ライフサポート川越応援団

新しい命がもう一つのいのちを救う 本文へジャンプ
さい帯血あれこれ


わたくしたちはどのくらいさい帯血について知識を持っているのでしょう
偉大なりへその緒
実際臍帯血(さいたいけつ)などとそれほど知っているわけではなかった。また、ボランティアグループの存在も意外と知られていない。しかし、へその緒が命を救うと聞いて感動した。たかがへその緒されどへその緒である。臍帯血には体の様々な細胞を作り出す素になる幹細胞(ステムセル)がたくさん含まれているという。フレッシュな細胞といえるのだそうです。この臍帯血を採取できるのは出産直後の一度だけ。臍帯血バンクには骨髄バンクのような「ドナー登録」はないのだそうです。骨髄移植の場合はドナーとのコーディネート(計画)という手順があるので時間もかかるといいます。骨髄移植を希望する患者さんの中には病気が進み時間が限られてしまうこともあるのでしょう。臍帯血は移植までの時間が短縮される利点もあります。臍帯血のメリットは患者さんのHLA(ヒト白血球抗原)適合がしやすく術後のGVHD(移植片対宿主病)という免疫反応も重症度は低いといいます。これまで比較的子供に移植された臍帯血も成人にと範囲を広げている。





   

へその緒


母親と赤ちゃん(胎児)を結ぶのがへその緒。その中に含まれる血液を臍帯血(さいたいけつ)といいます。 その臍帯血を含むへその緒は、つい最近まで、出産後不要となるものでした。しかし、そのへその緒、 医学の進歩により、骨髄と同様、血液細胞を作り出すもとになる「造血幹細胞」が、臍帯血としてたくさん含まれていることがわかったのです。

なぜ臍帯血(さいたいけつ)が注目されるようになったのか


骨髄移植で必要なものは、骨髄液に含まれる「造血幹細胞」です。 臍帯血はその造血幹細胞を多く含んでいますから、へその緒をもちいて、骨髄移植と同様の治療を行うことができるのです。 臍帯血による治療を「臍帯血移植」といいます。 骨髄バンクを介した移植は年間900例以上行われていますが、それでもなお、移植を受けられない患者さんが大勢います。 骨髄バンクのドナー数が増えているとはいえ、十分とはいえない現状。 今までは、骨髄の型が合うドナーが現れるのをひたすら待つだけだった患者さん達。 臍帯血移植の登場で、希望する患者さんの90〜95%に白血球の型の適合する臍帯血が見つかるようになりました。現在では大人への移植も進められ、 お腹の中の赤ちゃんを育てたへその緒は、その大事な役割りを終えてから、もう一つの命を救う「新しい命がもう一つのいのちを救う」役割りを持つことができるのです。臍帯血移植で元気になった人はいいます。「私には誕生日が二つある」と。ほんとうに生まれた日と移植を受けた日ということです。