日本生物教育学会 第86回全国大会 福岡大会 本文へジャンプ
実行委員長挨拶

第86回全国大会(福岡大会)開催にあたって

九州支部長 冷川


 平成20年度冬季大会を福岡で開催することになりました。福岡では平成9年の第62回大会以来の開催となります。今回の大会は、C.ダーウイン生誕200年、「種の起源」発刊150年を記念して 「身近な生きものに見る進化」 をテーマに、記念講演やシンポジウムを企画しております。また、学習指導要領改訂が具体的日程となっており、その内容も明らかにされてきたことから、その趣旨を理科=生物教育の中でどのように生かすかも、参加される皆様と共に大いに議論したいと思っております。特に21世紀の知識基盤社会を意識した、学習指導要領の基本テーマである「生きる力」の養成に関し、観察・実験やレポートの作成、論述といった知識・技能を活用する学習活動の中で、生物教育が受け持つ役割を具体的に明らかにして行きたいと考えています。
 記念講演は、九州大学理学部教授 矢原 徹一 氏を予定しています。矢原氏は日本を代表する進化生物学者の一人で、花と昆虫の共進化の研究からスタートし、環境省レッドデータブックの編集責任者を務めておられます。東大農学部教授鷲谷氏との共著「保全生態学入門」の著者としてもよく知られている方です。多忙な中にお願いしています。
 今大会も、センターテストとの絡みで高校や大学の方々にとっては厳しい日程となっていますが、奮って積極的に参加をお願いいたします。そして、日頃の研究や生物教育に対する思いを披瀝していただきたいと思っています。また、今大会も高校生のポスターセッションを行う予定です。九州地区に限らず、可能な限り全国から参加を受け付けますので、奮って応募願います。