● 難しすぎる。もっと書き込んでほしい。
なるほど、著者がテレビが局のプロデューサに散々言われた事です。理由を知っていますか?
「視聴者(読者)は馬鹿だから書かなければ何も分からないから、書いてほしい」
ほんとですよ! 私は読者の感性を尊重します。何もかも書いてあったら読書をする意味が
有りません。このテーマと内容で他の作家が小説を書いたとしたら、おそらく50パーセントは
長くなったはずです。しかし、貴重なご意見で有ることは確かです。謹んで拝聴し、次回作の
参考にしたいと思います。
● 体言どめの多様はイメージを損なう。
昔から指摘されていた悪癖です。本作では随分気をつけていましたが、まだ多いようですね。
● 登場人物をもっと知りたい。
これは難しい問題ですね。白虎と青龍は日出ずる国の人々の第二部にあたります。第三部も
あれば、第四部も有るわけですから、特にその後の人生等に触れるわけにはいかないのです。
また、この作品の登場人部は殆どが実存した人ですから、すこし調べれば分かります。ただし、
取材と文献には随分気を配っていますから、通常云われている事と微妙に違うかも知れません。
たとえば、阿倍仲麻呂。ある出版社の方から「史実と違うのでは?」という指摘をいただき
ました。中国の歴史家の資料を参考にしてあり、最新の情報と信じて採用しました。また、
「天河 ふりさけみれば …・・・」という有名な和歌を紀貫之の創作だという研究が発表されました。
私もこの説を採ります。阿倍仲麻呂は第四部「飛天」に再登場しますのでご期待下さい。 |