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皆さんご存知でしたか?
現在「ペット保険」と呼ばれるものは、その多くが「保険業法」により金融庁から認可を受けた正規の「保険」ではありません。その実態は「保険」ではなく、無認可の「共済」です。
「保険会社」は金融庁の監督下にあり、保険業法により規制されています。一方無認可の「共済」は監督官庁も根拠法令もありませんでした。
平成18年 保険業法改正
「保険業法」の改正により、「ペット保険」(実態は無認可ペット共済)についにメスが入りました。
無認可共済は現在「特定保険業者」として金融庁の監督下に入っています。そして、平成20年の3月末までに以下の選択を迫られています。
1 正式な保険会社として免許を取る。
2 少額短期保険業者として登録する。
3 廃業する。
その決定を受けて、昨年12月26日、業界最大手のアニコム損害保険株式会社が正式なペット専門保険会社として、金融庁の認可を受けました。
今後、アニコムの例に倣い、正式な免許を取るか、あるいは「少額短期保険会社」の登録を得ようとするペット保険(共済)が増えると思われます。一方「廃業」という選択をする業者も出てくる可能性があります。「うちの保険は大丈夫か?」と不安に思う方もいらっしゃることでしょう。
もし「廃業」する場合でも、直ちに補償が打ち切られるわけではありません。「廃業」する業者は、必ず別の業者(正規の保険会社等)に補償内容を引き継ぐ事が、法令によって義務付けられているからです。
「それなら一安心!」といきたいところですが、油断はなりません!もし、多数のペット保険が「廃業」となった場合、受け皿がなくて混乱が生じる可能性もあります。
今後の対応
既にペット保険に入ってる皆さんは、一刻も早く連絡先に確認を取ってください。
新規にペット保険に加入する方は、正式な免許を持ってる保険会社か良く確かめてください。
今回の法改正で、ペット保険は正規の保険会社がサービスを提供することとなる一方、信用できない業者は淘汰されることになります。より安心な保険サービスが提供される一方で、過渡期ゆえの混乱も予測されます。しばらくはペット保険の動きに目が離せません。
※この記事は『動物法務協議会』配信のメールマガジン「ペットビジネスサポートマガジン」vol119/120「ペット保険が変わる1・2」(執筆者 行政書士 高橋実希)の記事から、同協会の許諾を得て引用させていただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。 |
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