| No.385 | 2010.3.16 | 追悼:ジャン・フェラ Jean Ferrat、ヴィデオ(その2) 10.3.16 「Ma France/私のフランス」(1969年、詩、曲ジャン・フェラ) 「Aimer a perdre la raison/理性を失うほど愛する」(1971年、詩ルイ・アラゴン、曲ジャン・フェラ) 「La paix sur terre/地上に平和を」(1991年、詩、曲ジャン・フェ ラ) |
| No.384 | 2010.3.15 | 追悼:ジャン・フェラ Jean Ferrat、ヴィデオ(その1) 2010.3.15 「Nuit et brouillard/夜と霧」(1963年、詩、曲ジャン・フェラ) 「La montagne/ふるさとの山」(1964年、詩、曲ジャン・フェラ) 「Que serais-je sans toi/もしも君に逢えずにいたら」 (1964年、詩ルイ・アラゴン、曲ジャン・フェラ) |
| 特報 | 2010.3.14 | 特報 ジャン・フェラ死去 ジャン・フェラが2010年3月13日午後、住んでいたAubenas(Ardeche県)で死去。享年79歳。フェラは「La montagne/ふるさとの山」、「C’est beau la vie/人生は美しい」、あるいはルイ・アラゴンの詩に曲を付けた「Que serais-je sans toi/もしも君に逢えずにいたら」や「Heureux celui qui meurt d’aimer/愛ゆえに死ぬる者は幸せ」で日本にもよく知られているシンガーソングライター。(詳細は「最近のシャンソン情報№50」で |
| No.383 | 2010.3.14 | クロード・フランソワClaude Francois、没後32年 2010.3.14 3月11日は60、70年代のスーパースター クロード・フランソワ(1939-78)の命日。活躍したのは16年間、「Comme d‘habitude/いつものように」(「My way」の原曲)などのヒットを持ち、現在でも毎年20万枚以上のCDを売上げている。関係者が①ひととなり②存命だったらどうなっているか語っている。 *クロデット(バックダンサーの愛称)のメンバーの一人Ketty Naval・・①よく言っていたのは「信じてはいけない、確かめることが必要。」②音楽やテレビのプロデューサー。ステージにも立っているだろう。ファンと共にが彼の真骨頂だから *伴奏者であったギタリストSlim Pezin・・①人をからかうのが好き。新しい音を求めアメリカからの情報を熱心に集めていた。②メディアで活躍。あるいは、フロリダに引退。 *初期に歌詞を提供した歌手アランシャンフォーAlain Chamfort・・①魅力的な人物。多面性を持ち、人と張り合うことが嫌いだった②メディアやTV界のボス。スターという役割も忘れずに。 *ファンクラブ会長Jean-Claode Katchadourian・・①若いタレントの発掘に興味を持っていた。②自前のTV局やラジオ局を持ち「Star Academy」のようなスタ誕番組を作っているだろう。 |
| No.382 | 2010.3.12 |
音楽スペクタクル「Au Bonheur des tubes/ヒット曲の素晴らしさに」、Grand Rexで2010.3.12 3月11日から28日までパリ グラン レックスGrand Rexでロジェ・ルーレRogerLouret演出の音楽スペクタクル「Au Bonheur des tubes」が上演される。これは1970年から2000年まで30年間のヒット曲をテーマにしたもの。12人の歌手が4人のミュージシャンをバックに、2時間以上にわたり250曲以上をメドレーで歌う。ロジェ・ルーレの言葉「70年代は『peace and love』時代、80年代は寒く、厳しい時代、90年代は『NotreDame de Paris』に象徴されるミュージカルの時代。1曲のシャンソンは一つの思い出に密接につながっている」彼はすでにLa java des memoires/思い出のジャヴァ」(1991年上演)を演出している。「これは1936年の最初の社会党政府、有給休暇制度の創設、スペイン内戦などについて語ってくれた私の祖母の時代のヒット曲へのオマージュ。好評だったのでこのようなスペクタクルを続けることになった。」他に、「Les Z’annees zazous/ザズーの時代」、「Les Annees twist/ツイストの時代」なども演出している。今回歌われるのは、ジャン=ジャック・ゴールドマン、ミシェル・サルドウ、ジョニー・アリディ、クロード・フランソワ、フランシス・カブレル、パトリック・ブリュエル、バルバラ、パトリシア・カース、ナナ・ムスクーリ、エルヴェ・ヴィラール、ジョー・ダッサン、エリック・シャルダン、セルジュ・ラマ、シルヴィー・ヴァルタン等々のヒット曲。 |
| No.381 | 2010.3.12 | エンゾ エンゾEnzo Enzo、ニューアルバム好評 2010.3.12 2月16日スペクタクル「CLAP!/カチンコ」(№278)を打ち上げたエンゾ エンゾの新しいアルバムは「Tetue/ガンコ者」の評価が高い。「輝く瞳を持ち続ける人に捧げる」このアルバムには14曲収録。94年彼女に大ヒット曲「Juste quelqu ’un de bien/ちょっと感じのいい人」を提供したケントはこのアルバムにも「Arret sur image/映像の上での停止」(皺と整形外科手術)「Pour une autre/次のために」(オリジナルティー溢れた破局)を提供している。このアルバムには元アカペラグループPow-woWのメンバーだったベルトラン・ピエールBertand Pierreも大いに協力。ヴクトル・ユーゴの詩集「Les voix interieures/内心の声」に収められた「Puisqu’ici-bas toute ame」にピエールが曲を付けた「La chose la meilleure/最も素晴らしいこと」はピエールのアルバムにこの二人のデュオで収められているが、「Tetue」ではパートを逆にして収められている。「Quand j’etais mere/母親だったとき」は、ピエールに「子供が独立して家を出て行ったので、家には子供がいなくなっちゃた。」と話したらこの曲をくれた。収められている曲はいずれも優しさ、繊細さ、デリカシー、メランコリーに溢れ、大人になった古くからの彼女のファンをも満足させるだろう。3月15日には37曲収めたCD3枚組のコンピレーション「3cd original classics」が出る。 |
| No.380 | 2010.3.11 | Jeanne Cherhal ジャンヌ・シェラール、ニューアルバムリリース 2010.3.11 ジャンヌ・シェラールの新しいアルバム「Charade/言葉当てゲーム」(№324)は3月8日リリースされた。アルバムにはボーナスも含め17曲収録。その中にはフランスの言葉遊びcharadeの基本に従い「Mon premier」、「Mon second」、「Mon tout」のタイトルの3曲も。アルバムではシェラールは2つの冒険をしている。一つは全曲彼女自身が作詩し、アレンジし、いくつもの楽器で伴奏していること。もう一つは全曲が一つのテーマ「男性」を扱っていること、・・父、兄弟、恋人(最初の、最近の、あるいは夢の中だけの)・・そしてシェラールが必ずしも男性に対して常に優しいというわけでないのは・・・彼女が女性であるからか。ボーナスの「Brandt Rhapsodie」バンジャマン・ビオレとのデュオ、2010年VdMでシャンソンアルバム賞を受賞したビオレの「Superbe」にも収められており、シェラールは詞を共作している。アルバムの中の「Mon corps est une cage/私の体は檻」(Arcade Fireの「My body is a cage」のカバー)、「Cinq ou six annees/5、6年」、「Plus rien ne me fera mal/もう何も私に苦痛を与えない」はクリップを視聴できる。シェラールは3月9日パリ バタクランに出演したが、その際の伴奏はグループLes cow-boys。 |
| No.379 | 2010.3.10 | ウィリアム・シェレールWilliam Sheller、 3月8日 F2 13時のニュースに出演 2010.3.10 3月8日標記番組「最後の5分」に出演したシェレールは1946年パリ17区生まれ、ピアノとクラシック音楽を勉強中ビートルズの音楽に出会い方向転換し、「天賦の才を持つ作曲家で、ロック、クラシック、映画音楽、シャンソンから交響曲まで作曲、詩人で語り部、天才的なピアニスト、感動的な、魅惑的な声で歌う歌手」に。68年「My year is a day」をDalidaが取り上げヒットして知られるように。バルバラの勧めで自らも歌い、75年最初のアルバム「Rock’n dollars」を出す。92年のVdMでは「Un homme heureux/幸福な男」でアルバム賞とシャンソン賞を受賞。10年1月からピアノ弾き語りのコンサートを行っていて、3月16~23日パリ Les Bouffes du Nordに出演。「ベルギーの放送局でライヴをやったとき、楽器が税関で止められ会場に着かないことがあった。そこで仕方なくピアノの弾き語りをした。そこには今までオーケストラの伴奏では味わったことのない静けさがあった。それが素晴らしい経験だった。」パリ公演の後「フランス国内を回り、再びパリに戻って来る。その折りにはグレヴァンやルーヴルのホールのような小さな、親近感の持てる場で同様のコンサートをやってみたい。」番組の最後に歌ったのは「Loulou/ルルー」。 |
| No.378 | 2010.3.9 | ルナン・リュス&ジェラール・ド パルマス、話題のクリップ2010.3.9 ルナン・リュスRenan Luceの「Nantes/ナント」とジェラール・ド パルマスGerald De Palmasの「Mon coeur ne bat plus/僕の心臓はもうときめかない」のヴィデオクリップの評判がよい。 「Nantes」は09年12月にリリースされたリュスのセカンドアルバム「Le Clan des Miros/ミロ 一族」から3枚目のシングルカット。クリップでは女優のルイーズ・モノLouise Monotと共演。「ヒッチハイクの彼女を乗せ、回り道だがナントまで送ろうとした。けれどガソリンスタンドで彼女が電話を掛けている隙にバックの中を見たら小型ピストル、これは危険と彼女をそこに置き去りに。もし僕に勇気があってナントまで送っていたら何が起こっただろうと、想像することがある。」リュスは5月11~12日パリ オランピアに出演 ・「Mon coeur ne bat plus」は09年11月にリリースされ、20万枚売り上げているド パルマスのアルバム「Sortir/出発する」からの3枚目のシングル。クリップはレユニオン島で撮影された。「恋人よ、君が僕を呼んでも、返事はないだろう。僕の心臓はもう君のために時めくことはなくなってしまった・・。」甘いメロディー、官能的な声、アルバムの販売に再び勢いを付けるものになるだろうか。現在国内ツアー中のド パルマス、パリ登場は3月30日のゼニットと5月4日Grand Rex。 |
| No.377 | 2010.3.8 | ヴェロニク・サンソンVeronique Sanson、TVF5で 2010.3.8 3月5日TVF5のシリーズ番組「empreintes/軌跡」は「Veronique Sanson,Une fee sur son epaule/ヴェロニク・サンソン、肩には一人の妖精」のタイトルでサンソンの半生が。約50分の放送ではサンソンの他、姉のヴィオレーヌViolaine、かつてのワーナーの社長ド ボソンDe Bosson、長男のクリストファー・スティルスChristopher Stills、最近の伴侶クリスティアン・マランChristian Meillandらが登場。流された映像は:レジスタンス運動に参加した両親;自転車やブランコで遊ぶ幼少時代;64年姉などと結成したバンド「レ ロッシュ=マルタンLes Roche-Martin」;71年11月の「Amoureuse/恋する女」の弾き語り;73年3月ステファン・スティルスStephan Stillsと結婚、74年長男の誕生、離婚;78年女性歌手で初のパリPalais des Sportsでのコンサート;86年ミシェル・ジョナスとデュオ「Les amoureux des bancs publics/ベンチの恋人たち」;90年ジョニー・アリディとのデュオ「Toute la musique que j’aime/わたしの好きなすべての音楽」;05年オランピアでの長男とのデュオ;などなど。番組の最後は81年から住んでいるパリ郊外Triel-sur- Seineの自宅での次のアルバムの準備の模様、 サロンでのクリスティアンとの語らい。そして広い庭に出て「できればこの庭に葬られたい。カラスなんかが沢山集まって来てきっと素晴らしいことでしょう。」 |
| No.376 | 2010.3.7 | 第25回ヴィクトワール ド ラ ミュージック 25e Victoires de la musique、授賞式 2010.3.7 2010年ヴィクトワール ド ラ ミュージック(VdM)の授賞式が3月6日20:30(日本時間本日4時30分)からパリ ゼニットで行われた。今回は第25回に当たり、名誉会長に指名されたシャルル・アズナヴールCharles Aznavourが開会を宣言。 最初に過去の受賞者の受賞の言が流された。司会はナギNagui。主な賞の受賞者は次の通りで、3部門にノミネートされたバンジャマン・ビオレBenjamin Biolayは2部門で受賞しているが、事前の大方の予想とはかなり異なった部門も(詳細は「最近のシャンソン情報」№49で)。 ・男性歌手賞:バンジャマン・ビオレBenjamin Biolay ・女性歌手賞:オリヴィア・ルイズOlivia Ruiz ・シャンソンアルバム賞:バンジャマン・ビオレBenjamin Biolay「La Superbe/尊大」 ・オリジナルシャンソン賞:クール ド ピラトCoeur de Pirate 「Comme des enfants/子供のように」 ・一般が選ぶ新人賞:ポニ ポニ ラン ランPony pony run run ・特別賞: シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、ユーグ・オーフレHugues Aufray、マイケル・ジャクソンMichael Jackson、スティーヴィ・ワンダーStievieWonder また、若手女性歌手イジアIziaはロックアルバム賞と新人ステージ賞の2賞を受賞。 |
| No.375 | 2010.3.6 | Jane Birkin 3月2日F213時のニュース 2010.3.6 ジェーン・バーキンが3月2日標記番組の「最後の5分」に出演した。バーキンは2010年に入っても最新アルバムに因んだ「L’enfant d’hiver/冬の子供」コンサートを続けており1月にはフランス、ベルギーで、2月にはアメリカのワシントンとNYで。この日番組のテーマは3月3日に公開されたブノワ・ペトレBenoit Petre監督の映画「Thelma、Louise et Chantal/トテマ、ルイーズにシャンタル」。この映画でバーキンはカトリーヌ・ジャコブCatherine Jacob、カロリーヌ・セリエCaroline Sellierらと共演。物語はJacob、Cellier、Barkinの3人の50代の女性がかつて3人とも付き合っていた男性の結婚式に出席するため一緒にLa Rochelleまで車で旅をするというロードムービーでコメディータッチ。この映画の音楽はケレン・アンが担当していて、オープニングクレジットのバックに流れるのはシェイラの「Vousles copains/仲間たち」のヴァネッサ・パラディによるカバー。バーキンは視聴者からの問い「人生で最も誇りに思うことは?」に次のように答えている。「3人の娘。それぞれ[の父親は違うが]父親の才能を受け継いでケートは写真家として、シャルロットは映画俳優、歌手として、ルーは映画、舞台俳優として活躍している。それは喜びでもあり誇りでもある。」 |
| No.374 | 2010.3.5 | ミレーヌ・ファルメール、Mylene Farmer、お城の階段で 2010.3.5 長いドレスに高いヒールで階段を上るのは常に難しいこと、3月2日に大統領官邸エリゼ宮を訪ねた女性歌手ミレーヌ・ファルメールの場合も例外ではなかった。この日サルコジ大統領夫妻はエリゼ宮でフランスを公式訪問中のロシアのドミトリー・メドヴェージェフ大統領夫妻の歓迎晩餐会を主催。この晩餐会に09年モスクワでもコンサートを行ったファルメールも招待された。マスコミへの露出が少ないファルメール、官邸前庭では詰めかけたマスコミにいつものはにかむような笑顔で写真撮影に応じていた。不運な事態はその直後に。官邸の階段を3段登ったところでドレスの裾を踏んでしまったのか、体勢を崩し、あっと叫んでよろっと。2段登って同様の事態。「2度あることは3度」の諺の通り、さらにもう1度。3度目の折りには官邸職員に手を取られて、そのまま邸内に。この晩餐会にはシャルル・アズナヴール、パトリシア・カースらも招待されていた。ファルメールは09年11、12日パリ郊外のスタッド ド フランスでコンサートを行っている(最近のシャンソン情報№42)。その模様を収めたDVDは4月にはリリースされる予定。このDVDについてはマイケル・ジャクソンの「This is it」、あるいはセリーヌ・ディオンのドキュメンタリーDVDと同じように映画館で上映されるという情報も。 |
| No.373 | 2010.3.4 |
ナターシャ・サン=ピエールNatasha Saint-Pier、 F2 13時のニュースに出演 2010.3.4
ナターシャ・サン=ピエール(№298)が3月1日標記番組の「最後の5分」に出演。サン=ピエールは9年11月最初のベストアルバムをリリース、10年2月にはアルバム「Message/メッセージ」(№368)に「Hallelujah」で参加している。また10年2月から年末までフランス、ベルギー、スイスを回るピアノ伴奏による「piano-voix/ピアノ・歌」ツアーを行っていて6月4、5日にはパリ Alhambraに出演する予定。番組ではエリズ・リュセに答え次のように語っている・・・フランスではすでに4回の大きなコンサートを行っているが、ベストアルバムに収められた曲を今までとは異なる形で聞いてもらいたかった。それでpiano-voixという、よりくつろいだ、お客さんは家に来てサロンで私の歌を聞くという感じのものにした。最初はピアノだけでリズムがとれるか不安だったが皆さんが喜んでくれている様子で安心した。ベストアルバムは10年のキャリアの集大成のようなもの。この10年で3曲を選ぶとしたらフランスで私が知られる契機になった「Je n’ai que mon
ame/私にあるのは魂だけ」(01年)、私のスタイルを理解して貰えたのではないかと思う「Tu
trouveras/きっと分かる」(03年)、それに「Un age frappe a ma
porte/天使が私のドアを叩いた」(06年)だろう。・・・番組の最後にはギターの伴奏により「Hallelijah」を披露した。
|
| No.372 | 2010.3.3 | シルヴィー・ヴァルタンSylvie Vartan、ライヴアルバム 2010.3.3 2月28日のF3の「Chabada」にはデーヴと共にシルヴィー・ヴァルタンも出演、68年の「Irresistiblement/あなたのとりこ」、74年の「Bye bye Leroy Brown/バイバイ、ルロイ・ブラウン」と81年の「L’amour,c’est comme une cigarette/愛はジタンの香」を歌った。ヴァルタンは10年2月4日から3月25日までのツアーの最中で、3月4、5、6日はパリ オランピアに出演する。ヴァルタンは09年9月18~20日にもオランピアに出演していて、そのライヴアルバムが2枚組みCDとDVDで3月1日リリースされた。DVDにはオープニングからアンコールまで2時間に渡ったコンサートの全28曲が収められている。歌われた曲は:「La vie d’artiste/芸術家の生涯」、60年代のヒット曲「La plus belle pour aller danser/アイドルを探せ」と「La Maritza/思い出のマリッツア」はメドレーで、ブルガリア生まれの養女に捧げた「Darina/ダリナ」、09年9月リリースの最新アルバムから「Je chante le blus/私はブルースを歌う」(カルラ・ブルーニに提供された)、「Toutes peines confondues/混じり合ったすべての苦しみ」を。さらに最大の目玉は友情出演したジョニー・アリデイとのデュオで歌った2曲;「L’hymne a l’amour/愛の讃歌」 と「Non,je ne regrette rien/水に流して」。アンコールは「La chanteuse a 20 ans/女歌手は二十歳」 |
| No.371 | 2010.3.2 | デーヴDave、 「Chabada」に出演 2010.3.2 デーヴが2月28日F3の音楽番組「Chabada」に出演した。デーヴは本名Wouter OttoLevenbach、1944年オランダ アムステルダム生まれ、5カ国語を流暢に話す。68年Eddie Barclayと知り合い歌手としてのキャリアが本格的に始まった。71年にミュージカル「Godspell」に出演。74年にはEP盤で「Vanina/ヴァニナ」を出し、100万枚以上売り上げたと言われている。これはDel Shannonが歌った「Runaway」にフランス語の歌詞が付けられたもの。70年代には他に「Dansez maintenant/今踊れ」、「Du cote de chezSwann/スワン家に方へ」などのヒット。80年代は自身が「砂漠を渡っていた。」という停滞期。90年代には復活TF1の歌謡番組の司会者なども。最近では07年「Dave refait un tour/デーヴ再びツアーを」 (06年10月のEuropeen公演のライヴ)を出している。「Chabada」では「Vanina」、77年の「Est-ce par hazard?/それは偶然からか?」、04年の「Doux Tam Tam/穏やかなタムタム」を歌った。デーヴは09年7月30日arte.tvのNighting Eightiesに出演しEurythmicsの「Sweet Dreams」を歌ったが、最近になってそのヴィデオの評判が良い。4月6日Olympiaに出演、4月18~25日の間マルセイユからニースまで地中海を巡る客船ダイヤモンド号のクルーズでのコンサートにシャルル・デュモンと出演。 |
| No.370 | 2010.3.1 | ヤエル・ナイムYael Naim、 Salle Pleyel出演 2010.3.1 2月25日ヤエル・ナイムがパリのサル プレイエルSalle Pleyel(252,rue du faubourg Saint-Honore 8区)に出演した。ナイムは1978年パリ生まれのシンガーソングライター、詩はフランス語、英語、ヘブライ語で書き、ギター、ピアノも巧み。4歳で両親と共にイスラエルに移住、10代末から国内のクラブで歌う。兵役を務めた後バンドを結成。2000年パリのチャリティーコンサートに招待され、注目を浴び、エリー・シュラキのミュージカル「十戒」のミリアム役を得、シュラキの映画「Harrison’s Flowers/戦場のジャーナリスト」で音楽を担当。01年デビューア ルバム「In a Man’s Womb」をリリースしたが、これは成功とは言えなかった。04年西インド出身のパーカッショニスト、ドラマーでプロデューサー ダヴィッド・ドナシアンと出会い、そのプロデュースで製作したアルバム07年の「Yael Naim」は世界的大ヒット。そこに収められた「New Soul」はアップル社のパソコン「MacBook Air」のCMに用いられ、また、ブリトニー・スピアーズの「Toxic」のカバーも好評。08年のVdMでワールドミュージック賞を受賞。08年と09年に来日している。今回のコンサートでは彼女の澄んだ、清らかな声を際立たせる新しいアレンジがなされ、また、次のアルバムに収められることになっている曲もいくつか披露。 |
| No.369 | 2010.2.28 | ピエール・バショレ Pierre Bacholet、コンピレーションアルバム 2010.2.28 今年没後5年のピエール・バショレ、3枚組みCD「L’album souvenir」が10年2月リリースされた。バショレは1944年パリ12区生まれの歌手、作曲家。映画学校で学び、兵役後映画音楽の製作と作曲家兼歌手の活動を。映画音楽では74年ジュスト・ジャカン監督の映画「Emmanuelle/エマニュエル夫人」を作曲(歌ってくれる歌手が見つからなかったため自身で歌う)、また75年同監督の「Histoire d‘O/O嬢の物語」、99年ジャン・ベッケール監督の「Les enfants du marais/沼地の子供達:クリクリのいた夏」などを担当。歌手としては、80年に最初のヒット曲「Elle est d’ailleurs/彼女は余所出身」、82年には彼の最大のヒット曲「Les corons/炭坑夫住宅街」・・北の地そこは炭住街、大地には石炭、空は地平線、男達、それは地の底の坑夫達・・を出す。最後のアルバムは2003年、その容貌から何かと比較されたジャック・ブレルの死後25周年を記念しブレルに捧げた「Tu ne nous quitte pas/我々の許を去らないで」。オランピアにはスターとして、84、86、88、90、99、01年に出演、常に満員、2000年にはマルセイユで記念の野外コンサートを行っている。05年2月15日肺がんで死去。「L’album souvenir」 には55曲が収められている。 |
| No.368 | 2010.2.27 | アルバム「Message」、リリース 2010.2.27 対エイズ活動を行っているAIDES協会創立25周年を記念したアルバ「Message/メッセージ」(№296)は10年2月22日にリリースされた。参加した歌手たちはそれぞれ心に残る曲を歌っていて、次のような曲が収められている。()は原曲を歌っている歌手:エム ポカラM.Pokara「Talking about a revolution」(T.チャップマン)、ジェニフェールJeniffer「Rock’n Roll suicide」(D.ボーイ)、スリミーSliimy「Walk thisway」(アエロスミス)、ヴィクトリア・アブリルVictoria Abril「La vie en rose/バラ色の人生」、ソフィア・エサイディSofia Essaidi「C’etait l’hiver/それは冬だった」(F.カブレル)、ララ・ファビアンLara Fabianの「Amoureuse/恋する女」(V.サンソン)、クリストフ・ヴィレムChristophe Willem「Sex Crime」(ユーリズミックス)、エリー・スムーン&エルザ・ランギニーElie Semoun&Elsa Lunghini「Puisque vous partez en vacances/あなたが旅に出るから」(F.アルディ&J.デュトロン、ほか)、カロリーヌ・コスタCaroline Costa「Ben」(M.ジャックソン)、ナターシャ・サン=ピエールNatasha St.Pier「Hallelujah」。また、セルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourgの「No Comment」はFM放送局の朝の人気番組の司会者ニコNicosら数人が歌っている。 |
| No.367 | 2010.2.26 | テテTete、新しいアルバム「Le premier clair de l‘aube」 2010.2.26 2月22日リリースされたテテの新しいアルバムは「Le premier clair de l‘aube/暁の最初の光」。テテは1975年セネガル生まれ、シンガーソングライター、ギタリスト。両親の離婚後母親とフランス東部に住む。16歳の誕生日に母親からギターを贈られ音楽に興味、友人とバンドを組み、作詞作曲を。98年パリに出て、地下鉄やライヴハウスなどで歌う。00年にはフランス、ベルギー、スイスで100回以上のコンサート。01年最初のアルバム「L’air de rien/何もない様子で」。04年2枚目のアルバム「A la favour de l’automne/秋がやってきたから」は日本にも紹介され、05年と07年(東京、福岡、広島、大阪、名古屋で公演)に来日、日本にもファンが多い。08年TVF5の番組「Tete ou Dede/テテかデデ」で、 作曲家のアンドレ・マヌーキアンとNY、サン フランシスコなどアメリカの4都市を巡るジャズ、ブルース、フォーク、ロックの現状を訪ねる旅を行っている。日本盤のリリースも予定されている今回のアルバムに収められている11曲はアメリカで録音。「自分の音楽のルーツはアングロ=サクソン的なものだし、『Tete ou Dede』で知り合い、一緒にやろうと思っていたミュジシャンはポートランドに住んでいたから。」シングルカットされた「L’envie et le dedain/羨望と軽蔑」のヴィデオクリップを視聴できる。4月27日パリ LaCigaleに出演。 |
| No.366 | 2010.2.25 | アンリ・サルヴァドールHenri Salvador、「The ou cafe」で回想番組 2010.2.25 2月21日F2の「The ou cafe」は没後2年になるアンリ・サルヴァドールの回想番組。サルヴァドールは1917年海外県ギアナ、カイエンヌ生まれ、3000曲以上を歌ったと言われている。08年2月13日90歳で死去、ペールラシェーズ墓地に埋葬。番組の最初と最後はパリ ヴァンドーム広場にあるサルヴァドールの住いであったアパートでの未亡人カトリーヌとのインタヴユー。TVディレクターであったカトリーヌは、前妻ジャックリーヌを病気で失ったアンリと2001年結婚。「アンリは世界的に有名なこの広場の一角に住んでいることを嬉しく、また誇りに思っていた。彼が亡くなって1番寂しいのは、彼の声が聞こえないこと、彼の香がしないこと。彼はいつも歌っているか、口笛を吹いていたし、彼が付けていた香水の香りがアパートの中を小鳥のようにあちこち動く彼について漂ってきていたから。彼は過去には興味がなかった。昨日よりは今日、今日よりは明日の方が素晴らしいと考えていたから。」番組ではサルヴァドーレがゲストとして出演した2004年1月25日の放送が再放送された。カトリーヌは2月サルヴァドールの伝記「La joie de vivre de Henri Salvador/アンリ・サルヴァドールの生きる喜び」を出版、記念パーティーはミュゼ グレヴァンのサルヴァドールの蝋人形の脇で行われ、歌手のベナバールやローラン・ヴルズイが出席。 |
| No.365 | 2010.2.24 | アラン・シャンフォールAlain Chamfort、「Une vie Saint Laurent」 2010.2.24 2月22日、F2 13時のニュース「最後の5分」で紹介されたのはシャンフォールの新しいアルバム「Une vie Saint Laurent/サン ローランの一生」。シャンフォールは1949年生まれの歌手、作曲家。アルバムはデザイナー イヴ・サン ローラン(YSL1936-2008)の生涯をピエール=ドミニク・ビュルゴーの詞にシャンフォールが作曲した曲でたどるもの。収められている16曲はYSLの生涯を年代的に。最初の曲「Oran/オラン」はアルジェリアのオランで生まれた少年時代のYSLが歌われている。「A la droite de Dior/ディオールの右に」は19歳でクリスティアン・ディオールのアシスタントになったYSLが。「Le jeune homme au balcon/バルコニーに立つ若者」は最初のコレクションが大成功を収め、その写真が各紙を飾ったバルコニーに立つ眼鏡を掛けた長身の青年YSLが。「Pret-a-porter/プレ タ ポルテ」では裕福な女性のための服作りから一般の女性が着ることができる服作りを目指したYSLが。「Le marketing la poesie/マーケッティング、ポエジー」ではマーケッティング至上主義に勝てなかったモードの詩人YSLが。「On dit/人々は言う」では71歳で亡くなりカトリーヌ・ドヌーヴの涙で送られたYSLが。シャンフォールは番組の最後にアルバムから「Majorelle/マジョレル」(1980年YSLがパートナーのピエール・ベルジェと共に入手し、整備したモロッコ、マラケシュにある植物公園)をピアノの弾き語りで披露 |
| No.364 | 2010.2.23 | Pierre Souchonピエール・スーション、2枚目のアルバムと国内ツアー 2010.2.23 1月26日に2枚目のアルバムを出したピエール・スーションが2月16日には新装から1年経ったパリ トロワ ボーデTrois Baudetsに出演した。ピエールは1972年生まれのシンガーソングライター。アランの長男、Oursの芸名で活躍している歌手シャルルの兄。94年ジュリアン・ヴルジー(ローランの息子)と組んだデュオ Cherche-Midiでデビュー。その後ソロ活動、04年最初のアルバム「Pareil jamais/似たものは決して」を出している。その後サンドリヌ・キベルラン、ジェーン・バイキンらに曲を提供しているほか、父のアルバムにもいくつかの曲を提供している。今回の6年振り、2枚目のアルバム「Piteur’s friends」には、 弟のシャルルやピエール=ドミニク・ブルゴー(ミュージカル「Le soldat rose/ピンクの兵士」の作詞者)に提供された詩に自身が曲を付けた、「Piteur’s friends」、「Il et elle/彼と彼女」、 「Claire de la lune/月明かり」「Pour oublier/忘れるために」など10曲が収められている。シングルカットされ、ヴィデオクリップも視聴可能な「L.a.o.t/エル・ア・オ・テ」は「Elle a ote /彼女は落とした」に通じ、「彼女は動詞『aimer/愛する』のiを落としてしまった。だから『l’amour amer/苦い愛』」になってしまった・・。」ピエールは今後フランス国内及びベルギーを回るツアーで40回以上のコンサートを予定している。 |
| No.363 | 2010.2.22 | カンタン・モジマンQuentin Mosimann、2枚目のアルバム「Exhibition」リリース2010.2.22 モジマンは1988年ジュネーヴ生まれの歌手、両親の離婚後母親とフランスに住み、05年からコート ダジュールのディスコでDJをつとめていた。08年2月21歳になったばかりでTVTF1のスター誕生番組「Star Academy」で優勝。早くも08年8月に出した最初のアルバム「Duel/デュエル:二つの勢力の闘い」は80年代のヒット曲のカバー。10年2月15日リリースされた新しいアルバムは「Exhibition/展示、ショー、誇示」。隅々まで入念に仕上げられているためかリリースが3度延期されたこのアルバムには「I love I love」、「Toc toc/トック トック(参っている、いかれている)」、「Tu le reconnaitras/君は彼がそれだと分かるだろう」(理想の男性を見つけるための方法を伝授するバラード)、「Made in Paris」(パリの魅力を歌ったアップ・テンポで、テレビキャスターAlexandra Kazanが声を貸している)、「Pas complique/厄介なことじゃない」、「Il y a un paradis/パラダイスがある」など11曲が収められている。これらの曲はCDのジャケットに用いられている写真同様多種多彩、80年代の雰囲気のもの、エレクトロやダンスミュージックも。「Toc toc」はすでに09年秋にはシングルカットされていて、ヴィデオクリップは話題になっている。モジマンは2月15日からツアーを開始、9月25、26日パリ オランピアに出演。 [№ 362追:筆者としては次の歌手を挙げませんでしたが、他に落ちていた歌手がいるかも知れません。クリストフ・マエ、パトリシア・カース、ジュリアン・クレール、パトリック・ブリュエル、クリストフ・ヴィレム、パスカル・オビスポ、ザジー、ルナン・リュス |
| No.362 | 2010.2.20 | 2010年レ ザンフォワレLes Enfoires、「Si l’on s’aimait,si」ヴィデオクリップ 2010.2.20 2010年のレ ザンフォワレ(№345)のテーマ曲「Si l’on a’aimait,si/もし人が愛し合えば、もし・・」のヴィデオクリップを視聴することができる。出演しているのは;ジャン=ルイ・オベール、ミミ・マティ(ユーモリスト)、カトリーヌ・ララ、トマ・デュトロン、モラーヌ、グレゴワール、フランシス・カブレル、ガルー、ジェニフェール、パトリック・フィオリ、アメル・ベント、ミシェル・ラロック(俳優)、カッド・メラ(俳優)、マキスム・ル フォレスティエ、リアンヌ・フォリー、ジャン=ジャック・ゴールドマン、ベナバール、クレール・ケイム(俳優)、アリゼ、ジャン=バティスト・モニエ(俳優)、ノルウェン・ルロワ、ナターシャ・サン ピエール、MCソラーなど。 [上記リストには出演している人気歌手のうち数人が落ちています。誰でしょうか?] |
| No.361 | 2010.2.19 | ジョニー・アリディJohnny Hallyday、TVM6で特別番組 2010.2.19 アリディはカリブ海Saint Barth島で静養を続けていて、パリに帰るのは3月末と伝えられている。2月13日TVM6は特別番組「Les 20 images de Johnny que les Francais n’oublieront jamais/フランス人が忘れることのできないジョニーの20の映像」を放送。流された映像は①1964年5月8日入隊、伍長としての軍人生活②1965年4月12日シルヴィー・ヴァルタンとの結婚、66年8月14日長男ダヴィッドの誕生、66年9月10日ヴァルタンとの不仲に悩み自殺未遂、80年11月5日離婚、93年6月18日パルク デ プランスでの50歳記念コンサートのステージに突然ヴァルタンが登場③1981年1月13日咽頭癌により死亡とのAFPの誤報④1985年4年間ヒットに恵まれなかった不振からミシェル・ベルジェとの出会いにより再起⑤1996年3月25日現夫人レティシアとの結婚⑥2004年12月23日ヴェトナムから養女Jadeを受け入れ⑦2009年8月結腸癌摘出手術の告白、12月8日のロスアンジェルス空港への車椅子での到着と直ちに入院、など。番組ではIfopとの協力により行った「あなたが忘れられないジョニーのヒット曲」のアンケート結果が明らかに。1位「Que je t’aime/どんなに君を愛していることか」、2位「Allumer le feu/火を付ける」、3位「Lepenitencier/朝日の当たる家」、4位「Marie/マリー」、5位「Retiens la nuit/夜を返して」。 |
| No.360 | 2010.2.18 | ケリー・ジェームスKery James、ハイチ支援2題 2010.2.18 ラップ歌手ケリー・ジェームスは1977年フランスの海外県グアドループ生まれ、両親はハイチ出身。ハイチ地震被害者支援のため2つの活動を。2月14日にはパリのBataclanでコンサート「Solidarite Haiti/連帯ハイチ」。 伴奏はピアノだけ、入場料は40ユーロ。「私のコンサートとしては高額だが、できるだけ多くの金額を集めたいので。歌う曲もこんな場合に相応しいしんみりしたものを中心に。」また、2月15日にはジェームスのイニシアティヴにより17人の歌手が参加したシングルCD「Desole:Espoir pour Haiti/遺憾に思う:ハイチの希望」がリリースされた。「惨事が報じられているのをテレビで見ながら、心の重荷を下ろすため、『遺憾に思う』と言うだけでよいのだろうか?」CDに参加しているのはジェームスの他、アメル・ベント、クリストフ・マエ、ディアムス、ジェナ・リー、ケンザ・ファラ、ナターシャ・サン ピエール、ティケン ジャ ファコリ、ウイリアム・バルデ、ユースー ウンドーら。クリップも視聴でき、クリップには女優のソニア・ロラン、クレマンティーヌ・セラリエ、テニス選手のソンガ、テレビ・ラジオキャスターのニコらも出演している。コンサート及びCD売上げの収益はすべて「Action contre la Faim/飢餓に行動を」協会に寄付され、ハイチ地震被害者支援に当てられる。 |
| No.359 | 2010.2.17 | イヴ・デュテイユYves Duteil, La Cigaleに出演 2010.2.17 2月12~14日パリのラ シガルLa Cigaleに出演したデュテイユは1949年生まれのシンガーソングライター、歌手ミレイユの音楽学院で学び、72年リヴゴーシュのキャバレ エクリュズEcluseの舞台がデビュー。ジュリエット・グレコ、レジーヌなど前座で歌う。77年の「Prendre un enfant/子供を抱いて」を収めたアルバム「La tarentelle/ラ タランテラ」は120万枚の大ヒット、ACCのデイスク大賞を受ける。「子供を抱いて」は88年にレコードが発明されて100年週年を記念してSACEMなどが行ったアンケートで「世紀のヒット」№1に選ばれた。86年の「La langue de chez nous/美しい言葉」はACCの銀賞受賞。08年13枚目のアルバム「Fragiles/もろい」を、10年1月50曲を収めた2枚組CDのコンピレーションアルバム「Un chemin de chansons/シャンソンの一つの道」をリリース。「私は過去の歌手ではない。多くの人々は私の曲をよく知っていると思っているかも知れないが、それは違う。私の音楽は年齢と共に変化している。」ということで、ラ シガルでは古いヒット曲ばかりでなく新しい曲も。デュテイユは2月16日にはソルボンヌ大学のRichelieu講堂で行われている「Chanson francaise en Sorbonne」が10周年を迎えた記念コンサートに出演、7月には来日、10日大阪、12日福岡、13、14日東京で公演の予定。 |
| No.358 | 2010.2.16 | ルネ・ルバRenee Lebas、ラジオ局France Cultureで特集 2010.2.16 ラジオ局France Cultureは2月7日(日)「Chanson Boum !」で1950年代に活躍した女性歌手ルネ・ルバを取り上げた。ルバ1917年生まれ、38年には歌手としてデビューしたが、脚光を浴びるようになったのは戦後46年に「エトワール」、「ボビノ」、「ア・ベ・セ」に出演してから。初期の曲には「De l’autre cote de la rue/通りの向こうには」(ミシェル・エメール作詞作曲、ピアフも歌っている)がある。48年レオ・フェレの「Elle tourne la Terre/彼女は地球を回す」を録音、フェレの曲を最初に録音した歌手といわれている。その後エミール・ステルン作曲の曲を歌うようになりヒット曲の多くはステルン作曲のもので、「Ou est-tu mon amour/愛し き人いずこ」(アンリ・ルマルシャン作詞)、「Tire,tire tire l’aiguille/針仕事に精をお出し」(エディー・マルネ作詞)、「Ballade irlandaise/アイルランドのバラード」(同)など。アズナヴールの曲(「Quand tu vas revenir/君帰る日」), ピエール・ドラノーエの曲(「Jevais rever d’amour/恋を夢みて」)、フランシス・ルマルクの曲(「Le Temps du muguet/鈴蘭の咲く頃」)も歌っている。63年「恋の歌を歌うには年を取り過ぎた。」と引退し、以降はレコード会社のディレクターとして、セルジュ・ラマ、レジーヌなどを世に出した。2009年12月18日死去、モンパルナス墓地に埋葬された。 |
| No.357 | 2010.2.15 | ダニエル・ギシャール Daniel Guichard、オランピアに出演 2010.2.15 2月7日パリのOlympiaの舞台に立ったギシャールは1948年パリ生まれの歌手で詩も書く、現在61歳。60年代末にシェ パタシュChez Patachou、アルカザールArcazarで歌う。すでに40年以上のキャリア。重厚な、しかし澄んだ声。72年最初のヒット曲「La tendresse/優しさ」を出しスターに、この曲はミレイユ・マテューMireille Mathieuのために書かれたが彼女のマネージャー ジョニー・スタルクが断ったと言われている。72年にはオランピアにマテューの前座で初出演。80年代半ばまでは数々にヒットを出している。特に74年の「Mon vieux/おやじ」はミシェル・サンリスMichele Senlisがその10年以上も前に書いた詩にギシャール自身が自分の体験を許に加筆し、ジャン・フェラJean Ferratが曲を付けたもので、ギシャールの最大のヒット、ギシャールが15歳の時になくなった父親を歌った曲。74年の「Chanson pour Anna/アンナのためのシャンソン」はアンナ・フランクAnne Frankに捧げられている。90年代には南仏に移って年に数回のコンサートを行っている。09年8月には「Master serie」で18曲を収めたbestアルバムが出ている。 |
| No.356 |
2010.2.13 |
IndochineアンドシーヌとThierry Amielティエリー・アミエル、 話題のクリップ 2010.2.13 最近評判になっているヴィデオクリップ2件: ・ニコラ・シルキスを中心とした6人組のポップ・ロックグループ アンドシーヌが09年3月にリリースしたアルバム「La Republique des Meteors/メテオルスの共和国」は好調で09年を代表するヒットになった。このアルバムから10年1月にシングルカットされたスザンヌ・コンボSuzanne Comboとのデュオ「Un ange a ma table/一人の天使が僕のテーブルに」のヴィデオクリップの評判がいい。この映像に登場するのはシルキスとコンボ。コンボはかつてポップ=パンクグループPradaのヴォーカリストでこの曲では詩をシルキスと共作している。アンドシーヌは3月からツアーを再開、6月26日にはフランス スタジアムに、9月15日にはパリ ベルシーに登場する。 ・ティエリー・アミエルは03年TVのスター誕生番組「Nouvelle star/新しいスター」で準優勝。待望久しい4年振り3枚目のアルバム「Ou vont les histoires/物語は何処へ」は2月22日リリースの予定。そこに収められる予定の「Ou vont les histoires」は先行してシングルカットされ、そのヴィデオクリップを視聴可能。クリップはラス ヴェガスで撮影され、コンパーティブルで矢印に導かれるままアメリカの道路を走る27歳の、デビュー時の長髪を短くしたアミエル。この物語はどこへ行くのだろうか。 |
| No.355 | 2010.2.12 | ラファエルRaphael、タラタタ Taratataに出演 2010.2.12 人気歌手のラファエルが2月10日タラタタTaratataに出演した。Taratataは毎週水曜日20:30から90分にわたってTVF4で放送される公開の音楽番組で、始まったのが1993年、これが339回という人気の長寿番組。現在の司会者ナギNaguiはクイズ番組の司会もする人気タレントで、1月に行われたアンケート「好きな司会者」の1位。この番組の前週の放送にはベンジャマン・ビオレとノラ・アルヌゼンデールが出演していた。ラファエルは最近シングルでリリースされた「Dans 150 ans/150年後に」と「Modern love」を歌った。その後ナギとのインダビューに答えたり、デビューから現在までのヒット曲のクリップなどが流された。その中ではラファエルのマネジャーがジェラール・マンセの娘であり、マンセもラファエルに曲を提供しているなどの理由からかマンセのステージの様子が、ごく短時間であったが、流された。マスコミに露出することがほとんどないマンセの貴重は映像なのでは。1月15日からアコースティックツアーを続けているラファエル、次のアルバムについては「現在録音中で、7月第1週にはリリースする。」番組には他に、4人組女性ロックグループPlasticines、ニース生まれのフォーク・ポップのシンガーソングライターJill is luckyなど4人の歌手(グループ)が出演した。 |
| No.354 | 2010.2.11 |
クリストフ・ヴィレムChristophe Willem、ユーロヴィジョンへ? 2010.2.11 今年のユーロヴィジョン シャンソンコンクールのフランス代表にヴィレムの名が取り沙汰されている。昨年も早い時期からパトリシア・カースの名が上がり、まさかと思わせたがそれが真になった例もあることから、ヴィレムが有力候補の一人になったのは確かなよう。ヴィレムは1983年生まれ、06年TVM6のスター誕生番組「Nouvelle star」で優勝。07年にはファーストアルバム「Inventaire/財産目録」を出し100万枚以上の売り上げ、08年のVdMでシャンソン賞を受賞。09年の2枚目のアルバム「Cafeine/カフェイン」も40万枚以上の売り上げという超人気歌手。今年の第55回コンクールは昨年の優勝者Alexandre Rybakの故国ノルウェーのオスロで5月27、28、29日に開催されることになっている。ヴィレムは5月29日に ナントで行われる予定のコンサートを6月5日に延期したとの情報も。昨年のカースは8位にとどまるなど、最近のフランス代表はこのコンクールでは不振続き、優勝は「L‘oiseau et l`enfant/小鳥と子供」を歌った1977年のマリー・ミリアムMarie Myriamにまでさかのぼる。 |
| No.353 | 2010.2.10 |
ベンジャマン・ビオレとオリヴィア・ルイズ、クリスタル グローブ賞受賞 2010.2.10 2月8日、2010年第5回のクリスタル グローブ賞の受賞式がパリのキャバレLidoリドで行われた。この賞は、毎年新聞、雑誌、ラジオ、TVの文化担当記者約5000人が、前年に活躍し、映画、演劇、音楽などの部門にノミネートされた5人の候補者の中から受賞者を選ぶもの。式の模様はVirginTVで実況中継された。音楽部門のうち最優秀男性歌手賞はベンジャマン・ビオレBenjaman Biolay(式には欠席)が、最優秀女性歌手賞はオリヴィア・ルイズOlivia Ruizが受賞した。受賞者以外の候補者は男性歌手は、エム、JP ナタフ、ミシェル・デルペッシュ、マルク・ラヴォワヌ、女性歌手ではクール ド ピラト、エミリー・ロワゾー、シャルロット・ゲンズブール、ローズ(番組中に最近のアルバムから「Comment c'etait deja?/それはどうだった?」を歌った)であった。 |
| No.352 | 2010.2.9 |
パトリシア・カース、ガルー、「Chabada」に出演、2010.2 .9
2月7日F3の音楽番組「Chabada」には司会のダニエラ・ランブロゾ、レギュラー出演者のジャック・ペシス、ナタリー・レルミットのほかにパトリシア・カース、ガルーらがゲスト出演。影響を受けた歌手としてカースはアンリ・サルバドールを挙げ、その「シラキューズ」をソロで、「ゾロがやってきた」と「仕事は健康」をデルミットとのデュオで歌った。番組では2007年の「フェット ド ラ シャンソン」の際、自分の曲「優しいシャンソン」をローラン・ヴルズイー、ベナバール、アラン・スーションが歌うのを聞いて、感激のあまり涙を流すサルバドールの映像が流された。ガルーはジルベール・ベコーを挙げ、「ナタリー」(ペシスの説明によれば、歌詞に出てくる「カフェ プーシキン」は実在の店ではなかったがこの曲がヒットした後に開店した由)、「9月になれば」をソロで、「エ マントナン」をカースとのデュオで歌った。ベコーに関しては、ベコーに「ナタリー」はじめ多くの歌詞を提供したピエール・ドラノーエとのツーショット映像が流された。自分のもち歌としてカースはツアーのステージ同様女性ダンサー ステファニーのバックダンス付きで「キャバレ」を、ガルーの方は最新のアルバムから「怪盗紳士」を披露した。
|
| No.351 | 2010.2.8 |
ジェラール・ダルモンGerard Darmon、「Cafe ou the」に出演 2010.2.8
2月7日ダルモンがF2の「The ou cafe」に出演、キャスター カトリーヌ・セイラックCatheline Ceylacの質問に答えた。ダルモンは1948年生まれ、セイラックに「職業は?」と質問され「俳優」と答えていたが歌も歌い、03年最初のアルバムを出し、08年には3枚目のアルバム[On
s'
aime/僕達は愛し合う」を出している。番組では歌手としての活躍ぶりをコンサートのリハーサルおよび本番の様子を流して紹介している。また最新アルバムに収められた「Pardon,mon amour/恋人よ許して」をデュオで歌っている女性歌手のアメル・ベントAmel Bentが登場しその曲をデュオで披露した。 |
| No.350 | 2010.2.7 | ミュージカル「Hair」フランス語のオリジナルヴァージョンCDに2010.2.7 ミュージカル「Hair/ヘアー」のフランスヴァージョンは1969年5月31日Theatre de la Porte Saint-Martinで上演が始まった。その40周年を記念して2010年1月CD「Hair-Version originale francaise/ヘアー、フランス語オリジナルヴァージョン」がリリースされた。このフランスヴァージョンでは主役のClaude Bukowskiにジュリアン・クレールJulien Clercが選ばれた。クレールは1947年生まれ、68年「La cavalier/騎兵」でデビューすると同時に人気が出て、69年3月にはオランピアでベコーの前座をつとめた。クロード役についてクレールは最初乗り気ではなかった。それはこのミュージカルは出演者が全裸になると言う宣伝で注目を集めていたから。しかしプロデューサーに勧められて、好奇心からロンドン公演を見たクレールは即座にOKしたと言われている。クレールはクロード役を9ヶ月間務め、ジェラール・ルノルマンに交替した。CDにはクレールが歌う「Hair」、「Ou vais-je aller/僕は何処へ行くのか?」、「Laissez entrer le soleil/太陽を入れよ」、「Je suis noir/僕はブラック」、「Manchester,England/マンチェスター、イングランド」、「Oui,j’ai la vie/僕は生を得た」などの他「Aquarius/アクエリアス」、「Donna/ドナ」、「Marchant dans l’espace/スペースを歩く」など15曲が収められている。 |
| No.349 | 2010.2.6 | 2010Victoires de la Musique, 候補者決まる 2010.2.6 2010年のVictoires de la Musique(ヴィクトワール ド ラ ミュージック VdM)の授賞式は3月6日パリ ゼニットで行われ、F2で中継される。今回は第25回で、ミシェル・デュルケール、ダニエラ・ランブロゾら歴代司会者が登場するもよう。1月に全14部門の候補者が発表された。主要部門の候補者は次の通り。 男性歌手賞:ベナバール、ベンジャマン・ビオレ、ジョニー・アリディ、マルク・ラヴォワヌ 女性歌手賞:シャルロット・ゲンズブール、エミリー・ロワゾー、モラーヌ、オリヴィア・ルイズ アルバム賞:ベンジャマン・ビオレ「La superbe/ 尊大」、シャルロット・ゲンズブール「IRM/MIR」、エム「Mister Mystere/ミスター ミステール」、パスカル・オビスポ「Welcome to the magic world of Cap’tain Somourai Flower」 シャンソン賞:「La superbe」ビオレ、「C’est dit/それは決まっている」カロジェロ、「Comme des enfants/子供たちのように」クール ド ピラト、「Ca m’enerve/むかつく」エルムト・フリッツ 新人賞:クール ド ピラト、グレゴワール、ラ フイヌ、ポニー ポニー ラン ラン(№343追:ダヴィッド・アリディとローラ・スメのデュオ「On se fait peur」のヴィデオクリップが視聴できるようになりました。 |
| No.348 | 2010.2.5 | フランセスカ・ソルヴィルFrancesca Solleville アンソロジー リリース 2010.2.5 50年のキャリアを記念して、アンソロジー「Francesca Solleville、venge la vie、1959-1983/フランセスカ・ソルヴィル、人生に復讐、1959-1983」が1月25日リリースされた。これはこの間の102曲を5枚組のCDに収めたもの。1932年生まれ、1958年クラシック歌手からシャンソン歌手に転じたソルヴィル、レオ・フェレはこの若い女性歌手の転向を励ました。1959年ソルヴィルは最初のレコードを出し、そこにはルイ・アラゴンの詩にフィリップ・ジェラールが曲を付けた「La rose du premier de l’an/元旦のバラ」、ピエール・マッコーランの詩にジェラールが曲を付けた「Le port du nord/北の橋」が収められていた。その後リヴ ゴーシュで歌い、64年の「2eme recital/リサイタル №2」でACCの大賞を受賞。ソルヴィルは現在まで一貫して知的な曲に取り組んでいる。アンソロジーに収められているのは前記2曲の他、「Merde a Vauban/糞くらえヴォーバン」(フェレ詩、曲)、「Le condamne a mort/死刑囚」(J.ジュネ詩、H.マルタン曲)、「La marine/海」(P.フォーレ詩、G.ブラッサンス曲)、「J’ entends,j’entends/私は聞く」(L.アラゴン詩、J.フェラ曲)、「Paris-Cayenne/パリ=カイエンヌ」(M.ファノン詩、Y.スパノス曲)など。2月1日にはパリのBataclanで行われた「Une Soiree pour l‘Humanite/ユマニテの夕べ」に出演。 |
| No.347 | 2010.2.4 | Joyce Jonathan ジョイス・ジョナタン、ファーストアルバムリリース 2010.2.4 20歳の女性シンガーソングライター ジョイス・ジョナタンのファーストアルバム「Sur mes gardes/用心する」が1月18日にリリースされた。ジョイスがこのアルバムをリリースするまでの軌跡についてはF2 13時のニュースの「Feuilleton:Chanteuse,je serai/連続レポート:私は歌手になる」で1月25日から29日まで放送された。無名のアーティストのデビューを援助するためのサイトMy major company(MMC)に、08年18歳で登録したジョイス、「最初の曲を作ったのは5歳の時、18歳100曲ほどの自作をポケットに、シンガーソングライターになることだけを夢に見ていた。時々歌手の本質である音楽を忘れているTVのスター誕生番組ではなくMMCを選んだ。」ジョイスは486人からの約7万ユーロの出資を得て、アルバム製作の運びとなった。アルバムの演出はフランスの伝説的ロックグループTelephoneで活躍したルイ・ベルティニャックLouis Bertignac、歌手のTeteはデュオで協力。番組ではベルティニャックのスタジオで行われた録音風景、ベルギーで行われたクリップの撮影風景、レストランで歌う姿が流された。アルバムには「Pas besoin de toi/あなたは必要じゃない」、「Sur mes gardes」(Teteとのデュオ)、「Je ne sais pas/私は知らない」、「Un peu d’espoir/少しばかりの希望」など2曲が収められている。 |
| No.346 | 2010.2.3 | 「La fete de la chanson francaise」、1月30日放送 2010.2.3 2010年「La fete de la chanson francaise/シャンソンフランセーズの祭典」は1月30日(土)F2で20:30から3時間にわたって放送された。第6回を迎えた今年の会場はパリ オランピア劇場、司会はダニエラ・ランブロゾDaniela Lumbroso。今回はこの劇場に数多く出演したジルベール・ベコーGilbert Becaud(1927-2001)特集。ベコーはオランピアに54年2月前座で初登場、55年2月に真打ちで登場。その際の激しいステージから「Monsieur 100,000 volts/ムッシュー 10万ボルト」の渾名が付けられた。ベコーは都合33回出演している。番組ではシルヴィー・ヴァルタンSylvie Vartan、ジャック・デュトロンJacques Dutronc、フロラン・パニーFlorent Pagnyがベコーノ曲を歌った。出演は若手のカルメン マリア ヴェガCarmenMaria Vega、クール ド ピラトCoeur de Pirate、グレゴワールGregoire、他にクリストフ・マエChristophe Mae、ガルーGarou、ジェラール・ド パルマスGerald de Palmas、エディー・ミチェルEddy Mitchell、トマ・デュトロンThomas Dutronc、アメル・ベントAmel Bent、カロジェロCalogero、オリヴィア・ルイズOlivia Ruiz、イヴ・デュテイユYves Duteil、ダニー・ブリアンDany Brillan、スタニスラスStanislasら総勢20数人。 |
| No.345 | 2010.2.2 | レ ザンフォワレ Les Enfoires 、2010年の公演 2010.2.2 2010年のレ ザンフォワレは1月27日ニースのPalais Nikaiiaで始まり2月1日まで。レ ザンフォワレは窮乏している人々に食事を提供する「Resto du Coeur/心のレストラン」に資金を供給するため毎年有志のアーティストが集まって行うコンサートで1986年から行われている。今年はこの期間に7回のコンサート、そのうち31日と1日のものが録画され、3月5日にTF1放送される予定。放送の翌日には2枚組CDとDVDが発売される。今年のタイトルは「la crise de nerfs/ヒステリー」、テーマ曲としてシングルCDで2月1日リリースされたのは「Et si l’on s’aimait,si/もし人が愛し合えば、もし・・」。ハードロックグループKissの1979年のヒット曲「I was made for lovin’you」を翻案したもの。フランス語の詩はジャン=ジャック・ゴールドマンとベナバール。今年も40数人が出演、常連のパトリック・ブリュエル、パトリック・フィオリ、ガルー、ジャン=ジャック・ゴールドマン、ジェニフェール、モラーヌ、エレーヌ・セガラ、ザジーなど、昨年初出演のルナン・リュスとトマ・デュトロンは2年連続。今年初出演のグレゴワールには恒例の「bizutage/新入生歓迎の手荒い儀式」があり、彼はニンジンの衣裳を着せられた。でもそれがよく似合っていたよう。 |
| No.344 | 2010.2.1 | 「Urgence Haiti」、ハイチ支援のコンピレーションアルバ 2010.2.1 ユニヴァーサル ミュージック フランス社は所属する歌手のうちモラーヌMaurane、エディー・ミッチェルEddy Mitchell、ヴァネッサ・パラディVanessa Paradisら20人余の最新アルバムからの代表曲を収録したハイチ支援のコンピレーションアルバム「Urgence Haiti/緊急 ハイチ」を1月29日リリース。収益金は「Actin cotre faim/飢えに行動を」協会に寄付される。(トラックリストは「最近のシャンソン情報№48」で) |
| No.343 | 2010.1.30 | David Hallyday&Laura Smetダヴィッド・アリディ&ローラ・スメ、話題のデュオ 2010.1.30 ダヴィッド・アリディとローラ・スメ[日本では「スメット」とされている]のデュオ「On se fait peur/恐れを持つ」が話題に。ダヴィッドは歌手、作詞、作曲も行う。1966年生まれ、父はジョニー・アリデイ、母はシルヴィー・ヴァルタン。4歳からカリフォルニアに住み、友人とアマテュアバンドを組んだ後、80年代末からソロ歌手として活動。88年の「High」、99年の「Tu ne m’as pas laisse le temps/君は僕に時間をくれなかった」はフランスでシングルチャートのトップに。作曲家としては98年母のアルバム「Sensible」に2曲提供、99年父のアルバム「Sang pour sang」の全曲の作曲を行っている。自身も99年以降フランス語のアルバムを4枚出している。一方のローラは女優、1983年生まれ、父はジョニー・アリデイ、母はナタリー・バイユ。02年のグザビエ・ジャノリ監督の「Les corps impatients/加速する肉体」で主役のシャルロット役を演じてデビュー。07年のパスカル・トマ監督の「L’heure zero/ゼロ時間の謎」でもキャロリーヌ役を演じている。すなわちこの曲は異母兄妹によるデュオで3月15日にリリース予定のダヴィッドの新しいアルバム「Un nouveau monde/新世界」に収められる予定、先行してシングルで1月18日リリースされた。この二人は1月23日に行われた2010年NRJ 賞(№340)授賞式に出席しその際この曲をステージで初めて披露した。 |
| No.342 | 2010.1.29 | カルラ・ブルーニCarla Bruni、多忙な1年に 2010.1.29 フランスのファーストレディーとして多忙な毎日のカルラ・ブルーニ、1月13日にはサルコジ大統領の次男に男児誕生と言うことで、おばあちゃんに。2010年はアーティストとしても多忙な年になるよう。彼女はまずデヴィッド・ボウイDavidBowieへのオマージュアルバムのために歌う。5月にリリース予定のカバー28曲収められるこのコンピレーションアルバムにブルーニは「Absolute Bebinners」で参加する。このアルバムの収益金は戦争の犠牲になった子供たちを支援するイギリスの団体「Warchild UK」に寄付される。秋にはブルーニ自身の新しいアルバムも予定されていて、近々録音のためロスアンジェルスに赴くよう。これは02年の「Quelqu’un m’a dit/風の噂」 (これによりブルーニは04年のVdMで女性歌手賞を受賞)、08年の「Comme si de rien n’etait/あたかも何事もないように」に続くブルーニのフランス語による3枚目のアルバム。さらに09年にアメリカの映画監督Woody Allenが次回作にブルーニの出演を要請し、彼女が「私は決して女優ではない。多分芝居では劣等生だろう。でも一生にこんな機会はない。だからそれをみすみす逃したくはない。」とOKしたと報じられた。その撮影も7月にはパリで開始され、撮影はパリのみで行われるよう。この映画では彼女はインド出身の女優Freida Pintoと共演する。 |
| No.341 | 2010.1.28 | ハイチ支援コンサート、パリ Bataclanでも、Theatre du Splendidでも 2010.1.28 ゼニットでのコンサート(№338、9)の他、1月24日(日)にはパリ バタクランBataclanでも、スプランディッド劇場Theatre du Splendidでもハイチ支援のためのコンサートが行われた。 バタクランでは「Un dimanche pour Haiti/ハイチのための日曜日」と銘打った、音楽関係の週刊誌「Les Inrockuptibles」の主催コンサートが2回行われた。入場料は25ユーロ、収入は全額「Action contre la faim/飢えのために行動を」協会に寄付される。16:00からのステージにはディアムス、Diam’s、アナイスAnais、IAM、ケリー・ジェームスKery Jamesらが出演。20時からのステージにはそれにジョイ・スターJoey Starr、ルイ・ベルティニャックLouis Bertignac、オリヴィア・ルイズOlivia Ruiz、ベンジャマン・ビオレBenjamin Biolay、ティケン ジャ ファコリTiken Jah Fakolyらが加わった。一方スプランディッド劇場のコンサートは「Nap vanse/(クレオール語で)新たな出発」のタイトルで、「Aide et action/援助と行動」協会の主催、入場無料。18時から23時までのマラソンコンサート。バンド演奏、歌、スラム、詩の朗読など多様な企画、出演も歌手のミス ドミニク、Miss Dominique、ストミー・ブグジーStomy Bugsy,女性ユーモリストのマド ラ ニソワーズMado la Nicoiseなど多彩。 |
| No.340 | 2010.1.27 | 2010年NJR音楽賞、フランス部門の受賞者 2010.1.27. フランスのラジオ局NRJが贈る音楽賞の授賞式が1月23日カンヌのPalais des Festivalsで行われた。フランス部門の受賞者は次の通り。[他にinternational部門がある]。( )は候補者。フランスアルバム賞「Cafeine/カフェイン」クリストフ・ヴィレムChristopheWillem(「L’equilibre/均衡」エマニュエル・モワール、「Mozart-L’Opera-rock/オペラ・ロック モーツアルト」、「SOS」ディアムス、「Toi+Moi/君+僕」グレゴワール);フランス男性歌手賞クリストフ・ヴィレム(ダヴィッド・ゲッタ、エマニュエル・モワール、ジェラール・ド パルマス、グレゴワール);フランス女性歌手賞ソフィア・エサイディSofia Essaidi(アメル・ベト、ディアムス、シェリファ・リュナ、ザオ);フランスシャンソン賞「L’assasymphonie」オペラ・ロック モーツアルト一座(「Commedes enfants/子供たちのように」クール ド ピラト,「Au bord de l’eau/水辺で」ジェラール・ド、パルマス、「Ca m’enerve/むかつく」エルムート・フリッツ);フランス新人賞フロラン・モテFlorent Mothe(クール ド ピラト、ジェナ・リー、スリミー、トム・フラジェ) |
| No.339 |
2010.1.26 |
ゼニットでのハイチ支援コンサート、歌われた曲 210.1.26 2010年1月24日パリのゼニットで行われたハイチ支援コンサート(№338)は20:35分から3時間にわたった。出演が予定されていた歌手のうち、アズナヴール、カブレル、デュトロンは欠場。ヴェロニク・サンソン、スタニスラス、IAM、フランスのソプラノ歌手のナタリー・マンフリノ、メゾソプラノのベアトリス・ウリア=モンゾン、アメリカのソプラノ歌手フリア・ミゲネスらが追加出演した。歌われたは:「J’ai demande a la lune/月に願った」(ニコラ・シルキスとクール ド ピラト)、「Guide me home」(パニーとマンフリノ)、「Toi+Moi/君+僕」(グレゴワール)、「Les pouvoirs des fleurs/花の力」(スーションとヴルジー)、 「Amoureuse/恋する女」(モラーヌとサンソン)、「Ave Maria de Gounod/グノーのアヴェマリア」(ウリア=モンゾン)、「Rue de la paix/平和通り」(ザジーとスタニスラス)、 「Adieu Haiti/アデュー ハイチ」(ラファエル)、「Le jour se leve encore/日はまた登る」(オベール)、「Dis quand reviendras-tu/いつ帰ってくるの?」(ラ グランド ソフィーとベナバール)、「J’en reve encore/僕はまだそれを夢見ている」(ド パルマス)、「Foule sentimentale/センチメンタルな大衆」(ローズとリュス) |
| No.338 | 2010.1.24 | ハイチ支援コンサート、1月24日パリ ゼニットで 2010.1.24 2010年1月24日(日)20:35~(日本時間25日04:35~)パリ ゼニットでハイチ支援のコンサート「Pour Haiti/ハイチのために」が行われる。文化省、フランステレヴィジョン、ラジオフランスの共催により入場料は無料。入場券はパリ及びイル ド フランス地区のFnacで配布された。コンサートの間フランス基金La Fondation de Franceへの寄付が呼びかけられる。 TVF2、TV5Monde及びラジオ局France Interで中継される。(ラジオ局France Interのサイトでrealtimeでの聴取可能と思われます、日本時間1月25日04:35~。TV5MondeJaponでは1月25日21:00~放送予定、視聴には契約が必要)出演予定は:ジャン=ルイ・オベール、ユーグ・オーフレ、シャルル・アヴナヴール、ベナバール、アメル・ベント、パトリック・ブリュエル、クール ド ピラト、フランシス・カブレル、ジェラール・ド パルマス、ディアムス、トマ・デュトロン、グレゴワール、ラ グランド ソフィー、ベルナール・ラヴィリエ、マルク・ラヴォワヌ、ルナン・リュス、モラーヌ、パスカル・オビスポ、フロラン・パニー、ラファエル、ローズ、アラン・スーション、シルヴィー・ヴァルタン、ローラン・ヴルズイー、ザジーなどの歌手、ミシェル・デュルケール、ローラン・ドラウース、オリヴィエ・ガルジ、ウイリアム・レイメルジ、ダニエラ・ランブロゾ、ダヴィッド・プジャダス、ナギ、シリル・アヌーナなどのTVキャスター、総勢50人以上 |
| No.337 | 2010.1.23 | ジョニー・アリデイJohnny Hallyday、高額所得歌手№12010.1.23 2009年の高額所得歌手ランキングでジョニー・アリデイが1100万ユーロで1位に。2位はミレーヌ・ファルメール(784万ユーロ)。3位はカロジェロ(190万ユーロ)。(詳細は「最近のシャンソン情報№47」で) |
| No.336 | 2010.1.22 | セルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourg、伝記映画公開 2010.1.22 ゲンズブールの伝記映画「Serge Gainsbourg,la vie heroique/セルジュ・ゲンズブール、その英雄的な生涯」(№307)は1月20日に公開された。それに先立ち:1月4日、2枚組サウンドトラックのCD「Serge gainsbourg(vie heroique)」がリリースされた。これには劇中に使用され、主に映画出演者が歌った「Jebois/僕は飲む」、「La javanaise/ラ ジャヴァネーズ」、「Je t’aime moi non plus/ジュ テーム モワ ノン プリュ」、「Le poinconneur des Lilas/リラ駅の切符切り」、「Bonny and Clyde」、「Love on the beat」など43曲が収録されている。 17日、F2 20時のニュースの最後にゲンズブール役のエリック・エルモスニノとブリジット・バルドー役のレティシア・カスタが出演。1月18日、F3 20:30からのドキュメンタリー「Gainsbourg,l’homme qui aimait les femmes/ゲンズブール、女性たちを愛した男」は、ジェーン・バーキン、ジュリエット・グレコ、ヴァネッサ・パラディ、バンブー、ブリジット・バルドー、フランソワーズ・アルディ、シャルロット・ゲンズブールとの過去の映像が流され、また、これらの女性たちへのインタヴユー(声のみ)を通じて彼女たちがゲンズブールをどのように見ていたかを明らかにしている。 |
| 特報 | №335でお伝えしました「Un geste pour Haiti Cherie/愛すべきハイチのための行動」のクリップを視聴することができます。ハイチ救援のために立ち上がったフランスのアーティスト達、№335で挙げた歌手の他、オフェリー・ヴィンターOphelie Winter、ザジーZazie、ミシェル・デュルケールMichel Drucker、セザリア・エヴォラCesaria Evora、ストミー・ブグジーStomyBugsyらが参加しています。 | |
| No.335 | 2010.1.20 | 「Un geste pour Haiti Cherie」、ハイチ支援のためのシャンソン 2010.1.20 1月12日のハイチ地震の被害者を援助するためフランスのアーティストたちが行動を起こした。1月15日、パリの19区のHaxoスタジオで「Un geste pour Haiti Cherie/愛すべきハイチのための行動」の録音とクリップの撮影が行われた。これにはレゲ、ラップ、Konpa(ハイチの音楽)、ズーク、R&B、ヴァリエテの歌手30余人が集合。ネグ マロンNeg’Marronsの曲、歌詞はそれぞれの歌手が書いた。参加したのはシャルル・アズナヴールCharlesAznavour、パッシーPassi、グラン コール マラッドGrand Corps Malade、ユースー ンドーYoussou N’Dour、ビソ ナ ビソBisso Na Bisso、2000年のミスフランスで女優のソニア・ロランSonia Rollandら。クリップは今後TVから流され、視聴者に赤十字及び国境なき医師団への寄付を慫慂することになっている。また曲は有料でダウンロードでき、売上金は救援活動に充てられる。アズナヴールは歌詞で「神よ、彼らは何をしたというのか、何故あなたは彼らを苦しめるのか、愛されることも少なく、犠牲を強いられ、見捨てられた彼らを。彼らはあなたの名を崇め、教会を尊重していた。もともと大したものを持っていない彼ら、今彼らには何もない。」と歌っている。同様の試みは04年スマトラ島沖地震の際にも行われ、60人余のアーティストが参加してシングルCD 「Et puis la Terre/そして地球が」を出したことがある。 |
| No.334 | 2010.1.19 | アルノー・フルーラン=ディディエArnaud Fleurent-Didier、アルバム好評 2010.1.19 10年1月リリースされたアルノー・フルーラン=ディディエのアルバム「Lareproduction/再生産」が好評。1974年生まれのシンガーソングライターでミュージシャン。90年代初めから曲を作り、グープ「Notre-Dame」のメンバーとして活躍。04年ソロアルバム「Portrait d’un jeune home en artiste/芸術家であるある若者の肖像」(アイルランド出身の小説家ジェームス・ジョイスJamesJoyceの「A Portrait of the Artiste as a Young Man ;Portrait de l’artiste en jeune homme/若き芸術家の肖像」からか)。09年にはラ ロッシェルのフランコに出演。「La production」には「France Culture/フランス キュルチュール」[ラジオ局]、「L’origine du monde/世界の起源」、「Imbecile heureux /幸福な愚者」、「Meme 68 /68年のおばあちゃん」、「Pepe 44/44年のおじいちゃん」、 「La reproduction」など11曲が収められていて、「France culture」は昨年9月にはシングルでリリースされ頻繁にラジオから流れている。皮肉たっぷりだが、不安、疑い、夢、喜びや苦しみを表現している詩、歌うと言うより語るという感じで、ビオレやドレルムに似ていると言われるが、独特のカラー。1月18日パリTheatre Le Mery(7,place de Clichy 17区)に出演。 |
| No.333 | 2010.1.18 | 心優しいガンコ者世代「Age tendre tetes de bois」、コンサート 2010.1.18 1月16日F2 20時のニュースの最後に報道された「Sheila,Patrick Juvet,Stone et Charden tous en scene/シェイラ、パトリック・ジュヴェ、ストーン&シャルダン、皆ステージに」は1月14日からパリのPalais des Congresで始まった「Age tendre et tetes de bois/心優しいガンコ者世代」(№321)の2010年第4シーズンのコンサートのレポート。メンバーはある人々にとってはhas-been、でもある人にとっては今でもアイドル。4時間にわたり次々に18人の歌手が出演した由。ジュヴェは75年のヒット曲「Ou sont les femmes/女性達は何処に」を歌い(番組では当時の映像も)、ストーン&シャルダンは「L’avventura/ラヴァンテュラ」(71年)を歌った。ストーンのアニー・ゴートラAnnie Gautrat:「どの曲も、観客の若い頃の、幸福だった頃の思い出と結びついているのだろう。」シェイラは「Vous les copains,je ne vous oublierai jamais/仲間たち、私は決して忘れない」(64年、当時の映像も)。1万人以上の観客が集まった会場での観客の熱狂振り、休憩時間のサイン会の模様も。ユニットは今後フランス国内ツアー。10年には他にシャルル・デュモン、イザベル・オーブレ、ミシェル・トール、マルセル・アモン、アニー・コルディーらが出演予定者に名を連ねている。 |
| No.332 | 2010.1.17 | セリーヌ・ディオンCeline Dion、ドキュメンタリーフィルム 2010.1.17 09年3月から活動を休止しているディオン、2010年は多忙な年になりそう。夏には11枚目のアルバム(全曲英語?)のリリースが予定されている。それにはDavid Guettaがプロデュースする「Webcam」が入ることになっている。それより前、2月にはドキュメンタリーフィルム「ThroughThe Eyes Of The World」(フランスでは「Celine,autour du monde/セリーヌ、世界を巡って」)がアメリカで公開される。ディオンは07年12月15日ラスヴェガスのシーザーパレスでの5年間にわたるショー「A new day」を打ち上げ、2008年-2009年ワールドツアー「Taking chances」を行った。ツアーは08年2月14日南アフリカのヨハネスブルグから09年1月29日アメリカ、フロリダ州のFort Lauderdaleまで25カ国94の都市を回り、日本では08年3月8、9日東京で、11、12日大阪で公演している。このドキュメンタリーは主としてそのツアーを13ヶ月にわたって追跡したもの。ディオンは撮影スタッフに何処へでもついて行くことを許した。その結果、ステージ上のディオンのほか、舞台裏、家族との日常生活、ファンとのふれ合いなどで素顔のディオンを見ることができる。公開を前にその予告編を視聴可能。なお、昨年には10年3月に第2子出産予定のニュースが流れたが、それはなくなったよう。 |
No.331 |
2010.1.16 | ミシェル・ジョナスMichel Jonasz、「Abraham」続演決定 2010.1.16 1月13日F2 13時のニュース「最後の5分」に登場したジョナスは1947年パリ郊外生まれシンガーソングライターで俳優。60年代後半から歌手活動、「Dites-moi/僕に言って」(74年)、「Les vacances au bord de la mer/海辺のヴァカンス」(75年)のヒット曲。85年には「Boite de jazz/ジャズクラブ」でVdMの男性歌手賞などを受賞している。07年にはシャンソンの名曲「パリジャン気質」、「時の流れに」、「枯葉」、「群衆」、「ベンチの恋人たち」など10曲をカバーしたアルバムズを出している。ジョナスは09年9月から12月30日まで、Petit Montparnasse劇場で自身が脚本を書き、演出し、歌い(舞台にはミュージシャンは登場せず、ハンガリーで録音したジプシー音楽をバックに)、語る一人芝居「Abraham/アブラハム」を上演した。これは彼の祖父アブラハムの伝記で、ポーランド生まれのユダヤ人が20歳で故郷を離れ、ハンガリー各地のユダヤ教会のカントル(典礼で合唱の先導する独唱者)を務め最後には強制収容所に送られると言う物語。これが好評で10年1月20日から3月29日まで日・月曜日 Gaite Montparnasse劇場での続演が決まった。「私は祖父のことは知らないが、その思い出は家族が共有していて、私にとっては近しい人物。その人生を語ることによって、ある一人の人の人生が他の人の人生より重要だと言うことはない。それぞれの人生は尊重すべきものであることを示したかった。」 |
| No.330 | 2010.1.15 | ジャック・デュトロンJacques Dutronc、マラソンツアー始まる 2010.1.15 1月12日はデュトロン(№315)のパリ ゼニット公演初日。舞台装置は白と黒が基調、黒い衣裳、ブーツにサングラス、白い照明に照らされた黒い安楽椅子から立ち上がり、手にはトレードマークのルシタニア葉巻はなく(「場内禁煙」のテロップが出て)、最初に歌ったのは66年のヒット曲「Et moi,et moi,et moi/そして僕、そして僕、そして僕」。この曲の歌い出し「7億人の中国人、そして僕・・」の数字は変えず。途中「僕はTVでWilliamLeymergie[現在F2「Telematin」の司会者]を見る」。(原曲ではCatherineLangeais)。「どうぞ誰かを頭に浮かべて下さい。」と語り歌い出したのは「L’opportuniste/日和見主義者」。「Il est 5 heures,Paris s’eveille/朝5時、パリは目覚める」はジプシーギターの伴奏で。唯一のサプライズはエティエンヌ・ダオとのデュオ「Tous les gouts sont dans la nature/すべての美的センスは自然の中に」。他に、「LesPlay Boys」、「Les Cactus/サボテン」、「J’aime les filles/女性達が好き」、「La fille du Pere Noel/サンタの娘」、「Gentleman cambrioleur/泥棒紳士」、 「Petit Jardin/小さな庭」など、2時間弱、24曲。スクリーンに「A demain/明日また」の文字が現れ幕。13日F2 13時のニュースでは「Et moi・・」、「On nous cache tout,on nous dit rien/われわれにはすべてが隠され、何も語られない」を歌う場面などが流された。 |
| No.329 | 2010.1.14 | ニルダ・フェルナンデズNilda Fernandez、帰って来た 2010.1.14 1月12日F2 13時のニュースに登場し、「独特の高音で歌う、現代の、最後の吟遊詩人」と紹介されたたフェルナンデズは1957年バルセロナ生まれ、スペイン語とフランス語で歌うシンガーソングライター。92年「Nos fiancailles/僕たちの婚約」でVdMの男性新人賞を受賞。97年のアルバム「Innu Nikamu/イヌ ニカム」はアメリカインディアンとの交流から生まれ、インディアンの言葉で「人間は歌う」をタイトルに。99年の「Castelar 704/カステラール704」は1936年射殺されたフェデリコ・ガルシア・ロルカの詩に曲を付けたものでいずれも評判に。同年シャンソンフランセーズの代表曲、「いつ帰ってくるの?」、「内海にて」、「後には何もない」、「ジョニー・ジェーンのバラード」、「アナーキストたち」などをカバーしたアルバム「Mes Hommages/僕のオマージュ」をリリース。その後ロシア、カリブ海諸国を中心に活躍。1月8日10年振りのアルバム「Nilda Fernandez」をリリースしてフランスの舞台に帰ってきた。アルバムには番組の最後に披露した「Plages de l’atlantique/大西洋の浜辺」など12曲が収められている。1月26日にはパリのCafe de la Danseに出演、「バックのミュージシャンはなくギターの弾き語り、なぜなら曲はギターを弾きながら作ったものだから。」その後フランス国内を回り、4月12日パリに戻りLa Cigaleに出演。 |
| No.328 | 2010.1.13 | 「J’en reve encore」、過去10年間で最も放送された曲 2010.1.13 フランスのラジオ局35局について統計を取っているYacatによれば、2000年から2009年まで、すなわち21世紀最初の10年の間フランスのラジオ局から最も頻繁に流されたシャンソンはジェラール・ ド パルマスGerard De Palmasの「J’en reve encore/僕はまだそれを夢見ている」であった。2000年11月にリリースされたアルバム「Marcher sur le sable/砂の上を歩く」に収められたこの曲は24,590回放送された。2位はグループ ノワール・デジールNoir Desirの「Le vent nous portera/風が僕たちを運ぶ」、3位はカロジェロCalogeroの「En apesanteur/無重力状態で」4位はド パルマスの「Une seule vie/たった一つの人生」、5位はルノー&アクセル・ レッドRenaud & Axelle Red の「Manhattan-Kaboul/マンハッタン=カブール」。この期間に最も頻繁に放送された歌手はマドンナMadonnaで207,472回(曲数では154曲)。フランスの歌手ではド パルマスで184,578回(63曲)。年間トップを見ると02年ナターシャ・サン=ピエール&パスカル・オビスポNatasha St Pier & Pascal Obispoの「Tu trouveras/きっと分かる」と04年コルネイユCorneilleの「Parce qu’on vient de loin/遠くから来たので」だけがフランスの曲で後はすべて外国の曲。 |
| No.327 | 2010.1.12 | マノ・ソロMano Solo、死去 2010.1.12 シンガーソングライターのマノ・ソロが1月10日パリで死去、享年46歳、数年前からエイズに罹っていた。マノ・ソロは1963年4月マルヌ県生まれ、父親は著名な漫画家、風刺画家のCabu。17歳からパンク・ロックグループのギタリスト。90年初めから自作の曲を歌うように。93年最初のアルバム「La Marmaille nue/裸のちびっ子ども」をリリース、 「Au creux de ton bras/君の腕の中で」などが好評。翌年には80数回のコンサート、11月にはパリ オランピアに初出演。それ以降16年間に10のアルバムを出していた。特に95年の「Les annees sombres/暗い年月」、97年の「Je sais trop/僕は知りすぎた」はゴールデンディスク。その詩は鋭敏な神経で悲惨さに対する怒りを歌う。最後のアルバムは09年9月の「Rentrer au port/港への帰還」。そこでは自分の人生、不治の病、子供時代、失われた恋を優しさ込めて歌った。その後ツアーを続け、11月12日パリ オランピアでコンサート。97年には「僕は自分の人生を思い涙することがある。死を恐れることがある。それでも今僕は生きている。」と歌っていたマノ・ソロ、このコンサートの後は入院し闘病生活を送っていた。文化大臣フレデリック・ミッテランFrederic Mitterandの哀悼の辞:社会問題に積極的に関わったアーティスト。しわがれた声で、悲痛な声で、死を歌い、死を語った彼、死はとうとう彼を連れ去ってしまった。 |
| No.326 | 2010.1.11 | アカデミー シャルル・クロ Academie Charles Cros、ディスク大賞受賞者 2010.1.11 第62回アカデミー シャルル・クロAcademie Charles Cros(ACC)賞の授賞式が1月7日行われた。詩人で録音技術の先駆者でもあったCharles Cros (1842年-1888年)の名を冠したACCは1947年に設立され、毎年優れたレコードに「Grands Prix du disque/ディスク大賞」を与えている。今回はクラシック、ジャズ、オペラなどの15部門の18人が受賞した。シャンソン部門では、ラ グランド ソフィーLa Grande Sophieの「Des vagues et des ruisseau/波と小川」(№318)およびベンジャマン・ビオレBenjamin Biolayの「La Superbe/尊大」(№211)が受賞し、フランス語部門ではアリアンヌ・モファットAriane Moffattの「Tous les sens/すべての感覚」(№154)が受賞している。ほかにキャリア全般に与えられる名誉賞には09年アルバム「New Yorker」(最近のシャンソン情報№45)をリリースした80歳のユーグ・オーフレHugues Aufrayおよび同じく 「La musique/音楽」(№150)をリリースした41歳のドミニク・アーDominique Aに与えられた。 |
| No.325 | 2010.1.10 | ラファエル Raphael、アコースティックツアー 2010.1.10 ラファエルが1月15日からアコースティックツアー「Funambule/綱渡り」を開始する。1975年パリ郊外生まれ、2000年最初のアルバム「Hotel de l’univers/宇宙ホテル」を出してデビュー、 ヴァネッサ・パラデイの前座、デヴィッド・ボーイのパリ オランピア公演の前座で歌う。03年リリースされた2枚目のアルバム「La realite/真実」ではジャン=ルイ・オベールとのデユオ「Sur la route/旅の途中で」が評判に。05年の3枚目のアルバム「Caravane/キャラバン」は100万枚以上の売上、06年のVdMで男性歌手賞、シャンソンアルバム賞、オリジナルシャンソン賞の3賞を受賞。08年にはアルバム「Je sais que la Terre est plate/僕は地球が平だと知っている」をリリースしている。今回のツアーはすでに06年10月にパリのシャトレ劇場Theatre du Chateletで行ったものと同じ、ステージにはラファエルが一人、ピアノあるいはギターの弾き語りを行う。フランス、ベルギー、スイスを回るこのツアーは4月初めまで40回ほど。2月16日にはCasino de Parisに登場。春には新しいアルバムにリリースも予定されていて現在録音中。また出演したクロード・ルルーシュ監督の映画「Ces amours-la/この愛」も今年公開される。 |
| No.324 | 2010.1.8 | Jeanne Cherhalジャンヌ・シェラール、ニューアルバムの予定 2010.1.8 女性歌手ジャンヌ・シェラールの4枚目のアルバムは3月18日リリース予定の「Charade/言葉当てゲーム」。シェラールは1978年Nantesナント生まれ、出身地で行った数回のコンサートが彼女の評判を口から口へと伝えるに十分。2000年ナント大学での哲学の学業を放棄、シンガーソングライターの道に。02年の最初のアルバム「Jeanne Cherhal」は01年のナント公演のライヴ。 2枚目のアルバム「Douze fois par an/1年に12回」で04年アカデミー シャルル・クロのレコード大賞を受賞。05年にはVdMで新人女性歌手賞を受賞、06年アルバム「L'eauロー/水」をリリース。09年にはアマンディヌ・ブルジョワAmandineBourgeoisのアルバム「20㎡」(№184)に「Etranger/異国の人」を提供、ベンジャマン・ビオレBenjamin Biolayのアルバム「La superbe」(№211)では「BrandtRhapsodie」に協力し、デュオで歌っている。自身のニューアルバム「Charade」には11曲入る予定。録音にミュージシャンは参加せず、シェラール自身がキーボード、ギター、ベース、ドラムスなどを演奏する。すでに「En toute amitie/友情を込めて」が先行シングルカットされている。2月24日からツアー、3月9日パリのバタクランBataclanに出演。 |
| No.323 | 2010.1.7 | スタニスラスStanislas、 2枚目のアルバム 2010.1.7 スタニスラスの2枚目のアルバム「Les carnets de la vigie/見張り番ノート」が1月4日リリースされた。1972年パリ郊外生まれ、オーケストラ指揮者、師範学校の指揮動作学の教授、アズナヴールやディオンらのアレンジャーとしても活躍。歌手として活動を始め、07年11月の最初のアルバム「L'equilibre instable/不安定な均衡」をリリース。そこに収められ、シングルカットもされた「Le manege/回転木馬」、「La belle de mai/5月の美しい人」、カロジェロとのデュオ「La debacle des sentiments/感情の崩壊」が好評、シャンソンフランセーズに確かな地位を築いた。「子供の頃冒険物語に出てくる船の『vigie/見張り番』は孤独を感じているだろうと思っていた。高い所に立ち、陸地を探すという粘り強さが必要な仕事をしながら。そのイメージが頭から離れずアルバムのタイトルになった。」アルバムには15曲収められている。「Fou d’elle/彼女に夢中」は09年9月には先行シングルカットされ女優ベアトリス・ローゼンと共演のクリップを視聴可能。ローゼンはアルバム中「Sensiblement modifies/かなり修正された」をデュオで歌っている。スタニスラスは2月17~20日パリ リューロペエンL’Europeenに出演、その後国内ツアー、6月17日にはパリに戻りラ シガルLaCigaleに出演。 |
| No.322 | 2010.1.6 | 「フランス人が好きな人物」、アンケート結果 2010.1.6 年2回行われる恒例のアンケート「フランス人の好きな人物」の2009年12月実施分の結果が発表された。今回もトップはテニスのチャンピオンから歌手になったヤニック・ノアYannick Noah。ノアは5期連続、7回目のトップ。(詳細は「最近のシャンソン情報№46」で) |
| No.321 | 2010.1.5 | 心優しいガンコ者世代Age tendre et tetes de bois、クイズ番組に出演 2010.1.5 TV5MONDEで1月2日19:00から放送された「Le combat des idoles/アイドルたちの戦い」は同局で毎日放送されているジュリアン・ルペールJulien Lepers司会のクイズ番組「Questions pour unchampion/チャンピオンへの道」の特番で、1960~80年代に活躍した歌手たちで構成されるユニット「Age tendre et tetes de bois」のメンバーが出演した。ゲスト回答者として「戦い」に望んだのは男女各5人の歌手、登場の際にはそれぞれのヒット曲を歌う当時の映像が流された。回答者は女性歌手ではアニー・コルディーAnnie Cordy(「Tata Yoyo/ヨーヨーおばさん」)、 シェイラSheila(「Vous les copains je ne vous oubrierai jamais/仲間たち、私は決して忘れない」)、ファビエンヌ・ティボーFabienne Thibaud(「Le monde est stone/世界は石」)など、男性歌手ではアントワーヌAntoine(「Les elucubrations/訳の分からない話」),パトリック・ジュヴェPatrick Juvet(「Ou sont les femmes/女性たちは何処に」)ら。他にフランク・アラモFrank Alamo、ボビー・ソロBobby Solo、ジョルジュ・シュロンGeorgesChelonらは応援団。女性部門の優勝者ティボーと男性部門の優勝者アントワーヌで争われた決勝ではアントワーヌが戦いを制した。 |
| No.320 | 2010.1.4 | スペクタクル、「Barbara,20 ans d’amour」バルバラ、20年の愛 2010.1.4 パリのTheatre Hebertot(78bis,bd.Des Batignolles パリ17区)で12月18日から1月2日まで上演された「Barbara,20 ans d’amour/バルバラ、20年の愛」はバルバラへのオマージュ。出演はアコデオニストのローラン・ロマネリRoland Romanelliと女性歌手レベッカRebeccaの二人。20年間バルバラの伴奏を務めたロマネリはステージでバルバラとの思い出を語る。「彼女は才気に溢れ、歌う曲は多くの場合悲劇的なものだったが、ユーモアがあり、茶目っ気たっぷり、フランソワーズ・サガン同様早口、時々発音が不明瞭になることも・・歌ではそんなことは決してなかったが・・いずれにしても、私を最も笑わせた女性だった。」レベッカはよく知られた歌手ではないが、繊細な、官能的な声でバルバラの曲を歌う。真似をするのではないが忠実に、その距離感が心地よい。ロマネリがピアノとアコーデオンで伴奏。歌われたのはバルバラの詩にロマネリが作曲に手を貸した「A peine/ちょうどしたところ」、「Vienne/ウイーン」、「Cet enfant-la/この子」、あるいはロマネリが幾度となく伴奏した「Nantes/ナント」、「Dis quand reviendras-tu?/いつ帰ってくるの?」、「Lasolitude/孤独」、「La joie de vivre/生きる喜び」、「Ma plus belle histoired’amour/わが麗しき恋物語」など。 |
| No.319 | 2010.1.2 | TV局TF1、「2009年のシャンソン」 2010.1.2 TV局TF1の「2009年のシャンソン」は12月30日20:45~パリのパレ デ スポールからの中継放送で発表された。司会はフロラン・パニーとサンドリーヌ・ケティエ。今年候補に上がったのは:「Assasymphonie」(歌:ミュージカル「オペラ・ロック モーツアルト」一座)、「Ta main/君の手」(歌:グレゴワール)、「Le drapeau/旗」(歌:パスカル・オビスポ)、「We are golden」(歌:ミカ)、「Ca m’enerve/むかつく」(歌:エルムート・フリッツ)、 「Like a Hobo」(歌:シャルリー・ヴィンストン)、「C‘est dit/それは決まっている」(歌:カロジェロ)、「La semaine prochaine/来週」(歌:マルク・ラヴォワヌ)、「Lady Melody」(歌:トム・フラジェ)、「Automatic」(歌lトキョ オテル)、「Au bord de l’eau/水辺で」(歌:ジェラール・ド パルマス)、「Heart Box」(歌:クリストフ・ヴィレム)など15曲。Ifop(フランス世論研究所)が行ったアンケートの結果選ばれたのは「La semaine prochaine」(№192)。なお、2007年はヤニック・ノアの「Aux arbres/木を植えよ」、2008年はクリストフ・マエの「Belle demoiselle/美しいお嬢さん」。 |
| No.318 | 2010.1.1 | ラジオ局RFI、「2009年アルバムトップ10」 2010. 1.1 フランスの国際ラジオ放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)は「2009年アルバムトップ10」に次のアルバムを選んだ:シャルロット・ゲンズブール「IRM」(№302)、ベンジャマン・ビオレ「La Superbe」(№211)、ディアムス「SOS」(№282)、ブリジット・フォンテーヌ「Prohibition」(№251)、ミッケ トウロワ デ 「La grande Evasion」(№246)、エム「Mister Mistere」(№223)、ミシェル・デルペッシュ「Sexa」(№156)、オリヴィア・ルイズ「Miss Meteores」(№107)、フェニックス「Wolfgang Amadeus Phoenix/ヴォルフガング アマデウス フェニックス」(*)、ラ グランド ソフィー 「Des vagues et des ruisseaux/波と小川」(**)。 (*)フェニックスPhoenix;1997年パリ郊外ヴェルサイユ出身の当時20歳代の4人が結成したポップ・ロックのグループ。フランス国内よりも英国、ドイツ、スカンディナヴィア諸国で人気がある。09年5月リリースの「Wolfgang ・・・」はグループの4枚目のアルバム。(**)ラ グランド ソフィーLa Grande Sophie;1969年モーゼル生まれの女性シンガーソングライター、96年より活動、05年VdMで新人ステージ賞。09年2月リリースの「Des vagues ・・」は5枚目のアルバム、09年11月にはパリ オランピアに出演。 |
| No.317 | 2009.12.31 | フィリップ・シャテル Philippe Chatel、「Emilie Jolie」誕生30年 2009.12.31 12月29日F2 13時のニュースに登場したシャテルは1948年生まれのシンガーソングライター。79年、当時3歳だった娘エミリーEmilieのために音楽物語「Emilie Jolie/エミリー・ジョリー」を作った。両親が外出した夜金髪の少女エミリーが夢の中で出会う数々の人物や動物などとのエピソードを綴ったもの。79年最初のレコードではアンリ・サルヴァドール(語り)、ジョルジュ・ブラッサンス(ハリネズミ)、エディー・ミッチェル(狼)、ジュリアン・クレール(大きな鳥)、アラン・スーション(雄鶏)、シルヴィー・ヴァルタン(ダチョウ)、フランソワーズ・アルディー(魔法使い)などが参加。97年に再びレコーディングされ、その際にはジャック・デュトロン、ジョニー・アリディ、モラーヌ、ザジー、アクセル・レッド、ララ・ファビアン、フロラン・パニー、エティエンヌ・ダオらが参加している。この物語は85年にはミュージカルにもなり再三上演されている。09年11月「Emilie Jolie」誕生30年を記念して79年のオリジナルヴァージョンがリマスターされ、24ページのブクレット付きCDでリリースされた。その後チャートのバックカタログ部門では12月第3週まで常に上位にランクされている。 |
| No.316 | 2009.12.30 | マイク・ブラントMike Brant、回想TV番組 2009.12.30 12月27日F2 22:25~の「Un jour,un destin/ある日、一つの運命」ではマイク・ブラント(№108)が取り上げられた。1975年、ブラントはイスラエルからフランスに渡って6年、それは正にシンデレラ物語。28歳という若さとルックス、常に微笑みを絶やさないブラントは人気絶頂だった。ヒットパレードではクロード・フランソワ、ミシェル・ポルナレフ、ジョニー・アリデイを凌駕していたし、多くの女性スタートと浮き名を流していた。しかしこの年の4月25日の悲劇はどう説明できるのだろう。ブラントはパリの住居であったアパートの7階から投身自殺した。その死はファンばかりでなく多くのフランス国民にとって衝撃だった。イスラエルに住んでいた家族には信じられなかったし、ショウビズ界の争いによる殺人説、あるいはブラントがイスラエルの秘密組織に属していて消されたという突飛な噂まで流れた。番組では未公開の映像、家族や関係者の証言を元に30年経ってもなぞに包まれたままのこの事件を追う。 (№315追)クイズの正解は①「Et moi,et moi,et moi」②フランソワーズ・アルディー(二人は1967年からのパートナー、73年には長男トマが誕生、81年3月コルシカ島で結婚)③エッフェル塔(「朝5時、パリは目覚める、エッフェル塔は足元が寒く、凱旋門は活気を取り戻し、オベリスクは真っ直ぐ立つ・・」 |
| No.315 | 2009.12.29 | ジャック・デュトロンJacques Dutronc、コンサート2週間前 2009.12.29 2010年17年振りにステージに立つデュトロン(Nos.166、275)、1月8日のEvry(エソンヌ県)からパリZenithでの5日間(1月12~16日)を含め5月までフランス各地で52回の公演が予定されている。コンサートが間近になり、インタヴユーに答え次のように語っている。「これが最後のツアーだとはあえて言わないが、私のツアーは17~20年置きだから、理論的には次はもうないだろう。Set list24曲は主として1966-75年までのもので、古い曲が多いが、それらは最近の歌手の曲よりもより現代的だと思っている。」12月にはVogue社時代の142曲を8枚のCDに編集したコンピレーション「Les annees Vogue/ヴォーグの年月」が限定盤でリリースされた。デュトロンに関して次のようなクイズも見られた。①66年夏の大ヒット曲は;○Et moi,et toi,et toi ○Et moi,et moi,et moi ○Et toi,et moi,et moi ②81年結婚した相手は;○フランソワーズ・アルディー ○ファニー・アルダン ○カトリーヌ・ドヌーヴ ③68年のヒット曲「Il est cinq heures ,Paris s’eveille/朝5時パリは目覚める」で足元が寒いと歌われているパリの名所は;○凱旋門 ○コンコルド広場のオベリスク ○エッフェル塔 |
| No.314 | 2009.12.27 | レ シャントウ―ズLes chanteuses、「Le Pere Noel n‘existe pas」 2009.12.27 今年のクリスマス期に物議をかもし、子供たちのクリスマスを台無しにした(?)のが若い女性歌手のデュオ レ シャントウ―ズLes chanteusesが歌う「Le Pere Noel n‘existe pas/サンタクロースなんていやしない」。歌詞を書いたのはフレデリック・ベイグベデールFrederic Beigbeder。ベイグベデールは作家・評論家、「Un romance francais/フランスの小説」で09年Prix Renaudot賞を受賞している。歌詞は:もうすぐ今年も終わり、今朝雪が降った、暖炉の側ではもみの木に付けた電球が点滅している、家族が集まり、子供たちは待ちきれない、もうすぐクリスマスプレゼントの配達が始まるだろう・・でも問題はサンタクロースなんていないと言うこと、あれはコカコーラが考えだしたもの・・サンタクロースはここにはいないパパがやっている、残念だけど・・・でも問題はサンタクロースなんていないこと、厄介なことにサンタクロースは子供たちのためにしかいない・・なお、F2 20時のニュースが行ったアンケート「クリスマスはどんな祝祭だと考えますか?」では「商業的な祝祭」38.8%、「家族的な祝祭」33.4%、「宗教的な祝祭」27.8%という結果が出ている。 |
| No.313 | 2009.12.26 | エレーヌ・セガラHelene Segara、CFに登場 2009.12.26 歌手エレーヌ・セガラは1971年南仏生まれの、父はイタリア人、母はアルメニア人。99年ミュージカル「Notre Dame de Paris/ノートル ダム ド パリ」にエスメラルダ役で出演、一躍スターに。00年アルバム「Au nom d’une femme/一人の女性の名において」は100万枚以上の売上げ、01年のVdMで最優秀女性歌手賞。08年11月アルバム「Mon pays,c’est la terre/私の国はこの地球」をリリースの後09年4月までツアーを行っていた。母方の縁でアルメニアのために尽力していて09年3月にはパリ8区、Le Pont des Invalides/アンヴァリッド橋の脇に設けられた「Jardin d’Erevan/エレヴァン(アルメニアの首都)公園」の命名式にアズナヴールと参列、11月にはアルメニア支援の資金集めのためのPhonethonの推進役を務めた。そのセガラが、頭髪用化粧品メーカーSchwarzkopfの頭髪染めのCFに登場し話題に。白いソファーに座った豊かな髪のセガラ「私の髪は強く、目映いばかり、白い髪は一本もない。これはあなたのためのもの。」 |
| No.312 | 2009.12.25 | リオネル・フロランスLionel Florence、SACEM大賞作詞家賞受賞 2009.12.25 2009年SACEM大賞(№310)作詞家賞はリオネル・フロランスが受賞した。フロランスは1958年ナンシー生まれの作詞家。97年のパスカル・オビスポに「Savoir aimer/愛する術」などの歌詞を提供し第一線に。作詞では、1960年代はピエール・ドラノーエ時代、80年代はディディエ・バルベリヴィアン時代、2000年代はフロランスの時代と言われている。20人以上の歌手に詩を提供、主なものは:ジェニフェールに「Donne-moi le temps/私に時間を」、ナターシャ・サン=ピエールに「Tu trouveras/きっと分かる」、パスカル・オビスポに「Les fleurs du bien/善の花」、フロラン・パニーに「Ma liberte de penser/僕の思想の自由」、クリストフ・マエに「On s‘attache/くっついて」、カロジェロに「Aussi libre que moi/僕ほど自由」、Sol En Siのメンバーに「Sa raison d’etre/彼(彼女)の存在理由」。他にミュージカル「Les dix commandements/十戒」(00年)、「Le Roi Soleil/太陽王」(05年)、「Cleopatre/クレオパトラ」(09年)の作詞もしている。(№309追)ジョニー・アリディは12月23日病院からロスの自宅に戻った。レティシア夫人や二人の養女(JadeとJoy)と共にクリスマスを過ごす。Joyeux Noel ! |
| No.311 | 2009.12.24 | ティノ・ロッシTino Rossi,「Petit Papa Noel」 2009.12.24 12月18日、英仏海峡トンネルを通過する高速鉄道ユーロスターはフランス北部の寒波のため電気系統の故障で5本の列車がトンネル内で立ち往生、2500人余りの乗客が最大で16時間車内に閉じこめられた。そのなかで老若男女のフランス人乗客が歌っていたのが「Petit Papa Noel/プティ パパ ノエル:サンタのおじさん」。フランスクリスマスソングの[唯一の]定番。ティノ・ロッシ(1907-83)のこの曲、レイモン・ヴァンシRaymond Vinci作詞、アンリ・マルティネHenri Martinet作曲、リシャール・ポティエRichard Pottier監督の1946年映画「Destins/運命」の中でロッシが歌ったもの。そのレコードはロッシの生前すでに3000万枚以上売上げ、没後も毎年20万枚以上売上げていると言われている。この曲は他に、ナナ・ムスクーリ、ダリダ、セリーヌ・ディオン、エンリコ・マシアス、ミレイユ・マテュー、フロラン・パニー、ジャック・ランティエら多くの歌手によって歌われており、07年にはアメリカの人気歌手ジョシュ・グローバンJosh Groban がフランス語でカバーしている。サンタさん今冬は寒波が厳しいことから「Mais avant de partir,il faudra bien te couvrir/でも出掛ける前はしっかり着込まなくちゃダメだよ。」(歌詞の一節)。 |
| No.310 | 2009.12.23 | ジャック・イジュランJacques Higelin、SACEM大賞歌手賞受賞 2009.12.23 2009年SACEM(作詞家、作曲家、楽譜出版者協会)大賞のシャンソンフランセーズ歌手賞はジャック・イジュランが受賞した。イジュランは1940年パリ郊外生まれのシンガーソングライター、俳優。14歳で学業をやめ映画界に。兵役除隊後の60年代から映画出演の傍らキャバレで歌い出す。イヴ・モンタンやシャルル・トレネとも同じステージで歌っている。67年にはブリジット・フォンテーヌとのデュオ「Cet enfant que je t’avais fait/僕が君に作ってあげた子供」がヒット。71年全曲自作のアルバムを出し詩作と作曲の才を示す。挑発的な都会派ロッカー、そのシャンソンはメデイアから流されることは少なく、ステージ活動が中心。トレネの死去に際してアズナヴールが「彼の後継者はジャック・イジュラン」と表したことで「二代目歌う狂人」とも言われ、04~05年フランス国内で「イジュラン、トレネを歌う」コンサート。05年にはそのライヴアルバム「Higelin enchanteTrenet/イジュラン、トレネを魅了」。06年アルバム「Amor Doloroso」。歌手アルテュール・アッシュArthur Hと若手女性歌手イジアIziaの父。イジュランは10年2月22日新しいアルバム「Coup de foudre/青天の霹靂、一目惚れ」をリリース予定、3月9日からはパリLa Cigaleに出演。 |
| No.309 | 2009.12.22 | ジョニー・アリディJohnny Hallyday、入院、コンサートをキャンセル 2009.12.22 12月16日ジョニー・アリデイが病気のため、2010年1月8日Amiensから2月13日パリ ベルシーまで予定されていた24回のコンサートをすべてキャンセルする旨発表された。すでに売られていた16万枚のチケットは12月21日から払い戻しが行われる。国民的人気歌手ジョニーの病状はTF1、F2とも連日ニュース番組で報道する国民的な関心事。ジョニーは、11月26日パリClinique du ParcMonceauでステファン・ドラジュウStephane Delajoux医師の執刀のもと椎間板ヘルニアの手術を受け、その後家族とロスアンゼルスに向かった。その機中で腹痛を訴え、7日到着と同時にロスのCedars-Sinai病院に入院。ヘルニア手術が原因の損傷が発見され、再手術。また、院内感染のおそれもあり、1週間近く「coma artificiel/人工的は昏睡状態」に置かれていた。14日夕刻には目覚め周囲と会話ができるほど回復した。ロスに見舞いに来ていた元妻のナタリー・バイユ、ジョニーとバイユとの間の娘で俳優のローラ・スメ、シルヴィー・ヴァルタンとの間の息子ダヴィッド・アリディらはロスを後にした。今後相当長期の回復期を要するため、クリスマスは病院で過ごすことになるだろう。なお、ドラジュウ医師が12月11日パリでジョニーのファンに襲われ負傷するという事件も起こった。またジョニーは同医師を訴えることも考慮している。 |
| No.308 | 2009.12.21 | ジュリアン・クレール Julien Clerc、ミュゼ グレヴァンにアンコール登場 2009.12.21 クレールがパリの蝋人形館ミュゼ グレヴァンMesee Grevin(10,bd. Montmartre パリ9区)にアンコール登場した。すなわち、クレールの2体目の人形が12月14日に披露されたというもの。クレールはこの人形に着せるため最近のツアーで着た舞台衣裳を提供した。グレヴァンに2体目の人形というのは珍しく、クレールの他にはシモンヌ・ヴェイユl、ド ゴール将軍など4人だけ。今回の人形はエルトン・ジョンElton Johnやアリエル・ドンバルArielle Dombasleの隣に置かれている。クレールの最初の人形は38年前の1971年にグレヴァンに展示された。クレールは1947年にパリに生まれ、68年のいわゆる「5月革命」直前に出した「La cavalerie/騎兵」で人気が出、69年ミュージカル「Hair」のフランス版にクロード役で出演し一躍スターになった。当時22歳、もっとも若くしてグレヴァン入りした人物の一人であった。この最初の人形は展示品の更新のため80年代に倉庫に収納された。クレールは4月にはCD3枚組57曲を収めたベスト盤をリリース。また、11月19日にはCD2枚組26曲収めたライヴアルバム「Tour 09/09年ツアー」をリリースしたばかり。 |
| No.307 | 2009.12.18 | 映画「Serge Gainsbourg ,la vie heroique」、いくつかのシーンを視聴可能 2009.12.18 フランスで2010年1月20日から公開されるセルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourg(1928-91)の伝記映画「Serge Gainsbourg, la vi heroique/セルジュ・ゲンズブール、その英雄的な生涯」(№279)のいくつかのシーンを視聴することができる。その中にはヒット曲の誕生に絡む次のようなシーンがある。ゲンズブール役はエリック・エルモスニノEric Elmosnino。 ①「Bonnie and Clyde、」ブリジット・バルドーBrigitte Bardot役はレティシア・カスタLaetitia Casta ②「Javanaise/」ジュリエット・グレコJuliette Greco役はアンナ・ムーグラリスAnna Mouglasis ③「Le canari est sur balcon/カナリアはバルコニーの上に」ジェーン・バーキンJane Birkin役はルーシー・ゴルドンLucy Gordon ④「Je bois/僕は飲む:酒飲み」ボリス・ヴィアンBoris Vian役はフィリップ・カトリーヌPhilippe Katerine |
| No.306 | 2009.12.17 | ブレルのスペクタクル、「Brel,de Bruxelles aux Marquises」 2009.12.17 11月19日からパリのTheatre Dejazet(41,boulevard du Temple パリ3区)で上演されているスペクタクル「Brel,de Bruxelles aux Marquises/ブレル、ブリュッセルからマルキーズまで」は、評論家ジャック・ペシスJacque Pessisが脚本と語り、女性歌手ナタリー・レルミットNathelie Lhermitteが歌、アコーデオニスト オールリアン・ノエルAurelien Noelが伴奏の「音楽によるJacques Brelの伝記」。このトリオはすでにスペクタクル「Piaf,une vie en rose et noir/ピアフ、バラ色と暗黒の人生」をフランス国内ばかりでなく、海外でも上演していて好評を博した。今回このトリオは、没後31年、存命であれば09年4月8日に80歳を迎えていた偉大なジャックGrand Jacquesを取り上げた。「ジャック・ブレルの曲は誰もが知っている。女性歌手がブレルの曲を歌うわけだが、彼女はブレルの真似をしようとはしていない。もっともそんなことは誰がやっても無理」(ペシス談)。というわけで、このトリオの解釈による「行かないで」、「アムステルダム」、「愛しかないとき」、「ボンボン」、「華麗なる千拍子」などが歌われている。今回のパリ公演は2010年1月2日まで、その後地方に。 |
| No.305 | 2009.12.16 | グラン コール マラッドGrand Corps Malade、 ライヴDVD 2009.12.16 フランスでもっとも知られているスラム歌手グラン コール マラッド(GCM)が12月7日にリリースしたライヴDVD「Drand Coprs Malade en concert/コンサートにおけるGCM」が好評。 GCMは1977年パリ近郊のセーヌ=サン・ドニ生まれ、水泳の飛び込みの練習の際脊椎を損傷し、脚が不自由に。06年3月にリリースした最初のアルバム「Midi 20/12時20分」が50万枚以上売り上げ、スラムをフランスに根付かせた。このアルバムにより07年のVdMで新人アルバム賞と新人ステージ賞を受けた。08年アルバム「Enfant de la ville/町の子供」をリリースの後、2010年年初まで長期のツアーを続けていて、各地のフェスティヴァルへの参加を勘定しなくても250回以上のコンサートを行う。このDVDは09年9月にパリのLa Cigaleで行われたコンサートを収録したもの。21曲とボーナス2曲が収められている。これはGCMの4年間の活動の集大成とも言うべきもので、前記2つのアルバムに収められている曲、まだCDには収録されていない「L’envers du decor/舞台裏」や「EducationNationale/国民教育」(№130)も入っている。GCMは1月11日にはパリ オランピアでの「Festival Generation Reservoir」に登場。 |
| No.304 | 2009.12.14 | ダリダDalida コンピレーションアルバム「D’ici d’ailleurs」 2009.12.14 ダリダは1933年カイロで生まれ、87年5月パリで自らその生涯を閉じた。この間に2000曲以上を10か国語で録音。12月9日リリースされた「D’ici d’ailleurs/ここそこで」は各国語で歌われたダリダのコンピレーションアルバムで全191曲を収めている。構成は:1.スペイン語で歌われた曲を「Sus mas grades exitos」のタイトルで、2.英語を「The glamorousDalida」のタイトルで(CD2枚)、3.ドイツ語を「Ihre Grossen Erfolge」のタイトルで、4.フランス語を「Succes en or」のタイトルで(CD2枚)、5.イタリア語を「Per sempreDalida」のタイトルで(CD2枚)、6.アラビア語を「Arabian Songs」のタイトルで、7.その他の言語(日本語・フラマン語・ギリシャ語・ヘブライ語)を「Album Bonus」のタイトルで。日本語で歌われているのは「オー ソレ ミオ」、「18歳の彼」、「アモーレ スクザミ」、「ジジ ラモロゾ」。「18歳の彼」の原曲は作詞Pascal Sevranほか、作曲Pascal Auriatほか1973年の「Il venait d’avoir 18 ans/彼は18歳になったばかり」。このアルバムでは日・仏語の他に、スペイン語(「Tenia dieciocho anos」)、英語(「He must have been eighteen」)、ドイツ語(「Er war gerade 18 jahr」)、イタリア語(「Diciotto Anni」)で聞くことができる。 |
| No.303 | 2009.12.12 | カロジェロCalogero、「L’embellie」がRTL2009年のアルバムに 2009.12.12. ラジオ局RTLが選ぶ「2009年アルバム賞」はカロジェロの「L’embellie/美しくなった人」(№105)に。08年10月1日から09年9月30日までの間にリリースされたアルバムのうち10月に発表された15の候補作(№258)から聴取者の投票などによって決定したもの。12月9日同局のGrand Studioでトロフィーが授与された。その後同所で特別コンサートが開かれた。このコンサートの模様は同局で12月25日18:30から放送される。12月4日のTF1 13時のニュースでは「カロジェロのツアーの1日」のタイトルでリヨンにおけるコンサートの様子が報告された。このステージでカロジェロの隣にいるのはスラム歌手グラン コール マラッドでアルバムの中で「L’ombre et la lumiere/影と光」をデュオで歌っている。現在はこのアルバムに収められシングルカットされた「La fin de la fin du monde/世界の終わりの結末」とそのクリップが好評。RTLアルバム賞は2008年にはフランシス・カブレルの「Des roses et des orties/バラとイラクサ」に、2007年にはヤニック・ノアの「Charango/シャランゴ」に与えられている。 |
| No.302 | 2009.12.11 | シャルロット・ゲンズブールCharlotte Gainsbourg、アルバムリリース 2009.12.11 シャルロット・ゲンズブール(Nos.135、284)の新しいアルバム「LRM/MRI」は12月7日にリリースされた。通常のCDの他に、ボーナストラック付きCD+DVDの限定盤、ボーナストラック付きCD+DVD+写真集のコレクター盤がある。アルバムに収められているのは:「Master’s hand」、「IRM」、「Le chat du cafe des artistes/アーティストカフェーの猫」(フルコーラスフランス語)、「In the end」、「Heaven can wait」、「Time of the assassins」「Greenwich mean time」、「Voyage/旅」(一部フランス語)、「La Collectionneuse/女性コレクター」(ギヨーム・アポリネールの「Le Pon tMirabeau/ミラボー橋」からの有名な一節「Vienne la nuit sonne l’heure.Les jours s’en vont je demeure/夜よ来い 時の鐘よ鳴れ。日々は過ぎ 僕は残る」が引用されるなど後半部はフランス語)、「Trick Pony」など13曲、ボーナスは「Looking glass blues」。 シャルロットは12月9日F4の音楽番組「Taratata」に出演「Heaven can wait」、「TrickPony」、「Just like a woman」(Bob Dylanのカバー)を歌った。また彼女がロマン・デュリスと共演したパトリス・シェロー監督映画「Persecution/つきまとい」は12月9日公開。 |
| No.301 | 2009.12.10 | ウェン・ルロワNolwenn Leroy、新しいアルバム 2009.12.10 ルロワは1982年ブルターニュ地方ブレスト近郊生まれの女性歌手。TVTF1のスター誕生番組Star Academyの02年、第2回優勝者。パスカル・オビスポらの協力を得た03年のファーストアルバム「Nolwenn」は70万枚以上の売上げ、ローラン・ヴルジーらの協力を得た05年のセカンドアルバム「Histoires Naturelles/自然界の物語」も50万枚以上の売上げ。4年振りとなる3枚目のアルバム「Le Cheshire Cat et moi/チェシャ猫と私」は09年12月7日リリース。収められている11曲の詩はルロワ自身が書いていて、うち3曲は英語。12月7日のTF1 13時のニュースでは彼女が詩作にふけったノルウェーの村、あるいは録音の様子などが流された。すでに「Faut-il,faut-ilpas?/しなければならないのか、それともしてはならないのか?」がシングルで先行リリースされ、そのクリップを視聴することができる。ここでは「すべてはジレンマ、不信のかたまり。ペストかコレラか、なぜどちらかを選択をしなければならないのか。私はてんびん秤、しなければならないのか、してはならないのか?・・・」と歌われている。このアルバム、買わなければならないのか、買ってはならないのか?ルロワは10年3月18日パリLa Cigaleに出演の予定。 |
| 祝 第300回達成 |
2009.12.9 |
ガルーGarou、新しいアルバム 2009.12.9 ガルーはカナダ出身、98年ミュージカル「ノートルダム ド パリ」でカジモドを好演して人気になり、フランスとカナダで活躍している歌手。ガルーの新しいアルバムは12月4日リリースされた「Gentleman Cambrioleur/泥棒紳士」で、カバー12曲が、原曲の言語で歌われている。収められているのはジャック・デュトロンの「Gentleman Cambrioleur」、マドンナの「Sorry」、レ リタ ミツコの「C’est comme ca/それはそういうこと」、セルジュ・ゲンズブールの作詞作曲でジェーン・バーキンが歌った「Les dessous chics/シックな下着」、シャルル・アズナヴールの「A ma fille/娘に」、ジョー・ダッサンの「Les Champs-Elysees/オー シャンゼリゼ」、サイモン&ガーファンクルの「The sound of silence」など、他に「I love Paris」も。ガルーは12月7日F2 13時のニュース「最後の5分」に登場し、「これを企画したとき他人のシャンソン泥棒するような感じがしたが、それをシックに紳士的にやった。選曲は幅広く、偏らないようにした。」番組の最後にギターの弾き語りで披露したのは、シングルカットされている「New Year’s Day」でU2のカバー。ガルーは10年5月からフランス、ベルギーツアーを予定していて、5月14、15日パリ オランピアに出演。 |
| No.299 |
2009.12.8 |
アメル・ベントAmel Bent、 新しいアルバム 2009.12.8 アメル・ベントは1985年パリ郊外生まれ、父はアルジェリア人、母はモロッコ人。04年のTVM6スター誕生番組「Nouvelle Star/新しいスター」に出演し3位。しかし一般視聴者の人気は抜群。04年のアルバム「Un jour d'ete/ある夏の日」が65万枚を超す大ヒット。06年のVdMで新人歌手賞。07年の2枚目のアルバム「A 20 ans/二十歳で」にはアズナヴールも「Je resteseule」を提供した。3枚目のアルバムは12月4日にリリースされた「Ou je vais/私はどこへ行くのか」。同名の曲が先行シングルカットされ、そのクリップも好評。24歳の今も母親の家に住み「家族と一緒に住んでいなかったらとても寂しいだろう。家族は私の支え。仕事が終われば家に帰る。普通の人と同じように。そして夕食は一緒に。12歳の弟が数学で困っていれば手伝う。自分が成功したことを示すために15,000フラン[30万円位]もする部屋に住むことなんか考えられない。」と言っているベント、このクリップには彼女の母が、妹が、犬が、それに実際に使っているヘアブラシが登場している。2010年3月からツアー、5月4日オランピアに出演の予定。 |
| No.298 | 2009.12.7 | ナターシャ・サン=ピエールNatasha St.Pier、 ベスト盤リリース 2009.12.7 ナターシャ・サン=ピエールは1981年 カナダ生まれ、93年には地元テレビ局ののど自慢番組で最も若い決勝進出者になりケベックでは有名に。99年ミュージカル「ノートルダム ド パリ」のケベックとロンドン公演に出演。01年ユーロヴジョンシャンソンコンクールのフランス代表として4位に入賞。02年パスカル・オビスポに提供された曲を中心にした「De l'amour le mieux/最高の愛を」をリリース、フランス語圏諸国やラテンアメリカ諸国で好評。02年9月にはスタートしてオランピアに出演。03年VdM新人賞。すでに5枚のスタジオ録音アルバムを出しているサン=ピエールが11月30日最初のベストアルバム「Tu trouveras・・10 ans de succes(Acte 1)/きっと分かる・・10年間のヒット(第1幕)」をリリース。これには17曲が収められている。「Tu trouveras」、「Je n’ai que mon ame/私にあるのは魂だけ」、「Un ange frappe a ma porte/天使が私の扉を叩く」などデビューして10年になる彼女のヒット曲ばかりでなく、新曲「L’instan T/Tの瞬間」(その英語ヴァージョン「Trade itall」)、「Haut les coeurs/元気を出して」が収められている。このうち「L’instant T」は先行シングルカットされ9月にはリリースされていて、そのクリップを視聴できる。2010年6月4、5日パリAlhambraに出演の予定。 |
| No.297 | 2009.12.6 | ルノーRenaud、パラディParadis、2009年11月最終週のチャートトップに 2009.12.6 12月4日に発表された11月23日から29日までのヒットチャートには本欄で取り上げた作品が上位になっている。すなわち・・ニューアルバムでは:1位ルノーRenaud「Molly Malone/モリー・マロヌ」(初登場、№289)、2位エディー・ミッチェルEddy Mitchell「Grand ecran/映画スクリーン」(初登場、№288)、3位ディアムスDiam’s「SOS」(前週1位、№282)、4位ジョニー・アリデイJohnny Hallyday「Tour 66 Stade de France 2009」(前週3位)、5位ジェラール・ド パルマスGerard De Palmas「Sortir/出発する」(前週2位、№295)。4位の「Tour 66 Stade de France 2009」はアリディのさよならツアーの一環で5月29~31日にパリのスタッド ド フランスで行ったコンサート(№139)のライヴ、10月最終週のチャートに初登場で1位になって以来常に上位にランクされている。コンピレーションでは:1位ヴァネッサ・パラディVanessa Paradis「Best of」(初登場、№286)、2位グレゴリー・ルマルシャルGregory Lemarchal「Reves/夢」(前週1位、№271)、5位Jean Ferratジャン・フェラ「Best of」(前週4位、№280)。 |
| No.296 | 2009.12.5 | 「Le Collecif」、対エイズキャンペーンのためのシングルCD 2009.12.5 対エイズ活動を行っているAIDES協会は創立25周年を迎え、2010年1月30日には30人以上のアーティスト、TV・ラジオのキャスターの協力を得てアルバム「Message」を出す予定。そこにはジェニフェールJenifferの「Rock’n Rollsuicide」(D.Bowieのカバー)、クリストフ・ヴィレムChristophe Willemの「SexCrime」(Eurythmicsのカバー)、ララ・ファビアンLara Fabianの「Amoureuse」(V.Sansonのカバー)など17曲が収められる予定。このアルバムの先駆けとしてシングル「Le Collecif」が12月1日世界エイズデーに合わせてリリースされた。ここで歌っているのは:前記3人の他、ダニエル・パウターDaniel Powter、ジャスティン・ノズカJustin Nozuka、キャロリーヌ・コスタCaroline Costa、エム・ポカラM.Pokara、アングンAnggun、トム・フラジェTomFrager、ソフィア・エサディSofia Essaidi、ボブ・サンクラールBob Sinclar、ジョアキム・ガロJoachim Garraad,ナターシャ・サン ピエールNatasha St.Pier。このCDのヴィデオクリップを視聴できる。その中で最後にボールを蹴るのはフランスの誇るラクビー選手Sebastien Chabat |
| No.295 | 2009.12.4 | ジェラール・ ド パルマス Gerard De Palmas、新しいアルバムリリース2009.12.4 ド パルマス(№189)の5年振り、15年のキャリアで5枚目となるアルバムで、11月16日にリリースされた「Sortir/出発する」は好評。リリース週のアルバムチャートで2位(1位はDiam’sの「SOS」(№282)。アルバムには自身の作詞作曲による11曲が収められており、テーマはこれまで同様、愛、子供時代の思い出、別離、「僕は自分の弱さを語ることが怖くはない。他の人がその人の弱さを語ることも好ましいと思う。」№189で紹介した「Au boerd de l’eau/水辺で」ほか、「Dans une larme/涙の中で」 のクリップも視聴可。ド パルマスは12月2日F2 20時のニュースに登場。「この5年間、最初の3年は詩を書き、曲を付けていた。僕はスピーディーな方じゃない。後の2年間は一人スタジオに入っていた。」とアルバムがゆっくりと孤独の中で作られたと語り、11月16日のオランピア出演の模様などの映像が流された。若い女性が街頭インタビューで「彼にはショービジネス的なところがない。」と話していたが、この女性の意見は正しい。控えめなところがド パルマスの魅力であり、彼はギターを肩にその道を歩み続けるだろう・・とレポートされた。10年5月15日までの長期ツアー中で、次のパリ登場は10年3月30日ゼニット。 |
| No.294 | 2009.12.3 | アクセル・レッドAxelle Red、F2 13時のニュースに出演 2009.12.3 11月30日標記番組に出演したレッドは1968年ベルギー生まれ、赤毛のシンガーソングライター、94年「Sensualite/官能」のヒットで人気が出た。98年の「Rester femme/女性のままで」でVdM女性歌手賞、 ルノーRenaudとのデュオ「Manhatttan-Kaboul/マンハッタン・カブール」は03年のVdMでシャンソン賞を受賞。09年のCD2枚組最新アルバム「Sisters and empathy」に収められている19曲はフランス語 の2曲を除いて英語で歌われている。「UNICEFなど人道団体の活動で世界中を回り、苦しい状況下の女性や子供たちを見てきた。私のメッセージを伝えるために何か書こうとしたら英語がいい。そして自由な世界では法律や宗教ではなく、人間性やEmpathy/共感が大切。」番組の最後にギター伴奏で歌ったのは「Song called chip」。レッドは同日20時からパリ Le Palaceで1日だけの公演。「La Palaceは綺麗な、そう大きくはない、親密な雰囲気のあるホール。パリの人々は暖かく迎えてくれ、またパリの公演では毎回何かしら予想しなかったことが起きる。」黒いトップ、ヒョウ柄のパンツ、山高帽で登場、6人のミュージシャンをバックに最新アルバムからの曲を中心に歌った。 |
| No.293 | 2009.12.2 | La StarSeniorsシニアシャンソンコンクール、 ニースで開催 2009.12.2 11月30日のTF1 13時のニュースで紹介された「La StarSeniors/シニアスター」はニースで行われたシャンソンコンクールで、応募者は55歳以上のニース、コートダジュールに住むシニア。今回が第1回でフランスにおける最初の試みのよう。55歳から80歳まで200人の応募者があり、その中から予選を経て選ばれた20人(実際の出場者は19人)が11月29日Acropolis劇場での決勝に出場。1800人の観客を前に65歳のアンナはピアフの「愛の讃歌」を、75歳のジャンはブレルの「マドレーヌ」を歌った。ほかにシナトラ、サルドウ、アズナヴールなどの曲が歌われ、出場者は声に年齢は関係ないことを示した。楽屋では「上がらないなんて言っているのは嘘。」とか「こんな牝鹿のような目にされちゃった。」などの会話が出るのは素人故か。しかし歌唱力だけでなく、ステージでのパーフォーマンスにも観客は魅了された。出場者の水準は高く、審査も長時間に。優勝したのはナナ・ムスクーリの曲「Coucou roucoucou paloma/クク ルクク パロマ」を歌ったDominiqueCalcara。娘は「母は夢を実現した。本当に素晴らしい。誇りに思う。」エディー・ミッチェルの「Chanteur de dancing/ダンスパーティーの歌手」やバルバラの「Nantes/ナント」を歌った出演者が入賞した。 |
| No.292 | 2009.12.1 | クリストフ・マエChristophe Mae、新曲がラジオで 2009.12.1 1975年南仏生まれ、18歳で家を出て歌手活動を始める。05年9月から始まったミュージカル「Le Roi Soleil /太陽王(ルイ14世)」に太陽王の弟役で出演、一躍人気に。 07年の最初のソロアルバム「Mon Paradis/僕のパラダイス」では、独特の高い声と豊かな歌唱力が遺憾なく発揮され、アルバムは150万枚以上売り上げ。08年VdMで新人歌手賞を受賞。08年のツアーは100万人以上の観客を集めた。そのマエの待望久しい2枚目のスタジオ録音アルバムは10年3月リリース予定の「On trace la route/道を辿る」。そこに収められる「Dingue,dingue,dingue/すごい、すごい、すごい」が10月27日からラジオで流されている。シングルでのリリースは12月7日。アルバムにはディアムスDiam’sに提供された2曲(「J’ai vu/僕は見た」ほか)が収められことになっている。「彼女には3年前に会い、意気投合した。僕のベルシーでのコンサートにも出演してもらい一緒に歌った。」 また、アラン・バッシュングAlain Boshungの作詞者として数々のヒットを生んだボリス・ベルグマンBoris Bergmanにも2曲提供される。マエは10年6月15、16日パリゼニットに出演、その後7月1日からツアー。 |
| No.291 | 2009.11.30 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、新しいアルバム 2009.11.30 10月22日自伝「A voix basse/小さな声で」を出したアズナヴール、新しいアルバム(「56枚目」の報道あり)は11月27日リリースの「Charles Aznavour & The Clayton Hamilton jazzorchestre」。タイトルが示すようにこのアルバムはアメリカの著名なアレンジャーでベーシストのJohn Clayton、ドラマーJeff Hamilton、ピアニストJacky Terrasson協力を得てロスのCapitol Recordsのスタジオでジャズオーケストラをバックに録音されたもの。収められているのは若手黒人女性ジャズ歌手Rachelle Ferrell(「Montreuxのjazzフェスティヴァルで『Me voila seule/私は一人』を歌ったのを聞いて是非一緒にと思った。」)とのデュオ(「Je suis fier de nous/僕たちが自慢」新曲、「I’ve discovered that I love you:J’en deduis que je t’aime/だから君を愛しているの」2曲)、Dianne Reevesとのデュオ(「This times we’ve known:Les bons moments/ふたりの時」)、「Comme ils disent/人々が言うように」、「A ma fille/娘に:失われた心」、「Le jazz est revenue/ジャズが再びやってきた」、「Il faut savoir/それがわかれば」、「Laboheme/ラ ボエム」、など14曲でそのうち4曲は新曲。アズナヴールは11月27日 F2 20時のニュースに出演、録音風景などが流された。11月27日にはほかに3枚組DVD「Anthologie1955-72」もリリースされた。(M.O |
| No.290 | 2009.11.27 | エルヴェ・ヴィラールHerve Vilard、「心優しいガンコ者世代」に 2009.11.27 ヴィラールは1946年パリ生まれのシンガーソングライター。孤児院で育ち、レコード店の店員をしながら歌手になるチャンスをうかがっていた。65年夏「Capri c’est fini/カプリの恋の物語」が大ヒット。その後「Sayonara/さよなら」、「Les anges du matin/朝の天使たち」などそこそこのヒットはあったが大ヒットには恵まれず、70年代は中南米を活動の場としていた。78年新曲「Nous/僕たち」出してオランピアに戻ってきた。最近では07年にもオランピアに出演している。08年1月TV出演の際「(60、70年代に活躍した歌手たちで構成されるユニット)『Age tendre et tetes de bois/心優しいガンコ者世代』は醜悪、それに参加しているかつての同僚達には哀れを感じる。」と語っていたヴィラール、2010年の「心優しいガンコ者世代」コンサートのプログラムには彼の名が。「Il n’y a que les imbeciles qui ne changent pas d’avis/考えを変えないのは愚か者だけ」という訳か。 |
| No.289 | 2009.11.26 | ルノーRenaud、新しいアルバム「Molly Malone」 2009.11.26 ルノーは1952年パリ生まれ、60年代末から曲を作り始め、85年の「Mistral gagnant/ミストラル ガニャン」などのヒット曲を持つ。50歳になる前の数年間アル中に、回復し02年アルバム「Boucan d’enfer/地獄の大騒音」をリリース、VdM最優秀アルバム賞など3賞を受賞。09年11月23日2年振りにリリースされたアルバムは「MollyMalone、Ballades irlandaises/モリー・マロヌ アイルランドのバラード」。05年に再婚した歌手ロマーヌ・セルダとの間の息子3歳のマロヌMaloneに捧げられていて、アイルランドの名曲に自らフランス語の歌詞を付け、ルノー流にアレンジした13曲が収められている。91年アイルランドを旅行し「La ballade nord-irlandaise/北アイルランドのバラード」 を作り、97年にはDublin、Derry、Belfastなどのパブでコンサートを行ったルノー、アイルランドの曲をカバーしたアルバムが長年の夢だった。「Belfast Mill」では工場閉鎖を、「Adieu a Rhondda」では他所に移りたい炭坑夫の夢を、「Dubliners」ではダブリンに住む人々とダブリンの繁華街を、「Willy McBride」は戦争で亡くなった少年を歌っている。ルノーのこの土地やそこに住む人々への讃歌で、愛情の溢れるものに。 |
| No.288 | 2009.11.25 | エディー・ミッチェルEddy Mitchell、新しいアルバム 2009.11.25 エディー・ミッチェル(№269)の新しいアルバムは11月23日リリースの「Grand ecran/映画スクリーン」でハリウッド映画のヒット作に用いられた曲のフランス語によるカバーなど15曲を収めたもの。TF1 23日の20時のニュースではロスでの50人のミュージシャンをバックにした録音の模様が流された。「Comme un etranger dans la ville/街中の異邦人のように」は「Macadam Cowboy」の「Everybody’s talking」。アメリカの若手女性ジャズ歌手Melody Gardotとのデュオは「Over the rainbow」を「Derriere l’arc-en-ciel/虹の後ろに」のタイトルで。他に「Seize tones/16トン」、「Les feuilles mortes/枯葉」、「Garde-moi la derniere danse/ラストダンスは私と」なども。ミッチェルは2010年8月にはオリジナルを集めたアルバムを出し、10月16日から12月18日までの2ヶ月「Ma derniere seance/私の最後の上映」(ミッチェルのヒット「La derniere seance」から)ツアーを行う予定。「この時には私は70歳近くなる。ホテル、車、飛行機というツアー生活を50年近く続けている。そのリズムには耐えられなくなった。杖をついてステージに立ちたくはない。老残を曝したくない。これは私のイメージの問題だし、観客に対する礼儀でもある。」からこれが最後のツアー。2010年10月19日から11月6日までパリ オランピアに出演。 |
| No.287 | 2009.11.24 | パトリシア・カースPatricia Kaas、ベストアルバム「19」 2009.11.24 カースが2008年11月ロシアから始めたフランス国内外の長期ツアー「Kabaret」は20か国以上(バルト3国、ドイツ、ベルギー、オランダ、フィンランド、ポーランド・・)で150回以上の公演。09年1月のカジノ ド パリ公演の模様は5月にリリースされたDVD「Kabaret」で見ることができる。09年11月16日にリリースされたカースのベストルバム「19」は、そのタイトルの通り彼女の代表曲19曲が収められたもので、「Kabaret」ライヴから「Mademoiselle chante le blues/ブルースを歌うマドモワゼル」、「D’ Allemagne/ドイツから」と「Mon mec a moi/私のあいつ」の3曲、「Et s’il fallait le faire/それをしなければならないなら」はユーロヴィジョン出演のためのヴァージョンで、他に「Les hommes qui passent/通り過ぎてゆく男たち」、「Une derniere semaine a New York/ラスト ウイークはNYで」、「Une fille de l’Est/東部の娘」など。長期ツアーは2010年1月8、9、10日のカジノ ド パリ再登場で千秋楽。 |
| No.286 | 2009.11.23 | ヴァネッサ・パラディVanessa Paradis、ベスト版リリース 2009.11.23 11月23日リリースの2枚組CD「Vanessa Paradis Best of」には34曲が収められ、ジャケットにはベッティナ・ランス撮影の写真が。未発表の写真などが掲載された64ページのブクレット付きのコレクターズ・エディションもある。CD1には「Il y a」(№260)、「Joe le taxi/夢みるジョー」、「Divine idyle/神聖なる純愛」、「Tandem/タンデム」、「L’incendie/火事」、「Be my baby」、など彼女のキャリアをトレースする曲を中心に。CD2には「I love Paris」、「Varvara Pavlova」(「Joe le taxi」のB面)、「La declaration d’amour/愛の告白」(Mとのライヴでのデュオ)、「Les filles electriques/エレキの少女たち」(アラン・スーションとのライヴでのデュオ)、「La ballade de Johnny Jane/ジョニー・ジェーンのバラード」(ジェーン・バーキンとのデュオ)、「Emmenez-moi/世界の果てまで」(アズナヴールのヒット曲のカバー)、「Made in Asia」(ミュージカル「Soldat rose/ピンクの兵士」から)など彼女自身が気に入っているもの、レアなものなど。パラディは21日にはTF1 20時のニュースに出演、22日には抽選の当選者を招待したコンサートをLa Cigaleで。 |
| No.285 | 2009.11.22 | イカールYcare、シャンソンフランセーズの新星 2009.11.22 イカールは1983年セネガルのダカール生まれのシンガーソングライター。16歳でスケートボード事故により負傷して、1年半ベッドに。その間に詩を書き、ギターを学ぶ。芸名イカールは自由に空を飛びたいと思いイカルス(フランス語ではIcare:イカール)から。08年TV局M6のスター誕生番組「Nouvelle Star/新しいスター」に出場、準々決勝で脱落(優勝はAmandine Bourgeois)。しかし、一般の視聴者はイカールの謎めいた眼差し、独特なパフォーマンスに圧倒された。脱落の際「何があっても歌う。」と自分に誓い、直ちにデモテープを各方面に送った。それがエムやパラディのプロデューサーの目に止まり、09年6月最初のアルバム「Au bord du monde/世界の端に」をリリース。「『世界の端に』は愛がある。『Neuvelle Star』での脱落を見返してやろうという気持ちはなく、この番組が多くのものを与えてくれたことに感謝している。今日一緒に働いている人たちと知り合うことができて。この番組で小さな部屋で僕が作った曲がそれなりの評価を受けたことは嬉しいこと。」座右の銘は「成功するためには寝ていてはだめ、寝るためには成功しなくては。」2010年3月11日にはパリのAlhambra出演が予定されている。 |
| No.284 | 2009.11.20 | シャルロット・ゲンズブールCharlotte Gainsbourg、クリップ 2009.11.20 セルジュ・ゲンズブールの娘シャルロット・ゲンズブール(№135)の新しいアルバムは12月7日リリース予定の「IRM/MRI」。このタイトルは2007年健康状態に問題があったシャルロットが経験したMRI検査に由来するものか。「あの箱の中に入るたびに、あの混沌とした恐ろしげなリズムが私に音楽のインスピレーションを与えた。」そしてそこからアルバムができたとは!アルバムに収められる「Heaven can wait」のヴィデオクリップを視聴することができる。この曲はアルバム製作に全面的に協力したベックBeckとのデュオ。クリップではシャルロットが現在の世界の情勢に大きな関心を持っていることが示されている。また、シャルロットは今年のパリ シャンゼリゼ大通りのクリスマスイルミネーションの点灯役に選ばれ、11月23日18時30分にドラノーエ パリ市長と共に1月10日まで点灯予定の415基のイルミネーションの点灯ボタンを押すことになっている |
| No.283 | 2009.11.18 | グレゴリー・ルマルシャルGregory Lemarchal、TF1のニュース 2009.11.19 ルマルシャルのアルバム「Reves/夢」(№271)は11月16日リリースされた。それを報じた16日のTF1 13時のニュースにはルマルシャルの歌う「Je reve/僕は夢みる」 をバックに彼の生前の映像やこの曲のクリップが流された。番組に登場して語っているのは父親で「(アルバムに収められた未発表の2曲について)彼は生前これらの曲を作り、歌っていた。それらを無にすることはできない。」番組ではグレゴリー・ルマルシャル協会の活動についても報道された。また、ルマルシャルが生前に作ったが自身歌うことができなかった曲が数曲ある。両親はそれらの曲が他の歌手によって歌われ、命を与えられることを希望している旨報告された。番組の最後の紹介されているのはルマルシャルの母親の著になる「Sous ton regard/あなたの眼差しの下で」でルマルシャルの闘病生活が語られている。 |
| No.282 | 2009.11.18 | ディアムスDiam’s、新しいアルバムは「SOS」 2009.11.18 女性ラップ歌手ディアムス(№157)の新しいアルバム「SOS」のリリース(9月16日)はTF1、F2とも16日20時のニュースで取り上げたほどの大きな話題。06年「Dans ma bulle/私の世界で」の大ヒットの後3年振りのアルバム。「SOS」には14曲が収められていて、中には10分を超えるものも。そこには率直な、しかしセンセーショナルな自己観察があり、怒り、不満、あるいは社会的、政治的な問題の提起がある。そしてこの3年の間に鬱状態になり、1行も書くことができなかったこと、精神病院でも治療を受けたことなども歌われている。この2つのニュース番組ではディアムスが登場してキャスターの質問に答える場面はなかった。「自分の言いたいことはすべて曲の中で述べているから、話すことはない。」すでにシングルカットされ「私は自分の世界から抜け出した、世間を見、月を観察する時間を持った、だから新しいディアムスがここにいる。・・妹も、弟も皆砂漠の子供たち、人は皆地球上で果たすべき役割を持っている。・・」と歌う「Enfants du desert/砂漠のこどもたち」のクリップは視聴可能。イスラム教に改宗したディアムス、人前では髪の毛を隠している。 |
| No.281 | 2009.11.17 | ジュリー・ゼナッティJulie Zenatti、3題 2009.11.17 ゼナッティは1981年パリ生まれの歌手、16歳でラ ロッシェルのフランコフォリーに出演の際リュック・プラモンドンの目に止まり97年ミュージカル「ノートル ダム ドウ パリ」にFleur-de-Lysフルール=ド=リス役で出演し人気に。00年最初のアルバム「Fragile/壊れやすい」を出す。07には年アルバム「La boite de Pandore/パンドラの箱」。08年5月オランピア出演。そのゼナッティ最近の3つの話題。①TV局W9のスター誕生番組「XFactor」09年版の3人の審査員の一人に。②11月12日自伝的小説「Le journal de Julie Z/ジュリー・Zの日記」を刊行、1998年から08年までの間の、プラモンドンとの出会い、歌手としてのキャリアのそれぞれの段階での出来事が語られている。③2010年2月にリリース予定の新しいアルバムの収められることになっているMaria Callasマリア・カラスへの賛歌「Plus de diva,appelez-moi Maria/もうディヴァはいない、私をマリアと呼んで」のクリップが視聴可能。 |
| No.280 | 2009.11.15 | ジャン・フェラJean Ferrat、コンピレーションアルバム好評 2009.11.15 10月23日にリリースされたフェラの3枚組CDからなるコンピレーションアルバム「JEANFERRAT BEST OF」が好評で2週連続でコンピレーションチャートの1位。フェラは1930年パリ郊外生まれのシンガーソングライター。56年敬愛していた詩人ルイ・アラゴンの詩に曲をつけた「Les yeux d’Elsa/エルザの瞳」がアンドレ・クラボーによって取り上げられ世に知られるように。58年には自身の最初のレコード「Les mercenaires/傭兵」、72年パレ デ スポール公演以降はステージから遠ざかり、最新のアルバムは02年の「Ferrat en scene/ステージのフェラ」で91年のTV番組のための公開放送の録音。「JEAN FERRAT BEST OF」には「La montagne/ふるさとの山」、 「Que serai-je sans toi/もしも君に逢えずにいたら」、「C’est beau la vie/人生は美しい」、「On ne voit pas le temps passer/時は急流のように」、 「Nous dormirons ensemble/二人で眠ろう」、「Nuit et broullard/夜と霧」、「Potemkine/戦艦ポチョムキン」、「Ma France/祖国フランス」、「Les yeux d’Elsa」、「Heureux celui qui meurt d’aimer/愛ゆえに死ぬる者は幸せ」、「Un jour un jour/戦いの日々」など57曲が収められている。 |
| No.279 | 2009.11.14 | セルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourg、伝記映画の予告編 2009.11.14 2010年1月20日からフランスで公開予定のゲンズブールの伝記映画「Gainsbourg:Vie heroique/ゲンズブール:その英雄的な生涯」の予告編がこの映画の公式サイトで視聴可能に。今年の1月に撮影を開始したこの映画はJoan Sfarジョアン・スファール監督。主な配役は:ゲンズブールにはエリック・エルモスニノEric Elmosnino、ジェーン・バーキンにはルーシー・ゴルドンLucy Gordon、ブリジット・バルドーにはレティシア・カスタLaetetia Casta、ジュリエット・グレコにはアンナ・ムーグラリスAnna Mouglalisフランス・ギャルにはサラ・フォレスティエSara Forestier、フレーエルにはヨランダ・モローYolande Moreau、ボリス・ビアンにはPhilippe Katerineフィリップ・カトリーヌ、子供の頃のゲンズブールKacey Mottetカシー・モテ。この映画は「20世紀の最も偉大なフランス人アーティストの真実の、幻想的な生涯を叙事詩のように描いている。」よし。[予告編を見た限り、エルモスニノが演じるゲンズブールは、似せてはいるのでしょうが、何となく品がない感じ。映画はヒットするでしょうか?] |
| No.278 | 2009.11.13 | エンゾ エンゾEnzo Enzo、F2 13時のニュースに出演 2009.11.13 11月10日標記番組に登場したエンゾ エンゾは1960年パリ生まれの女性シンガーソングライター。本名Korin Ternovtzeffでロックグループのベーシストとしてデビュー。90年代からソロに転じ、優れたアレンジャーに恵まれ、また優れた作詞・作曲家に曲の提供を受けた。91年最初のアルバム「Enzo Enzo」をリリース。95年ケントKentが彼女のために書いた「Juste quelqu’un de bien/ちょっと感じのいい人」が大ヒット。95年VdMで女性歌手賞とシャンソン賞。09年10月には「パリのアメリカ人」、「メリー ポッピンズ」、「ウエストサイド物語」などミュージカル映画からの曲を集めた新しいアルバム「CLAP!/カチンコ」をリリース。このアルバムに収められた曲を中心に「6歳から106歳までの子供に」に贈るスペクタクル「CLAP!」をパリ郊外のTheatre d’ Ivry Antoineで10年1月26日から2月14日まで18回公演の予定。番組の最後に「Les demoiselles de la Rochefort/ロッシュフォールの恋人たち」をギター伴奏 で披露 |
| No.277 | 2009.11.12 | エミリー・ロワゾーEmily Loizeau、コンスタンタン賞受賞 2009.11.12 2009年、第8回コンスタンタン賞Prix Constantinはエミリー・ロワゾーEmilyLoizeauが受賞した。この賞はその年に活躍した若手歌手のアルバムに与えられる。歌手の国籍、歌われている言語を問わずフランス国内で製作されたアルバムが対象。唯一の条件はその歌手がそれまでにディスクドールを獲得していないこと。ジャーナリスト、ラジオ・TVディレクターらが審査。今年の審査員長はオリヴィア・ルイズ。今年も10人の候補者が2曲ずつ歌った11月9日のオランピアにおけるコンサートで受賞者が発表された。ロワゾーは1975年パリ郊外生まれのシンガーソングライター、父はフランス人、母はイギリス人、英仏2カ国語で歌う。詩はフランスのロマンティシズムと英国のユーモアを併せ持ち、感性溢れ、優雅で、時には辛辣。2月にリリースしたアルバム「Payssauvage/野生の国」が審査の対象に。受賞につきロワゾーは、「誇りに思うと同時に、遅かったかなと言う気がしている。」(06年には「L’autre bout du monde/世界のもう一つの果て」で候補になっている。)トロフィーは航空機の形をしていて飛び立とうとする若い歌手に相応しい。Cali、Camille、Abd Al Malikなどが過去にこの賞を受けている。 |
| No.276 | 2009.11.11 | イザベル・ブーレIsabelle Boulay、ヴィデオクリップ 2009.11.11 1972年カナダ、ケベック州生まれ、91年同州で最大のシャンソンコンクールで優勝。95年から3年間ミュージカル「スタルマニア」に出演し350回の公演。98年リュック・プラモンドン作詩、リシャール・コシアント作曲による「Je t'oublierai/あなたを忘れるだろう」がヒット。00年オランピアに出演。00年のアルバム「Mieux qu'ici bas/ここより素晴らしい」により01年のVdMで新人賞と新人アルバム賞。08年アルバム「Nos lendemains/私たちの明日」。小柄で赤毛、切り札は力強い声。11月23日リリース予定の新しいアルバムは「Chanson pour les mois d’hiver/冬の数ヶ月ためのシャンソン」。「今回のテーマは冬、それは我々を忍耐強くする季節、時には心が旅をする季節。そんな季節、私の歌が聞く人に活力を与えることができたら・・」。アルバムに収められる新曲「Chanson pour les mois d’hiver」のヴィデオクリップをすでにブーレのHPで聴取可能。クリップにはアルバム製作に参加したすべてのミュージシャンが登場。このアルバムは我々の冬を暖かくしてくれるだろうか。 |
| No.275 | 2009.11.10 | ジャック・デュトロンJacques Dutronc、TF1 20時のニュースに 2009.11.10 2010年1月17年振りにステージに立つジャック・デュトロン(№166)が11月8日TF1 20時のニュースに登場。番組では最初にコルシカ島の北部にある小さな村L’Ile-Rousseに住むデュトロンが自宅のスタジオでリハーサルを行っている様子が流され、指揮者と「Petit jardin/小さな庭」を調整。良家の子息デュトロンは60年代に作詞家のジャック・ランズマンと組んで、イェイェとは異なる、皮肉の効いたヒット曲を生んだ。それらのうち「Mini,mini,mini/ミニ、ミニ、ミニ」、「Et moi,et moi,et moi/そして僕、僕、僕」、「Les playboys/プレイボーイたち」の当時の映像が流された。「それは正にRock’n’ rollだった。」そして挑発的な「Les cactus/サボテン」も彼の作品。デュトロンは、また、キャスターClaire Chazalとのインタヴユーでは次のように語った。「17年前のコンサートでは、開始と同時に葉巻に火を付けた。それが唯一の照明で、葉巻は2時間もった。しかし今回は葉巻なしでいく。最近は映画を中心に活動していたが、今回のコンサートは息子のトマに勧められた。新しい曲も歌うつもりだが、私自身の気に入るものができるかどうか。トマが伴奏に来てくれると有り難い。私の方は何もやることがないけれど彼の方は忙しくて、あまり会っていない。」パリ ゼニット公演は1月12日から16日までの5日間。 |
| No.274 | 2009.11.8 | ヤニック・ノアYannick Noah、F2 20時のニュースに登場 2009.11.8 ノアは1960年フランス生まれ、3歳で父の祖国カメルーンに。テニスの才能を認められ11歳でニースのテニススクールに。83年ロラン・ギャロスの全仏で優勝。その後歌の道に進み、91年最初シングル「Saga africa/アフリカ伝説」が大ヒット、これを収めたアルバム「Black & What」は60万枚以上売上げ。01年オランピアに出演。06年のアルバム「Charango/シャランゴ(小型ギター)」は110万枚以上売り上げたと言われている。年2回行われるアンケート「好きな人物」では07年から連続第1位。08年5月からNYに居を移す。50歳になる10年には新しいアルバムのリリース、長期ツアー、さらに9月25日(土)Stade deFranceでのコンサートが予定されている。11月6日F2 20時のニュースにNYから登場したノア:「NYに移ったのは子供たち住んでいるから。この街が好き。ここは刺激的で次のアルバムのためのインスピレーションを与えてくれる。来年フランスに帰る。母や友人に会えるのが楽しみ。ステージでは裸足で歌っているが、靴を履くと足が痛くなるからで、カメルーンで暮らしていた子供時代は裸足だった。でもここでは少し寒い。」 |
| No.273 | 2009.11.7 | ルナン・リュスRenan Luce、F2 20時のニュースに登場 2009.11.7 リュスのセカンドアルバム「Le Clan des Moros/ミロ 一族」は好調で、リリース以来週間チャートのトップを続けている。11月5日に登場した標記番組では「シャンソンフランセーズで最近頭角を現した歌手の一人。人気は若者たちの間だけではない。最初のアルバム[Repenti/改心した男]はtabac/大ヒット、VdMで2つの賞を受賞、ツアーには20万人が集まった。最近2枚目のアルバムを出したが、彼はほとんど変わっていない。ギターを肩に、スクーターで移動する。28歳、まじめな学生、お利口な青年、悪戯っ子の雰囲気。」と紹介された。番組では最初にコンサートでファーストアルバムに収められた「Les voisines/女性の隣人」を歌っている映像が流された。その後ギターを弾きながらセカンドアルバムに収められた「Nantes/ナント」を歌った。「毎週日曜の朝両親がシャルル・トレネの曲を聞いていたことを覚えている。その当時のことを思い出す。」次いで「Aux timides anonyms/無名の内気な人々へ」を歌い、「この曲は内気な人々に対する愛情を歌ったもの。」映画「LePetit Nicolas/ル プチ ニコラ」で使われた「On n’est pas a une betise pres/悪戯なんか気にしない」(№244参照)のクリップも流された。 |
| No.272 | 2009.11.6 | ミシェル・ベルジェMichel Berger、伝記刊行 2009.11.6 「Michel Berger、L’etoile au Coeur brise/ミシェル・ベルジェ、破れたハートを持つスター」(Gregoire Colard、Alain Morel共著)が10月26日Flammarionから出版された。 ベルジェは1947年パリ郊外生まれのシンガーソングライターで、すでに10代後半にはスターで「Salut les copains」の常連。66年から72年までヴェロニク・サンソンのパートナーで音楽プロデユーサーとして、「Amoureuse/恋する女」などの作詞作曲。73年にはフランソワーズ・アルデイに「Message personnel/個人的メッセージ」を提供。サンソンと別れた後74年からはフランス・ギャルに「La declaration d’amour/恋の告白」などを提供してギャルの第2の黄金時代に貢献、76年ギャルと結婚。79年にはフランス初のロック オペラ「Starmania/スタルマニア」の作曲を担当(詩はリュック・プラモンドン)。歌手としても73年以降定期的にアルバムをリリース、80年のテアトル デ シャン=ゼリゼ、83年のパレ デ スポール、86年のパリ ゼニットでのリサイタルは大好評。92年8月心臓発作のため44歳で亡くなった。すでにギャルの伝記を著している2人の著者はこの伝記ではベルジェのインスピレーションの根源は何だったのか、悲劇(サンソンとの別れ、長女の難病など)にどのように耐えたかなどを明らかにしている。 |
| No.271 | 2008.11.5 | グレゴリー・ルマルシャル Gregory Lemarchal、クリップ評判に 2009.11.5 ルマルシャルは1983年生まれの歌手、04年TF1のスター誕生番組「StarAcademy」で圧倒的な支持を得て優勝。05年アルバム「Je deviens moi/僕は僕になる」を出す。しかし、07年,2歳の時に診断された嚢胞性線維症のため27歳で急逝。07年死後に追悼アルバム「La voix d’un ange/天使の声」が出、09年11月16日には2枚目の追悼アルバム「Reves/夢」がリリースされる予定。このアルバムには未発表曲(「Tu prends/君は取る」、「Je reve/僕は夢みる」の2曲)、 ジャック・ブレルの「Quand on n’a que l’amour/愛しかないとき」のカバーなど全16曲が収められる。このうち「Je reve」のヴィデオクリップが評判になると同時に大きな感動を呼んでいる。ルマルシャルの姿は最後に短時間現れるだけ。しかしアイルランドで撮影されたこのクリップに登場するSabine、Ginoらはいずれもルマルシャルと同じ疾患を持ちながら移植手術により健康を回復し、それぞれの「夢」を実現した6人。映像の最後はこの疾患の患者を支援するためにルマルシャルの両親が設立した「グレゴリー・ルマルシャル基金」への援助の呼びかけ。 |
| No.270 | 2009.11.4 | シルヴィー・ヴァルタンSylvie Vartan、ブルガリア公演 2009.11.4 ヴァルタンが故国ブルガリアでコンサートを行った。1944年ソフィアの北方の地方都市生まれ、7歳で家族と共に共産党政権下の故国を逃れてフランスに。共産党政権崩壊の1年後1990年に帰国し、その際にもソフィアでコンサートを行った。10月28日19年振りのコンサートはソフィアの文化宮殿で行われ約4000人の観客が集まった。黒の衣裳で登場したヴァルタンは最初にブルガリアの曲で外国に移住した人々の望郷の念を歌った「Parle-moi,nuage/雲よ語って」を歌った。ブルガリア語では他に父親が好きだったという「Tu es belle,ma foret/私の森は美しい」(「私がこの曲をブルガリアで歌うのを父が聞いたらどんなに喜んだでしょう・・」)。他には「La plus belle pour aller daser/アイドルを探せ」、現在12歳のブルガリア生まれの養女を歌った「Darina」、最新のアルバムからカルラ・ブルーニに提供された「Je chante blues/私はブルースを歌う」などを歌い熱狂的な拍手を受けた。ヴァルタンはこの後もツアーを続け、パリ登場は2010年3月4、5、6日オランピア、3月15日マリニー劇場。 |
| No.269 | 2009.11.3 | エディー・ミッチェルEddy Mitchell、「Nuits de Champagne」に特別ゲスト出演 2009.11.3 「Monsieur Eddy」と呼ばれているエディー・ミッチェルは1942年パリの下町生まれ、歌手で俳優。60年にロックグループ「Les chausettes noires」を結成、「Be-Bop-A-Lula」、 「Daniela」などがヒット。63年兵役が終わってからはソロ活動。「Couleur menthe a l’eau/ミント水の色」、「Il ne rentre pas ce soir/彼は今夜帰らない」などのヒットを。そのミッチェルが「Nuits de Champagne/シャンパーニュの夜」フェスティヴァルの特別 ゲストとして招かれた。この音楽フェスティヴァルはtoussaint/万聖節のヴァカンス期にシャンパーニュ地方の都市トロワTroyesで開催されるもので今年が第22回。呼び物はフランス各地から集まる数百人近くのアマチュアがコーラス隊を結成し、特別ゲストの持ち歌をゲストと共に歌うと言うもの。すでにアズナヴール、ラヴィリエ、サンソン、ジョナスらが招かれている。ミッチェルは10月30、31日に都合3回ステージに立ち、1001人のコーラス隊と共に 「Pas de boogie woogie/ブギ ウギはダメよ」、「La derniere seance/最終回の上映」など6曲を歌った。このフェスティヴァルには他に、アラン・シャンフォー、ルナン・リュス、トマ・デュトロン、ユーグ・オーフレなども出演。 |
| No.268 | 2009.10.31 | ミシェル・デルペッシュMichel Delpech、 ヴィデオクリップ「Johnny a Vegas」 2009.10.31 デルペッシュの最新アルバム「Saxa」(№156)に収められた「Johnny a Vegas/ラス ヴェガスのジョニー」のヴィデオクリップが評判に。この曲は1996年11月24日にジョニー・アリディJohnny Hallydayがラス ヴェガスのCasino-hotel l’Aladdinで行ったコンサートにフランスからツアーを組んで大挙して行ったファンの物語。歌詞は:「このヴェガス行きは、見事に企画されていて、ロワシー空港では矢印に従って進むだけ、我々のためだけにエプロンには5機のチャーター機。僕の席は15H。ジョニーのコンサートとラス ヴェガス旅行がパッケジになっているなんて信じられないような贈り物。機内では皆大声で歌った。食事のメニューにもジョニーの写真が。・・その日の午後には砂漠を見物。そして大切な夜、コンサート会場にはスロットマシーンがあり、飲みものもただ。・・ラス ヴェガスにジョニーを見に行くんだ、ラス ヴェガスでジョニーを・・」クリップには実際に参加したMaurice(男性)とMado(女性)の旅行時の映像が用いられている。ヴィデオの始まりと終わりにデルペッシュが登場。最後に「(2010年)3月9日GrandRexに出演するのでよろしく。」 |
| No.267 | 2009.10.30 | ユーグ・オーフレ、ニューアルバムリリース 2009.10.30 オーフレの新しいアルバム「New Yorker」(№43)が10月26日リリースされた。このアルバムにはボブ・ディランの曲に自身がフランス語の歌詞を付けた13曲が自身のソロ、あるいは現在シャンソンフランセーズを代表する歌手とのデュオで収められている。TF1は26日13時のニュースでフランシス・カブレルFrancis Cabrel、ローラン・ヴルズイーLorent Voulzy、 ベルナール・ラヴィリエ Bernard Lavilliers、エディー・ミチェルEddy Mitchell、ジニー・アリディJohonny HallydayらとのNYでの録音風景などが放送された。オーフレは11月6日にパリのGrand Rexに出演。(詳細は近々「最近のシャンソン情報」で |
| No.266 | 2009.10.29 | セルジュ・ラマ F2 13時のニュースに出演 2009.10.29 10月26日の標記番組に出演したラマは1943年生まれの歌手で作詞も手がける。45年のキャリア。「Je suis malade/灰色の道」、「Les ballons rouges/赤い風船」などのヒットを持つ。08年12月アルバム「L’age d’horizons/地平線の年齢」をリリース。「アルバムのタイトルは『L’age de raison/物心つく年齢』のパロディ。60歳を過ぎてやっとその年齢に達した。私にとって『地平線』は『自由』を意味する。義務や栄光を求める気持ちから解放されて。これからはレコード会社や周りの人の思惑ではなく自分の意志で歌う。」最後にアルバムの中から「Alors que l’on s’est tant aimes/あんなに愛し合ったのに」を披露。ラマは来春までの予定で「L’Age d’horizons」ツアーを行っている。10月22日TF1 13時のニュースではストラスブルグでの公演の模様が流され、2時間のステージで「D’aventures en avantures/アヴァンチュールを重ねて」、「Une ile/孤独な島」など25曲を歌ったと報じられた。パリ登場は12月16~18日パレ デ コングレ |
| No.265 | 2009.10.28 | ベナバールBenabar、ラジオ局Europe 1でコンサート 2009.10.28 ラジオ局Europe1の週末23:00~1:00放送の音楽番組「On connait la musique」は随時ゲストを招いて同局のMarlinスタジオを会場にコンサートを行っている。10月24日はベナバールがゲスト。ベナバールは5人のミュージシャンをバックに45分間にわたり最新アルバム「Infrequantable/付き合ってはならない人」から「L’effet papillon/蝶々効果」、「Pas du tout/決して」、「A la campagne/田舎で」、「Out’etais passe/君はどこにいたの」、他に「Quatre murs et un toit/4つの壁と1つの屋根」、「Le diner/ディナー」など12曲を歌い、「会場が小さいので、観客とより近い感じがしていい。」ベナバールは映画出演(№112)、長女の誕生などで中断していた「Infrequantableツアーを10月28日から再開する。ツアーの楽日は12月1日のパリ ベルシー。前座はパリTrois Baudetsで活躍しているCharlotte Marinら。 |
| No.264 | 2009.10.27 | レオ・フェレLeo Ferreの名を冠した広場、パリに誕生 2009.10.27 パリにレオ・フェレ広場Place Leo Ferreが誕生し、10月24日ドラノーエ パリ市長によって命名式が行われた。サン・ジェルマン・デ・プレで活躍したフェレだが、命名された広場はパリ12区サン・タントワンヌSaint Antoine病院近く、rue Crozatierと passage Brulonの交差点。フェレ(1916年―1993年)はモナコ生まれのシンガーソングライター、46年パリに出て歌手に。市長談「パリを歌ったフェレのシャンソンはVille Lumiere/光の町といわれるパリへの賛歌。パリの味わい、パリの香り、パリの朝、パリの夕べへの賛歌。『QuartierLatin/カルティエ ラタン』、『Paris Canaille/パリ野郎』、『Paris Spleen/パリの憂鬱』、『Flamenco de Paris/パリのフラメンコ』などいずれも忘れられない名曲。この広場にフェレの名を冠し、パリ市は皮肉と優雅さを併せ持つ言葉で人生を語ったこの反抗の詩人を讃える。」[パリを歌ったフェレのシャンソンは他に:「Le Pont Mirabeau/ミラボー橋」、「Paname/パナム」、「A Saint-Germain-des-Pres/サン・ジェルマン・デ・プレで 」「L’IleSaint-Louis/サン・ルイ島」など] |
| No.263 | 2009.10.25 | ルナン・リュスRenan Luce、チャートのトップに 2009.10.25 10月第3週(12日から18日まで)アルバムの売上げチャートのトップは初登場ルナン・リュスの「Le clan des Miros/ミロ 一族」。10月12日にリリースされたこの アルバムは、80万枚以上売り上げたと言われているリュスのファーストアルバム「Repenti/改心した男」(06年)に続くセカンドアルバム。このアルバムには「La fille de la bande/一味の娘」(№14 3)、「On n’est pas a une betise pres/悪戯なんか気にしない」(№244)など、単純な物語を一つのシャンソンに仕上げる才能を垣間見ることのできる12曲が収められている。他にチャートの上位は;2位パスカル・オビスポ「Welcome to the magic world of captain samourai flower」(№255参照、初登場);3位ドイツ人グループRammstein「Liebe ist alle da」;4位ダニー・ブリアン「Puerto Rico/プエルト リコ」 (№256参照、前週2位); 5位ジョニー・アリディ「Tour 66:Stade de France2009/ツアー66:スタッド ド フランス2009年」(№139参照、前週1位 |
| No.262 | 2009.10.24 | アラン・ソーションAlain Souchon、カジノ ド パリ出演 2009.10.24 スーションは1944年モロッコのカサブランカの生まれ、60年代後半からリヴ ゴーシュで歌う。77年作曲のローラン・ヴルズイーとのコンビによる「Allo maman bobo/お母さん、辛いよー」が大ヒット。93年の「Foule sentimentale/センチメンタルな大衆」でVdMのオリジナルシャンソン賞と男性歌手賞を受賞するなどVdMではすでに9つの賞を受けている。スーションは10月3日から2010年1月末まで続くツアーの一環として10月20日から11月1日までカジノ ド パリに出演。今度のツアーのタイトルは「Alain Souchon est chanteur/アラン・スーションは歌手」、「この自明な表現が気に入っている。スーションはショーマンでも、ダンサーでもない[ステージでは奇妙な踊りを披露するが]、マイクの前に立つ一人の歌手。」2時間のコンサートでは最新アルバム「Ecoutez d’ou ma peine vient/僕の苦しみがどこから来たか聞いて下さい」からの曲、「Foule sentimentale」、あるいは自伝的な「Les saisons/季節」など24曲を歌う。TF1は10月16日の20時のニュースでリハーサルの模様を放送した。 |
| No.261 | 2009.10.23 | ローズRose、セカンドアルバムリリース 2009.10.23 ローズは10月19日2枚目のアルバム「Les souvenirs sous ma frange/私の前髪に隠された思い出」(№212)をリリースした。それには思い出を語る「J’ai 18 ans/私は18歳」、「Chez moi/私の家で」、「De ma fenetre/私の部屋の窓から」など、二人で生活することの困難さを語る「Ne partez pas/行かないで」、「Comme un matin/朝のように 」など、30代に入った彼女の心情を心地よい声、流れるようなメロディーで歌った10曲が収められている。ローズは10月20日F2 13時のニュースに出演、「私は未来より過去について語りたかった。私の家族のことや、私自身の子供時代の楽しみ、苦しみを音楽に託して。」この番組の最後には「Yes we did」を歌った。タイトルはオバマ大統領のスローガン「Yes we can」 のパロディで、2008年の回顧。「氷山は溶け続け、北京オリンピックは醜い大会、カルラは『何事もなかったように』[カルラ・ブルーニのアルバムのタイトル』、銀行は『筆を貸さない』[古謡Au clair de la luneのパロディ]・・」 |
| No.260 | 2009.10.22 | ヴァネッサ・パラディVanessa Paradis、クリップ好評 2009.10.22 パラディの初めてのベスト版(№214)は11月23日にリリースされることになったが、そこの収められる新曲「Il y a/・・がある」は先行してシングルカットされ9月にリリースされた。そしてそのヴィデオクリップがパラディのホームページで公開され評判になっている。このクリップは彼女の1998年からの伴侶であるアメリカの俳優のジョニー・デップJohnny Deppeが監督したもの。パラディはシルクハットで登場するが、それは映画「Charlie et la Chocolaterie/チャーリーとチョコレート工場」でのデップを思い起こさせる。デップはすでにパラディのいくつかの曲につきクリップを製作していて、前回はアルバム「Divinidylle/聖なる純愛」に収録されていた「L’incendie/火事」。 |
| No.259 | 2009.10.20 | ニコレッタNicoletta、Alhambraに出演 2009.10.20 ニコレッタはデビュー40年(と65歳)を祝うコンサートを10月14~18日パリのAlhambraで行った(№213)。この5日間で6回のステージ。ニコレッタはスパンコールをちりばめた黒の衣裳で6人のミュージシャン、3人のコーラスをバックに休憩時間をはさみ約2時間歌った。Ray Charlesが「彼女は黒人の声を持つ唯一の女性歌手」と表した熱い、 豊かな声は健在。最初の「Ma vie,c' est un manege/人生は回転木馬」から、「Il est mort le soleil/太陽が消えた朝」、最大のヒット曲「Mamy blue」、「Pour oublier qu'on s'est aime/愛し合ったことを忘れるためになど28曲。キャパ450人のこのホールは観客と親密な関係を保つことができ、ニコレッタは曲と曲の間には客席に話しかけ、40年のキャリアでの逸話を語った。「アーティストにとって最も大切なことはファンの信頼を得ること。」歌手のアラン・シャンフォー、マリ=ポール・ベル、ジョナタン・セラダ、女優のクラウディア・カルディナーレらが顔を見せていた。TF1では10月9日20時のニュースでリハーサルの模様などをレポートした。 |
| No.258 | 2009.10.18 | ラジオ局RTL、2009年アルバム賞候補 2009.10.18 フランスで最も聞かれているラジオ局[と自ら称している]RTLが毎年リスナーのインターネットによる投票を基にして選ぶ年間アルバム賞2009年の15候補は次の通り:「Sicilien/シシリアン」(ロベルト・アラニャ)、「Duos/二人の奇跡」(シャルル・アズナヴール)、「Infrequentable/付き合いたくない人」(ベナバール)、「20㎡」(アマンディヌ・ブールジョワ) 「L'embellie/美しくなった人」(カロジェロ)「Sexa/セクザ」(ミシェル・デルペッシュ)、「Ca finira jamais/決して終わらない」(ジョニー・アリディ)、 「Volume 10/第10巻」(マルク・ラヴォワンヌ)、「Mister Mystere/ミスター ミステリー」(M)、「Nougaro ou l’esperance en l’homme/ヌガロ、あるいはある男性への信頼」(モーラヌ)、「C’est comme ca/それはそういう風」(フロラン・パニー)、「L’un et l’autre/一方も他方も」(リダン)、「Miss meteors/流星夫人」 (オリヴィア・ルイズ)、「Ecoutez d’ou ma peine vient/僕の苦しみがどこから来たか聞いて下さい」(アラン・スーション)、「Cafeine/カフェイン」(クリストフ・ヴィレム) |
| No.257 | 2009.10.17 | アレックシス・アシュカAlexis HK、今度のクリップも評判に 2009.10.17 アルバム「Les affranchis/アウトロー」からの「Les affranchis」のヴィデオクリップ(№91)が好評だったアレックス・アシュカ、同じアルバムからの「La Maison Ronchonchon/不平ばかり言う人の家」のクリップはまったく異なる趣向でこちらも話題に。この曲の歌詞;不平ばかり言う人の家に案内しましょう。それは灰色の家、廃坑になった鉄鉱山に抱かれた、そこには人は歩いてやってくる[ここら辺はマキシム・ル フォレスティエの「SanFrancisco」のパロディ]。住人は皆不機嫌。家の鍵が見つからない、皆いらいら。戸口のマットの下にあるのを見つける。「君はいつもそこに置いてるじゃない、忘れたの?いらいらするなー」、「知ってたら自分で取ればいいじゃない。いらいらするなー」家に入ってアペリティフ。ボトルを開けたらコルクの匂い。「だからいつも言ってるだろう、Champion[スーパー]でなんか買わないでFauchonで買えって。いらいらするなー」・・このシャンソンの教訓、不平ばかり言う人は不平ばかり言う人と夕べを過ごすことになる;アレクシスは10月15日パリ La Cigaleに出演、12月6日にはBataclanに。 |
| No.256 | 2009.10.16 | ダニー・ブリアンDanny Brillant、F2 13時のニュースに出演、2009.10.16 ダニー・ブリアン(№196参照)が10月14日標記番組に出演し、09年10月5日にリリースされた最新アルバム「Puerto Rico/プエルト リコ」などについて次のように語った。「このアルバムは100%サルサ。プエルト リコで録音した。サルサ発祥の地はキューバで、プエルト リコで近代化された。プエルト リコは今回初めて訪れた。経済の危機にもかかわらず街は陽気で楽しそうだった。サルサは色々の要素を混合、混血させたもの。アフリカから連れてこられた黒人奴隷がパーカッションやコンガで演奏したリズムにスペイン人のアンダルシアのメロディーが融合した。サルサはダンスのためのミュージック、気分や体調がすぐれないとき夕方集まってみんなで踊る、一種の治療法。10年1月から予定している『サルサ ツアー』では、各地のゼニットでもカジノ ド パリでも会場にダンスのフロアを設けて、踊りたい観客には踊ってもらう。」今回のアルバムにはサルサ調の「My way」も収められている。カジノ ド パリ出演は10年3月15~28日。 |
| No.255 | 2009.10.15 | パスカル・オビスポPascal Obispo、新しいアルバム 2009.10.15 オビスポは1965生まれのシンガーソングライター、自ら数々のヒット曲を持つほかザジー、カースらに優れた曲を提供していて、99年ミュージカル「Les dix commandements/十戒」の作曲を担当。3年振りのアルバムは10月12日リリースの「Welcome to the magic word of Captain Samourai Flower」。Captain Samourai Flowerはエコを唱え、環境の保護を訴え、汚染に警鐘を鳴らす理想主義者「私にとってのヒーロー、もちろん私の分身ではない、何故なら彼は完璧だから。」アルバムを通じてCaptainは現在最も汚染が進んでいる場所、即ち海や森や氷河を代表するメンバーと「L’Arche de Noway/ノウエイの箱船」と名付けた船で航海を続ける、という趣向の音楽物語。「Pixarのアニメを子供と見ていて思いついた。曲は60年代のビートルズを思い出させるものにした。多くの世代に受け入れてもらいたいので。」オビスポは10年3月20~31日パリ オランピアに出演 [№244訂正:ルナン・リュスRenan Luceのアルバム「Le clan des Miros」も10月12日のリリースです。] |
| No.254 | 2009.10.14 | マルセル・アモンMarcel Amont、F2 13時のニュースに出演 2009.10.14 10月12日標記番組に出演したアモンは今年80歳、60-70年代に活躍、「Bleu,blanc,blon、ブルー・ブラン・ブロン」、「L'eau vive/河は呼んでいる」などは日本でも知られている。08年から「心優しいガンコ者世代」に参加、9年9月には自伝「Sur le boulevard du temps qui passe/「『過ぎ行く時』通りにて」を出している。番組ではキャスターのインタビューに答え、最後に「Les bleuets d’azur/空色の矢車草」を披露した。80歳を祝うパリでのコンサートは10月15~31日Grande Comedie de Paris(40、rue de Clichy 9区)で。(詳細は「最近のシャンソン情報№44」) ↑80歳のアモンの映像を見るには、クリックして出る画面の下の lundi 12を選択、コマーシャルの後にニュースが始まりましたら、画面下の時間表示バーを、右にドラッグして下さい。右端の40分30秒位から始まります。歌は最後の2分間です。もう一つの若い時の映像にも増して、魅力的な声です! 是非トライを! |
| No.253 | 2009.10.13 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、2題 2009.10.13 アズナヴールは10月10日パリ モンマルトルの第76回葡萄収穫祭に女性歌手のアナイスと共に後援者として参加した。「Clos Montmartre/クロ モンマルトル」と呼ばれる葡萄畑は1500㎡強、1900本の葡萄が植えられていて毎年500cc瓶で1800本程度のワインを生産する。アズナヴールが収穫祭に寄せた言葉:私は1966年「ラ ボエム」の中で「当時のモンマルトルは、リラの花を僕たちの窓にまで届かせていた。」と歌った。ブラッサンス、ブレル、カトリーヌ・ソヴァージュ、アンヌ・シルヴェストル、その他多くのアーティストがここで活躍した。モンマルトルとパリ18区の歴史はシャンソンフランセーズの歴史とは切っても切れない。私が推し進めていた「Trois Baudets/トゥロワ ボーデ」の再開も実現した。ここから再び新しいシャンソンが生まれるように!モンマルトル万歳!アズナヴールは同日夕、スイスのチューリッヒでアルメニアとトルコ両国の外相によって署名された歴史的な国交樹立協定の調印式に臨席した。アズナヴールはアルメニアの駐スイス大使。 |
| No.252 | 2009.1011 | エティエンヌ・ダオEtienne Daho、ライヴアルバム 2009.10.11 9月9日F2 20時のニュースに出演したシンガーソングライター ダオは1957年アルジェリア生まれ、6歳でフランスに。79年レンヌのロックフェステイヴァルに出演し注目され、82年「Le grand sommeil/深い眠り」がヒットし、ダオマニアと呼ばれるファンが生まれた。84年には「Week-end aRome/週末をローマで」が大ヒット。07年のアルバム「L’invitation/誘い」により08年VdMでポップアルバム賞受賞。ダオは08年85日間に及ぶツアーの一環として12月3日パリ、クラシックの殿堂サル プレイエルSalle Pleyelで、 「控えめでエレガントな」[番組の中の表現]コンサートを行った。09年10月5日そのライヴアルバムが2枚組CD「Daho Pleyel Paris」としてリリースされた。これには「Boulevard desCapucines/カプシヌ通り」[番組中に映像が流された]など歌った28曲が網羅されているほか、ジェーン・バーキンとのデュオ「Les dessous chics/シックな下着」など5曲がボーナスとして収められている。 |
| No.251 | 2009.10.10 | ブリジット・フォンテーヌBrigitte Fontaine、新しいアルバム 2009.10.10 1939年ブルターニュ生まれ、歌手、作詞家、俳優、小説家、劇作家とマルチな才能を発揮しているフォンテーヌ、60年代にはリヴ ゴーシュのキャバレで歌っていたシャンソンフランセーズの最もエキセントリックな女性歌手、マージナルではあるが、アーテイステイックには優れた活動を行っている。69年のアルバム「Comme a la radio/ラジオのように」は日本でも ヒット。09年に入ってMのアルバム「Mister Mystere」に多くの詩を提供。10月5日にリリースされたアルバム「Prohibition/禁止」は「Libido/リビドー」以来3年振り。その中に収められる「Prohibition」では「至る所に禁止、TVでアルコールの広告・・不倫を描く歌詞、前例のないスキャンダルは禁止、・・私は老いた、トンボのようなルックス・・、もうくたばる、細かいことは忘れてしまった・・」と。8日からツアー、11月16日にはパリのLe Palace(8、rue du Faubourg Montmartre 9区)に出演。 |
| No.250 | 2009.10.9 | ジュリエット・グレコJuliette Greco、SACEMの金メダル受賞 2009.10.9 SACEM(作詞家、作曲家、楽譜出版者協会)はグレコの60年にわたるキャリアを讃えて10月7日最上位の賞medaille d’or(金メダル)を授与した。82歳のグレコは夫であり彼女のピアニストでもあるジェラール・ジョアネストと授賞式に臨み、クロード・ルメル会長からメダルを授与され、「私は書き続ける、なぜなら私は飢えているから。」。授与式に先立ちドキュメンタリーフィルム「Je suis comme je suis/私は私」が上映された。これはCNC(国立映画センター)、INA(国立視聴覚研究所)などの映像、最近のインタヴユーをもとに、常に活動し、常に闘っているグレコの半生を描いたもので、10月9日にはTVF5で放映される。グレコのデビュー当時ジャン=ポール・サルトルも彼女のために詩を書いていて、サルトルは「グレコのお陰で私の書いた言葉が宝石になった。」と語っている。 |
| No.249 | 2009.10.8 | ジェーン・バーキンJane Birkin、2題:ライヴアルバムとデモ 2009.10.8 バーキンが3月に行ったパリLe Palaceでのコンサートの模様を収めたライヴアルバム「Jane Birkin au Palace/パラスでのジェーン・バーキン」が09年9月28日リリースされた。これには「Sous le soleil exactement/太陽の真下で」、「Les p’tits papiers/紙切れ」、「Enfants d’hiver/冬のこどもたち」、「Aung San Suu Kyi/アウン・サン・スー・チー」など新旧のヒッと21曲が収められている。バーキンは10月6日パリ市庁舎前庭でスー・チーさん支援のための蝋燭を手にした沈黙デモを呼びかけ、午後9時多くの人々が集まった。その中には俳優のカトリーヌ・ドヌーヴ、ミシェル・ピコリ、マリオン・コティヤールら、歌手のアルチュール・アッシュ、ジャック・イジュラン、ヴァンサン・ドレルム、ザジー、ベルナール・ラヴィリエらが。東京公演の後もツアーを続けているバーキン、12月13日にはLePalaceでFIDH(国際人権連盟)のためのコンサートを予定している。 |
| No.248 | 2009.10.7 | フランシス・カブレルFrancis Cabrel、Rencontres d’Astaffort 2009.10.7 5日F2 20時のニュースで報道された「Rencontres d’Astaffort/アスタフォールの出会い」はカブレルが主催する音楽教室。フランス南西部、ロッテ=ガロンヌLot-et-Garonne県の人口2000人に満たない小村Astaffortで生まれ、育ち、今も住み、村会議員を務めたカブレルが1994年に始めた。「村長が古い小学校を使用させてくれた。私の目の黒いうちはここで続ける。」受講生はフランス語を話し、ある程度の実績のある若い歌手、作詞家、作曲家。「若い彼らが殻を破り一歩前進する機会を与えたい。」年に2回開き、今年15年目、すでに700人以上が学んでいて、毎年150~200人の希望者がいる。今回は9月23日から10月1日まで9日間、ケベック、スイス、ベルギーからの生徒を含め15人が日夜シャンソン漬け。マキシム・ル フォレスティエMaximeLe Forestierとエミリー・ロワゾーEmilie Loizeauの指導を受けることができた。最終日の10月1日には古い穀物庫を改装したホールで恒例のコンサート、村の老若男女600人が来場。 |
| No.247 | 2009.10.6 | ポーリヌ・パリPauline Paris、パリのすべての区でコンサート 2009.10.6 ポリーヌ・パリ(本名)は1985年パリ5区生まれのシンガーソングライター。2000年頃から作り出した曲はポップ調ではあるが「シャンソン・レアリスト/現実派のシャンソン」の雰囲気がある。最初に人前で歌ったのは路線バス91番線の中。その後バー、カフェなどで歌う。Au Lapin Agileにも極く短期間ではあったが出演。06年最初のアルバムを出した後パリや地方で夥しい数のコンサートを行い、口コミで評判に。09年9月2枚目のアルバム「Le grand jeu/大きな賭け」をリリース。そのプロモーションのためパリ全20区のカフェ、ビストロで入場無料コンサートを計画、9月27日の1区PierreLescot通りの「Le pere Fouettard」から始めた。最終は11月20日の20区Menilmontant通りの「Le Karton」で。コンサートの趣向は毎回変わる由。 |
| No.246 | 2009.10.5 | ミッケー[トロワ デ]miCkey[3d]、再出発 2009.10.5 Mickey3Dは2000年代の初頭フランスポップ・ロックの代表的グループで、04年のVdMでは3つ賞を受賞した。その後解散、リーダーだったシンガーソングライターのミカエル・フルノンMickael Furnonはソロ活動を続けていたが、今年新しいメンバーで、綴りもmiCkey[3d]と変えて再出発。その新生ファーストアルバムが9月27日にリリースされた「La Grande Evasion/大脱走」。フルノンの詩の奇抜な表現、現在の社会に対する辛らつな皮肉は相変わらず、メロディーはシンプルだが詩を効果的に表現している。アルバムには14曲収められている。「Playmobil」ではある大統領の惨めな子供時代を創作し、「Mefie-toi l’escargo/エスカルゴ、気を付けて」ではこの世の厳しさを寓話調に語り、幸福を歌うシャンソンも「Chanson du bonheur qui fait peur/恐怖心を起こさせる幸福の歌」とタイトルを付けている。 |
| No.245 | 2009.10.4 | ディディエ・バルベリヴィアンDidier Barbelivien、コンピレーションアルバム 2009.10.4 バルベリヴィアンは1954年パリ生まれのシンガーソングライター、80年代から90年代に自身数々のヒット曲を出したが、本領は70年代からヴァルタン、マテュー、デルペッシュ、マシアス、ニコレッタら実に多くの歌手に優れた曲を提供したこと。9月28日にリリースされた「Atelier d’Artistes/アーティストのアトリエ」は18曲収めたコンピレーションアルバム。彼が他の歌手に提供した次ぎの曲をソロで、あるいはモデルのタティアナ・プラトンとのデュオでカバーしている:「Quand je t’aime/君を愛するとき」(デミス・ルソス)、 「Petite fille du soleil/太陽の娘」(クリストフ)、「Michele/ミシェル」(ジェラール・ルノルマン)、「Elle m'oublie/彼女は僕を忘れてしまった」(ジョニー・アリディ)、「Mademoiselle chante le blues/マドモワゼル シャント ブルース」(パトリシア・カース)、「La riviere de notre enfance/我々の子供時代の川」(ミシェル・サルドウ)。 |
| No.244 | 2009.10.3 | ルナン・リュスRenan Luce、「Le Petit Nicolas」で歌う 2009.10.3 リュスが歌う「On n’est pas a une betise pres/悪戯なんか気にしない」は9月30日にフランスで封切られた映画「Le Petit Nicolas/ル プチ ニコラ」の主題歌。映画はサンペ=ゴシニ原作の漫画「ル プチ ニコラ」誕生50周年を記念して製作された。この曲のヴィデオクリップはサンドリーヌ・キベルラン演ずる教師がプチ ニコラら小学生を連れてリュスの録音風景を見学に行き騒動を起こすというもの。リュスは歌手ルノーRenaudの娘で作家のロリータ・セシャンと7月31日結婚、12月12日には2枚目のアルバム「Le clan des Miros/ミロ 一族」をリリース予定。 [№242追:ジョニー・アリディは9月30日にはステージに立ち5000人の観客の前で歌った。] |
| No.243 | 2009.10.2 | パリの主なホール、10月~3月のコンサート情報 2009.10.2 「オランピア」、「カジノ ド パリ」、「ゼニット」などパリの主要なホールの09年10月から10年3月までの主なコンサート情報をまとめました。詳細は「最近のシャンソン情報 №43(コンサート情報)」をご覧下さい。 |
| No.242 | 2009.10.1 | ジョニー・アリディJohnny Hallyday、コンサート中止 2009.10.1 アリディが9月29日のブリュッセルForest Natinalでのコンサートを「失声症」のため、会場に観客が入ってから中止した。このコンサートは5月から続けている最後のツアー、「ツアー66」の一環として10月3日まで続くブリュッセルでのコンサートの初日であった。アリディは7月末「保険契約のため徹底的な検査が必要」との理由でヌイイのアメリカン病院に入院、その際結腸に「小さな癌」が見つかり、その除去手術を行っていたことが明らかになったばかり。また7月には自家用のヨットの中で転倒し腰を痛め、その痛みが完全には消えていない模様。それでも9月にはシルヴィー・ヴァルタンのオランピアコンサートにゲスト出演しデュオで歌い(№234)、9月25日には「ツアー66」をリールで再開していた。「ツアー66」は今後2010年2月まで50数回のコンサートが予定されており、アリディの健康状態が心配されている。 |
| No.241 | 2009.9.30 | テレーズ・モンカルムTerez Montcalm、F2 13時のニュースに登場 2009.9.30 9月28日標記の番組に登場したモンカルムは1963年カナダ生まれのシンガーソングライター、英語とフランス語で曲を作る。しわがれた、しかし力強い声で言葉とメロディーを独特に融合させる。カバー曲にも新しい息吹を吹き込む。09年5枚目のアルバム「Connection」をリリース、そこには自作の他アズナヴールの「Je n’attendais que toi/僕が待っていたのは君だけ」 のカバーが収められている。「この曲はあまり有名ではないが、アズナヴールがピアフのために書いた曲。最初に聞いたのはクロード・ルルーシュの映画『Edith et Marcel/エディットとマルセル』の中。曲の一部が使われていた。その場面がとても綺麗だったのでいつか歌ってみたいと思っていた。もう大分前から。」番組の最後にはNina Simoneのカバー「My baby just cares for me」をギターの弾き語りで披露した。12月15日パリのAlhambraに出演。 |
| No.240 | 2009.9.29 | フェスティヴァルMuzik’Elles de Meaux、開催 2009.9.29 第5回Muzik’Elles de Meauxミュージケル ドゥ モーは9月25~27日Meaux(パリから東へ40km、マルヌ河畔の町)で開催された。今回の主なコンサートは:25日Julien Doreジュリアン・ドレ「女性嫌いな男のコンサート」(ドレの他、ジュリエット、ラ グランド ソフィーらがゲストで出演)。26日Jane Birkinジェーン・バーキン企画のコンサート(バーキンの他、ヴァンサン・ドレルム、カリ、アブダル マリク、アルテュール・アッシュらがゲストで出演)。26日Veronique Sansonベロニク・サンソン企画のコンサート(サンソンの他、アリエル・ドンバル、フロラン・パニーらがゲストで出演)。27日IAMイアム企画のコンサート(IAMの他、ジュリー・ゼナッティ、アメル・ベントゥ、ディアムスらがゲストで出演)。他にザザ・フールニエ、クラリカ、アナイスなども出演した。入場料は3日間通し券が30ユーロ。[それでこれだけのスターを聞けるとは羨ましい限り |
| No.239 | 2009.9.28 | パトリシア・カースPatricia Kaas、ロシアのCFに登場 2009.9.28 カースはフランス代表で出場した09年5月のユーロヴィジョンシャンソンコンクールでは8位と大方に期待に反したが、フランスでの人気に影をさすことはなく、また、ロシアでの人気は相変わらず高い。すでにカースはロシアで化粧品のチェーンストアー「Etoile」の専属モデルも務めているし、この夏には家庭内暴力を非難するカースの大きなポスターがモスクワ市内の随所に貼られていた。そして今度は紅茶LiptonのスポットCFに登場。「Mademoiselle chante blues/マドモワゼル シャントウ ブルース」の演奏をバックにロシア語で語っているこのCFが話題に。カースのこの秋の活動もロシアから。10月14日からサンクト・ペテルブルグなどロシア8都市でコンサートが予定されている。その後フランスに戻り11月中旬から、国内、スイス、ベルギー、ドイツを回り、10年1月8日から10日までカジノ ド パリに出演。 |
| No.238 | 2009.9.27 | ピエール・ラポワントウPierre Lapoite、パリコンサート 2009.9.27 ケベック出身のシンガーソングライター、ピエール・ラポワントゥがパリ、ピガール広場近く、キャパ150人ほどの小さな小屋「Boule noire」に9月21日から10月17日まで出演中、19回のコンサート開く。1981年生まれ、01年ケベック州Granbyのシャンソンフェスティヴァルのシンガーソングライター部門で優勝し注目された。05年にMontaubanのフェスティヴァルでフランスに登場、好評を博し、07年にはLa Cigaleに出演、ブリジット・フォンテーヌとデュオで歌っている。最新アルバム「Sentiments humains/人間的な感情」は09年8月末フランスでも発売された。不条理な、しかし人間味溢れる歌詞、演劇を習ったことから生まれるゆとりのあるステージには、フランスにも熱心なファンが多い。ラポワントゥの一言「観客が歌手に拍手を贈るのは礼儀から。拍手しないのは・・、観客に理性があるから。」ら。 |
| No.237 | 2009.9.25 | エミリー・シモンEmilie Simon、F2 13時のニュースに登場 2009.9.25 9月23日標記の番組に登場したシモンは1978年モンペリエ生まれ、エレクトロ・ポップのシンガーソングライター。澄んだ清らかな声で幻想的な世界を表現、「エレクトロ・ポップの妖精」と呼ばれている。04年と06年にはVdMでエレクトロニックアルバム賞受賞。05年には映画「La marche de l’empereur/皇帝ペンギン」の音楽を担当、VdMの映画音楽賞を受賞と実績は十分。数年前からアメリカNYに住む。「ヴァカンスを過ごすだけのつもりだったのに、このエネルギー、躍動感、創造性に圧倒されしばらく住もうと決めた。」そして「コンピュータに触れず、ピアノと声だけで曲作をした。」のが09年9月21日にリリースされたアルバム「The big machine」。全曲英語(一部フランス語)で歌われ、エレクトロ色の弱いものになっている。番組の最後にはアルバムの中から「Dreamland」をピアノの弾き語りで披露。この後国内ツアーを行い10年1月16、17日カジノ ド パリに出演。 |
| No.236 | 2009.9.24 | エマニュエル・モワールEmmanuel Moire、パリ公演追加 2009.9.24 4月13日リリースのアルバム「L’equilibre/均衡」(既報№101)は快調、最初にシングルカットされた「Adult & sexy」に次いで「Sans dire un mot/一言も言わないで」もシングルカットされ、そのクリップを視聴することができる。モワールは09年11月12日から10年3月までツアーを計画していて、11月19、20日のパリAlhambra公演はすでに満員、急遽21日の公演が追加された。また、現在ミュージカル「Les trois mousquetaires/3銃士」の作曲をChristophe Beucherと共同で行っている。AlexandreDumas原作のこのミュージカルは10年11月パリのPalais des Congresで上演予定、 |
| No.235 | 2009.9.23 | Jean-Louis Murat ジャン=ルイ・ミュラ、ニューアルバム 2009.9.23 9月21日にリリースされたニューアルバムは「Le cours ordinaire des choses/物事のいつもの流れ」。1952年、オーヴェルニュ地方の山岳地生まれのシンガーソングライター、「歌うことは、さまようこと」というミュラ、シャンソンフランセーズの「一匹狼」で「無愛想な牧童」と呼ばれ、その地位は独特。1982年の最初のアルバム「Murat」から定期的にアルバムを出していてこれが20枚目という多産。アルバムはアメリカのテネシー州ナッシュヴィルで現地のミュージシャンのバックで録音された。「ナッシュヴィルは正に音楽のメッカだ。去年の12月に思いつき今年の2月にはもうそこでレコーディングしていた。」「Comme un incendie/火事のように」など11曲が収められたこのアルバムのプロモーションのためミュラは9月22日にはパリ モンパルナスのFNACに登場、ファンの質問に答えた。 |
| No.234 | 2009.9.21 | シルヴィー・ヴァルタンSylvie Vartan、アリデイとデュオ 2009.9.22 9月18~20日、ヴァルタンのパリ オランピアコンサートに約束通りジョニー・アリデイJohnny Hallydayが登場。これは5月30日のアリデイのStade de France公演にヴァルタンが登場し「Le bon temps du rock’n’roll/ロックンロールのよき時代」をデュオで歌ったことへの返礼。今回二人はデュオでピアフの「L’hymne a l’amour/愛の讃歌」と「Non,je ne regrettedrien/水に流して」を。ヴァルタンは最新アルバムからはカルラ・ブルーニに提供された「Je chante le blues/私はブルースを歌う」などを、かつてのヒット曲からは「LaMaritza/思い出のマリッツァ」などを歌った。1965年から80年まで結婚生活を送っていたこの二人が最初に出会ったのは62年ヴァルタンが出演していたこの劇場。 |
| No.233 | 2009.9.20 | エレーヌ・マルタンHelene Martin、歌手活動50年 2009.9.20 マルタンは1928年パリ生まれの女性シンガーソングライター。50年代後半からLaColombe、Milord l’Arsouille(ゲンズブールやカトリーヌ・ソバージュらも出演)などリヴ ゴーシュ/左岸のキャバレで歌う。イェイェ全盛の中、バルバラやアンヌ・シルヴェストルと並んで詩に重きを置く知性派歌手と呼ばれた。62年詩人ジャン・ジュネJean Genetの詩に曲を付けて歌う(「Le condamne a mort/死刑囚」、「Ou sansvieiller/老いもせず」など)。その後、ルイ・アラゴン、レイモン・クノー、ジャン・コクトー、フランソワ・ヴィヨン、ピエール・セゲール、リュック・ベリモンなど詩人の作品に曲を付け歌いAcademie Charles-Crosのディスク大賞を3回受賞(1961、73、80)。歌手活動50年の今年、9月5日パリのBouffes du Nordでコンサート、またCD13枚組、200曲以上を収めた全集「Voyage en Helenie」を出す。 |
| No.232 | 2009.9.19 | Miossec ミオセック、新しいアルバム 2009.9.19 9月14日リリースのミオセック7枚目のアルバムは「Finisteriens/フィニステール人」。ブルターニュ地方フィニステール県ブレスト出身のシンガーソングライター ミオセックは、社会部の新聞記者から1994年に30歳を過ぎてから歌手に転身し、デビュー以来定期的にアルバムをリリース。また、ジェーン・バーキン、ジュリエット・グレコ、ジョニー・アリデイらに曲を提供している。このニューアルバムはもう一人のブレスト出身のシンガーソングライター ヤン・ティールセンYann Tiersen[映画「アメリ」の音楽担当]との共同作業により作られた。フィリッピン旅行中のティーエルセンが送った曲にミオセックが詩を付け、09年に入ってから顔を合わせて調整を行った。二人はいくつかの曲をすでにデュオでステージで歌っている。アラン・バッシュングに提供することになっていた「Fermer la maison/家を閉める 」もトラックリストに入っている。 |
| No.231 | 2009.9.18 | イヴ・デュテイユYves Duteil 、Vivement Dimancheのゲスト 2009.9.18 F2 9月13日放送の「Vivement Dimanche/生き生き日曜日」のメインゲストはイヴ・デュテイユ。2時間にわたる番組では、デュテイユがミレイユの音楽学院で学んでいる若い頃の映像、最大のヒット曲77年の「Prendre un enfant par la main/子供を抱いて」の発表当時の映像、ジョルジュ・ブラッサンス、ジャンヌ・モロー、ピエール・ペレとデュオで歌っている貴重な映像などが流された。また、85年の「La langue de chez nous/我々の言葉:美しいことば」がケベックでどれほど人気があるか明らかにされ、1989年以降その職にあるパリ郊外プレシー・シュル・マルヌ村の村長としての職務の様子も。08年にリリースした最新アルバム「(Fr)agiles」でコラボレートしたヴェロニク・サンソン、アルト・メンゴらがゲストとして登場。 |
| No.230 | 2009.9.17 | モラーヌ、マルク・ラヴォワンヌ、M、アルバム好調 2009.9.17 最近本欄で紹介したアルバムの9月1、2週の売上げは好調でチャートの上位に。すなわち8月24日にリリースされたモラーヌMauraneの「Nougaro ou l’esperance en l’homme/ヌガロあるいはある男性への期待」(Nos.152、215参照)は9月第1週(8月31日~9月6日)4位、第2週(9月7日~9月13日)も4位。8月31日にリリースされたMarc Lavoineマルク・ラヴォワンヌの「Volume 10/第10巻」(Nos.192、219参照)は第1週第1位、第2週3位。Mの9月7日にリリースされた「Mister Mystere/Mr.ミステリー」(Nos.159、223参照)は9月第2週初登場第1位。なお、9月第1週2位、3位及び第2週2位はいずれも外国の歌手のアルバム。 |
| No.229 | 2009.9.16 | Chabadaシャバダ、新しいTV音楽番組 2009.9.16 TVF3で9月13日からダニエラ・ランブロゾDaniela Lumbroso司会の新しい音楽番組「Chabadaシャバダ」が始まった。Le Parisien紙が「シャンソンフランセーズの擁護のための十字軍」と名付けたこの番組は毎週日曜日17時から放送。毎回それぞれの世代を代表する3人の歌手が出演、その歌手が影響を受けた先輩歌手のレパートリーや自分の持ち歌をソロあるいはデュオで歌う。第1回の出演者と取り上げた歌手は:ミシェル・デルペッシュMichel Delpech(1946年-、シャルル・アズナヴール)、フロラン・パニーFlorent Pagny(1961年-、クロード・ヌガロ)、ラ グランド ソフィーLaGrande Sophie(1969年-、フランソワーズ・アルディー)。 |
| No.228 | 2009.9.15 | シルヴィー・ヴァルタンSylvie Vartan F2ニュースに登場 2009.9.15 9月14日アルバム「Toutes peines confondues/混じり合ったすべての苦しみ」(№204参照)がリリースされ、9月18、19(マティネが追加された)、20日にはパリ オランピアに出演するヴァルタンが9月13日F2 20時のニュースに出演。番組ではオランピアに先立つ9月11日のパリ郊外ヴァンセンヌ公演、アルバムの録音風景、61年のデビュー当時、65年のジョニー・アリデイとの結婚、今年のアリデイとのデュオなどの映像が流され、64年のザ ビートルズとの共演(「全く無名な彼らだったが音楽は素晴らしかった。」)などが紹介された。「ステージに立つことはいつも同じ感動、同じ情熱、同じ不安。」ヴァルタンは9月23日にはパリシャンゼリゼのVirgin Megasroreで18時からサイン会を行う。10月28日には故国ブルガリアのソフィアでの公演が予定されている。 |
| No.227 | 2009.9.14 | ミレーヌ・ファルメールMylene Farmer、コンサート 2009.9.14 5月2日の南仏ニースから7月1日のモスクワまでフランス各地とロシアでのツアーを行い、その後ヴァカンスを過ごしたファルメール、9月4日ジュネーヴでコンサートを再開。9月11、12日(48歳の誕生日)パリ郊外サン=ドニのスタッドウ・ドウ・フランスStade de Franceに出演。最終公演は9月19日のブリュッセル。マスコミへの露出が少ないフェルメールだが、9月6日ジャーナリストのアントニー・マルタンAnthonyMartinとのインタヴユーに応じ、また12日には公演直前TF1 20時のニュースに楽屋から出演、キャスターのClaire Chazalの質問に答えた。(詳細は近々「最近のシャンソン情報」 で。 |
| No.226 | 2009.9.12 | クロード・ヌガロClaude Nougaro、生誕80年 2009.9.12 9月9日は2004年74歳でなくなったヌガロの生誕80年に当たり、生地トウルーズのキャピトール広場でオリヴィア・ルイーズらが出演したコンサートが行われ、2万人以上が集まった。9月10日TVF5は「Un soir avec ClaudeNougaro/クロード・ヌガロと一夜を」を放送、エレーヌ夫人が出演、秘蔵の写真、映像などで詩人でもあったヌガロの日常生活を明らかに。TVF3は9月14日「Nougaro a tombeau ouvert et a guichets fermes/ヌガロ、猛スピードの、満員札止めの人生」を放送。これはラパン アジルLapinAgileでのデビュー当時、あるいはサン=ジェルマンのジャズクラブ出演時などの豊富な未公開映像や親しい人々とのインタヴユー中心のドキュメンタリー。 |
| No.225 | 2009.9.11 | 「On connait la chanson」(ラジオRTLの夏期特別番組、№181参照)追加その1 2009.9.11 歌手が、その歌の生れた由来などを語る上記のラジオ番組から、下記の5曲について「最近のシャンソン情報No.41」 に詳細を掲載いたしました。どうぞご覧下さい。 1.アラン・スーションAlain Souchon の「Foule sentimentale/センチメンタルな大衆」 2.ジャン=ジャック・ゴールドマンJean Jacques Goldmanの「Envole-moi/飛び立つ 3.パトリック・ブリュエルの「Casser la voix/声をからす 4.マキシム・ル フォレスティエMaximeLe Forestierの「San Francisco/サン フランシスコ」 5.ミシェル・フガンMichelFugainの「Une belle histoire/美しき物語」(「ミスター・サマータイム」の原曲) |
| No.224 | 2009.9.10 | アナイスAnais、クリップ好評 2009.9.10 女性シンガーソングライター アナイスの「J’sais pas/私には解らない」のヴィデオクリップが好評。アナイスは1976年グルノーブル生まれ、本名Anais Croze、グループで歌った後2003年からソロ活動。一人でギター、kazoo、サンプラーを演奏し歌う「The Cheap Show」を200回近く行い、口コミで人気に。06年にはそのライヴアルバムをリリース。08年10月にはアルバム「The Love Album」をリリース。このアルバムからはすでに「Peut-etre une angine/おそらく一つのアンギーナ」、「Le premier amour/最初の愛」がシングルカットされていていずれも好調。「J’sais pas」は3曲目のシングルカットで、「愛」、「疑い」、「将来」につき自問し、「私には解らない」と歌っている。アナイスは9月末からツアーを再開し、12月2日にはパリのBataclanに出演する |
| No.223 | 2009.9.9 | エム M、F2 20時のニュースに登場 2009.9.9 アルバム「Mister Mystere/Mr.ミステリー」(既報№159参照)リリースの前日6日,MがF2,20時のニュースに出演。アルバムに収められた13曲の詩は7曲がブリジット・フォンテーヌに提供され、1曲は父でシンガーソングライターのルイにより、残りはM自身で、「毎日の生活、旅行、偶然に起こったこと」を書いた。作曲は自身と弟のジョゼフが。妹のアンヌもコーラスや伴奏で参加しており、シェディッドChedid一家総出。この番組で質問に真摯に答えている内気なM、しかし、舞台ではたがが外れたようになるのは「舞台に立つと自由になったように感じるから。」また、このアルバムは今までのものに比べて派手さはなく、ジャケットも白黒の単純なデザインなのは「白黒は二元性の基本、その後ろに光が見えるから。」ツアーは11月2日のクレルモン フェランから始まり、パリ登場は12月8~12日のLa Cigale。 |
| No.223 | 2009.9.8 | アングンAnggun、国連親善大使に 2009.9.8 インドネシア出身、フランスで活躍している女性歌手アングンがカール・ルイス、ピエール・カルダンと共に国連食料農業機関(FAO)の親善大使に任命された。アングンは1974年ジャカルタ生まれ、9歳の頃から歌を始めインドネシア、マレイシア、シンガポールで人気歌手に。94年インターナショナルな歌手になることを目指してヨーロッパに渡り、95年からフランスに落ち着く。97年「La neige au Sahara/サハラの雪」が大ヒット、甘美な官能的な声とエキゾチックな発音でフランスでの人気を得る。この曲は英語ヴァージョン「Snow on the Sahara」もあり10カ国以上でチャートのトップになったと言われている。アングンは09年クロード・ルルーシュ監督の「Ces amours la/こんな愛」に歌手のラファエルRaphael、リアンヌ・フォリーLiane Folyと共に出演し、アヌーク・エメらと共演している。新しいアルバムのリリースは2010年春の予定。 |
| No.222 | 2009.9.6 | リーヌ・ルノーLine Renaud、「頭を失う」 2009.9.6 9月4日「Line Renaud perd sa tete/リーヌ・ルノー、頭を失う」というショッキングな見出しのニュースが報じられた。真相は生まれ故郷Nord-Pas-de-Calais県Armentieresにある彼女の彫像が何者かによって破壊され、頭部が落ちていたというもの。この像は1928年この地に生まれ、「La Demoiselle d’Armentiere/アルマンティエールのお嬢さん」と呼ばれているルノーの歌手としての、俳優としての、慈善活動家としての功績を讃え、昨年同市の市長の肝いりで多くの市民の協力を得て建てられたもの。この事件にルノーは「頭を失う、正気を失う」ほど怒っているのでは。 |
| No.221 | 2009.9.4 | ルルー・ゲンズブールLulu Gainsbourg、とは? 2009.9.4 ラヴォワンヌのアルバム「Volume 10」に収められた「Quand je suis seul/僕が一人の時」の作曲をしたのはルルーLuluと呼ばれているルシアン・ゲンズブールLucien Gainsbourg、1986年1月5日生まれ、父親はセルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourg、母親はSergeと81年に結婚したバンブーBambou(本名Caroline von Paulus)。セルジュは86年シャンソン「Lulu」を息子のために作っている。10歳からピアノを学び、現在はアメリカに住みBostonのBerklee College of Musicで音楽の勉強中。ラヴォワンヌはルルーに「好きなように曲を作ってくれ。」と依頼。今は「この曲でGainsbourgの名が僕の名(作詞者)の隣にあることでプレッシャーを感じている。Gainsbourgの名は大きくて、重い。」 |
| No.220 | 2009.9.3 | マルク・ラヴォワンヌMarc Lavoine、クイズに答えてコンサートに 2009.9.3 L’Express誌のサイトはラヴォワンヌの新しいアルバムのリリース(昨報)を機に8月10日から9月1日までクイズを掲載。その中には「今日のシャンソンニュース」で解答できる次のような質問も。皆さん、トライしてみて下さい。 ①「Volume 10」の写真、クリップを撮影したのは誰? 選択肢 □Richard Kern □Anton Corbijin □Mona Kuhn ②「Volume 10」の中でラヴォワンヌとデュオで歌っているのは誰?選択肢 □Axelle Red □Valerie LemercierとYasmine Lavoine □デュオはない 正解者の中から2組4人に9月4日パリで行われるアルバム発売記念ミニコンサートの招待券、13人にサイン入りCD、15人にサイン入りLPが贈られる。 |
| No.219 | 2009.9.2 | マルク・ラヴォワンヌMarc Lavoine,F2 20時のニュースに 2009.9.2 8月31日にアルバム「Volume 10/第10巻」(既報№192)をリリースするラヴォワンヌが8月29日F2 20時のニュースに出演、彼が「boite cranienne/頭蓋」と呼んでいる自宅屋根裏部屋を紹介した。「撮影、録音、ツアーが終わったら帰ってくる。歌詞の大半はここで書く。」アルバムには11歳の長女ヤスミンヌYasmineとのデュオ「Lentement/ゆっくりと」が収められている。「彼女も直ぐに女性になってしまう。人生は素早く過ぎてしまうと歌うこの曲に彼女の子供の頃の声を残しておきたかった。映像やステージ立つのはだめだと言われているが。」このアルバムはLPレコードでも出されるが「ノスタルジーからではない。いろんなものが選べるようにした。 |
| No.218 | 2009.9.1 | TV番組「Taratata」、再びTV5MONDEに登場 2009.9.1 人気音楽番組「Taratata/タラタタ」(既報№209)が8月29日、TV5MONDEJaponに再び登場。番組では:カトリーヌ・ランジェCatherine Ringerは「C’est comme ca/それはそんな風」他1曲をソロで、Charlie Winston(イギリス出身、フランスで活躍)とデュオで「With a little help from my friends」を歌い、その後このコンビはフランス語で「Letemps des cerises/桜んぼの実る頃」の1番をア カペラで歌ったがWinstonはカンペを見ながら。カリCaliは例によって舞台中を駆け回りながら「Elle m’a dit/彼女が僕に言った」を歌った。クリストフChristopheは「Tonigt,tonight」を歌った後、司会者ナギとのインタヴユーではいつものサングラスを外し、[意外に]優しい眼差しで答えていた |
| No.217 | 2009.8.30 | コルネイユCorneille、新しいアルバム 2009.8.30 アンケート「フランス人の好きな人物」(最近のシャンソン情報№40)で44位のコルネイユは、1977年ルワンダ人の両親が留学中のドイツで生まれ、幼少期をルワンダで過ごす。94年ルワンダにおける種族対立による虐殺で家族を失ったが、自身は両親の友人のドイツ人の許に逃れた。97年勉学のためカナダ、モントリオールへ。そこで友人とR’n’Bグループを結成、01年からはソロで歌うように。03年ファーストアルバム「Parce qu’on vient de loin/遠くから来たので」は自身の体験を歌った曲も収められていてカナダ、フランスで大ヒット。04年にはカナダ国籍を取得。10月19日にリリース予定の4枚目(フランス語では3枚目)のアルバムは「Sans titre/タイトルなし」、「En attendant/待ちながら」は先行してシングルカットされている。10年3月29日にはパリのGrandRexに出演予定。 |
| No.216 | 2009.8.29 | アンドシーヌIndochine、アルバム好調 2009.8.29 ニコラ・シルキスNicola Sirkisを中心とした6人組のグループ アンドシーヌが09年3月に出したアルバム「La Republique des Meteors/メテオルスの共和国」(既報№76)は好調ですでに30万枚以上の売上げ。「Little Dolls」、「Play Boy」に続くアルバムからの3枚目のシングル「Le lac/湖」は8月24日にリリースされた。そのクリップはモントリオールで撮影中。グループは「メテオールツアー」を6月26日のパリ オランピアの「プレリュード」から開始、7月にはケベックのフェスティヴァルに出演。ツアーは10月6日のルーアンから再開され10年6月26日のパリ郊外のフランス スタジアムStade de Franceまで約50回予定されている。このうちStade de France公演も含め3分の2はすでに満員札止め。これからの希望者は「月に願いを掛け」なければ。(02年に出し150万枚売れたと言われるアルバム「Paradize」に収められた「J’ai demande a la lune/僕は月に願った」 |
| No.215 | 2009.8.28 | モラーヌMaurane、アルバムリリース 2009.8.28 モラーヌの新しいアルバム(既報№152)「Nougaro ou L’esperance en l’homme/ヌガロあるいは男性への期待」が8月24日にリリースされた。秋の冒頭を飾るに相応しい出色の出来と好評。「13歳の時TVでヌガロが歌うのを見て異星人かと思うほど衝撃を受けた。」と言うモラーヌ、アルバムには「Armstrong/アームストロング」(シングルカットずみ)、「Le jazz et la java/ジャズとジャバ」、「Tu verras/君は解るだろう」(カロジェロとのデュオ)、「Toulouse/トウ―ルーズ」、「La dense/ダンス」、「Alleedes brouillards/霧通り」などのヒット曲、あるいはモラーヌの好きな曲15曲がカバーされている。また、「L’esperanceen l’homme」は二人がデュオで歌うことになっていたが、ヌガロの死によって実現しなかったもの。モラーヌの「O Nougaro」コンサートは9月30日ブリュセルで、10月7~9日はパリのAlhambraで。 |
| No.214 | 2009.8.27 | ヴァネッサ・パラディVanessa Paradis、今秋ベスト版 2009.8.27 1987年14歳で出した「Joe le taxi/ジョー ル タクシー」は世界中で300万枚売り上げたと言われているパラディ、今秋初めてのベスト版が2枚組CDでリリースされる。これには「Joe le taxi」、「Tandem/タンデム」、「Pourtan/それなのに」、「Bliss/無上の喜び」など過去のヒット曲が収められ、このために再度録音し直した曲もいくつかある由。未収録曲は2曲。うち1曲は新曲でロックグループ ルイーズ アタックLouise Attaqueのリーダー ゴータン・ルウセルGaetan Rousselの作詞作曲による「Il y a/・・がある」で、これはシングルで近々リリースされる。もう1曲は「I love Paris」のカバーで、こちらはパリ空港の新しいコマーシャルソングとして使われる。女優でもあるパラディ、5年振りに出演した映画「L’Arnacoeur/Heartbreaker」でロマン・デュリスと共演、撮影は終了していて、2010年3月公開予定。 |
| No.213 | 2009.8.26 | ニコレッタNicoletta、パリのステージに帰ってくる 2009.8.26 ニコレッタが10月14~18日パリのAlhambraに出演、歌手生活40周年を祝う。ニコレッタは1944年オート=サヴォワ県の寒村生まれの歌手、作詞も。パリのクラブのDJから60年代後半歌手に。直ちに「La musique/ラミュージック」(アメリカの曲「Angelica」にフランス語の詩が付けられたもの)、「Il est mort le soleil/太陽が消えた朝」などのヒット。71年ユーベール・ジローの曲で世界的にヒットした「Mamy bleu」にピエール・ドラノーエがフランス語の詩を付けた「Mamy bleu」がニコレッタの最大のヒット曲。「Je n’pourrai jamais t’oublier/過ぎ去りし恋:再会」なども歌っている。06年にはアルバム「Lerendez-vous/ランデ ヴー」を出している。パリ登場の後は国内ツアー |
| No.212 | 2009.8.25 | ローズRose、セカンドアルバム 2009.8.25 ローズ、本名Keren Meloul、1978年ニース生まれ、物心ついた頃から手帳に詩を書き、それにギターで曲を付け歌っていた。2年間勤めたパリ19区の小学校の先生からシンガーソングライターに。06年にリリースしたファーストアルバム「Rose/ローズ」がエレガントな詩と声で好評。特にそこに収められた「La liste/リスト」は大ヒット、アルバムは50万枚の売上げ。そのローズの2枚目のアルバムは10月19日リリース予定の「Les souvnirs sous ma frange/私の前髪に隠れた思い出」。そこの収められる「Yes we did」(歌詞はフランス語)はすでにラジオから流れている。ファーストアルバムがヒットした歌手にとってはセカンドアルバムの成否が今後を決める。果たしてサクセスストーリーは続くだろうか。要注目。ローズは12月からツアーを開始し、12月15日パリLa Cigaleに登場。 |
| No.211 | 2009.8.24 | ベンジャマン・ビオレBenjamin Biolay、新しいアルバム 2009.8.24 1973年生まれ、プロデューサー(ジュリアン・クレールのアルバム「Ou s’en vont les avions/飛行機はどこへ」)、作詞作曲家(自身の曲の他アンリ・サルヴァドール、ケレン・アン、ジュリエット・グレコ、フランソワーズ・アルディらに曲を提供)、アレンジャー(カルラ・ブルーニのアルバム「Comme si rienn’etait/何事もなかったかのように」)、映画俳優(09年Sylvie Verheyde監督の映画でセザール賞にノミネートされた。)と多才なビオレ、10月19日リリース予定の5枚目のアルバムは「La superbe/尊大」。その中の「La superbe」はすでに7月末からラジオで流されている。ビオレは2010年2月5、6日カジノ ド パリに出演、その後フランス国内、ヨーロッパ、アメリカ、アジアを回る世界ツアーが予定されている。 |
| No.210 | 2009.8.23 | 「On connait la chanson」(ラジオRTLの夏期特別番組、既報№181)「La maladie d’amour」 2009.9.23 8月19日には1973年のミシェル・サルドウMichel Sardouのヒット曲「La maladie d’amour/恋の病」が取り上げられた。作詞はサルドウとイヴ・デスカ、作曲はジャック・ルヴォー。「Elle court,elle court,la maladie d’amour、dans le coeur des enfants de sept a soixante dix-sept ans/駆ける、駆ける、恋の病が、7歳から77歳の子供の心の中に・・」と歌い出すこの曲、サルドウ談:このシャンソンは曲か先にできていた。詩を付けるのは難しかった。色々な言葉を付けたがぴったりしなかった。数ヶ月苦労して「Elle court,elle court エル クール、エル クール」を思いついた。 そうしたら一気呵成にできた。これが「Elle pleure,elle pleure エル プルール、エル プルール/泣く、泣く」では歌にならなかっただろう。・・もう42年作詞をしているが、作詞の師はシャルル・アズナヴール。アズナヴールのシャンソン「Pouressayer de faire une chanson/曲を作る時」には作詞するための心得が的確に述べられている |
| No.209 | 2009.8.22 | TV番組「Taratata」、TV5MONDEで放映 2009.8.22 ナギNaguiの司会によるF2の100%ライヴの人気音楽番組「Taratata/タラタタ」が8月15日22:00~23:50、TV5MONDEJaponで放送された。内外から20人弱の歌手が出演。主な出演者と曲は:マヌ・チャオ「La vida tombola」と「A cosa」、ザジー&アクセル・バウエル「A ma place/代わりに」、クリストフ・マエ「Monp’tit gars/僕の息子」、クリストフ・マエ&ウイリアム・バルデ「Couleur cafe/コーヒー色」、ナゲール「Notre amour etait presque parfait/我々の愛はほぼ完璧だった」、アマドウ&マリアム「Masiteladi」。この番組はフランスではヴァカンス期を除き毎週金曜日に放送されていて、今回TV5MONDE放送のオリジナルはF2で2008年12月に放送されたもののよう。[TV5MONDEの番組案内では「音楽好き必見」と紹介されたこの番組、TV5MONDEでもっと頻繁に放送されても良いのでは。] |
| No.208 | 2009.8.20 | ヴェロニク・サンソンVeronique Sanson、TV初登場は 2009.8.20 TVF2朝の番組TELE MATIN、8月10日「ノスタルジー」のコーナーでは人気歌手が最初にTVに出演したときの様子が紹介された。ヴェロニク・サンソンは有名なドウニズ・グラゼールDenise Glaserが司会をしていた人気番組ディスコラマDiscoramaに1972年7月16日23歳で出演したのがTV初登場。この年最初のLP「Amoureuse/恋する女」を出したサンソンはグラゼールの求め応じ、LPに収められた「Bahia/バイア」をア カペラで歌っている。ミシェル・ベルジェMichel BergerもディスコラマがTV初登場の舞台で、63年11月10日に出演した当時16歳であった。一方、ミシェル・フガンMichel Fugain、ミシェル・サルドウMichel Sardouは68年にクロード・フランソワClaude Francoisが司会をしていた「Studio 102」に出演したのがTV初登場と紹介された。 |
| No.207 | 2009.8.19 | フランス人の好きな人物」、アンケート結果 2009.8.19 最近は年2回行われる恒例のアンケート「フランス人の好きな人物」の2009年7月実施分の結果が発表された。今回もトップはテニスのチャンピオンから歌手になったヤニック・ノアYannick Noah。ノアは4期連続、6回目のトップ。(詳細は「最近のシャンソン情報№40」で) |
| No.206 | 2009.8.18 | ジェーン・バーキンJane Birkin、デモの先頭に 2009.8.18 ミャンマーの民主化運動指導者でノーベル平和賞受賞者アウン・サン・スー・チーさんが軍事政権によって禁固3年の判決(その後特赦により1年6ヶ月の自宅監禁に)を下されたことについては国連安保理を初めとして各国政がで「深刻な懸念、憂慮すべき事態」と表明し、制裁措置を検討している。パリでは8月11日この判決に抗議するデモが在仏ミャンマー大使館前で行われたがその先頭にはジェーン・バーキンJane Birkinが。 バーキンは最新アルバム「冬の子供たち」の中でもアウン・サ・スー・チーを支援する曲「Aung san suu kyi/アウン・サン・スー・チー」を収めているが、「ビルマ[フランスでは相変わらずビルマと呼んでいるよう]の人々と連帯を」のプラカードを掲げ50人のデモ参加者の先頭に立って、各国に厳しい制裁処置を執るよう要求した。 |
| No.205 | 2009.8.14 | 「On connait la chanson」(ラジオRTLの夏期特別番組、既報№181参照)「Ma preference」2009.8.17 8月13日にはJulien Clercジュリアン・クレールの「Ma preference/僕の好みの人」が取り上げられた。1978年のこの曲はそのころからコンビを組むようになったジャン=ルー・ダバディーの詩にクレールが曲を付けたもの。ダバディーは女性ファンに直接語りかけるような詩を考えた。「僕には解っている、彼女の僕に対する態度は時には他の人たちの気に入らないものだと、・・でも彼女は僕の好みの女性。彼女が身を守るためにする無関心な態度は、他の人たちには攻撃的に映る、・・でも僕には彼女の弱さが解る・・」クレール談:この曲はヴァカンスの間にできた。ジャン=ルーはビアリッツの近くに家を借りていた。そこにはピアノがあったので、それを弾きながら曲を付け、その家で録音した。この詩で「彼女」とは、ジャン=ルーはミウミウMiou-Miou[クレールが76年映画で共演し81年まで生活を共にした女優]を念頭に置いていただろう。 |
| No.204 | 2009.8.13 | シルヴィー・ヴァルタンSylvie Vartan、「Je chante le blues」2009.8.13 9月14日リリース予定のヴァルタンの新しいアルバムのタイトルは「Toutes peines confondues/混じり合ったすべての苦しみ」。ディディエ・バルベリヴィアンDidier Barbelivien、マルク・ラヴォワンヌMarc Lavoineらに提供された曲、セルジュ・ラマSerge Lamaの「La chanteuse a 20 ans/女歌手は20歳」のカバーなど12曲を収められる。そのうち、カルラ・ブルーニCarla Bruniに提供された「Je chante le blues/私はブルースを歌う」は先行してシングルカットされている。ヴァルタンのホームページではこの曲を含め数曲の部分試聴が可能。ヴァルタンは9月11日からツアーを開始、9月18~20日パリ オランピアに出演。10月には故国ブルガリアでの公演も予定されている。 |
| No.203 | 2009.8.12 | モントリオールのフランコフォリー、閉幕 2009.8.12 カナダにおけるchanson francophoneの祭典、モントリオールのフランコフォリーFrancoFolies de Montrealは1989年から開催され、第21回の今年の日程は7月30日から8月9日まで。今年の祭典は期間を通して、2005年に出演し09年3月に死去したアラン・バッシュングAlain Bashungに捧げられ多くの歌手がバッシュングのヒット曲を歌った。主な出演者は、ケベックからは:ピエール・ラポワントウPierre Lapointe、クール ドウ ピラトCoeur de Pirate(期間中4日間出演)、アリアンヌ・モファットウAriane Moffat、ダニエル・ラヴォワDaniel Lavoie;フランスからは:ジェーン・バーキンJane Birkin、ベルナール・ラヴィリエBernard Lavilliers、アルチュール・アッシュArthur H、ジュリエット・グレコJuliette Greco、ジュリアン・ドレJulienDore |
| No.202 | 2009.8.11 | 「On connait la chanson」(ラジオRTLの夏期特別番組、既報№181参照) 「Ma reverence」 2009.8.11 8月10日には1949年生まれのヴェロニク・サンソンVeronique Sansonの作詞・作曲・歌、「Ma reverence/私の別れの挨拶」(1979年)が取り上げられた。「勇気を見つける時間がなくなったとき、20年かけてすべてが蜃気楼だと悟ったとき、息子が私を必要としなくなったとき、私を愛してくれた人たちが私から遠く離れてしまったとき、私は別れを告げる、そして私の人生もゆっくりと眠りにつく、・・」と歌っているこの曲につきサンソンは語る:「これは私の作品の中で詩と曲が同時にできた数少ないものの一つ。27分でできた。パリ郊外Triel-sur-Seineの自宅で夜、電話もなく、誰にも邪魔されず。当時の私の精神状態を的確に、端的に表すことができる『Ma reverence』という語を見つけることができたときとても嬉しかった。この曲には不正確な箇所、不器用な箇所もあるが句読点一つ直そうとは思わない。」 |
| No.201 | 2009.8.10 | イジアIzia、「イジュラン家の娘」 2009.8.10 8月7日F2 13時のニュースで「イジュラン家の娘」と紹介されたロック歌手イジアは1990年パリ郊外生まれ、父は1960年代から活躍しているシンガーソングライター ジャック・イジュランJacques Higelin、兄は09年のVdMでロック/ポップアルバム賞を受賞したアルテュール・アッシュArthur H。幼少より音楽の環境で育ち、13歳で最初の曲を作っている。06年「ブルジュの春」で新人歌手としてデビュー。ベース、ギター、ドラムスをバックに自作の曲を主に英語で歌う。09年6月にはファーストアルバム「Izia」をリリース。この夏は各地のフェスティヴァルに引っ張りだこ。番組では8月6日南仏ナルボンヌ近くのルーカットウLeucateでの「地中海フェスティヴァル」で1000人の観客を前に歌う模様が映された。その後も各地のフェスティヴァルに出演し、10月13日にはパリのバタクランBataclanに出演。 |
![]() 祝 第200回 |
2009.8.8 | ララ・ファビアンLara Fabian、次のアルバム 2009.8.8 5月に先輩の女性シャンソン歌手の曲をカバーしたアルバム「Toutes les femmes en moi/私の中のすべての女性たち」(「最近のシャンソン情報№36」参照)をリリースしたファビアン、Barbara Streisand、Ella Fitzgerald、Whitney Houston、Carole Kingらのヒット曲の英語によるカバーアルバム「Every woman in me」やイタリア語によるMina、OrnellaVanoniらのカバーアルバム「Tutte le donne in mi」を計画している。新譜アルバム「Le secret/秘密」も準備中、すでに数曲は録音済み。ここでは80人編成のシンフォニー オーケストラをバックに歌う。ファビアンはリトアニアのTV番組「New Wave 2009」に出演(6月のロシア公演の際か?)、その中の1曲「Demain n’existe pas/明日はない」を歌った。彼女のヒット曲「J’y crois encore/今でも信じている」に見られる力強いファビアンスタイルが戻ってきた。9月故国ベルギーからツアーを開始、10月7~9日パリ ゼニットに出演。 |
| No.199 | 2009.8.7 | 「On connait la chanson」(ラジオRTLの夏期特別番組、既報№181参照)「Allumer le feu」2009.8.7 8月5日には「Allumer le feu/火を付ける」が取り上げられた。この曲はジョニー・アリディJohnny Hallydayのヒット曲として知られており、アリディがコンサートの際必ず歌う曲の一つ。作詞は女性シンガーソングライター ザジーZazie、作曲はパスカル・オビスポPascal Obispo。オビスポ談;1998年、NYで、ジョニーにコンサート会場の観客を熱くするような、「mettre le feu/燃え上がらせる」ような曲が欲しいと言われた。この「燃え上がらせる」を頭にパリに帰り、当時よくコンビを組んでいたザジーに作詞を依頼、ホテルの一室で作った。「Allumer le feu」は一気に、 短時間でできた。出来上がったら直ぐに電話口でギターを弾きながらジョニーに「Allumerle feu、allumer le feu・・」と歌って聞かせた。ジョニーは「悪くないね。」と言った。それでその曲を持ってアリディの許へ行った |
| No.198 | 2009.8.6 | カルラ・ブルーニCarla Bruni、映像2件 2009.8.6 フランスのファーストレディーは、現在サルコジ大統領とコート ダジュールCapNegreの元はブルーニ家の別荘であった邸宅でヴァカンスを過ごしている。ブルーニの最近の映像を2件紹介します。その一は09年5月22日放送のシャルル・アズナヴールの85歳の誕生日を祝うコンサート(既報№132)で「Viens pleurer au creux de mon epaul/僕の肩でお泣き」をアズナヴールとデュオで歌っているもの。その二は7月18日NYの「Mandela Day」コンサート(既報№184)で「Quelqu’un ma’dit/風の噂」と「Blowin’in the wind/風に吹かれて」をDave Stewartとのデュオで歌っているものです。 |
| No.197 | 2009.8.5 | グレゴワールGregoire、アルバム「Toi+Moi」ダイヤモンドディスクに 2009.8.5 1年前には全く無名であったが、インターネットが生んだ最初のビッグ歌手、そして今年最大の勝利者は間違いなくグレゴワールだろう。グレゴワールは1979年生まれ、シンガーソングライター、幼少の頃からザ ビートルズ、ジャン=ジャック・ゴールドマンらに憧れ歌手を志す。学業が終わってから種々の職業に就いた。07年アーティストのデビューを援助するためのサイト「My Major Company」 (MMC)に登録。347人の出資協力者を得て、MMC最初の歌手として08年9月アルバム「Toi+Moi/君プラス僕」をリリースした。これにはシングルカットされている「Toi+Moi」、「Rue des etoiles/星通り」、「Ta main/君の手」を含め12曲が収められている。その売上げはリリース以降現在まで好調で、09年7月最終週のアルバムチャートでも3位。 |
| No.196 | 2009.8.4 | ダニー・ブリアン Dany Brillant、「On verra demain」ラジオで 2009.8.4 ブリアンは1965年チュニジア生まれ、翌年両親と渡仏、85年頃からパリ、サン=ジェルマンで歌う。91年最初のアルバム「C’est ca qui est bon/それ、それが素晴らしい」を出し、そこに収められた最初の曲が「Viens a Saint-Germain/サン=ジェルマンへおいでよ」だった。07年のカップルで踊るのに適した曲12曲を選んでカバーした「Histoire d’un amour/ある恋の物語」から2年、ブリアンの新しいアルバムは10月5日リリース予定、ラテンリズムの曲を集めた「PuertoRico/プエルト リコ」。その中から「On verra demain/明日にはわかるだろう」はすでにラジオから流れている。2010年1月から「サルサ ツアー」を計画、3月16 |
| No.195 | 2009.8.2 | フランシス・カブレルFrancis Cabrel、マラソンツアー終了 2009.8.2 カブレルは2008年9月22日Castres(タルヌ=エ=ガロンヌ県)から始まった「Des roses et des orties/バラとイラクサ」ツアーを09年7月31日Vienne(イゼール県)で終了した。この間約100回の公演。「これからヴァカンス、・・数年間の。しばらくはステージに立つことはないだろうが、曲は作る。それが唯一興味のあることだから。それに大分前から小説を書いてみたいと思っている。枕元に『ドンキホーテ』を置いて読んでいるが、こんな風に登場人物を生き生きと書くことは私にはできない。私には想像力がないのだろう。シャンソンよりも長いものを書こうとするといつも行き詰まってしまう。でも、とにかくやってみる。そうしないことには何も始まらないから。」 |
| No.194 | 2009.8.1 | アマンディヌ・ブルジョワAmandine Bourgeois、F2 20時のニュースに 2009.8.1 7月30日F2 20時のニュースに登場したアマンディヌ・ブルジョワは1979年生まれ、1年前には故郷トウ―ルーズのカフェコンセールで歌っていた。彼女はジュリアン・ドレ、クリストフ・ヴィレムらを生んだTV局M6のスター誕生番組「Nouvelle Star/新しいスター」の2008年(第6回)優勝者。09年6月ファーストアルバム「20㎡」をリリース。タイトルは彼女が住むstudio/ワンルームマンションの広さからで、ブルジョワというよりボヘミアン。番組ではその住居での彼女が紹介された。アルバムには彼女自身の作詞作曲による曲、ジャンヌ・シェラール、ローズに提供された曲など14曲が収められており、チャートで最高位はリリースの週の5位。「私はスターよりもアーティストでいたい。」 |
| No.193 | 2009.7.31 | 「On connait la chanson」(ラジオRTLの夏期特別番組、既報№181参照) 「Message personnel」 2009.7.31 7月28日にはフランソワーズ・アルディFrancoise Hardy1973年のヒット曲「Message personnel/パーソナル メッセージ」(フランソワーズ・アルディ作詞、ミシェル・ベルジェMichel Berger作曲)が取り上げられた。アルディは当時アルバムの製作にベルジェの協力を願っていた。ある朝、ベルジェがまだタイトルのないこの曲を持ってやってきた。「当時サン=ルイ島にあった小さな我が家に。彼はピアノでそれを弾き、弾き終わったら私に詩を付けるようにと言った。私は当時の心情を、30歳代の女性の心情を、詩にした。そして3日間かけてタイトルを考えた。突然『Message personnel』を思いついた。出来上がったとき、この曲は他の曲以上の何かを持っている、当時の流行語でいう『tube/ヒット曲』になると感じた。」[この曲はミシェル・ベルジェも歌っている。] |
| No.192 |
2009.7.30 | マルク・ラヴォワンヌMarc Lavoine、ニューアルバム 2009.7.30 1962年生まれ、歌手で俳優のラヴォワンヌの10枚目のアルバムは8月31日リリース予定の「Volume 10/第10巻」。全曲歌詞はラヴォワンウ自身、作曲はジュリアン・クレール、ルル・ゲンズブール(Lulu Gainsbourgセルジュ・ゲンズブールの遺児、母親はバンブー)など。女優ヴァレリー・ルメルシエとのデュオもある。その中から「La semaine prochaine/来週」がシングルカットされ先行リリースされた。そのクリップはアメリカで活躍している女性写真家モナ・クーンMona Kuhnにより、ロスアンジェルスの故ジョージ・ハリスンの住まいで撮影されたもので、評判になっている。ラヴォワンヌは2010年の早々から国内ツアーを予定、1月19~31日カジノ ド パリに出演。 |
| No.191 | 2009.7.28 | SNEP/全国レコード出版者連合、認定基準の改定 2009.7.28 SNEPは音楽販売を調査し、レコードの売上げ枚数の応じた認定を行っている。09年7月アルバムに関し認定基準を次のように改定した。・・・ゴールデンディスク7万5千枚→5万枚、プラティナディスク20万枚→10万枚、ダイアモンドディスク75万枚→60万枚・・・前回06年の改訂で認定基準が25%引き下げられたばかり。近年のレコード売上げの不振を反映したもので、ヒット曲の基準も以前と同じではなくなったということか。因みに08年にダイアモンドディスクに認定されたのはフランシス・カブレルの「Des roses et des orties/バラとイラクサ」のみ。07年はクリストフ・マエの「Mon paradis/僕のパラダイス」など6つのアルバムが認定されている。 |
| No.190 | 2009.7.27 | フランス最初のロックミュージカル「Starmania」30周年記念番組、TV5MONDEで放映 2009.7.27 既報(№109)の標記番組が7月25日22:00からTV5MONDEJaponで放映された。番組の中でフランス・ギャルについては「Starmania」出演の際ダニエル・バラヴォワンヌとデュオで「Quand on n’a plus rien a perdre/もう何も失うものがないときには」を歌った場面が流された。主な出演者、歌った曲は次の通り;クリストフ・ヴィレム「Monopolis/モノポリス」、ジュリアン・ドレ「Le blues du businesseman/ビジネスマンのブルース」、ノルウェン・ルロワ「Le monde est stone/世界は石になってしまった」、モラーヌ「Les uns contre les autres/一方には他方が」、カトリーヌ・ランジェ「Un garcon pas comme les autres/他とは違う男の子」、ポリーヌ「Besoin d’amour/愛が必要」、ララ・ファビアン「Le reve de Stella Spotlight/ステラ スポットライトの夢」、 ディアーヌ・デュフレーヌ「Les adieux d’un sex symbol/一人のセックスシンボルの引退」。他にミシェル・ベルジェ、リュック・プラモンドン、セリーヌ・ディオン、ファビエンヌ・ティボーなどの映像が流れた。 |
| No,189 | 2009.7.26 | ジュラール・ド パルマスGerard de Palmas、 帰ってくる 2009.7.26 ド パルマスは1967年レユニオン島生まれのシンガーソングライター、96年V.d.M.で新人男性歌手賞、00年のアルバム「Marcher dans le sable/砂の中を歩く」は150万枚以上の売り上げ、02年のV.d.M.で男性歌手賞を受賞し、ヴァリエテ フランセーズに確固たる地位を占めた。04年にアルバムを出した以降目立った活躍はしていなかったが、今秋5枚目のアルバム「Sortir/出発する」をリリース予定で、先行シングル「Au bord de l’eau/水辺で」のクリップが好評。クリップに現れる砂漠はこの数年間彼が渡った人生の砂漠なのか。09年10月12日から10年5月15日までの長期のツアーを計画、アルバムリリース予定の11月16日にはパリ オランピアに出演。 |
| No.188 | 2009.7.25 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、カルタージュ公演 2009.7.25 既報№173の誤報騒動はAssabah紙の謝罪と架空のインタヴユー記事を書いた記者の辞職で幕を下ろした。 アズナヴールのチュニジア、カルタージュ(カルタゴ)でのコンサートは7月21日ローマ様式の円形劇場で行われた。22時15分から始まった90分のステージでアズナヴールは最初の曲「Les immigrants/移住者たち」から最後の曲「Je m’voyaisdeja/希望に満ちて」まで、愛を、優しさを、青春を、過ぎゆく時を、情熱を歌った。そして普通アンコールに応えることのないアズナヴールがこの夜は再び登場し「40年前、デビュー間もない頃カジノ ド テュニスで歌った曲です。」と語ってア カペラで「Sur ma vie/生命をかけて」を歌った。3時間以上前から会場を埋めた1万2千人を超える観客は皆「そう、あのコンサートに行ったんだよ!」と自慢することだろう。アズナヴールは前日の記者会見で「アーティストは自分が生きた時代の証人でもある。私はMai 68[68年5月、いわゆる5月革命]を経験した。あれから40年、この出来事を私は新曲のテーマにする。そのタイトルは『Ce prinetmps la/あの春』」と語っている。 |
| No.187 | 2009.7.24 | 「On connait la chanson」(ラジオRTLの夏期特別番組、既報№181参照)、「Chez Laurette」 2009.7.24 7月21日にはミシェル・デルペッシュMichel Delpechの最初のヒット曲で自身が詩を書いた1965年の「Chez Laurette/ロレットの店で」が取り上げられた。これを書いたとき46年生まれのデルペッシュは20歳になるかならないかの若さだった。「これは比較的短時間で書いた。10分か15分で。この男と組んで曲を作ろうと決めたローラン・ヴァンサンRoland Vincent[64年に知り合った作曲家]の家へ行く電車の中ですべて書き上げた。17歳の頃高校の帰りに毎日寄った街角のビストロを思い出して。でもロレットは特定の女性ではない。ロラン宅に着き、詩を彼のピアノの上に置いた。ロランは魔法使いのように直ぐに曲を付けた。この曲のレコーディングが終わったときいい曲に出来上がったと思った。それは『Wight is Wight/ワイト イズ ワイト』の時も同じだった。多くの人の心を捉えるだろうと思った。」 |
| No.186 | 2009.7.23 | ユーグ・オーフレHugues Aufray、80歳、50年のキャリア 2009.7.23 ユーグ・オーフレは1929年8月18日生まれ。Saint-Malo du Bois(フランス西部ヴァンデVendee県)で開かれたフェスティヴァルで7月11日オーフレの80歳と50年のキャリアを祝うコンサートが行われた。翌朝1時まで続いたステージでオーフレは、ヒット曲の「Celine/セリーヌ」、「Adieu Monsieur le Professeur/さようなら先生」など、最後に「Santiano/サンティアノ」を歌った。終わると期せずして観客は「Joyeux anniversaire/ハッピーバースデー」を合唱。10月末には自らの詩によるBob Dylanの曲をジョニー・アリデイ、ジェーン・バーキン、アラン・スーション、フランシス・カブレル、カルラ・ブルーニらとデュオで歌うアルバム「New Yorker」をリリースの予定。また9月から2010年の夏のフェスティヴァルまでの間フランス国内、ベルギー、スイスを回る最後の(?)ツアーを予定している。パリ登場は11月6、7日のGrand Rex。コンサートには「New Yorker」のデュオのパートナーがゲストとして出演することもありそう。 |
| No.185 | 2009.7.22 | カリ Cali、新しいアルバム「Le bruit de ma vie」 2009.7.22 09年6月29日リリースのカリの新しいアルバム、CD2枚組のライヴ「Le bruit de ma vie/我が人生の騒音」が好評。カリ、本名Bruno Caliciuri、1968年南仏ペルピニョン地方生まれのシンガーソングライター、ラグビー選手から音楽に。03年のファーストアルバム「L’amour parfait/完璧な愛」は60万枚以上の売り上げるヒット。08年にはアルバム「L’espoir/希望」を出している。今回のアルバムはステージで、観客と対面して歌うときに実力を発揮し、エネルギーを発散するカリの「L’espoir」と題した80回のエレクトロニックライヴからの12曲、「Nu/裸」と題した60回のアコースティックライヴからの16曲が収められている |
| No.184 | 2009.7.20 | カルラ・ブルーニCarla Bruni、NYでステージに 2009.7.20 カルラ・ブルーニが7月18日、フランスのファーストレディーになって(08年2月2日)初めてステージで歌った。ただしフランス国内ではなくアメリカのNYで。ブルーニはネルソン・マンデラNelson Mandelaの91歳の誕生日に当たるこの日Radio City Music Hallで行われた「Mandela Day」コンサートに出演した。彼女は「エイズと闘う世界基金」の大使としてこの慈善コンサートに参加したもの。アレサ・フランクリン、スティービー・ワンダー、シンディ・ローパーらも出演した。黒いシックなパンタロンスーツで現れたブルーニは「これは踊るためではなく、夢みるためのa little french songです。」と英語で語って彼女のヒット曲「Quelqu’un m’a dit/風の噂」を、次いでボブ・ディランBob Dylanの「Blowin’ in the wind/風に吹かれて」の2曲をデイヴ・ステュワートDave Stewartとのデュオで歌った。私人の資格で渡米し、コンサート会場の前方に席を占めていたサルコジ大統領も6000人の観客と共に拍手を送っていた。 |
| No.183 | 2009.7.19 | 「On connait la chanson」(既報№181)、「La javanaise」 2009.7.19 7月17日には「La javanaise/ジャヴァネーズ」が取り上げられた。この曲は60年代初めにSerge Gainsbourgセルジュ・ゲンズブールが作詞作曲。1963年、当時35歳のゲンズブールはあるバーでピアニストをしていた。そのバーはJuliette Grecoジュリエット・グレコの住まいの真ん前にあり、彼女はそこの常連だった。ある夜グレコは彼を自宅に招待した。グレコ談「彼は神経質な、控えめな青年だった。私は美男子だと思った。何か飲むか聞いたら、ウイというので、ウイスキーを素敵な大きなグラスに注いあげた。彼はとても堅くなっていてグラスを床に落としてしまった。・・夏のことで窓を開け放って私たちは遅くまで踊った。翌日彼はLa javanaiseを持ってやって来た。・・・最初この曲はうまく歌えなかった。ちゃんと歌えるまでに大分時間がかかった。」 |
| No.182 | 2009.7.18 | クリストフChristophe、ヴェルサイユ宮殿コンサート 2009.7.18 1945年生まれ、65年「アリーヌ」や75年「青い言葉」などのヒットを持つクリストフが7月15日ヴェルサイユ宮殿ネプチューンの噴水に設けられた幻想的なステージでコンサートを行った。21時30分、黒い衣裳、黒いブーツのクリストフ、真っ白なマントローブのエレナ・ノゲラHelena Noguerraとのデュオなど数曲歌った後舞台脇の暗闇に消え、今度は真っ白な衣裳で登場(黒いブーツは相変わらず)。08年のアルバム「Aimer ce que nous sommes/あるがままの我々を愛すること」から「Odore di femina/女性の香」、「Tandis que/であるのに」、「Parle lui de moi/彼女に僕のことを話して」などを歌った。年齢を感じさせない澄んだ声、この夜は繊細と言うより力強さで6000人の観客を魅了した。 |
| No.181 | 2009.7.17 | 「On connait la chanson」、ラジオRTLの夏期特番 2009.7.17 ラジオ局RTLは7月13日から8月21日までの週日夏期特別番組として「Onconnait la chanson/その曲知っている」を放送する。この番組では毎日一人の歌手のヒット曲を取り上げ、その曲の関する逸話をその歌手に語ってもらうもの。7月13日はルノーRenaudの「Mistral gagnant/ミストラル ガニャン」(1985年)が取り上げられた。「アルバムに収める全曲の収録が終わり、ミュージシャンとは別れ、スタジオから出て、カフェテリアに座った。鉛筆、ノート、韻を調べるための辞書を持って。そこでギターを弾きながらこれを口ずさんだ。アレンジャーがいい曲だと言ったので、翌日1時間で録音しアルバムに入れた。これは自分自身の子供時代のノスタルジーであり、娘が小さかった頃のノスタルジーでもある。」 |
| No.180 | 2009.7.16 | ジョニー・アリデイJohnny Hallyday、革命記念日コンサート(余話) 2009.7.16 昨報(№178)コンサートの余話;14日F2 20時のニュースでも報道されたようにアリデイの出演には反対の意見も。このコンサートに文化省は190万ユーロを負担している。(歌手へのギャラの有無、額については不明。周囲の芝生が損傷を受けていればその復旧費が加わる)これはフランス人が納めた税金から。しかし、ジョニーは節税のためスイスに移り住んでいてフランスでは納税していない。そういう歌手のために税金を使うのは如何なものかというわけ。一方、観客数はパリ警視庁の発表で70万人、07年のMichel Polnareffミシェル・ポルナレフの60万人よりも多かった。アメリカの俳優Mickey Rourkミキー・ローク、女優のMireille Darcミレイユ・ダルク、歌手Alain Chamfortアラン・シャンフォーらが楽屋を訪ねた。 |
| No.179 | 2009.7.15 | ジョニー・アリデイJohnny Hallyday、革命記念日コンサート 2009.7.15 7月14日革命記念日にはサルコジ大統領就任以来エッフェル塔の足元Champ-de-Marsシャン・ド・マルスでの無料コンサートが恒例となった。3回目の今年メインはジョニー・アリデイ。前座をつとめたChristophe Maeクリストフ・マエが舞台を降りた30分後、20:35(日本時間15日03:35)に登場したアリデイ、最初の曲は「Ma gueule/俺の顔」。その後「Ca peut changer le monde/それは世界を変えるだろう」、「Marie/マリー」、「Que je t’aime/どんなに君が好きか」、「Allumerle feu/火を付ける」、「Sang pour sang/血には血」(長男Davidとのデュオ)、「L’envie/欲望」などを、途中バンド演奏の間1度休憩しただけで約20曲を歌い続けた。最後の曲、ツアーの際と同じGirbert Becaudジルベール・ベコーの「Et maintenant/エ マントウナン」を歌い終わったのは22:30。今回TV中継はなくラジオ局RTLが実況中継した。アリデイは09年5月8日からさよならツアー「Tour 66、M’arreter la/ツアー66、そこで止める」を続けている。このツアーの日程は次々と追加されており、2010年2月9、10日のパリ ベルシー公演が発表された。一体どこで止めるのか? |
| No.178 | 2009.7.14 | クール ドゥ ピラトゥ Coeur de Pirate、新星 2009.7.14 7月9日F2 13時のニュースの「最後の5分」に登場した女性のシンガーソングライター クール ドゥ ピラトゥ Coeur de Pirate(文字通りには「海賊のハート」の意)は、本名ベアトリス・マルタンBeatrice Martin、ケベック出身で、20歳になったばかり。その豊かな才能を音楽に向け、身の回りの起こったことをシャンソンに。ファーストアルバム「Coeur de Pirate」(12曲収められていて、 「Pour un infidele/不実な男のために」はジュリアン・ドレとのデュオ)が好評。番組の最後には3歳から習っているというピアノの弾き語りでアルバムから「Comme des enfants/子供のように」を歌った。7月10日ラ ロッシェルのフランコに、10月6日にはパリのLa Cigaleに出演。 |
| No.177 | 2009.7.12 | ラ ロッシェルのフランコフォリー、25周年 2009.7.12 フランス最大の音楽フェスティヴァル、ラ ロッシェルのフランコフォリーFrancofolies de La Rochelleは、09年は7月10日から14日まで開催される。今年は第25回に当たり、10日は記念コンサート。また、TVF5は10日20:35から特別番組「Les annees francofolles/フランコフォルの年月」を放映。1985年からのフランコの歴史を出場者の映像などで回顧。登場したのは創始者ジャン=ルイ・フルキエ、レオ・フェレ、フランシス・カブレル、レ リタ ミツコ、カリ、ベロニク・サンソン、ルノー、パトリシア・カース、ラファエル、ジャック・イジュラン、ミシェル・フガン、モラーヌ、アラン・バッシュング、アラン・スーション、ディアムスなど。これは取りも直さず過去25年のシャンソンフランセーズとフランス社会の回顧でもある。(第25回フランコの詳細は近々「最近のシャンソン情報」で) |
| No.176 | 2009.7.11 | カミーユCamille、らしいパーフォーマンス 2009.7.11 カミーユが7月7、8、9日ブウ―フ デュ ノール劇場(パリ10区)に出演。1978年生まれ、09年のVdMで女性歌手賞を受賞したシンガーソングライターのカミーユはボデイーパーカションなどを多用した曲が特徴。四方を客席で囲まれたステージに素足、タイツで登場、歌手と言うよりもダンサー。自分の体を楽器、声がメロディーを刻む。しばらくするとギタリスト セバスティアン・マルテルが登場、この二人の魔法のような音のデュオ。ステージに据え付けられた約20個の小型マイクが、カミーユの歌唱、微妙なギターの音、足で床を踏む音、指をパチパチ鳴らす音、手のひらを摺り合わせる音まで拾っている。カミーユのコンサートではいつでも驚き。 |
| No.175 | 2009.7.10 | ボリス・ヴィアンBoris Vian、8日F2 13時のニュースに 2009.7.10 今年没後50年になるヴィアンの生前の映像、記念アルバムに参加した歌手のインタヴユー(アルチュール・アッシュ「彼は非常に感受性が強く、時代に先駆けていた。」、アニエス・ジャウイ「12~17歳の頃すべてを読んで、すべてを聞いた。彼を最初は父、直ぐに友人か恋人のように考えていた。」、ジャン=ルイ・トランティニャン「私は彼の想像力、イマジネーション、ずれが好きだ。偉大な詩人だ。」)、録音風景(フランソワ・アジ=ラザロ「ジョニー、僕を痛みつけて」、アリエル・ドンバル「私はスノッブ」、ジュリエット「進歩の嘆き節」)、さらにジュリエット・グレコのインタヴユー(「ボリスは背の高い美青年だった。とても神秘的で、とても穏和、どちらかと言えば寡黙だった。」)、記念コンサートのリハーサルの模様などが流された。 (映像を見るにはF2 13時のニュースの画面が出ましたら、画面下の「Mercredi 8」を選択して下さい。時間表示バーを、番組開始後27分20秒頃まで移動させると、見られます。数日間限定。)既報№162、「最近のシャンソン情報№37」参照) |
| No.174 | 2009.7.9 | フェスティヴァルLes Eurockeennes、開催 2009.7.9 夏の音楽フェスティヴァルの第1弾、第21回「Les Eurockeennes de Belfort レ ズーロケエンヌ ドウ ベルフォール」はフランス東部スイスとの国境に近いBelfortで7月3日~5日に開催され、10万人の以上観客を集めた。この間に76のコンサートが行われ、70のユニット・歌手が出場した。3日に出演したレ ヴァンパスLes Wampasはフランスの代表的なイェイェ、パンクグループでその模様は4日F2 20時のニュースで紹介された。5日に出演したオリヴィア・ルイズOlivia Ruizはこのフェスティヴァルの常連、今回はフラメンコ調の舞台衣裳で現れ、会場を大いに沸かせた。 |
| No.173 | 2009.7.8 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、引退の誤報 2009.7.8 7月5日付チュニジアの日刊紙Assabahは、アズナヴールが独占インタヴユーで7月21日チュニスに近いカルタージュCarthage(カルタゴ)でのFestival international出演を最後に「ステージから引退する。カルタージュは『文明』、『歴史』、『永遠』の象徴、そこでの引退は私にとって名誉なこと。」と語ったと伝えた。このニュースはフランス国内でもLe Parisien紙などがこの記事を引用して報道した。 しかし7日アズナヴールはAFPとの電話インタヴユー―でこの報道を否定。「私はこの記者に会ったとのもないし、電話での取材にも応じたことはない。」アズナヴールは、このフェスティヴァル出演後、8月7日Colmarでのコンサート、9月南米ツアー、11月30日ジャズアレンジの新しいアルバムのリリースを予定している。 |
| No.172 | 2009.7.7 | クロエ・モンChloe Mons、アルバムリリース 2009.7.7 俳優で歌手、故アラン・バッシュングの未亡人クロエ・モンがアルバム「Par la riviere/川を渡って」をリリースした。1972年生まれ、リールで演劇を学んでいるとき写真のモデルになり、90年代末からは映画に出演。97年バッシュングのヒット曲「La nuit je mens/夜僕は嘘をつく」 のクリップ撮影中に知り合い、01年結婚、02年に一女。歌手としてバッシュングのコンサートの第1部に出演(これには賛否両論があった)。アルバムには英語、フランス語で歌われた14曲が収められている。「私は世の中と調和していると常に感じている訳ではない。それでちょっと風変わりなものを作ってみた。」来世を歌った「Poreuse/多孔質の」はバッシュングに捧げられている。 |
| No.171 | 2009.7.6 | ラームLaam、ヴィデオクリップ好評 2009.7.6 女性歌手ラームの「Je chante encore/私は今も歌う」のヴィデオクリップが好評。撮影は6月21日「音楽の祭典」の日に行われ、パリの街角の様子が随所に。ラームは1971年パリ生まれ、6歳から施設で育ち、18歳で退所してから地下鉄や街頭で歌う。98年に出したミシェル・ベルジェの「Chanter pour ceux qui sont loin de chez eux/家から遠く離れた人のために歌う」のカバーがヒット。99年のファーストアルバム「Perseverance/辛抱」が150万枚以上売り上げ、人気歌手に。クリップの最後には、このアルバムが、年初に亡くなった彼女の父Mohamedに捧げられている旨が記されている。 |
| No.170 | 2009.7.5 |
リーヌ・ルノー、アズナブールのために「Hier encore」を歌う 2009.7.5
7月3日の本稿で、リンク先としてご紹介したリーヌ・ルノーの「Hier encore」、これは、80歳を迎えたアズナブールを祝して、原曲の歌詞を替えて歌ったものと思われる。同世代を生きた二人の歌手の友情が垣間見えて興味深い。歌詞の概要は以下の通り:今夜あなたはまだ二十歳。あなたは私たちに愛を歌い続けてきた。NYでもパリでもあなたはアルメニアの魂を忘れていない、傷ついたこの国の人々の魂を。私たちは友だち、・・年も前(アズナヴール「シーッ」)、二十歳の頃から。私が楽しい時を過ごしている時にあなたはいてくれた、私の空が曇っている時にもあなたはいてくれた。今夜あなたの4回目の二十歳を祝うために私達は集まった。私達はあなたを愛していると言うために、あなたにありがとうと言うために。私の友シャルル、私の友、生涯の・・ |
| No.169 | 2009.7.3 | リーヌ・ルノー、叙勲 2009.7.3 歌手で俳優のリーヌ・ルノーが6月30日サルコジ大統領から国家功労2等勲章グラン・オフィシエ章を受章。ルノーは7月2日に81歳、歌手として59年から64年までカジノ ド パリで1000回以上の公演。68年から5年間アメリカ ラスヴェガスで公演。「カナダの私の小屋」、「針仕事に精をお出し」、「バレアルの舞踏会」などのヒット曲を持つ。70年代から女優としても活躍。社会問題に関心を持ち、「エイズと闘う」会の副会長などを務めている。エリゼ宮での授賞式で大統領は「偉大なアーテイストの才能に敬意を表す。」式にはシラク前大統領のベルナデット夫人、ドラノーエ パリ市長らが臨席。ルノーは亡くなったマイケル・ジャクソンについて、「リズ・テイラーやクインシー・ジョーンズの家でよく会った。繊細で、内気で、慎み深く、親切な若者だった。 |
| No.168 | 2009.7.2 | ナナ・ムスクーリNana Mouskouri、フランス語の擁護者 2009.7.2 ギリシャ出身の世界的な歌手、ナナ・ムスクーリが怒って踵を返した。ギリシャでアクロポリスの新しい美術館が開館になったが、開館式の数日前に行われた特別招待日、会場を訪れたムスクーリがフランス語によるプレゼンテーションがないことにショックを受けそのまま帰ってしまったという。ギリシャはOIF(フランス語圏国際組織)のメンバー。ムスクーリは1934年クレタ島生まれ、2008年7月23日のアテネでの公演を最後に引退している。1500曲以上を10以上の言語で歌い、レコードの売上げは3億枚以上と言われている。フランス語では「シェルブールの雨傘」、「ソレイユ、ソレイユ」、「日曜はだめよ」、「愛の喜び」などを歌っている。フランス人の反応は「Merci,Madame Mouskouri!」 |
| No.167 | 2009.6.30 | ダフト パンクDaft Punk、ナンバーワンに 2009.6.30 フランス人歌手のアルバムで2008年に国外での売上げトップは日本でも人気のテクノデュオ ダフト パンクの「Musique Vol.1 1933-2005」で35万枚。2位はカルラ・ブルーニの「Commesi de rien n’etait/何もなかったように」22万枚。3位は国内では最も売上げの多かったフランシス・カブレルの「Des roses et des orties/バラとイラクサ」10万枚、4位はミレーヌ・ファルメールの「Point de suture/縫合」7万5千枚、5位は日本やメキシコで人気の高いアリゼの「Les psychedelics/幻覚」で7万5千枚。ラファエルの「Je sais que la Terre est plate/地球が平らだと知っている」は7位(4万5千枚)、09年VdMの女性歌手賞受賞者カミーユの「Music Hole」は3万5千枚で10位。 |
| No.166 | 2009.6.29 | ジャック・デュトロンJacques Dutronc、ステージに 2009.6.29 ジャック・デュトロンがカジノ ド パリ出演から16年振りにステージに立つというので大きな話題に。ただし半年以上も先の話。2010年1月8日から51回の公演が予定されていて、パリ登場は1月14、15、16日のゼニット。ジャック・デュトロンは1943年生まれの歌手、俳優、68年「Il est 5 heures,Paris s’eveille/5時、パリは目覚める」などのヒットを持つ。夫人はフランソワーズ・アルディ、長男は09年VdMでオリジナルシャンソン賞を受賞したトマ・デュトロン。「トマに、ファンが待っているから一緒にコンサートをやろうと説得され、その気になった。そして具体的になったら、僕は降りると言われ、一人でやることに。罠にかかったようだ。 |
| Np.165 | 2009.6.28 | シャンタル・ゴヤChantal Goya、転倒して怪我 2009.6.28 6月19日パリの通りで転倒、全治6週間の怪我。ゴヤは今年67歳、1963年シンガーソングライター ジャン=ジャック・ドウブーと知り合い(66年に結婚)、その協力により64年アイドル歌手としてデビュー、日本ではフランス・ギャルやシルヴィー・ヴァルタンと並ぶ人気。65年ゴダール監督の映画「男性・女性」に出演、「名前を教えて」などを歌っている。70年代後半からドウブー作の子供向けのミュージカルに出演し、子供や親たちの圧倒的な支持を得ている。この怪我により7月9日から予定されていたベイルート公演を延期したが、11月から予定されているミュージカル「Happy birthday Marie-Rose」のフランス、ベルギーでの公演には支障がないことを・・。 |
| No.164 | 2009.6.27 | ジョニー・アリディら、マイケル・ジャクソン哀悼の言 2009.6.27 2009年6月25日50歳で急逝したマイケル・ジャクソンにシャンソンフランセーズからも弔意が寄せられている。ジョニー・アリディ:彼はPopミュージックに革命を起こした。彼の代わる者はいない。 カルラ・ブルーニ:類い希な才能、彼の歌を聞き、ダンスを見た人はみな圧倒された。 パトリック・ブリュエル:彼が音楽界にもたらしたものは計り知れないほど大きい。クリストフ・ヴィレム:彼の曲を聞きながら育った。それまでの音楽の規範を破壊した。 セリーヌ・ディオン:彼は自然よりも大きな存在だった。それは人間には不可能なこと。 |
| No.163 | 2009.6.26 | エディット・ピアフEdith Piaf、ラヴレターが競売に 2009.6.26 6月25日ピアフのラヴレター54通がパリ クリスティーズで競売に付され67,000ユーロで落札された。(詳細は「最近のシャンソン情報№38」で) |
| No.162 | 2009.6.25 | ボリス・ヴィアン Boris Vian、没後50年 2006.6.25 2009年6月23日はBoris Vianの没後50年に当たる。これを記念した追悼アルバムのリリース、コンサートなどが行われる。(詳細は「最近のシャンソン情報№37」で) |
| No.161 | 2009.6.24 | 「Comme d’habitude」、最も輸出された曲 2009.6.24 SACEM(サセム:作詞家作曲家楽譜出版者協会)が2009年6月22日に発表した年次レポートによると外国で2007年中に演奏されるなどして08年に外国から著作権料の分配があったフランスの曲トップ3は次の通りで、第1位はいつものように「Comme d’habitude/いつものように:My way」(1967年)。2位は「Lesfeuilles mortes/枯葉」(45年)、3位は「Le Bolero/ボレロ」(モーリス・ラヴェル作曲のバレエ音楽、28年)。「La mer/ラ メール」(46年)は5位、「La vie en rose/バラ色の人生」(46年)は8位。前年の上位は「Comme d’haitude」、「La mer」、「Les feuilles mortes」。半世紀以上も前にできた曲が外国では現在でもシャンソンフランセーズを代表する曲であるということか。 |
| No.160 | 2009.6.23 | 「Fete de la Musique/音楽の祭典」 2009.6.23 「Fete de la musique」は1981年当時の文化大臣ジャック・ラングの肝いり始まった毎年6月21日(古来の「St.Jean/聖ヨハネ」の祭りに因んで夏至の日)に行われる音楽の祭典。現在では日本を含め世界130カ国以上の400以上の都市で同日に開催されている。御本家フランスでも各地で18000のコンサート(クラシックもありまたアマチュアのものが大多数)がおこなわれた。TVF2は21日20時35分からパリ ブーローニュの森バガテル公園の特設ステージでの無料シャンソンコンサートの模様を4時間にわたって中継。フロラン・パニー、クリストフ・ヴィレム、パトリック・ブリュエル、ジェラール・ド パルマス、オリヴィア・ルイズ、グレゴワール、カロジェロ、ララ・ファビアン、ローラン・ヴルズイーなど内外から30人以上の歌手が出演 |
| No.159 | 2009.6.221 | エム M、表舞台に復帰間近 2009.6.22 Mはこの夏6年振りにアルバム「Mister Mystere/Mr.ミステリー」をリリース、秋にはツアーも予定されていて、表舞台に復帰する。M、本名マテュー・シェディドMathieu Chedid、1971生まれのシンガーソングライター、父は歌手のルイ・シェデイド。2000年のVdMでは2つの賞、05年には4つの賞を受賞している実力派。最近はヴァネッサ・パラディのアルバム「Divinidylle/聖なる純愛」に作曲者として、また彼女のツアーにミュージシャンとして協力するなど自身独自の活動はしていなかった。「Mister Mystere」から先行シングルカットされた「Le roi des ombres/陰のキング」は6月にリリースされている。12月8~12日パリ La Cigaleに出演 |
| No.158 | 2009.6.20 | エンリコ・マシアスEnrico Macias、F5で特別番組 2009.6.20 TVF5で6月18日20時35分から50分にわたり「Enrico Macias、le chant de la memoire/エンリコ・マシアス、思い出の歌」が放映された。1961年小さなスーツケース、愛用のギター、教師としての最後の給料を手にアルジェリアからパリに来たマシアス。「Drap d‘or/金のシーツ」に雇われ、そこで知り合ったRaymond Bernardの協力により「Adieu mon pays/さらばふるさと」を録音、何百万人というアルジェリアからの帰還者の心を捉えた。約50年に及ぶキャリアを古い資料映像、エジプトでのコンサートの模様、マシアス自身とのインタヴユーなどで紹介し、ミュージシャンであると同時に社会問題にコミットする人間マシアスを浮き彫りにしたドキュメント。 |
| No.157 | 2009.6.19 | ディアムス Diam’s、復活 2009.6.19 約3年間活動を休止していた女性ラップ歌手ディアムスが帰ってくる。今秋5枚目アルバムをリリースの予定。その中の1曲「I am somebody」は6月12日から聞くことができる。ディアムスは1980年キプロス生まれ、4 歳でフランスに。15 歳からラップを歌い、04年のアルバム「Brut de femme」でVdMラップアルバム賞、06年「Dans ma bulle」は100万枚以上売上げ、同年フランスで売上げ第1位。その後長期にわるツアーの疲れなどから、活動を休止していた。ステージへの復帰は7月10日La Rochelleのフランコフォリーから。11月20日から国内コンサート、12月には20日La Cigale、21、22日Olympia、23日ElyseeMontmartreとパリの3劇場に出演 |
| No.156 | 2009.6.18 | ミシェル・デルペッシュMichel Delpech、新しいアルバム「Sexa」 2009.6.18 6月16日F2 13時のニュース「最後の5分」に出演したデルペッシュのニューアルバムは15日リリースの「Sexa/セクサ」。1946年生まれのシンガーソングライター、65年の「ロレットの家で」が出世作で70年代から第一戦で活躍。「Sexa」は「Sexagenaire/60歳代」の意か。「60歳代はぼくにとってはインディアンサマーのよう。3年前に入ったが、快適そのもの。」アルバムには愛、許し、友愛をテーマにした自伝的な曲、フランス社会の現状をテーマにした曲など13曲が収められている。番組の最後に「Je passe a la tele/僕はテレビに出る」を歌った。09年1月から長期のツアーを行っているデルペッシュのパリ登場は10年3月8、9日のGrand Rexまで待たなければならない。 |
| No,155 | 2009.6.17 | ミレーヌ・ファルメールMylene Farmer、F2 20時のニュースに出演 2009.6.17 5月2日に開始したツアー真っ最中のファルメール[発音は「ファルムール」のよう]が6月14日標記番組に生出演。記者会見やTV出演はほとんどないミステリアスな[ただしステージ衣裳や演出、あるいは自ら作詞する歌詞は過激な]ファルメール、キャスターLaurent Delahousseの質問に答え次のように語っている・・こうした生のインタヴユーは嫌いと言うよりむしろ、恐ろしい。12000人の観客の前で歌う方が自由で、よほど楽。前回のベルシーコンサートは舞台装置が大がかりで地方には持って行けなかったが、今回は地方公演もでき嬉しい。ファンとは真摯に対応しているし、自分の性格は「優しい」と思う。今後ベルギーやロシアでの公演もあり、11月11、12日にはパリのスタッドウ ド フランスで歌う。将来について考えることは不安の種、だから考えない。しかし映画には興味があり、いつかはやってみた |
| No.154 | 2009.6.16 | アリアンヌ・モファットAriane Moffatt、F2 13時のニュースに出演 2009.6.16 6月12日標記番組の「最後の5分」に出演したアリアンヌ・モファットは、1979年カナダ、ケベック生まれ、2002年にファーストアルバムを出している女性シンガーソングライター。フランスではほとんど知られていなかったが、カナダではフランスのVdMに相当するフェリックス賞を11個も受賞している人気歌手。3枚目のアルバム「Tous les sens/すべての感覚;すべての方向」がフランスでも09年5月にリリースされた。そのプロモーションのため1月からパリに住み、フランス国内でコンサートを行い、フランスでも徐々に人気に。番組の最後にはこのアルバムから「Je vuex tout/私はすべてが欲しい」を歌った。11月20日にはパリ バタクランBataclanに出演 |
| No.153 | 2009.6.14 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、ライヴCD相次いでリリース 2009.6.14 アズナヴールのかなり以前のコンサートの模様がライヴアルバムになって09年6月相次いでリリーされた。すなわち、「オランピア 68」(13曲収録)、「オランピア 72」(CD2枚組39曲収録)「オランピア 80」(CD2枚組29曲)、「パレデコングレ 87」(CD2枚組27曲収録)で、アズナヴールは44歳から63歳。「オランピア 68」には「Sa jeunesse/青春という宝」 歌う前の有名なMCが収録されているはず[日本で68年に発売されたLP「オランピアのシャルル・アズナヴール」には収録されているので]。「歌手がステージで話すのは、20歳代では自分の感情を表に出すため、30歳代では自分の考えを述べるため。そして、40歳を過ぎると・・ただ単に一息つくため。」 |
| No.152 | 2009.6.13 | モラーヌ Maurane、ヌガロの「Armstrong」カバー 2009.6.13 モラーヌは1960年ベルギー生まれの女性歌手、80年に歌手デビュー、94年VdMでは最優秀フランス語歌手賞を受賞。彼女が5月にリリースしたシングル「Armstrong/アームストロング」はクロード・ヌガロClaude Nougaroのヒット曲のカバーで、8月リリース予定のアルバム「Nougaro ou l’esperence en l’homme/ヌガロあるいは男性への期待」に収められる。このアルバムは今年没後5年のヌガロを追悼するもの、ヌガロと親しく、ヌガロを師と仰いでいたモラーヌがほかに彼のヒット曲「Le jazz et java/ジャズとジャヴァ」などあるいは比較的知られていない「Alleedes brouillards/霧通り」などを自分の感性でカバー。 |
| No.151 | 2009.6.12 | ジュリエット・グレコJuliette Greco、コンサート 2009.6.12 6月4、5、8、10日パリのTheatre des Champs-Elysees(15、Av.Montaigneパリ8区)で行われたコンサート、歌われたのは「孤独への道」、「ラ ジャヴァネーズ」、「アコーデオン」、「枯葉に寄せて」、「時の流れに」、「ジョリ モーム」、「どこかで生まれて」、「いつかの二人」などおなじみの曲、最新アルバムからはアレンジを変えずに「わたしはすべてを覚えている」など4曲。定番の「桜んぼの実る頃」の代わりにショアーをテーマにした「C’etait un train de nuit/それは夜行列車だった」を。バックはジョアネストのピアノとマティニエのアコーデオン。黒のドレス、青白いメイク、大きく広げられた手、時には蝶の舞のような手の動き、奥深い低音、知性に満ちたMC、幾何学的な照明、正にグレコ。入場料は15~68?。 |
| No.150 | 2009.6.11 |
ドミニク・アー Dominique A、アルバム好評 2009.6.11 4月に出した新アルバム「La musique/音楽」は好評の滑り出し。この中には、アラン・バッシュングのために作ったがバッシュングが録音しなかった「Immortels/不滅の人々」が収められている。ドミニク・アーはまた、アルバムチャート1位にもなったカロジェロの「L’Embellie/美しくなった人」に3曲提供していることなど、ヒットメーカーとしても知られている。6月9日グラザール劇場(19区)でクイズ正解者を招待する無料コンサート、同10、11日にはアテネ劇場(9区)に出演、11月26日にはカジノドパリ(9区)に出演を予定。 |
| No.149 | 2009.6.10 | ロッシュ・ヴォワジヌ Roch Voisine、F2 13時のニュースに出演 2009.6.10 6月8日F2 13時のニュース「最後の5分」に登場「20年前からフランスでも知られ、好男子、ロマンティックなシャンソンを歌い、最近リリースしたカントリー名曲のカバーアルバム『Americana』がフランスでも好調。」と紹介されたヴォワジヌは1963年カナダ生まれのシンガーソングライターで俳優、TV、ラジオの司会も。89年「Helene/エレーヌ」で歌手デビュー。91年のヨーロッパツアーの初日のパリ ベルシーには15000人が集まったと言われている。93年パリのグレヴァン蝋人形館入り。番組の最後には「Sur la route de Memphis/メンフィスへの道で」を歌った。パリ登場は6月9~14日のモガドール劇場。昨報(№148)の「Rendez-vous avec mon idole」にも出演。 |
| No.148 | 2009.6.9 | オビスポ、ファビアン、アダモら、ファン参加番組に出演 2009.6.9 TVTF1で6月6日20:45から放送された「Rendez-vous avec mon idole/アイドルとのランデヴー」はアイドル歌手に会いたいと願うファンの希望を叶えるもの。今回はパスカル・オビスポ、アンリケ・イグレシアス、ララ・ファビアン、ロッシュ・ヴォワジヌ、 ソフィア・エサイディ、アダモの6人が出演。それぞれのファン(一人ずつ)は番組で歌手と初めて会って言葉を交わし、デュオで歌うという夢が実現。実は歌手の方は扮装をしてタクシーの運転手などになり予めファンに会っているはが、ファンはそれに気づいていないというハプニングも。 |
| No.147 | 2009.6.8 | ジェラール・ジョアネストGerard Jouannest、伝記刊行 2009.6.8 Angela Clouzet著「Gerard Jouannest de Brel a Greco/ジェラール・ジョアネスト、ブレルからグレコまで」が09年5月刊行された。ジョアネストは1933年生まれのピアニストで、250曲以上を作曲した作曲家でもある。初めてジャック・ブレルの伴奏をした50年代末から二人は芸術家としての情熱を伴った友情によって、悲惨な生活を、成功を、愚行を共にした。彼はブレルのために「懐かしき恋人の歌」などを作曲。ブレルが歌わなくなった67年からジョアネストはジュリエット・グレコのピアニスト、作曲家となり、二人は89年に結婚、シャンソンフランセーズにおける最も創造的なカップルになった。 |
| No.146 | 2009.6.7 | セリーヌ・ディオンCeline Dion、 ライヴDVD 2009.6.7 ディオンは2008年8月12日ケベック建設400周年を記念してケベック市アブラハム平原で入場無料の青空コンサートを行ったがその模様を収めたDVD「Celine Dion,Live a Quebec/セリーヌ・ディオン ケベックでのライヴ」が09年5月フランスでも発売された。25万人が集まり、3時間にわたったこのコンサート、約30曲が歌われたが、ディオンがソロで歌ったのは6曲だけ。他はガルーGarou、ザシャリー・リシャールZachary Richardなどケベックを代表する歌手とのデュオ。このDVDはカナダでは昨年11月に発売されている。今年3月18ヶ月の活動休止を宣言しているディオン、復帰まではこのDVDで勇姿を。 |
| No.145 | 2009.6.6 | ヴィレムWillem&ファビアンFabian、5月第5週のアルバムチャート上位に 2009.6.6 5月25~31日のアルバムチャートでは初登場曲が上位3位を占めた。1位はクリストフ・ヴィレムChristophe Willemの「Cafein/カフェイン」(既報№136&103)、第2位はフロラン・パニーFlorent Pagnyの「C’est comme ca/それはそんなよう」、第3位はララ・ファビアンLara Fabianの「Toutes les femmes en moi/私の中のすべての女性達」(既報№141&92)。「C’est comme ca」は、タイトルはフランス語だが、全17曲スペイン語で歌われている。エディット・ピアフの歌で知られている「La foule/群衆」の原曲「Que nadie sepa mi sufrir/誰も私を苦しめないように(?)」も収められている。 |
| No.144 | 2009.6.5 |
シルヴィー・ヴァルタンSylvie Vartan、新しいアルバム2009.6.5 シルヴィ・ヴァルタンが今秋リリースを予定している新アルバム「Lettres d’ amour/ラヴレター」、現大統領夫人カルラ・ブルーニが1曲提供するということで、すでに話題になっている。「私は彼女のQuelqu’un m’a dit/風の噂が大好き。彼女に会ったとき私のために1曲書いてくれるように依頼し、それが実現した。」カルラ・ブルーニはジュリアン・クレールなどに詩を提供しているが、ファーストレディーになってからはこれが初めて。ヴァルタンは9月18~20日パリ オランピアでコンサートを予定しているが、これには去る5月30日スタッド ド フランスでのコンサートで彼女とデュオで「Le bon temps du rock’n’roll/ロックンロールのよき時代」を歌ったジョニー・アリデイが出演を約束した。 |
| No.143 | 2009.6.4 | ルナン・リュス Renan Luce、新曲試聴可 2009.6.4 「Repenti/改心した男」で08年VdM新人アルバム賞を受賞したルナン・リュス、10月にはニューアルバム「Le clan des Miros/ミロ 一族」のリリースを予定しているが、そこに収められる新曲「La fille de la bande/一味の娘」が、6月1日からリュスのオフィシャルサイトで試聴できる(登録の要あり)。リュスはLa Rochelleのフランコフォリー(7月12日)、Les Vieilles Charruesのフェスティヴァル(7月18日)に出演、その後10月1日から12月18日まで国内ツアーが予定されていて、パリ登場は10月12、13日のラ シガールLa Cigale。 |
| No.142 | 2009.6.3 | ジェラール・ルノルマン、Gerard Lenorman、F2 13時のニュースに出演 2009.6.3 6月1日F2 13時ニュース「最後の5分」に登場のルノルマンは1948年生まれ、40年のキャリア「シャンソンフランセーズの王子様」と呼ばれていた。76年の「La ballade des gens heureux/幸せな人々のバラード」は70年代を代表する曲。6月6、7日パリ オランピアに出演、「あそこで歌うことは常に夢。古い曲ばかりでなく何か新しいものを届けたいので、いまだに上がってしまう。」番組の最後にヒット曲「Michelle/ミシェル」、「Il/彼」、「Lesmatins d’hiver/冬の朝」をメドレーで。 |
| No.141 | 2009.6.2 | ララ・ファビアンLara Fabian、新しいアルバム リリース 2009.6.2 既報(№92)、ファビアンの「Toutes les femmes en moi/私の中のすべての女性達」が5月25日リリースされた。(詳細は「最近のシャンソン情報№36」で) |
| No.140 | 2009.6.1 | ラファエルRaphael、映画に出演 2009.6.1 歌手のラファエルがクロード・ルルーシュ監督の映画「Ces amours la/こんな愛」で俳優としてデビュー。100万枚以上売り上げたアルバム「Caravane/キャラヴァン」で06年VdMの男性歌手賞など3賞を受賞、伴侶の女優Melanie Thierryとの間に一男のラファエル、この映画では主人公の女性を巡る6人の男性の一人に。監督は「私は元々俳優でなかった人を何人も映画に出演させているが、ラファエルの演技には感心した。」撮影は6月1日からブカレストで開始、2ヶ月は続く。 |
| No.139 | 2009.5.31 | ジョニー・アリデイJohnny Hallyday、2題(その2)スタッド ド フランス公演 2009.5.31 5月8日からさよならツアーを続けているジョニー、5月29、30、31日はパリのスタッド ド フランスで。連日8万人の観客が集まる。29日、1部で歌ったクリストフ・マエの後、21:45に登場したジョニーの最初の曲は「Ma gueule/俺の顔」、歌い終わった後の第一声は「BonsoirParis」、その後「Allumer le feu/火を付ける」、「Que je t’aime/どれほど君が好きか」などのヒット曲を。2時間続いたコンサートの最後の曲はジルベル・ベコーの「Et maintemant/そして今は」、「今どうしたらいいんだ、君が去った今」を「あなた方が去った今」と変えて歌ったがその目には涙が。この日の観客の中にはアラン・ドロン、歌手のユーグ・オーフレ、外務大臣ベルナール・クシュネルらが。30日のコンサートの模様はTVTF1が実況中継。この日はシルヴィー・ヴァルタンが出演しジョニーとのデュオで「Le bon temps du rock’n’roll/ロックンロールのよき時代」を。ツアーはこの後も、フランス国内、ベルギー、モナコと続き、9月15日にUnicefのためにマダガスカルでの公演。 |
| No.138 | 2009.5.30 | ジョニー・アリデイJohnny Hallyday、2題(その1)TV特別番組 2009.5.30 TVF3は5月25日20:35から約2時間の特別番組「La legende de Johnny/ジョニー伝説」を放送。1943年6月15日ドイツ軍占領下のパリ生まれ本名Jean-Philippe Leo Smet、17歳でデビューした当時、「彼の人気は数ヶ月、SPレコードを3枚も出せば終わりだろう。」と言われていたジョニー・アリデイは半世紀わたってアイドルであり続けている。これはそのキャリアを映像とインタヴユーでトレースし、この間のフランス社会の変遷・・ド ゴールの時代、68年の5月革命、オイルショックなど・・と共に見たドキュメンタリー。ゲストにはリーヌ・ルノー(アリデイのニックネーム「L’Idole des jeunes/若者達のアイドル」の名付け親)、シャルル・アズナヴール(62年アリデイの初期のヒット曲「Retiens la nuit/夜を返して」を作詞)、ジャン=マリ・ペリエ(カメラマンでヴァルタンとの結婚式も撮影)、映画監督コスタ・ガヴラス(「彼は映画の中の人物。・・現実という映画の中の。」)、俳優ジャン・レノ、歌手ユーグ・オーフレ等。 |
| No,137 | 2009.5.29 | ジュリー・ピエトリJulie Pietri、F2 13時のニュースに出演 2009.5.29 5月27日F2 13時のニュース「最後の5分」に登場した女性歌手で作詞もするジェリー・ピエトリは「アルバムを1200万枚売上げ、育児などによる10年間の中断はあるが30年のキャリア、最近CD2枚組の愛蔵版[Autour de minuit: l’integrale/真夜中近くに:全集]を出し、明日28日パリのアランブラAlhambraに出演する。」(番組のキャスターElise Lucetの紹介)。1957年アルジェリア生まれ、62年フランスに移住、70年代末から歌手として活動。86年の「Eve、leve toi/エヴァ、起きて」は数ヶ月間フランスのチャートの上位にあったばかりでなく、「Listen to your heart」の英語ヴァージョンでも歌い世界的にヒット。87年には8日間オランピアに出演。07年Bataclanに出演、その模様CDとDVDに。番組の最後に歌ったのは新曲「Le jour se leve/夜が明ける」。 |
| No.136 | 2009.5.28 | クリストフ・ヴィレム、新しいアルバム「Cafeine」リリース 2009.5.28 既報(№103)、ヴィレムの「Cafeine/カフェイン」が5月25日発売された。これにはKylie Minogue,Skyeとのデュオを含め14曲が収められている。ヴィレムは発売当日国内3都市のレコードショップFnacでプロモーションを行うという離れ業を。いずれの会場でも1時間前後のサイン会を行い、アルバムからすでにシングルカットされヒットしている「Berlin」を歌った。まず午後1時45分マルセイユのサントウルブルス店で、次いで5時30分にはリヨンのベルヴユ―店で。そして8時にはTGVに乗り、10時30分店内に100人、店外に150人以上のファンが待つパリ シャンゼリゼ店へ。さらに1時間後にはBataclanへ、そこではヴィデオ撮影のための非公開のミニコンサートが行われた。この間ヴィレムはコーヒーを飲まなかった。「亀」(ヴィレムの渾名)は飲まないものらしい。 |
| No.135 | 2009.5.26 | シャルロット・ゲンズブールCharlotte Gainsbourg、カンヌ女優賞とアルバム 2009.5.26 5月24日第62回カンヌ映画祭においてラース・フォン トリアー監督の「Antichrist/アンチキリスト」で女優賞を受賞したシャルロット・ゲンズブールは、女優で歌手。1971年ロンドン生まれ、父はセルジュ・ゲンズブール、母はジェーン・バーキン。女優としては84年エリ・シュラキ監督の「Paroles et musique/残火」でデビュー、85年のクロード・ミレール監督の「L’effrontee/なまいきシャルロット」で主演、現在まで30数本の作品に出演。歌手としては84年には父のアルバム「Love on the beat」で「Lemon incest/レモンインセスト」をデュオで歌い、86年最初のアルバム「Charlotte for ever」を、06年には50万枚以上売り上げた「5:55」を出している。現在09年11月にリリース予定の3枚目のアルバムを制作中。これには94年「Loser/ルーザー」が世界的にヒットしたアメリカ人歌手ベックBeckが協力している。 |
| No.134 | 2009.5.25 | ミシェル・サルドウMichel Sardou、自伝出版 2009.5.25 今年62歳、1960年代から人気歌手の地位を保ち続け、すでに300曲以上を録音、私生活につき語ることのほとんどなかったため、素顔が知られていないサルドウ、5月14日「Et qu’on n’en parle plus/もうこれ以上は語られないように」が出版された。「我が妻に、今までも、これからも」と献辞されたこの自伝、表紙全面に熊の顔の写真が。「私は熊に似ていると言われる。おそらくそれは真実だろう。この本の中で誕生、小学校、軍隊、3回の結婚(現在の夫人は99年に結婚したAnne-Marie、「Elle」誌の編集長であった彼女の勧めによりこの自伝が書かれた)、子供たち、孫たち、私のシャンソンについて書いた。他の人たち同じような役所との厄介事も、ちょっとした浮気も。私は父が亡くなった年齢66歳に近づいてきた。もっと父のことを知っていればと後悔している。」 |
| No.133 | 2009.5.24 | アラン・バッシュングAlain Bashung、ゴールデンディスク競売に 2009.5.24 3月14日の死去したバッシュング、2008年にリリースされた最後のアルバム「Bleu petrole/青い石油」は最近でも新譜アルバム売り上げの15位前後に位置している。5月20日パリのオテル ドウルオHotel Drouot[バルバラのシャンソン「貴婦人」の原題になっている競売場]で競売に付されたバッシュングのゴールデンディスクはいずれも高額で落札された。2000-2500ユーロと見積もられていた「Gaby Oh Gaby/ガビー、オー ガビー」(1980年)は3700ユーロで、4000-4500ユーロと見積もられていた「Vertige de l’ amour/愛のめまい」とアルバム「Pizza/ピッザ」(1981年)のロットは11000ユーロで。これらはいずれも遺族の所有ではなく、バッシュングから直接贈られたという個人が所有していたもの。No |
| No.132 | 2009.5.23 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、85歳の誕生日 2009.5.23 5月22日85歳の誕生日を迎えたアズナヴール、TVTF1は22日2時間半にわたり特別番組「Le grand anniversaire/盛大な誕生日」を放送。番組にはアズナヴールのほかライザ・ミネリ、ジュリアン・クレール、セリーヌ・ディオン、プラシド・ドミンゴ、フロラン・パニー、エンリコ・マシアス、カルラ・ブルーニ、ジェラール・ダルモン、ベナバール、ジャン・レノ、リーヌ・ルノー、リアンヌ・フォリー、エディー・ミッチェル、ノルウェン・ルロワら内外のスターがゲスト出演。アズナヴールとこれらのゲストはソロで、デュオで、トリオで「ラ ボエム」、「帰り来ぬ青春」、「フォ ミ、フォルミダブル」、「ラ マンマ」、「コメディアン」、「愛のために死す」、「想い出を見つめて」、「8月のパリ」、「悲しみのヴェニス」などのヒット曲を歌った。[Bon anniversair,Monsieur Aznavour!] |
| No.131 | 2009.5.22 | ティナ・アレナ Tina Arena、F2 13時のニュースに出演 2009.5.22 日本ではティナ・アリーナと呼ばれているティナ、ヒット曲など19曲を集めたコンピレーションアルバム「The best & le meilleur」がリリースされ、5月19日F2 13時ニュース「最後の5分」に出演。1967年オーストラリア メルボルン生まれ(両親はイタリア シシリア出身)の歌手。7歳から15歳までオーストラリアの人気TV番組にレギュラー出演。その後母国やアメリカ、1999年からはフランスでも活躍。フランス政府からはシャンソンフランセーズに果たした功績に対して功労賞を受けている。アルバムにはフランス語で歌われた曲が12曲入っている。それがこのタイトルを付けた理由でもあり、彼女のフランスへの愛着を示すもの。番組の最後にフランス語で歌われている彼女の最大のヒット曲「Aller plus haut/もっと高くへ」を披露。 |
| No.130 | 2009.5.20 | グラン コール マラッドウGrand Corps Malade、「Education Nationale」好評 2009.5.20 スラム歌手グラン コール マラッドウの「Education Nationale/国民教育」の評判がいい。「これは6ヶ月ほど前に書いた。アルバムには収められていないが、コンサートで歌ったところ、スタンディングオヴェーションを受けた。どこで入手できるのかと質問されることもあるので、Mehdi Idirに依頼してヴィデオクリップを製作した。郊外の学校の現状・ ・一クラス当たりの生徒の多さ、教員の過労働と安い給与、粗末な設備など・・を10歳の生徒ムーサの立場で歌ったもので、パリ郊外Saint-Denisの小学校で撮影した。機会の平等なんて最初から存在しない。」そして曲の最後は「僕がここに住んでいると言うだけで僕の将来はcul de sac/行き詰まり。」 |
| No.129 | 2009.5.19 | ジョニー・アリデイJohnny Hallyday、カンヌ映画祭に 2009.5.19 第62回カンヌ映画祭にコンペティション参加している香港のジョニー・ト監督の「Vengeance/復讐」でシルヴィー・テステュらと共演しているアリデイ、5月17日この映画のプレゼンテーションのためレテシア夫人と共に赤いジュータンに登場。この映画でアリデイはマフィアに殺された娘の復讐をする年老いたギャング役。「今までの映画出演とは異なり、今回のこの役は俳優としての名刺代わりになるもの。俳優として認知されたと思う。」アリデイがカンヌに登場するのは72年にクロード・ルルーシュ監督の「L’aventure,c’est l’aventure/冒険また冒険」、85年にジャン=リュック・ゴダール監督の「Detective/探偵」に次いで3回目。 |
| No.128 | 2009.5.18 | 「心優しいガンコ者世代Age tendre et tetes de bois」、TV出演 2009.5.18 主に1960、70年代に活躍した歌手たち総勢30人以上で構成され、2006年からコンサート活動を行っているこのユニット、09年も1月中旬のパリ パレ デ コングレから公演を続けている。5月17日放送のTV5MONDE-Japon「Vivememt Dimanche: 60年代特集」にメンバーが出演。ゲストとして登場したのは;イザベル・オーブレ(「ふるさとの山」、「ファネット」などを歌う)、マルセル・アモン(「ブルー・ブラン・ブロン」、「エスカミリオ」などを歌う)、ストーン&シャルダン、シェイラ、エルベール・レオナールら。他にフランク・アラモ、リシャール・アントニー、ファビエンヌ・ティボー、ジョルジュ・シュロン、パトリック・ジュヴェなどの全盛時の映像が流された。 |
| No.127 | 2009.5.17 | パトリシア・カースPatricia Kaas、ユーロヴィジョンで8位 2009.5.17 第54回ユーロヴィジョン シャンソンコンクールConcours Eurovision de la chansonで優勝はノルウェーの代表、2位アイスランド、3位アゼルバイジャンであった。今回は42か国が参加、5月12(第1組準決勝)、14(第2組準決勝)、16日(決勝)の3日間モスクワ(前回優勝者の出身国)のオリンピックスタジアムで行われた。決勝は準決勝を勝ち抜いた各組10か国と無条件で決勝に進出できることになっている露、仏、英、独、西を加えた25か国の代表で争われた。今年のフランス代表カースは「Et s’il fallait le faire/それをしなければいけないのなら」で出場。過去5回優勝を飾りながら、ここ数年20位前後の成績であったフランス、期待を一身に集めた秘密兵器カースの出場によっても完全には面目を回復することはできなかった。 |
| No.126 | 2009.5.16 | ミシェル・ポルナレフMichel Polnareff、新しいアルバム準備 2009.5.16 ポルナレフは1944年生まれ、60年代後半「ノンノン人形」、「シェリーに口づけ」などがヒット、73年からアメリカに住み、2007年に34年振りにフランス国内でコンサート、100万人以上の観客を集めた。7月14日革命記念日のシャン・ド・マルスでのコンサートにも出演し、「フランスへの手紙」を。フランス公演後ロスアンジェルスに戻りほとんど消息がなかった。5月12日のLe Parisien紙によればそのポルナレフが新しいアルバムの準備に取りかかった。すでにアルバムの中心になる9曲の作曲は済んでいて、歌詞を数人の作詞家に依頼している。ミステリアスなポルナレフのこと、誰に依頼したかは解っていない、もちろんリリースの時期も。スタジオ録音アルバムは1990年の「Kama-Sutra」以来。[ポルナレフのこととなるとこの程度の情報でもニュースになるのですねー] |
| No.125 | 2009.5.15 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、カンヌ映画祭に 2009.5.15 5月13日に開幕した第62回カンヌ映画祭の開会式にズナヴールが登場した。式では先ず今回の審査委員長イザベル・ユッペールIsabelle Huppertが挨拶。その後イギリスの人気歌手Brian Ferryがアズナヴールのヒット曲「She」を歌った。そして観客席にいた白のタキシードにマオカラーの黒いシャツのアズナヴールがステージに登場、舞台裏からステージに現れたフランスの若手女優Hafsia Herziアフシア・エルジとともに開会を宣言、エルジがフランス語で、アズナヴールが英語で。その後カンヌ映画祭史上初めてオープニング作品にアニメが上映された。ピクサーの「カールじいさんの空飛ぶ家」で、アズナヴールはこのフランス語版で主人公の声を吹き替えている。このアニメに因んで会場付近には色とりどりの風船を持った人たちが多かった。最高賞パルム ドールPalme d‘Orの発表は24日。 |
| No.124 | 2009.5.14 | マ キシム・ル フォレステイエMaxime Le Forestier、クリップが話題に 2009.5.14 1949年生まれ71年には「「San Francisco」を大ヒットさせているル フォレスティエが08年11月に8年振りに出したアルバム「Restons amants/恋人同士のままでいよう」はチャートの2位に入るヒットになった。その中で女優のエマニュエル・ベアールEmmanuelle Beart(「河は呼んでいる」、「後には何もない」などのヒットを持つギー・ベアールの愛娘)とデュオで歌った「Hymne a la soie/絹の讃歌」がシングルカットされ、Jean-Paul Rouveによるそのヴィデオクリップが話題になっている。このクリップの結末はこのデュオコンビができたのと同様に意外なもの。ル フォレスティエは国内ツアー中、6月には4月のカジノ ド パリ公演のCD2枚組ライヴアルバムを出す予定。 |
| No.123 | 2009.5.13 | ジェーン・バーキンJane Birkin、Nuits du Botaに出演 2009.5.13 5月6日から10日間ベルギー、ブリュッセルで音楽の祭典「Nuits du Bota(nique)/植物園の夕べ」が行われている。8日にはバーキンが出演。63歳になったバーキンは松葉杖で登場、転倒して足首を捻挫した由。彼女が詩を書いた最新アルバム「Enfants d’hiver/冬のこどもたち」からの「14 fevrier/2月14日」などの他、セルジュ・ゲンズブールの「Ex-fan des sixties/思い出のロックンローラー」、「Fuir le Bonheur de peur qu’il ne sauve/虹の彼方」、「L’eau a la bouche/唇によだれ」「Sous le soleil exactement/太陽の真下で」、「Yesterday yes a day/哀しみの影」などを歌った。ステージでの動きは少なかったが、スタッフの肩をかり客席まで降り、観客の隣に座って歌うことも。 |
| No.122 | 2009.5.12 | パスカル・セヴランPascal Sevran、追悼アルバム 2009.5.12 昨年5月9日、62才で亡くなったパスカル・セヴランの追悼アルバムが7日リリースされた。彼は、歌手でもあり(華々しい活躍ではなかったが)、作詞家でもあり(「18歳の彼」(ダリダ)など上質な詩500曲以上)、司会者兼プロデユーサー(TV番組「シャンソンにチャンスを」)、そして「シャンソンフランセーズ辞典」の著者でもあった。CD2枚組のコンピレーションアルバム「Pascal Sevran、une vie en chansons/セヴラン、シャンソンに捧げた人生」には、CD1にセヴラン自身が歌った「18歳の彼」など20曲が、CD2にはエンリコ・マシアス、アラン・バリエール、ジルベル・ベコー、パトリック・ブリュエル、レジーヌ、リアンヌ・フォリー、ルノーらとのデュオ21曲が収められている。 |
| No.121 | 2009.5.11 | ザザ・フルニエZaza Fournier、F2 13時のニュースに出演 2009.5.11 5月8日のF2 13時のニュース「最後の5分」に出演した女性シンガーソングライター、フルニエはパリ生まれ23歳。叔母に勧められたアコーデオンがすっかり気に入り、2年前アコーデオンを弾き語りするストリートミュージシャンに。ボーブールやモンマルトル、その後はバーで自作やフレールなどの曲を歌う。レコード会社の目に止まり、08年10月、評判がいい「Mademoiselle/マドモワゼル」など12曲を収めた最初のアルバム「Zaza Fournier」をリリース。09年ブルジュの春に出演後フランス国内ツアー。ステージでは高い椅子に座っての弾き語り。「アコーデオンは、すたれた楽器、レトロな楽器だといわれるがそうではない。」 |
| No.120 | 2009.5.10 | ケリー・ジェームスKery James、アルバムチャート1位に 2009.5.10 4月27日から5月3日までのアルバムチャートでは4月27日にリリースされたジェームスの5枚目のアルバム「REEL/現実」が前週のカロジェロの「L’embellie」(前々週のオリヴィア・ルイズの「Miss Meteores」に代わった)に代わって1位に。ジェームスは1977年グアドループ生まれ、両親はハイチ出身、パリ郊外オルリーで育ったラップ歌手。01年には最初のアルバムを出している。08年にリリースの前回アルバム「A l’ombre du Show Business/ショウビジネスの影で」で09年VdMのアーバンミュージックアルバム賞にノミネートされた。その中の同名の曲にはシャルル・アズナヴールが声を貸している。 |
| No.119 | 2009.5.8 | ナタリー・バイNathalie Bayeら、アルバム「Madame aime」 2009.5.8 5月4日リリースされたアルバム「Madame aime/マダムは好き」は現在活躍中の有名女優13人がそれぞれ好きな愛のシャンソンを選んで録音したもの。収められているのはナタリー・バイ「Ainsi soit-il/かくあれかし」 (ルイ・シェディッド)、エマヌエル・ベアール「Seras-tu la/あなたは戻ってくるの?」(ミシェル・ベルジェ)、ヴァレリー・ルメルシエ「Par amour,par pitie/愛情から、同情から」 (シルヴィー・ヴァルタン)、メラニー・ローラン「Du bout des levres/口先だけで」(バルバラ)、ジョアナ・プレイス「Vertige de l’amour/愛のめまい」(アラン・バッシュング)など。 録音風景などを収めた26分のDVD付きの愛蔵版も |
| No.118 | 2009.5.7 | セルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourg、伝記出版 2009.5.7 1991年に死去したゲンズブールの伝記「「Gainsbourg en dix lecons/10課で語るゲンズブール」が09年3月出版された。著者はル フィガロ紙の文化担当記者であったBertrand Dicale。「彼が天才と称されるようになったのはなぜかを明らかにしたかった。」この伝記ではゲンズブールの生涯を「失望する」、「ショックを与える」、「固執する」、「勝利する」など10課に分けて記述。最初のレコードは商業的に散々だったこと、64年フランソワーズ・サガンに彼女の詩に曲を付けるように依頼されたが断ったこと、クロード・フランソワは1曲だけ彼の曲を録音していることなどエピソードもふんだんに。 |
| No.117 | 2009.5.6 | ジョニー・アリデイJohnny Hallyday、最後のツアーを前に語る 2009.5.6 5月8日Saint-Etienneサンテティエンヌで11月まで続く最後のツアー「ツアー66」(6月15日に66歳)を開始するアリデイ、それを前に3日TF1に出演し語る。「私は歌うのが好きだ。しかし毎夜異なるホテルで、明け方3時にベッドに入り、明日も同じことをやらなければならないのかと考えることに疲れた。Jean-Philippe Semet(本名)に戻りたい。コンサートの最後の曲はジルベル・ベコーの「Et maintenant/そして今は」。今後は映画を中心に。映画の撮影なら比較的長期間一箇所に滞在するので家族と過ごすことができる。」5月29、30、31日はパリ フランススタジアムに登場。 |
| No.116 | 2009.5.5 | ミレーヌ・ファルメールMylene Farmer、ツアー開始 2009.5.5 06年パリ ベルシーでの13回のコンサートは毎回満員、08年アルバム「Pointde suture/縫合」は65万枚売上げというファルメール、09年ツアーが5月2日ニースのPalais Nikaiaで8000人以上の観客を前に始まった。21時から2時間のコンサートで18曲が歌われ、最初の曲「Paradis inanime/生気のないパラダイス」など「縫合」から7曲、「Libertine/放蕩女」など過去のヒット曲も。毎回人目を惹く舞台衣裳、今回はジャン=ポール・ゴティエのデザイン。この後国内外ツアー、11月11、12日(48歳の誕生日)はパリ フランススタジアムに登場。5月3日から公式サイトmylenefarmer-tour2009.com.がコンサートの模様を伝えている。 |
| No.115 | 2009.5.4 | パトリシア・カースPatricia Kaas、コンサートを延期 2009.5.4 「ブルースを歌うマドモワゼル」はしばらくの間歌わない。カースは1月カジノド パリに出演後フランス国内外の長期ツアーを行っていたが、4月24日リトアニアでのコンサートの後、26日のワルシャワと29日のルクセンブルグでのコンサートは6月に延期。5月1日の「労働の日」のコンサートにも出演しなかった。東欧諸国ツアー中に風邪を引き声帯に炎症を起こし休養が必要の由。5月16日にはフランス代表としてユーロヴィジョンに出場「Et s’il fallait le faire/それをしなければならないのなら」を歌うこのレコード売上げ1億7千万枚を誇る歌手「それができるだろうか」。 |
| No.114 | 2009.5.3 | ベルナール・ラヴィリエBernard Lavilliers、DVD「Chante Ferre」 2009.5.3 DVD「Lavilliers chante Ferre/ラヴィリエ、フェレを歌う」がリリースされた。「レオ・フェレは,人を非難するときのセンス、体制に順応しない態度、テーマの取り上げ方など私にとっては手本となる歌手の一人だった。」二人はフェレの晩年に知り合ったが、フェレもラヴィリエが気に入っていたよう。収められている「La vie d’artiste/芸術家の人生」、「Lespoetes/詩人たち」、「Thank you Satan」、「L’affiche rouge/赤いポスター」、「Avec le temps/時の流れに」、「Le temps du tango/タンゴの時代」など25曲はラヴィリエが20回のコンサートで歌ったもの。 |
| No.113 | 2009.5.2 | イェールYelle、DoveのCFが評判に 2009.5.2 若手女性歌手イェールによるDoveダヴのコマーシャルフィルムが評判になっている。イェールは83年ブルターニュー生まれ、06年インターネットサイトMyspaceに載せた「Je veux te voir/あなたに会いたい」が大ヒットし、ライヴ出演やレコード会社のオファーが殺到したという。07年この曲や88年のヒット曲「A cause des garcons/男の子たちのせいで」のカバーを収めたデビューアルバム「Pop up」をリリース。今回はDoveの若者向けシャワー用ジェル「Go Fresh」のコマーシャルスポットのためにイェール自身が作詞作曲し歌っているもので、その曲も振り付けもレトロなところが受けているのか |
| No.112 | 2009.5.1 | ベナバールBenabar、映画に初出演 2009.5.1 69年生まれ、01年から活躍しているシンガーソングライター、04年VdMアルバム賞、07年VdM男性歌手賞、シャンソン賞を受賞。08年のアルバム「Infrequentable付き合ってはならない人」も好調なベナバール、4月29日から公開されたEric Lavaineエリック・ラヴェヌ監督のいかにもフランス風のコメデイ映画「Incognito/身分を隠して」に、友人の曲を盗作して成功する歌手役で出演、達者な演技を。この映画ではベナバールは監督と共作で脚本も書き、音楽も担当。10月にはツアーを再開、12月1日パリベルシーでのコンサートが予定されている。 |
| No.111 | 2009.4.30 | 「プランタン ドウ ブルジュPrintemps de Bourges/ブルジュの春」、開催 2009.4.30 春を告げるこの音楽の祭典は09年が第33回、4月21日から26日まで、フランス中央Cher県のブルジュで開かれ、期間中有料コンサート入場者67000人と大盛況であった。今年の主な出演者は;ベナバール、アルテユール・アッシュ(アラン・バッシュングを追悼して「La nuit je mens/夜僕は嘘をつく」を歌った)、アナイス、ドミニク・アー、ラ グランドウ ソフィー、エミリー・ロワゾー。今年は「Made in Japan」と銘打ったプログラムが組まれ、この期間中日本人アーテイスト「80Kidz」、「Bakirinosu」、「Detroit7」、「Dex Pistols」、「Gadget」、「KokusyokuSumire」、「Mono」、「Royal Cabaret」、「Shinichi Osawa」らが出演。[知ってる名はありません |
| No.110 | 2009.4.27 | ジュリエット・グレコ Juliette Greco、4月24日F2 13時のニュースに出演2009.4.27 グレコの新しいアルバムは4月20日リリースの「Je me souviens de tout/私はすべて覚えている」。収められている13曲はオリヴィア・ルイズ、アブ ダル マリク、ブリジット・フォンテーヌ、マキシム・ル フォレステイらに提供を受けた詩に夫ジェラール・ジョアネストが曲を付けた。グレコは標記番組に出演、キャスター エリーズ・リュセの質問に答えた。番組ではグレコとボリス・ヴィアン、セルジュ・ゲンズブール、ジャック・プレヴェール、レオ・フェレ、ジョルジュ・ブラッサンスらとのツーショット写真も。番組の最後にアルバムのタイトルになった「Jeme souviens de tout」をジョアネストのピアノ伴奏で披露。(詳細は近々「最近のシャンソン情報」で |
| No.109 | 2009.4.26 | フランス・ギャルFrance Gall、F2「Starmania」30周年記念番組に 2009.4.26 ギャルはフランス最初のロックミュージカル「Starmania/スタルマニア」の初演30周年を記念した4月24日F2の特別番組で司会を。このミュージカルはLuc Plamondonリュック・ポラモンドンの詩、ギャルの亡夫Michel Bergerミシェル・ベルジェ(92年、45歳で心臓発作により死去)の作曲によるもの。ギャルは初演の際TV司会者Cristal役で出演している。番組ではギャルが上演の際のエピソードを語ったほか、ギャル自身、ジュリアン・ドレ、クリストフ・ヴィレム、ノルウエン・ルロワ(「世界は石になってしまった」)、ジェニフェール、カトリーヌ・ランジェ、モーラヌ、アメル・ベント、グレゴワールらが作中のヒット曲を歌った。 |
| No.108 | 2009.4.25 | マイク・ブラント、Mike Brant、コンピレーションアルバム「Best of」 2009.4.25 3枚組CDが09年4月リリースされた。1947年生まれ、シルヴィー・ヴァルタンの勧めでイスラエルからフランスに。70年代に多くのヒット曲を。72年オランピアなど250回のコンサート、73年ワールドツアーで来日。75年4月25日投身自殺。その歌唱力、ルックス、悲劇的な最期から今でも多くのファンが。「Best of」には「Laisse-moi t’aimer/君を愛させて」(70年、100万枚)、「Qui saura/誰が知ろうか」(72年、Che saraのカバー200万枚)、「C’est ma priere/僕の願い」、「Rien qu’une larme/ただ一つの涙」(73年)、「Dis-moi(75年4月遺作、Feelingのカバー)など47曲が。 |
| No.107 | 2009.4.24 | オリヴィア・ルイズOlivia Ruiz、新しいアルバム「Miss Meteores」 2009.4.24 前回05年のアルバム「Femme chocolat/チョコレート女」が100万枚以上売上げ、07年のVdMで女性歌手賞とコンサート・ツアー賞の2つの賞を受賞したルイズ。4月13日にリリースされた3枚目のアルバム「Miss Meteores/ミス 流星」は、この週25000枚以上という圧倒的な売り上げて、それまで5週間にわたってチャートのトップを占めていた「Les enfoires/レ ザンフォワレ」 (この週11000枚)に代わって4月第3週のトップに。フィガロ紙が「昨今最も待たれていた」と表現しているルイズのこのアルバム前作同様のメガヒットになるのだろうか。(詳細は近々「最近のシャンソン情報」で) |
| No.106 | 2009.4.23 | シャルル・アズナヴールCharles Aznavour、NY公演にご招待 2009.4.23 アズナヴールは4月29日、5月1、2、3日NYのNew York City Centerでのコンサートを予定している。フランスのラオ局RTLと女性週刊誌Femme Actuelleはクイズ正解者の中から2名を4月29日のコンサートに招待する。問題は次の通り。第1問:アズナヴールが初めてNYに行ったときNYで合流したアーテイスは? 選択肢:□Liza Minelli □Edith Piaf □Mistinguette 第2問:アズナヴールが最初にアメリカで歌ったときのデユオのパートナーは? 選択肢:□PierreRoche □Georges Garvarentz □Fred Mella ・・・・[残念ながら応募資格者はフランス在住者のみ] 過去の記事を読む |
| No.105 | 2009.4.22 | カロジェロCalogero、新しいアルバム「L’Embellie」 2009.4.22 兄と組んだ後99年からソロで活動、04年3枚目のソロアルバム「3」が140万枚以上の売上げという大ヒットで、04年のVdMで男性歌手賞を受けているカロジェロ、5枚目のアルバムは 4月20日リリースの「L’Embellie/美しくなった人」。作曲はすべて自身、「今まで一緒のやったことのない人に詩を依頼した。曲を渡す際僕が取り上げたいと思うテーマをはっきりと伝えて。」シングルカットされた「C’est dit/それは決まっている」の詩はジャン=ジャック・ゴールドマン、他にドミニク・アー、ケントらが詩を提供。12曲のうち初めて自身の作詞も1曲。4月28、29日にはパリのラ シガルに出演。 |
| No.104 | 2009.4.20 | クリステル・ショレChristelle Chollet、ワン・ウーマン・ショー 2009.4.20 4月18日TVF2 13時のニュースですでに10万人の観客を集めたとレポートされたショレのワン・ウーマン・ショー「L’empiafee/ピアフになって」。ショレはトウ―ルーズ生まれの歌手、俳優、ユーモリストで30歳代。06年からこの出し物を250回以上上演。100%コミカルなこのショー、ショートパンツ、網タイツ、ピザ配達人のような帽子とブーツ姿で、あるいは消防士姿などで舞台に登場、漫談調の語りの間にピアフの曲をピアノの伴奏でクロード・フランソワ調、ブルース調、サルサやラップ調で歌う。4月16~19日カジノ ド パリに出演、10年4月までスクジュールが決まっている。 |
| No.103 | 2009.4.19 | クリストフ・ヴィレムChristophe Willem、新しいアルバム「Cafeine/カフェイン」 2009.4.19 今年の主要な音楽上の出来事と表現されるヴィレムのニューアルバムのリリースは5月25日の予定。そこの収められる「Berlin」と「Trash」はすでにオフィシャルサイトで聞くことができ、先行予約も。ヴィレムは83年生まれ、06年TVM6のスタ誕番組「NouvelleStar/新しいスター」で優勝。07年ザジらの協力を得てアルバム「Inventaire/財産目録」を出し、90万枚の売上げ。その中の「Double je/2重の僕」で08年VdMシャンソン賞を。今回が2枚目スタジオ録音もの。自身熱烈なファンだというBrithney Spearsの「Sensitized」のオーストラリア出身Kylie Minogueとのデユオも。 |
| No.102 | 2009.4.18 | リアンヌ・フォリー Liane Foly、叙勲とTVドラマ出演 2009.4.18 91年VdMで女性新人歌手賞を受賞、「Doucement/ゆっくりと」などのヒットを持ち、最近では物まねアーテイストとて活躍、08年ダリダ、セリーヌ・デイオンあるいはセゴレヌ・ロワイヤルまで35人の物まねを行った2時間のDVD「LianeFoly,la folle parenthese/無謀な余談」を出しているフォリー、今までの活動に対して4月14日芸術・文芸2等勲章を授与された。フォリーはまた4月16日放送TF1の人気ドラマシリーズ「R.I.S Police Scientifique/R.I.S.科学警察」の「A l’ombre du paradis/パラダイスの影で」に、殺人の嫌疑がかけられるキャバレの司会者役でゲスト出演。 |
| No.101 | 2009.4.17 | エマニュエル・モワールEmmanuel Moire、ニューアルバム 2009.4.17 モワールの2枚目のアルバムは4月13日リリースの’「L’equilibre/均衡」。1979年生まれ、05年9月から07年7月までミュージカル「太陽王」にルイ14世役で出演し評判に。06年11月ファーストアルバム「La ou jepars/僕が出発した場所」を出し、その中で特に「Le sourire/微笑み」は好評。07年11月からソロコンサートを。今回のアルバムには11曲が収められ、シングルカットされた「Adulte & sexy」のクリップは2月から流されている。1曲は09年1月交通事故により亡くなった、彼の双子の兄弟ニコラに捧げられている。11月12日からツアー、11月19日にはパリ「アランブラ」に出演予定。 |
祝第100回 |
2009.4.16 | アズナブールがディズニーアニメの主人公の声の吹き替えを! 2009.4.16 Disney-Pixarデイズニー=ピクサーの最新3-Dアニメ、ピート・ドクター監督の「Up/カールじいさんの空飛ぶ家」のフランス語版「La-haut」で主人公カールじいさんの声をアズナヴールがやることに。78歳の風船売りカールじいさんが自分の家に何千もの風船を付けて空に舞い上がり、家に紛れ込んでいた8歳の少年と冒険の旅をするという物語。今年の5月22日に85歳になるアズナヴールの吹き替え初挑戦。このアニメは5月13日開幕の第62回カンヌ映画祭のオープニング作品として上映される予定で、アズナヴールも開会式に出席する。フランスでの公開は7月29日。 |
| No.99 | 2009.4.15 | シャルル・デユモンCharles Dumont、コンピレーションと新しいアルバム 2009.4.1508年7月に来日、09年3月にはコンピレーションアルバム「Platiniumcollection」をリリース。これは3枚組CDで「恋人たち」、「神のみぞ知る」(この2曲にはピアフの声が入っている)、「夜明けの煙草」、「モン デユー」、「水に流して」、「知らない街」、「傷ついた心」、「ユヌ シャンソン」など代表曲60曲が収められている。新しいアルバムは「Je t’invite../あなたを・・に誘う」で4月10日リリース。全15曲、歌詩はソフィー・マックノに11曲、フレデリック・ゼトンに3曲提供されているほか、アルバムのタイトルにもなった「Je t’invite」はジョルジュ・ムスキ。作曲はすべてデユモン自身。 |
| No.98 | 2009.4.14 | フランセスカ・ソルヴィルFrancesca Solleville、アルバム「Je demenage」、2009.4.14 1932年生まれ、クラシックの歌手としてデビュー、ジェルメーヌ・モンテロ曲を聞いて感激、シャンソンの道に入ってから50年、ルイ・アラゴンら詩人の詩をEcluse/エクルーズなどで歌ったリヴ・ゴーシュを代表する歌手、スペイン内線、ホロコースト、ヒロシマ、ヴェトナムを歌う戦闘的な歌手。09年3月に出された25枚目のアルバム「Je demenage/私はよそに移る」は時間を超えたアラン・プレスト、ジャン・フェラ、アンヌ・シルヴェストル、マキシム・ル フォレステイエらの曲15曲を収めている。少しも変わらぬ伸びる声と熱情。ジャケットは現在の肖像。4月6日ウーロペエンに出演した。 |
| No.97 | 2009.4.12 | ユーグ・オーフレHugues Aufray、ボブ・デイランを語る 2009.4.13 デイランは4月7、8の両日パリ、パレデ コングレでコンサート。40年以上前に彼をフランスに紹介したのがオーフレ。「1960年、モーリス・シュヴァリエの誘いでNYに渡り、デイランを知った。ストーンズやプレスリーのような黒人音楽の真似ではなく、彼は何かを創造していた。63年初来仏の際には誰も彼を知らなかった。66年初のパリオランピア出演の際、アメリカを攻撃していた彼がステージの奥に星条旗を飾り、また舞台に出てから8分間もチューニングしたので、デイレクターのコカトリスは『君の友人は食わせ者じゃないか。』と言っていた。もちろん今回の公演も連日聞きに行くつもり。」 |
| No.96 | 2009.4.11 | ジュリアン・ドレJulien Dore、パリオランピア出演 2009.4.11 07年TVスタ誕番組「ヌーヴェルスター」の優勝者、ファーストアルバム「Ersatz/代用品」で09VdMの新人アルバム賞、アニメ「Monsters vs. aliens」のフランス語版で吹き替えにも挑戦したドレが4月8、9日パリオランピア劇場に初出演。8日ニコラ・サルコジとカルラ・ブルーニの大統領夫妻が会場に姿を見せた。コンサート開始の10分前に到着、劇場を去ったのはコンサート終了30分後であったから夫妻は楽屋にドレを訪ねたのだろう。この来場は08年10月TVF4の番組「Taratata」でドレと「Anyone else but you」をデユオで歌っているファストレデイーのイニシアテイヴによるものか。 |
| No.95 | 2009.4.9 | フロラン・ダデイ Florent Dady、フロラン・パニーFlorent Pagnyのそっくりさん 2009.4.10 フロラン・パニーは6月に新しいアルバムのリリースを予定、現在マイアミで録音中の由だが、基本的には南米パタゴニアに住み羊毛やカシミヤのため動物を飼い、時々コンサートや録音などのためフランスに戻るという生活。そのパニーに代わってフランスやフランス語圏の国々でステージ、TVなどに頻繁に出演しているのがプロのそっくりさんでパニー公認?のフロラン・ダデイ。声の音質、音色は同じで特に真似る必要はないらしい。姿形は似せていて、今は頭を剃り、山羊ひげを。「私は偽物だが、真に歌っている。」ダデイのオフィシャルサイトには9月までのスケジュールが。 |
| No.94 | 2009.4.8 | パトリック・ブリュエルPatrick Bruel、カジノ ド パリ出演 2009.4.8 ブリュエルはアコーステイックコンサート「seul・・ou presque/ひとり・・ほとんど」を3月17日から再開、4月6~11日(除く8日)はカジノ ド パリに出演。多くは自分でギター、あるいはピアノを弾きながら歌い、数曲ギタリストの伴奏が付くだけ。したがって、ブリュエルの曲をアレンジされていない最初に書かれた姿で聞くことができる。4月4日F220時のニュースに出演したブリュエルは「これほどシンプルで、親密なコンサートはない。毎回毎回が一つの出会い。」この番組では3月に行われたリヨンでのコンサートの模様が映されたが観客と一体になったもので正に発言の通り。 |
| No.93 | 2009.4.7 | ヤニック・ノアYannick Noah、スポーツ大臣の最適任者 2009.4.7 7000人を対象にした「理想的な内閣は?」のアンケートでノアがスポーツ大臣に。ノアは最近「フランス人の好きな人物」のアンケートではずっと1位。60年生まれカメルーン出身、元テニスの選手、83年ローラン・ギャロスで優勝。90年から歌手に、06年リリースのアルバム「Charango」、は現在でもバックカタログ売上げベスト10に入ることも。特にそこに収められた「Aux arbres citoyens/市民よ木を」(国歌の一部「Aux armes citoyens/市民よ武器を」から)は大ヒット。因みに他には、首相;フランソワ・バイルー、外務大臣;ドミニク・ド ヴィルパン、教育大臣;セゴレーヌ・ロワイヤル。 |
| No.92 | 2009.4.6 | ララ・ファビアン、4年振りのアルバム 2009.4.6 1970年ベルギー生れのシンガーソングライター、18歳でユーロヴィジョンコンクール4位、その後主にカナダで活躍し、97年に歌った「Tout/すべて」で、98年VdM最優秀新人賞を獲得したララ・ファビアン、5月25日、待望のニューアルバム「Toutes lesfemmes en moi/私の中のすべての女性達」を発表する。バルバラ、ダリダ、ナナ・ムスクリ、フランス・ギャル、エディット・ピアフ、セリーヌ・ディオンなど女性歌手のヒット曲のカバーアルバム。ムスクリの「Soleil,soleil/ソレイユ、ソレイユ」をカバーしたシングルは3月30日にリリースされている。9月25日のベルギーから始まるツアーを予定。 |
| No.91 | 2009.4.4 | アレクシス・アッシュカ Alexis HK、クリップが評判に 2009.4.4 1974年生まれ、90年代末から活躍しているこのシンガーソングライター、09年3月にリリースされたアルバム「Les Affranchis/アウトロー」には友人であるルナン・リュスとのデユオ「Thanks for the add」を含む12曲が収められているが、アルバムのタイトルにもなった「Les Affranchis」のヴィデオクリップが評判を呼んでいる。シャルロット・シルヴェラが監督したこのクリップではHKが歌っているキャバレの従業員、あるいは客として25人のアーテイストが登場する。リュス、アズナヴール、オリヴィア・ルイズ、ジャンヌ・シェラール、ジュリエット、ミシェル・フガン、イヴ・デユテイユ等々。 |
| No.90 | 2009.4.3 | アラン・シャンフォー、サンローランの生涯をミュージカルに 2009.4.3 1960年代後半から活躍している歌手、作曲家で79年にはゲンズブールの詩に曲を付けて歌った「Manureva/マヌレヴァ」の大ヒットを持つシャンフォーが、08年6月に亡くなったファッションデザイナー イヴ・サン=ローラン(YSL)の生涯をミュージカルにする企画を。すでにピエール=ドミニク・ビュルゴー(ルイ・シェデイドのミュージカル「ピンクの兵士」の作詞者)の詩に曲を付けた15曲ができあり、年末までにはアルバムとしてリリースされる。YSLのパートナーであったピエール・ベルジェは「当初はこの企画に懐疑的だったが、曲を聞いているうちに感動し、賛成した。」 |
| No.89 | 2009.4.2 | アラン・バッシュング、追悼コンサート 2009.4.2 4月1日Centre musical Fleury Goutte d’Or-Barbara、1,rue Fleury、パリ18区で開催。パッシュングの自宅から300mのこの会場、08年1月の柿落しでバッシュングが命名。マテユー・シェデイド、ラファエル、アクセル・バウエル、アラン・シャンフォーらがバッシュングのレパートリーから1~2曲をソロやデユオで歌う。入場無料、300人しか収容できないことから、劇場外のスクリーンに映像を流す。会場にはサイン帳が置かれコンサートの後遺族に。 |
| No.88 | 2009.4.1 | ジョニー・アリデイとミレーヌ・ファルメール、スクープ写真 2009.4.1 週刊誌「Voici」はジョニー・アリデイとミレーヌ・ファルメールとが親密にしている大スクープ写真を掲載。フランスで最も知られており、また最も人気のある男性歌手と女性歌手の信じられないシーン。また、その写真を裏付けるような空港などで撮影されたと思われるヴィデオも「Voici」のサイトで公開された。この二人が古くからの友人であることは周知のことで、昨年12月のF2のアリデイ特集にはファルメールがゲストとして招かれている。その二人の友情が恋愛感情に発展したということなのか・・。 写真ではアリデイは若く、ちょっと太り気味。「Voici」のこの号、発刊日は4月1日。 |
| No.87 | 2009.3.31 | マルセル・アモン、80歳 2009.3.31 1959年エデイット・ピアフの前座でオランピアに出演して人気が出、62年にはボビノで100日間のワンマンショーなど60-70年代に活躍、「ブルー・ブラン・ブロン」、「河は呼んでいる」などのヒットを持つアモン、最近では「心優しいガンコ者」に参加、4月1日に80歳。それを記念して音楽専門のTV局Tele Melodyはアモンが出演した過去のTV番組のうち記念となるものを再放送する。特に67年10月1日の番組はフランスでカラー放送が開始された日のもので、「これからカラーです」のアナウンスの後、カラーの画面にアモンが登場という。 |
| No.86 | 2009.3.30 | カトリーヌ・ララ、3月26日、F2 13時のニュースに出演 2009.3.30 昨年ベルギーのMonsで行われた自身のバイオリン演奏とダンスの結合したパーフォーマンス「Au dela des murs/壁の向こうで」のCDとDVDを3月16日にリリースしたララが標記番組の「最後の5分」に出演。ララは1945年生まれ、バイオリニストとしてヌガロの伴奏などで活躍後、美声を認められて歌手に。86年のアルバム「Nuit magique/不思議な夜」でVdMの女性歌手賞を受賞。ララは「心のレストラン」、「Sidaction」などの有力な支援者。08年には「心優しいガンコ者」にも参加。「Au dela des murs」は6月23日パリのパレ デ スポールで上演。 |
| No.85 | 2009.3.29 | クレール・ドナミュールClaire Denamur、2009年新星 2009.3.29 2009年の新星として評価が高い1984年生まれの女性シンガーソングライター。ボルドーでウエイトレスをしながら歌っているとき口コミで人気に。ルナン・リュス、エミリー・ロワゾーらの前座をつとめ、08年ラ ロッシェルのフランコフォリーにも出演。09年2月好評な「Le prince charmant/素敵な王子様」の入ったファーストアルバム「Claire Denamur」をリリース。単純な詩、柔らかな曲、少しかすれた声。3月以降ラ グランド ソフィーの国内ツアーに同道するほかソロコンサートも予定されている。 |
| No.84 | 2009.3.28 | ティエリー・アミエル、新しいアルバムリリースに向けて 2009.3.28 1982年マルセイユ生まれ、2003年TVの新人発掘番組「Nouvelle Star」で準優勝してデビュー、2006年には「Coeur sacré/聖なる心」(2枚目のアルバム「ティエリー・アミエル」に収録)のヒットを飛ばしたティエリー・アミエルが、3年ぶりに、ファン待望の3枚目のアルバムを制作中。カナダの'女性シンガーで国際的に人気の高いサラ・マクラクランの曲を、フランス語と英語でカバー。フランスシャンソン界で最も美しい声の持ち主の一人と言われるティエリー、リリースは夏か。 |
| No.83 | 2009.3.26 | パトリシア・カース、ユーロヴィジョン用ヴァージョン 2009.3.27 カースは5月16日にモスクワで行われるユーロヴィジョン・シャンソンコンクールにフランス代表として出場する。歌う曲は最新アルバムですでに10万枚以上売り上げている「Kabaret」から「Et s’il fallait le faire/それ をしなければならないのなら」と決まっている。しかし、原曲のままでは演奏は3分以内というコンクールの規則に合わないことなどもありレンジが施され、それに依ったクリップが3月16日モスクワで行われた各国代表者会議に正式クリップとして提出された。 |
| No.82 | 2009.3.25 | ポリーヌPauline、「北フランスの真珠」 2009.3.25 1988年北フランスのパ=ド=カレ生まれの女性シンガーソングライターのポリーヌ、3月14日出身地の近くでコンサートを行い2時間にわたり観客を魅了、3回のアンコール。地元紙は「une perle du Nord/北フランスの真珠」と命名。07年ファーストアルバム「Allo le monde/もしもし、世界」をリリース。08年にはクリストフ・マエの前座をつとめ、7月14日のエッフェル塔コンサートに出演して人気に。09年3月19、20日にはパリのアランブラに登場、満員札止め。 |
| No.81 | 2009.3.24 | Sidaction、70人のアーテイスト集合(その2) 2009.3.24 リーヌ・ルノーはサクレ・クールに、アラン・ドロンはアレキサンダーⅢ世橋に、ジェーン・バーキンはエッフェル塔に、パトリック・ブリュエルは凱旋門に、ジェニフェールはコンコルド広場に、カリは11区のRue de la Folie-Mericourtに、エレーヌ・セガラはトロカデロ広場に、ジュリアン・ドレはパリの屋根の上に、アダモとイザベル・ブーレはオペラ座前に現れた。他に出演は、シャルル・アズナヴール、ナナ・ムスクーリ、ジュリエット・グレコ、カルラ・ブルーニ等々。 |
| No.80 | 2009.3.23 | Sidaction、70人のアーテイスト集合 2009.3.23 エイズ治療法の開発を援助し、予防を啓発する運動「Sidaction/エイズに対して行動を」が15年目を迎えた今年、この協会の副会長を務めている歌手のリーヌ・ルノー(「カナダの私の小屋」、「雪の星」などのヒット曲を持ち、最近は舞台女優として活躍)の呼びかけに応じ70人のトップアーテイストが1月中旬からパリの観光スポットあるいは街中に出て、ソロで、デユオでそれぞれのヒット曲を歌うなどしてこの運動に参加。その模様が3月21日(土)TVF2で放映された。 |
| No.79 | 2009.3.22 | アリエール・ドンバール、新しいアルバム 2009.3.22 アメリカ生まれ、1976年からフランスに住み女優として活躍(エリック・ロメール監督「海辺のポリーヌ」やロマン・ポランスキー監督「テス」)、00年から歌手としても活動を始め04年のアルバム「アモール アモール」や06年のアルバム「セ シ ボン」が好評のドンバール、新しいアルバムは4月リリース予定の「Glamour a mort!/すごい魅力!」。フィリップ・カテリーヌとゴンザレスというシャンソンフランセーズの「ET」2人が協力している。 |
| No.78 | 2009.3.20 | アラン・バッシュング、葬儀 2009.3.20 死去が報じられた後、バッシュングと家族がほぼ4年前から住んでいたパリ18区Quartie rde la Goutte d’orカルテイエ ドウ ラ グウト ドール地区のVilla Poissonniereヴィラ ポワソニエール8番に通じる小径や緑の鉄柵には哀悼の言葉を書いたカードを付けた花束を手向ける人が後を絶たない。葬儀は3月20日(金)、パリ6区のサン=ジェルマン=デ=プレ教会で11時半から、埋葬は15時からパリ20区ペール・ラシェージュ墓地で。 |
| No.77 | 2009.3.19 | シェイラ、ユニット「心優しいガンコ者世代」に参加 2009.3.19 60年代に活躍した歌手たちで構成されているこのユニット、今年は60都市で130回以上のコンサートを予定。3月13日のアンドル県Chateaurouxのコンサートからシェイラが出演。16歳でデビュー、60年代半ばからイェイェ歌手として活躍、「夢みるハワイ」、「授業はおしまい」などで日本にも知られ、70年代はデイスコ歌手としてアメリカでも人気のシェイラ、今年63歳、「皆さんのおかげで45年経った今もこうして歌えるなんて。」 |
| No.76 | 2009.3.18 | アンドシーヌ、新しいアルバム 2009.3.18 「La Republique des Meteorsメテオルスの共和国」は前作「Alice et June/アリスとジューン」から3年振りで11枚目のアルバム。ニコラとステファンのシルキス兄弟らで結成されたアンドシーヌは80年代を代表するロックグループ(ステファンの死去などもあり現在はニコラを中心とした5人)。02年のアルバム「パラデイーズ」は120万枚の売上げ、03年VdMでプッポ/ロックアルバム賞。今回のテーマは「不在」、すでに「Little Dolls」のクリップが流されている。 |
| No.75 | 2009.3.17 | アラン・バッシュング、死去 2009.3.17 シャンソンフランセーズの最も重要な歌手の一人、アラン・バッシュングが2009年3月14日午後パリのサン=ジョゼ病院で家族に看取られ死去、享年61歳。肺癌で闘病中であった。2月28日のヴィクトワール ドウ ラ ミュージックで3つの賞を受賞したが、ステージに立つ姿は見た目にも疲労の様子で、その後もコンサートをキャンセルしていた。サルコジ大統領の哀悼の言「今日一人のプリンスが我々の許を去った。偉大な詩人であり、コミットした歌手が。」(詳細は近々「最近のシャンソン情報」で) |
| No.74 | 2009.3.15 | ヴィクトワール ドウ ラ ミュージック(VdM)効果 2009.3.15 3月2日~8日のアルバムチャートの1位は「レ ザンフォワレ」であったが、VdM効果が顕著。男性歌手賞など3賞を受けたアラン・バッシュングの「青い石油」は前週の4倍の売上げ、前週に比べ26ランクアップして5位に。オリジナルシャンソン賞のトマ・デユトロンの「ギターを持たないマヌーシュのように」は4ランクアップして10位に。受賞者ばかりでなく、受賞を逃した候補者のアルバムも、モリアテイの91ランク、ザ ドの57ランクなど軒並みアップ |
| No.73 | 2009.3.14 | ダバデイ、アカデミー・フランセーズ会員に 2009.3.14 2008年4月にアカデミー・フランセーズの会員として選ばれていたジャン=ルー・ダバデイが2009年3月12日正式に迎え入れられた。フランス学士院で行われた歓迎式典には歌手のジュリアン・クレールも参列した。ダバデイは1938年生まれ小説家、作詞家、劇作家、脚本家、クロード・ソーテ監督の「夕なぎ」などでシナリオを担当。また多くの歌手に詩を提供し、09年のVdMでは作詞家としての長年の功績に対し特別賞を受賞。(詳細は近々「最近のシャンソン情報」で) |
| No.72 | 2009.3.13 | レ ザンフォワレ、視聴率、CD・DVD売上げ好調 2009.3.13 今年のレ ザンフォワレ「レ ザンフォワレ、映画を作る」の模様は3月6日(金)20:45からTVTF1で放映され、その視聴者は1230万人、視聴率53%と1992年に放送が開始されてから最高。この放映権は毎年入札で決められる。2枚組CDとDVDは7日に発売され、CDは3日で15万枚以上、DVDも10万枚以上売上げ。これらの売上げによる収益は毎年「心のレストラン」の収入の20%前後に上る。(「最近のシャンソン情報№28」参照) |
| No.71 | 2009.3.12 | スタニスラス、新しいシングルは「僕の手相」 2009.3.12 07年11月にリリースされたスタニスラスのファーストアルバム「L’equilibreinstable/不安定な均衡」からの3曲目のシングルカットは「Les lignes de mamain/僕の手相」。すでにシングルカットされている「回転木馬」、「五月の美しい人」(09VdMでオリジナルシャンソン賞にノミネート)、あるいはカロジェロとのデユオ「精神の崩壊」はいずれもヒット。30歳代の観客が多い彼のステージは3月から8月までフランス、ベルギーで。 |
| No.70 | 2009.3.11 | Musee de la musique 音楽博物館、リニューアルオープン 2009.3.11 長期にわたる大規模改修工事を終了し3月3日再開。常設展は17世紀から現代までの音楽の歴史を1000点に上る楽器のコレクションなどで紹介。あまり大きくはないがポピュラー音楽を音と映像で紹介するコーナーもある。そこには最近博物館が取得したジャック・ブレルのギターなども展示されている。221av.Jean-Jaures19区;メトロ5号線Porte de Pantin;火~土12:00~18:00、日10:00~18:00 月休;8ユーロ。 |
| No.69 | 2009.3.10 | ニコル・クロワジール、ラジオに出演 2009.3.10 2月に新しいアルバム「Bossa d’hiver/冬のボサ」をリリースしたクロワジールが3月7日地方都市リールのFMラジオ局に出演、インタヴユーに答え、アルバムに収められた12曲の中から「冬のボサ」を歌い、健在振りを示した。1936年生まれ、60年代からミュージックホールのスター歌手として活躍、66年クロード・ルルーシュの映画「男と女」のテーマソング(「・・タ、ラ、ラ、ジャバダバダ・・」)をピエール・バルーと歌い世界的に有名に |
| No.68 | 2009.3.9 | イザベル・ブーレら、ケベック出身女性歌手の活躍 2009.3.9 この春ケベック出身の女性歌手たちのフランスでの活躍が目立つ。イザベル・ブーレは3月6、7日パリオランピアに出演、前座を同地出身のステファニー・ラポワンテトウが。リンダ・ルメイは3月2、3日リールで歌った後スイスへ。パスカル・ピカールは2ヶ月間フランス、ベルギー、スイスツアー、彼女の「Me,myself&us」はフランスでも好評ですでにゴールデンデイスク。アリアンヌ・モファットウは3月11日から21日までフランス各地で初のコンサート。 |
| No.67 | 2009.3.7 | アクセル・レッド、英語のアルバムベルギーで好評 2009.3.7 ベルギー出身、赤毛のシンガーソングライター、レッドの6枚目のスタジオ録音アルバムでベルギー限定のCD2枚組「Sisters & Empathie」は19曲中17曲が英語で歌われている。このアルバムは好評で1月にリリース以来ずっとベルギーのアルバムチャートの6位以内を続けている。レッドは1998年の「女性のままで」でVdM女性歌手賞、2003年ルノーとのデユオで歌った「マンハッタン カブール」でVdMオリジナルシャンソン賞を受賞している |
| No.66 | 2009.3.6 | ジャック・ブレル、未発表の短編シナリオが競売に 200.3.6 ブレルが1953年24歳の時に書いた短編ミュージカルのシナリオが、3月6日ベルギーで競売にかけられることに。現在までブレルの伝記の中でも言及されていないこのシナリオ「Le Troubadour,Conte de fee pour grandes personnes/吟遊詩人、大人のためのおとぎ話」は16枚のタイプ原稿、上演時間約11分、吟遊詩人がある町に来て娘と知り合い、そして町を去る物語。その中に書かれたシャンソン「L’orage/嵐」、「Ballade/バラード」、「La foire/市」などはその後手直しされて、発表された。 |
| No.65 | 2009.3.5 | クロード・ヌガロ、没後5年、生誕80年 2009.3.5 「わが娘セシール」、「ジャズとジャヴァ」、「ヌガヨーク」「ヴィ ヴィオランス」などのヒットを持ち5年前の3月4日に亡くなったヌガロ、存命であれば今年80歳。3月2日、5枚組CD「クロード・ヌガロの最も美しい曲100」と2枚組DVDがリリースされた。誕生日の9月9日には故郷トウルーズで、アブダル マリク、グラン コール マラッドウ、ジュリエット、モラーヌ、オリヴィア・ルイズらが出演する追悼コンサートが予定されている。 |
| No.64 | 2009.3.4 | ジョニー・アリデイ、納税額を公に 2009.3.4 07年から節税を主たる理由にフランスからスイスのGstaadに居を移しているアリデイが、スイスの「Le matin」紙とのインタヴユーで年納税額は約90万スイスフラン(約7億円)であることを明らかに。スイスではスイス国内で営利活動を行わない居住外国人(約4000人)への優遇税制があるが、いま各州でその廃止が検討されている。「もし廃止されてもここを去る気はない。なぜならここでは人々は我々を静かに生活させてくれるから。」 |
| No.63 | 2009.3.3 | ミレーヌ・ファルメール、シングルチャート1位 2009.3.3 フェルメールの新しいシングル「Si j’avais au moins/もし少なくとも私にあったら」がリリースされた週(2月16-22日)のシングルチャートで1位になった。これはアルバム「Point de suture/縫合」からの3曲目のシングルカット。そして他の2曲「Degeneration」も「Appelle mon numero」もシングルチャートの1位になっており、一つのアルバムから3曲もシングルカットされること自体が珍しく、さらに、それがすべてチャートの1位になるというのもきわめて希なことでは。 |
| No.62 | 2009.3.2 | ヴィクトワール ドゥ ラ ミュージック 2009 受賞者 2009.3.2 2月28日(土)パリのゼニットで行われたLes victories de la musique/ヴィクトワール ドウ ラ ミュージック(VdM)の授賞式での偉大な勝利者はアラン・バッシュングで男性歌手賞、シャンソンアルバム賞(「青い石油」)、スペクタクル/ツアー/コンサート賞の3つの賞を受賞。女性歌手賞はカミーユ、オリジナルシャンソン賞はトマ・デユトロンの「ギターを持たないマヌーシュのように」、新人賞はセフユー。(詳細は「最近のシャンソン情報№30」で) |
| No.61 | 2009.3.1 | ミシェル・ルグラン、生誕77年 2009.3.1 ミシェル・ルグランの77歳の誕生日(2月24日)を祝い、シネマテーク・フランセーズ(パリ12区、ベルシー)で「シェルブールの雨傘」、「ロッシュフォールの恋人たち」などを上映する「ルグランに捧げる映画祭」(2月5日~26日)。サル プレイエル(パリ8区)で27日ルグラン指揮のオーケストラをバックにリアンヌ・フォリーらが出演し映画音楽などを歌うコンサート、28日ルグラン ビッグバンドによるジャズ演奏会。(詳細は「最近のシャンソン情報№29」で) |
| No.60 | 2009.2.28 | セルジュ・ゲンズブール、回顧展の期間延長 2009.2.28 2008年がゲンズブール生誕80年に当たることから、それを記念して同10月20日からCite de la Musiqueシテ ドウ ラ ミュージッ(パリ19区)で開催されていた回顧展「ゲンズブール 2008」は好評につき2週間期間が延長され3月15日までに。入場者はすでに10万人を越え、これは今までこの会場で開催された展覧会で最多。回顧展は今後ブラジル(サンパウロ)、日本[まだ聞いてませんが]、アメリカ、オーストラリアでも開催される予定。 |
| No.59 | 2009.2.27 | パスカル・オビスポ、暴風雨被災者支援のためコンサート 2009.2.27 去る1月24日、フランス南西部を襲った暴風雨クラウスによって大きな被害を被った牡蠣養殖業者や、林業従事者を支援するため、パスカル・オビスポが、2月27、28日アルカッションのオランピア劇場(キャパ1000人)でコンサートを開催する。入場料は35ユーロ。同地方Bergerac出身で、以前より「心のレストラン」での活動など篤志家として知られるオビスポ、故郷の災害を目にして、開催を即座に決断。収益はすべて被災者支援にあてられる。(k) |
| No.58 | 2009.2.26 | セリーヌ・デイオン、スペイン語圏へ進出するには 2009.2.26 ほとんど世界中を征服しているデイオン、レパートリーのうち4曲をスペイン語で歌ってはいるが、唯一残っているのはスペイン語圏。その彼女にモントリオール大学のスペイン語教授らがスペイン語圏を征服するための80ページに及ぶ策を提案。一つはスペイン語の発音を直すこと。例えばrはスペイン語圏の人々の耳によく届くようにもっと巻き舌に。「ベサメ ムーチョ」や「La vida es rosa」 (「バラ色の人生」のスペイン語版)を歌うようにとも。この提案はSony社にも送られた。 |
| No.57 | 2009.2.25 | ミュージカル「Je m’voyais deja/希望に満ちて」、公演100回 2009.2.25 2月19日、Theatre Comedia(パリ10区) で観客や出演者にとってサプライズが。2月12日からこの劇場で再演されているシャルル・アズナヴールのシャンソンをもとにしたミュージカル「Je m’voyais deja」はこの日公演100回目。劇場にはアズナヴールが顔を見せ、観客はスタンデイングオヴェーションで迎えた。この日は他に歌手のアメル・ベント、アダモ、モラーヌ、グラン コール マラッドらも来場。このミュージカルは4月19日まで同劇場で上演。 |
| No.56 | 2009.2.24 | パトリック・フィオリPatrick Fiori、「Les choses de la vie/人生の諸事象」 2009.2.24 昨年11月に出されたこのアルバムがじわじわと人気が出、2月第3週のアルバムチャートで7位に。1969年生まれ、97年ミュージカル「ノートルダム ド パリ」に出演し人気が出たフィオリ、これは彼の好きな映画への讃歌。映画「シェルブールの雨傘」、「禁じられた遊び」、「泉のマノン」、「ゴッドファーザー」、「ボルサリーノ」、「フェーム」(「Out here on my own」はテイナ・アレナとのデユオ)、「わかれ路」などのテーマソングを仏、伊、英語でカバー。 |
| No.55 | 2009.2.22 | エミリー・ロワゾーEmily Loizeau、新しいアルバム好評 2009.2.22 05年「L’autre bout du monde/世界のもう一つの果て」でデビューした女性シンガーソングライター、トマ・フェルセンらとのデユオもある3枚目のアルバム「Pays sauvage/野生の国」が好評で2月1週のアルバムチャートに初登場で11位。父フランス人、母イギリス人、英仏2カ国語で作詞をし、このアルバムでは14曲中5曲を英語で。3月4、5、6日パリのL’Alhambraに出演、すでに12月8日のオランピア出演の予定が。 |
| No.54 | 2009.2.21 | ミシェル・トールMichelle Torr、順調に回復 2009.2.21 ユニット「心優しいガンコ者世代」の主要メンバーで今年62歳のトール、数日前心血管不調でマルセイユの病院に入院。18日夜ラジオ番組に電話で「急発性記憶喪失になり、数時間自分がどこのいるのか、何をしているのか解らなかった。今は回復し、読むことも |