】
長径48.55㎜ 短径32.25㎜ 銭文径40.7㎜ 重量21.3g
覆輪直写ですが、鋳砂の関係か地肌が梨子地(なしじ)状態に変化しています。輪側面の極印は不鮮明でいまひとつ形状が良く分かりません。
③タイプです。 |
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細郭手 縮形白銅質異極印 【評価 2】
長径48.2㎜ 短径31.95㎜ 銭文径40.9㎜ 重量23.3g
すべてのデータが異常値を示す、鋳写しによる縮形天保。前の所有者は薩摩長郭小字と名づけていたようですが、たしかに薩摩長郭などに散見される白銅質に雰囲気はとても似ています。すなわち肌が滑らかで白銅質になり、分類名称の是非はともかくサツマ小字という名称付けはなかなか良い着眼点であると思います。
小さい割りにずっしり重く、比重の重い金属の配合が高いように感じます。
細郭手でありながら長郭の気味なのも面白い変化です。極印(菱十字型)は全く異なります。 |
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細郭手 覆輪刔輪異制 【評価 3】
長径48.4㎜ 短径32.1㎜ 銭文径41.0㎜ 重量23.2g
本座に似た銅色ながら少し青白く、やや小ぶりながら手に持つとずっしりとした重量感があります。異制としたのは銭形が面側より背側が広い台形状をしているからで、桐極印は不鮮明な小さいものが打たれています。輪際に刔輪痕跡らしきものが残ります。 |
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細郭手覆輪濶縁 【評価 2】
長径49.6㎜ 短径33.2㎜ 銭文径40.7㎜ 重量20.5g
堂々たる覆輪です。本来は覆輪銭には濶縁という名称を付けないものなのですがこれだけ主張されると付けたくなります。長径、短径ともたっぷりあり、輪側面には大き目で角が丸く形の悪い桐極印がしっかり打ち込まれています。文字が陰起しているように見えるのは文字表面がぶつぶつ泡立っているようになっているため。地肌にも同じ形状が認められます。溶銅温度と圧力の関係+砂笵乾燥のときの煤の付きすぎ(松の松明で乾燥させたときのミス)などが重なっているようです。 |
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細郭手 (覆輪)刔輪尖足寶 【評価 3】
長径48.15㎜ 短径32.35㎜ 銭文径40.25㎜ 重量19.4g
磨輪されていて覆輪の面影はまったくないものの、間違いのない覆輪刔輪銭。ただ、これを覆輪と名付けると世間一般で袋叩きにあいそうです。
長径が1㎜以上短く、短径はたっぷりあって横太り銭径です。 |
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細郭手 覆輪刔輪退口呆(異極印) 【評価 少】
長径49.05㎜ 短径33.05㎜ 銭文径40.5㎜ 重量19.1g
銭形は横太りの小判型でかなり幅が広く感じます。製作は非常に良好。。ただし、文字が陰起気味でかなり崩れています。とくに保字は文字の太さがふにゃふにゃと一定せず、口が小さく歪み、ホ前点が離れて下に位置しています。
良く見ると文字の周りが深めに彫られていますので、それが原因で湯回りが妨げられて、書体全体が崩れたものではないかと私考しています。背だけみると水戸接郭風です。極印は〇に十字のような変な形です。
穿ヤスリは面側から背に向かってかけられている感じです。
※ひょっとすると草点保と関連性があるようなないような。類似カタログの短尾通細字の系列の品だそうで、英泉 天保通報研究分類譜の原品です。 |
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細郭手 覆輪強刔輪長足寶 【評価 少】
長径49.15㎜ 短径32.95㎜ 銭文径40.65㎜ 重量20.1g
銅色、制作とも本座に酷似するものの、覆輪に加え強い刔輪が見られ寶足が長く伸びて輪に接します。天上加刀の強さはこの小さな図からも伺えます。寶足は鋳走りによるものかもしれませんが、意図的にも感じます。

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細郭手 覆輪刔輪削字 【評価 1】
長径48.35㎜ 短径32.65㎜ 銭文径40.4㎜ 重量19.3g
銅色は本座に似ているもののやや赤く、製作はやや劣る。文字の陰起するところが多く、崩れています。地肌のところどころに鋳ざらいで強く地肌を削ったような痕跡が伝鋳されています。 |
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細郭手 覆輪(面刔輪) 【評価 2】
長径49.2㎜ 短径32.75㎜ 銭文径40.1㎜ 24.2g
計測してみたらかなり銭文径が縮んでいたので驚きましたが、立派な覆輪銭、面側だけ若干の刔輪もされているため背との差が著しくなっています。
背錯笵でもあり、左右の肉厚がかなり違うのも面白い。(右2.6㎜、左3㎜)
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細郭手 覆輪断足寶異極印 【評価 2】
長径49.0㎜ 短径32.95㎜ 銭文径40.6㎜ 重量22.8g
覆輪で寶前足が断画されています。桐極印が独特で二段重ね状態に見えます。狭天気味です。

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細郭手 覆輪刔輪連玉寶拡穿 【評価 2】
長径48.5㎜ 短径32.45㎜ 銭文径40.4㎜ 重量22.1g
覆輪刔輪で寶が連玉寶であり、肥足寶になっています。郭内の仕上げが異常で面郭が極端に細くなっています。これも狭天気味です。 |
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細郭手 覆輪刔輪連玉寶拡穿 【評価 2】
長径48.1㎜ 短径32.65㎜ 銭文径40.3㎜ 重量16.8g
製作の癖から上掲品と同じ炉の出自と見られます。古い朱書きで容弱肥字の文字が読み取れますが、これは昭和泉譜の平尾賛平氏の旧蔵品の証です。不知天保通寶分類譜上巻にも覆輪連玉寶の名前で掲載されている原品そのものです。郭が異常なほどに細く仕上げられています。 |
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細郭手 覆輪刔輪連王寶縮形 【評価 2】
長径48.1㎜ 短径32.6㎜ 銭文径40.25㎜ 重量20.8g
制作は良好、銅色は本座と変わりません。ただし、銭形がかなり小さく縮み、刔輪痕跡だけでなく母銭の鋳ざらいの痕跡もはっきり確認できます。側面極印は深く打たれた丸い桐で不知銭としては比較的わかりやすいタイプです。 |
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細郭手 覆輪刔輪連王寶異極印 【評価 1】
長径48.1㎜ 短径32.6㎜ 銭文径40.15㎜ 重量19.4g
制作、銅色とも上掲示のものと酷似。サイズも近いので同炉ではないかと思ってしまうくらいなのですが極印が決定的に違います。非常に特徴的な極印ですね。ミッキー極印銭と仮称しました。
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細郭手 覆輪刔輪存痕背深淵 【評価 1】
長径49.1㎜ 短径33.45㎜ 銭文径40.25㎜ 重量19.3g
銅色は本座と変わりません。覆輪で非常に横に太った銭径です。そのため両サイドを中心に輪幅の調整がされた結果、非常に強い刔輪痕が面背に見られとくに背左側はえぐられたように深いタガネ痕が残っています。また背の上部から左辺にかけてくっきりと増金の痕が残っています。
文字の加刀はほとんど見られませんが、刔輪によって文字が輪からはなれ、いわゆる接郭の様相をなします。穿内は四辺を丁寧にヤスリで仕上げられており、極印は小さな異極印が申し訳程度に打たれています。
書体変化より製作変化の面白い逸品です。 |
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細郭手 覆輪濶縁 【評価 1】
長径49.15㎜ 短径32.8㎜ 銭文径40.4㎜ 重量24.5g
銅色黒褐色ながら練れ良く、制作はまずます。長径は49.2㎜と本座なみなのですが銭文径は40.7㎜しかなく、かなり縮んでいます。そのため思い切り覆輪してカモフラージュしていますが、大濶縁気味になっていてかえってバレバレですね。分かりやすい不知銭で、長郭手に類品があります。
④のタイプです。
※もしかすると仙台濶縁?・・・なんて夢想してしまいます。あと一歩でしょうね。 |
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細郭手 刔輪(蝕輪蝕字) 【評価 2】
長径49.2㎜ 短径32.0㎜ 銭文径41.0㎜ 重量21.6g
細郭手ですが、やや郭幅があります。書体が細く陰起しています。極印は小さく不鮮明。最大の特徴は輪内側が鋳浚いによって不規則に歪むこと。蝕輪と名づけましたがいかがでしょうか。(削った痕跡も確認できます。)背の花押が輪から離れているのが分かりますか?
④タイプです。 |
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細郭手 張足寶 【評価 少】
長径48.9㎜ 短径31.9㎜ 銭文径40.15㎜ 重量22.9g
張足寶は長郭手にも同じ名称のものがありますが、基礎になった書体がそれとは異なります。
なお、本品は天保通寶研究会の天保通寶と類似貨幣カタログ本編の原品です。
※背當の書体は田の幅が短く細郭のものですが、面側書体は保点や人偏が長く修飾されていて、長郭を意識しているようです。そのため、下掲のものをしばらく長郭手に置いていましたが同じものであることが判っていますので訂正しました。 |
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細郭手 張足寶 【評価 少】
長径48.9㎜ 短径32.15㎜ 銭文径40.2㎜ 重量20.8g
実に出来の良い不知銭です。銅質、制作は本座銭とほとんど区別がつきません。寶足が特徴的に長く不知銭であることを主張しています。これは覆輪+刔輪技法による変化でしょう。背の花押は太く、背郭もややいびつです。(上辺が短い台形状。)保後点の反り味が強く、寶冠はわずかに右肩下がりです。輪側面の極印はとても小さく、かろうじて判別できる程度です。
①あるいは②タイプ。書体は本座を模していますがオリジナル性の強いものです。 |
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| 【中郭手類】 |
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勇文 【評価 大珍】
勇文は気持ちよいほど文字が伸びやかです。とくに天字の足の踏ん張りの広さと保の人偏の大きさが目立ちます。
俗に天保銭の三種の神器といわれるほどの名品にして稀品です。元々は会津銭とされていましたが銅質はかなり白く関西方面では内科と推定されています。
平成20年の暑気払い古銭会において撮影した逸品です。
(天保仙人 所蔵) |
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勇文手 【評価 大珍】
勇文手は古い収集誌の記事(未見品誌上交歓だったと思います。)からの転載です。切り抜き記事でとってありましたが何年のものだったかは分からなくなってしまいました。その後の類品の出現を聞きませんがすごい発見だと思います。誌上では【退口保】の名称が付けられていましたが、【勇文手】の方が夢があって判りやすいですね。色調は銅山手に似ているとのことです。
(収集より借拓) |
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中郭手 細縁 【評価 3】
長径48.65㎜ 短径32.25㎜ 銭文径41.15㎜ 重量20.1g
書体的にはほぼ本座そのものです。わずかに寶足が長く、刔輪の可能性を示唆しています。寶冠も右下がりに見えます。銅色はわずかに赤味を帯びていますが、本座銭に混じっても少し違和感を覚える程度です。この品物はネットオークションで拾い出したもの。
※銭文径にほとんど差がないのはいかなる技法か?焼け伸び?
③あるいは②のタイプです。 |
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中郭手 崩字小頭通 【評価 1】
長径48.60㎜ 短径32.15㎜ 銭文径41.0㎜ 重量22.7g
郭の内側に完全にヤスリがけされています。通寶字の崩れが顕著で、小頭通に変化しています。鋳はだは細かくぶつぶつがある独特のもの。 |
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| 【広郭手類】 |
不知銭における広郭手の存在量
不知銭において明確に広郭手といえるものは案外少ないものです。
広郭は最後期にあたるため、各藩の模造技術も向上していたと考えられるため、存在はするものの覆輪、刔輪のような目立った特徴が表に出てこないことが考えられます。さらに、不知広郭手の多くが岡藩と同じ痩通の書体に含まれるため、かなりの数の不知品がそこに包括されていると思います。実際に岡藩銭とされる天保銭の位は8~9位と大量にあります。7万石程度の外様小大名にそこまでの力があったか、甚だあやしいところです。天保通寶と類似品カタログでは痩字通寶を本座系に包括していますが、痩字通寶のものの中には本座規格外のものがかなり含まれており、やはり本来は不知品とせざるを得ないものだと思います。
なお、ここに従来掲示してあった擬似岡藩銭は、岡藩の項にとりあえず移動してあります。 |
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広郭手 細字薄肉白銅銭 【評価 3】
長径48.7㎜ 短径32.35㎜ 銭文径41.05㎜ 重量15.6g
寶足やや長め、天字周囲に加刀痕跡が残ります。銭文径の縮みはほとんどなく、銅質もかなり白い。しかも側面はあばた状に凹があり、本座や久留米ではありえない。それでも久留米系に近いものがあるように感じますが、現時点では不知銭とするしかないでしょうね。 |
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広郭手 粗製鋳写薄肉 【評価 8】
長径48.45㎜ 短径31.9㎜ 銭文径41.3㎜ 重量16.7g
銭文径に異常が無いので焼け伸びかどうか迷うところですが、穿内の傾斜と仕上げが確認できないのに輪側面にヤスリ目が残るところ、銭文径は大きいのに長径が短く磨輪されているところから粗造鋳写の類と判定しました。肉厚2.2㎜と薄く軽量銭です。
見た目は劣品なので市場の評価はほとんどないでしょうね。ただし、最近この手の薩摩写が異常な高値で売買されたこともあるので小化けぐらいはする可能性はあります。
ただし、あくまでも参考品としての掲示ですね、これは。
※保点の傾きから薩摩の写しだと思われます。そうなると銭文径に縮みが無い理由が分かります。 |
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広郭手 粗製磨輪薄肉 【評価 5】
長径48.55㎜ 短径31.85㎜ 銭文径42.0㎜ 重量15.3g
薄肉で粗製なのは、母銭を叩いて伸ばしたからなのかもしれません。赤銅質で銭体も歪んで出来は本当にみすぼらしいのですが、私はこういう奴が好きです。分類名にはつけませんでしたが面背とも刔輪もされています。
※計測結果に驚き!銭文径が予想以上に大きい。やはり延展による変形か?
④あるいは⑥のタイプです。 |
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広郭手 赤銅銭 【評価 4】
長径48.7㎜ 短径32.1㎜ 銭文径41.2㎜ 重量19.2g
きれいな赤い色ですが、会津や秋田の銅色とは微妙に違い、硬さを感じます。(浄法寺系?)寶後足が尖る加刀痕があります。
※計測してみてこれも銭文径が本座とほぼ一致していることに気づきました。当百銭カタログを見ても広郭手の銭文径はあまり当てにならないことが分かりますが、ひょっとして本座の火中変化なのかもという思いもあります。
③のタイプですが④の要素もあります。 |
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広郭手 背刔輪残痕細点通 【評価 3】
長径48.1㎜ 短径31.75㎜ 銭文径41.25㎜ 重量20.7g
かなり長径が縮むことで密鋳らしいことは判りますが、材質は本座に非常に似ています。背輪の右側に加刀痕がしっかり残っている(削りかけ?)珍しいものです。
③のタイプですが④の要素もあります。 |
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広郭手 刔輪削字削頭天背錯笵 【評価 3】
長径48.1㎜ 短径31.7㎜ 銭文径41.35㎜ 重量21.4g
久留米(水戸)正字でも良い気もしますが、決め手が無い上に、とにかく加刀が著しい品です。
とくに天上輪際、背當上輪際、当百の文字周囲のぐりぐりえぐったような加刀痕跡が著しいのが特徴です。また、加刀の誤りで天第一画先端が消失しています。
背の花押が二重に見えるような錯笵ぶりも楽しい。 |
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| 【後鋳銭・絵銭・贋造銭類】 |
後鋳銭と絵銭、贋造銭の区分をどこに置くかという判断が実は大変難しいところです。本来ならば本座以外の天保銭はすべて贋造銭と言っても違っていないのですが、それはさておき天保銭にかかわる転換期が以下のようにあります。
1)明治4年末 (改鋳天保の終焉)
明治4年 5月の新貨条例に続き10月の布告で新貨幣との交換比率が定められ、天保銭が八厘の価値になりました。このことにより一文銭を鋳潰して天保銭を密造するうまみがほぼ失われたのです。ただし、民間では天保銭の人気が比較的高く、しばしば八厘以上の価値で取引されたこともあるようです。この段階ではまだ天保銭は現役の通貨だったのです。
明治5年以降につくられた天保は、布告を知らない地方の密鋳事業者の最後の悪あがきか断末魔か?・・・後には絵銭の鋳物師として細々と生計をたてていたのではないでしょうか。真鍮原料の亜鉛の国内精錬技術はこのときは確立していませんでしたので、後鋳天保銭は青銅質(黄銅質)がほとんどだと思います。両替目的で企画鋳造されたものは屑金属、古銭(渡来銭など)を潰したものだろうと推定されますが、その多くは小規模で、採算の取れないものであったと思われます。
2)明治30年 (廃貨:贋作の登場)
明治29年12月をもって天保銭の新通貨との交換は終わり、廃貨となりました。ただし、地方においては大正時代までは通貨として流通していたようです。明治30年以降は亜鉛の国内精錬技術が確立されて、真鍮質の贋造天保が続々登場することになります。
3)大正期~昭和初期 (贋造銭・真鍮銭の隆興)
コレクター目当ての天保銭の贋造、絵銭鋳造は明治30年頃からはじまり、大正期にかけて花開いています。地方で通用したことはあってもすでに通貨ではありませんので、この時期の天保銭はすべて贋作か絵銭になります。
※上記を要約すると
1)明治4年以前
流通を目的としたニセガネづくり。真の意味の不知品ばかり。
2)明治5年~明治29年
目的が流通から新貨幣との両替に移行していった時期。ある意味鋳物師の生活維持に徹したニセガネづくり。利益は薄く、絵銭としての性格が強くなるが実際に流通使用も可能だったためコレクター目当ての作品とは言い切れない側面もある。
3)明治30年以降
コレクター目当ての贋作、絵銭。悪意が強くなる。 |
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贋作 広郭手 粗肌無極印銭
長径49.30㎜ 短径32.65㎜ 銭文径41.15㎜ 重量20.6g
驚いたことに規格はほぼ本座と同じです。ただし確かに無極印。また、肌は江刺銭に良く似たザラザラ砂目です。
東北密鋳ではないかと・・・前の所有者は言っておりましたが、うなづける風貌です。地味ながら興味が尽きない不知品です。
※贋作でした。本座の母銭から写された品で、はじめは本座の鋳放し銭という触れ込みで現れた品だそうです。それがばれると枝部分を切り取って不知銭に化けたいわくのある品。輪側面のやすり目にも矛盾なく、かなりの上作で私も完全にだまされました。仙人いわく銅質が固いとのこと。 |
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贋作 濶字退寶写(異銅異極印)
本銭は雑銭の類ですが、これはその写しで立派な制作です。同じ作風の盛岡大字や浄法寺銭などがあるようです。
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俗称:大森天保(石見銀山付近後鋳銭)
現在の島根県の一部で世界遺産になった石見銀山からの産銅で作られたといわれるものです。本座広郭の直写縮小銭で側面の桐極印もありません。石見地方の旧家からカマス1袋ほど発見され昭和62年6月の『天保銭』において発表され、長郭や細郭のものも発見されているそうです。広郭は天字の上端輪面にかき落とし状の傷があるほかに、いくつかのポイントがあるようです。
※瓜生氏は本銭を流通を狙ったものではないととらえていて、それは不知天保銭分類譜別巻(絵銭・参考銭の類)に掲載されているところからも伺えます。企画をしたものの採算がとれず断念したものか?
(銭幣の環 13、14号より) |
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贋作 長郭手錫母 (鉛銭)
おそらく錫母銭を意識したものだと思いますが、やや浅字で柔らかい材質です。鉛銭としましたが、アンチモニー錫合金(錫・鉛・銅・アンチモニーの合金)かもしれません。長径が49.3㎜もあり、銅母銭から写した可能性があります。制作がいまひとつなので、贋作としてはバレバレなのですが、大ぶりの姿は制作者の意図が感じられる品です。この手のものは不知天保通寶分類譜の別巻に掲載されていますが、私は金属について見識がなく鉛なのか錫合金なのかは判断できません。ただ純錫よりは重く、重さは35.6gあります。
もちろん輪側面に極印はなく滑らかです。あまり見かけないもので数は少ないのでしょうがあくまでも参考銭なので評価はできません。 |
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後作:真鍮銭(長郭手縮形)
これも鋳写しによる密鋳銭ですが後作銭に該当するようです。銅色が不自然に黄色く軽量です。鉄分や錫などの材質が混入していると思われます。銭径が小さく歪むためすぐに違うと判るような天保銭です。鋳造期は明治後半以降で、おみやげとしてごく小規模につくられたものでしょう。コレクター目当ての贋作だとしたらあまりにバレバレですね。でも案外そうなのかもしれません。真鍮質の天保銭には注意が必要です。 |
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後作:真鍮天保
戦後グリコのおまけに古銭をつけた・・・ということがあったようです。本物の天保銭が足りなかったため、急遽模造天保銭をつくりおまけとしたようです。掲示品は広郭の直模品のようで、背反郭、面含円郭になっています。真鍮質なのは材質的に鋳造しやすかったからだと思います。
※これはグリコ天保ではありませんでした。本物?はもっと書体が崩れています。 |
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贋作 偽グリコ天保
世間一般でよく見かけるグリコ天保はこのタイプです。
(実はグリコ天保ではありません。)
文字に特徴がありますが、どう見ても古色なく記念メダルのようなつくりです。ガチャポンのおまけに入っている天保があったと思いますのでもしかすると・・・。
※これもとある古銭商がグリコ天保であるといって古銭界にばら撒いたもの。そのため最近はこれがグリコ天保の名前で通ってしまっているから恐ろしい。
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創作絵銭:鍵玉稲荷天保(真鍮銭)
天保泉譜では南部民鋳の可能性ということで堂々4位の位付け。ただし、画像の品は真鍮質で明らかな写しです。参考までに・・・。 |
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絵銭:菊天保(古鋳品) 【評価 4】
あまり銭譜では見かけませんが瓜生氏著の不知天保通寶分類譜(別巻)や大橋氏の当百銭研究分類譜には掲載されています。天保の絵銭の多くは絵銭とも言いがたい新作銭が多いのですが、これはある程度の時代はありそうです。不知天保通寶分類譜(別巻)でも類品中の名品として紹介されていますが、あまり期待すべきものではないのかもしれません。なお、掲示品は比較的初鋳銭らしく、赤黒い銅質が特徴です。 |
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創作絵銭:普賢菩薩像(ラムスデン写)
不知天保通寶分類譜では千手観音像として、さらにこのタイプの写しが掲載されていますが、この図柄は絵銭の八体仏をまねた物であること、冠の五仏という特徴から普賢菩薩であると思われます。菩薩の足元のデザインは本来は6本牙の白象の頭部であるべきだと思われますが、何がなんだかわからなくなってしまっています。私も最初はネズミが描いてあるのかなと思ってしまいました。(ちなみに八体仏信仰では千手観音がネズミ年のお守りですので、瓜生氏もひょっとするとこのデザインを見て千手観音像としたのかもしれません。普賢菩薩はお釈迦様の脇仏として、究極の慈悲を司る法華経の守護神です。また、乗っている象は行を守り遂行する・・・行者の守護の象徴・・・でもあるようです。
なお、八体仏銭を摸作した天保銭はラムスデン作の中では初期段階のもので非常に稚拙なつくりになっていることが大正9年の貨幣第15号に示唆されているようです。 |
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創作絵銭:勢至菩薩像(ラムスデン写)
上作より少し小さいのですが銅色、製作からみて同系統の品で、やはりラムスデン作ではないかと思います。この図柄のものは真鍮写しが多く、さらには近代摸作まであるそうです。現品は不知天保通寶分類譜の拓図と同大で天上の輪の疵や寶王の陰起もほぼ同じです。(もっとも写しの品も同じ特徴を引き継ぎますので決め手にはなりません。)
旧譜ではこれを観音像としていますが、絵銭の八体仏と比較しておそらく勢至菩薩像を模したものに間違いありません。勢至菩薩は阿弥陀如来の脇仏として観音とともにあることが多いのですが、観音様が単独信仰の対象になったのに対し、勢至菩薩はその存在でさえあまり知られておりません。勢至菩薩は仏の智慧(仏の与えてくれる智の力・・・悟りや仏の御心)の光で民を導き救う存在だそうです。 |
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創作絵銭:千手観音菩薩像(ラムスデン写)
千手観音と菩薩を省略して呼称されることが一般的です。文字通り千の手で民衆をもれなく救う象徴であり、かく手には目がついており、千手千眼観音とも呼ばれます。頭上には11面(あるいは27面)の顔がついており人間界を見つめています。 |
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贋作錫母 加賀千代太郎作
あまりにも有名な加賀千代太郎の伝説の贋作です。錫鉛の合金らしく本座長郭を模していますが細郭気味で文字が陰起します。全体的に文字が丸く、陰起するので贋作とはすぐ判りますが、なかなか愛嬌のある顔つきです。
日本古銭贋造史によると確認されたのは5品程度だとか。
価値的につけるわけにはいかないものの、あまりに有名であまりに数の少ない贋作の名品です。
なお、本品は縁の疵から新訂天保銭図譜、不知天保通寶分類譜別巻の原品だと思われます。小川浩氏が加賀千代から直接もらった3枚のうちの1枚だそうです。 |
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絵銭:小湊山誕生寺
千葉県鴨川市天津小湊の誕生寺のおみやげでしょうね。文字は十界成仏・小湊山誕生時・南無妙法蓮華経です。 |
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絵銭:小型天保(広穿薄肉) 【評価 8】
不知天保通寶分類譜別巻に小型天保、豆天保として類品が掲載されていますが、書体などから同系統の品と推定します。ただし、小型天保より一回り大きく、中型天保と名づけられた別系統のものより一回り小さい品でネーミングに困ってしまいました。とりあえず系統が同じと思われる小型天保の名称を冠して、広穿薄肉の特徴を付記してみました。
鋳物であるのは間違いなく、玩具とか博打の賭け銭とかそんなものでしょう。手作り感あふれる作で、それなりの古さも感じますが、時代のない絵銭ですのでメダル的な扱いになります。
長径28.3㎜ 短径20.0㎜ 肉厚1.4㎜ 量目4.4g |
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目の保養にどうぞ・・・ |
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左上:細郭手 異書体(奇書)
左下:細郭手 縮字宏足寶
右下:長郭手 退天巨頭通(三納天保)
季刊方泉處11号から転載したものです。天保銭の不知銭はやはり面白い存在ですね・・・。見て飽きません。 |
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