さっぽろふるさと文化百選

屯田防風林

防風林
防風林と言う標識は見あたらず[ポプラ通風致地区]という標識が道路側に立っていました。ここから約8キロの防風林が始まるのです。
防風林内歩道
幅広い道路を挟んで両側は年輪を重ねた巨木が連なり、この木立の下では直射日光も当たらず心地よいウオーキングが楽しめます。木立の間からは防風林の外側を走る車や、住宅も散見され、普通の森林とは違ったイメージです。
シラカバ林
案内板にも書かれていましたが、実に木の種類も多く、色々な樹木を眺めながら歩くことが出来ます。森の一隅に[シラカバ]の林があります。長い年輪を感じさせるようなシラカバの大木が連なり大変美しい光景を描いています。先人も森の樹木の配置にもバリエーシヨンを考えていたことが伺い知るような思いに駆られました。樹木ばかりでなく森には多くの草花や巣箱など地域の人たちの森を守る努力も続けられています。
景観賞碑
この防風林は札幌市の景観賞を受賞しその記念碑が建てられていますが、案内によるとこの防風林は[保健保安林]の指定を受け、野生動物との共生を目指した道路つくりを目指すと書かれています。[保健保安林]とは具体的にどのような事なのか正確にイメージ出来ませんが、結びの言葉として[歴史的な価値を持つ都市内の緑地として今後とも大切に守り育てましょう]と書かれていることには全面的に賛成です。これだけの空間が住宅地の中央を縦断していることは、先人が残された貴重な遺産です。
説明板
案内ボードには大凡次の様に記されています。[この防風林は大正時代に厳しい季節風から農作物を守るために植えられたのが始まりである。泥炭地のため常緑樹は不向きとされ、ヤチダモが植えられたが、現在ではこの他にも、ハルニレ、ナナカマド、白樺、エゾイタヤ、イチョウなどが植えられている。全長8キロに及ぶ防風林は、住宅地が増え地域住民の憩いの場としても活用されている]。