2001/12/17 作成 2006/10/22 更新4版-1

犬の尿のペーハーチェック(尿線カット

検索でいきなりこのページに辿り着いた方はペーハー検査の基本からお読み願います


 

スティックの頚部(pH試験紙のやや後方)で尿線をカットするとき、♂犬は片足を上げて排尿するので尿線が見えます。したがって、いとも簡単に検査できます。

♀犬も柴犬より大きな犬種であれば、尿線を見ることができますので、それほど難しくはありません。

ちょっと厄介なのが小型種や短足種の♀犬です。屈んで覗いても、尿線が見えません。

そこで、排尿姿勢をした股間に、スティックの先端部を突っ込んでください。

 

 


そのとき、「釣の当たり」を感知するように、尿がスティックに当たった瞬間を指先で敏感に感じ取り、サッとすばやく股間からスティックを引き抜くのがコツです。
(尿の付けすぎを防ぐことができる)

 

もしも尿が付きすぎたときは、スティックを上に傾けて余分な尿を後方にバックさせます。

万一、pH試験紙に尿線が直接当たって山盛りになったときは、スティックを軽く振って尿滴を払い落としてください。
数秒以内であれば、尿に溶出する指示薬は微量ですので、発色不良になりません。


とは言っても、散歩中における屋外検査で、pH試験紙への尿の付けすぎを気にしすぎるのは余り実際的でありません。pH試験紙に性能限界があることですし(pH検査の基本参照)、ある程度の気持ちの妥協(いい加減さ)も必要かと思われます。
それでも充分に役に立つのです。容器を使う面倒な採尿の手間を考えれば、はるかに楽で簡単です。しかも可愛い我が子には全く苦痛を与えません。
さあ、自信をもって我が子の新鮮な尿を検査してあげましょう。
朝一番(朝食前)の尿がpH5.8前後であれば、我が子は健康です。ストラバイト(結晶)が出ないようにフードで尿の酸性化を試みておられるなら、食後0.5〜3時間の尿がpH6.2〜6.6くらいであればフード選択は大成功です。フードの効果が発揮されずにpH7以上のアルカリ尿が出続けるときは、室内に腎機能を狂わせる何かが存在していることになります。それから逃れるため、真冬でも窓を開けて換気したり、日当たりの良い屋外で全力疾走させるなどの工夫が不可欠です。 

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本日、詰替のpHスティック受け取りました。この度はフードに関する貴重なコメントを同封していただき、ありがとうございました。
我が家には、ジロウとテルという二匹のシーズ犬(♂、兄弟)がおります。二匹ともずっと同じフードを与えておりましたが、テル(5歳半)が1年半程前からアトピーで治療食になり、今回、弟のジロウまでもが尿結石で治療食となってしまった事で、私もかなりフードの内容に関しては神経質になってきていた所でした。中島様のお考えを拝見し、これを機会にじっくり考えてみようと思っております。お忙しい中、お気遣いいただきまして、本当にありがとうございました。引き続き、pHスティックの方は愛用させて頂きたく思っております。大変重宝しております! 本当に素晴らしいものに出逢えました。  高島幸江(福岡市) 2003/05/03

 


      テル          ジロウ 



うちの娘はストラバイト結石の予備軍です。
先生の発案したpHスティックとても素晴らしいものですね。届いた翌日、動物病院で検尿の日でした。
動物病院に尿を持って行く前にpHスティックで試したら見事にpHが正常になっていたので病院でドキドキしないですみました(病院の処方食になって始めての検尿でしたので、とても心配でした…)。
使い方も、とても簡単で、しかも尿をかけて調べた後もしばらくの間、退色が殆ど見られなかったので、慌てないですみました。
友人にも結石もちのワンコがいるので、教えてあげました。こんな便利なものがあるの?と感激していました。さっそく購入すると言っていました。
尚、先生のHPも見させていただきましたが、結石のことが私のような素人でもよく理解できました(獣医さんでの説明よりお見事です)。では、今後ともよろしくお願いいたします。
                                 イン石ママ様からの嬉しいメールです 2002/03/14
 

pHスティック、練習用に入れていただいてた短いやつで試してみました。うちの愛犬は室内飼いのレトリーバーですが、トイレは外でも中でもするように言った時にするのでタイミングもとてもはかりやすいので、短いもので問題なくできました。とっても便利ですね。いいものを作っていただきありがたいです。
えと、うちの犬の場合はおしっこしている時に後ろで怪しくコソコソとしていても大丈夫(笑)ですし、私は手におしっこがかかったとしても全然気にならないので、今度詰め替え用を買う時は短いものでもOKなのでしょうか? これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。 2002/03/19
      ういにぃ&ネイリー様からの嬉しいメールです
       http://shake-hip.com/neillie/

中島先生こんにちわ。イン石ママです。このところ寒いですね〜
私は忙しいさなか大風邪をひいて体調を崩してしまいました。先生はどうですか?
さて、うちの子のphデーターですがすこぶる良いですよ〜
前回先生にご報告したのが9月でした。その時のphは・・・
朝一番5.8、日中・夕方6.8〜7.0、就寝前(食後2〜3時間後)7.0〜7.6と言ったところでしたが・・・
最近(10〜12月)安定していて・・・
朝一番5.4〜5.8、日中・夕方6.4〜6.8、就寝前(食後3〜4時間後)6.8〜7.0
最近は毎日phチエックをしないで4〜5日に1回位でよいようです。
今年の寒い冬は以前先生からアドバイス頂いた「ホットマット」はもちろん使っていませんよ(笑)

体調もとても良いです。腎臓病を疑われていましたが蛋白尿も潜血反応も消えました。
phが良くなった原因としてはドライフードと缶詰の食事から「手作りごはん」に変えた事が一番の原因かと思われます。でもドライフードを3割ほど混ぜています。食材は・・玄米・ハトムギ・小豆・納豆・煮干・海藻類・きのこ類・お野菜全般・くだものです。先生が言ってらした「納豆」はとても良い植物性蛋白源ですね。(ごはんを作る時の水はセラミック石で作った水を使っています)

こうして元気で、はつらつとした我が子を見ていると幸せを感じます。一時はどうなるのかと気をもみましたが先生との出会いのきっかけがあって今があるのだと深く感謝しております。
師走に入り何かと気ぜわしいですがどうぞ風邪などひきませんようにご自愛ください。
                          
イン石ママ様からの嬉しいメールです 2002/12/12

朝一番の尿がpH6.0以下であるなら、日中の尿がpH7以上になろうと、ストラバイトの結晶が出ようと全く心配なし。酸性の朝一番尿を排出できる正常な腎機能を維持することこそ最も大切なり。という私の持論を見事に実証していただけまして、こんな嬉しくありがたいことはございません。
本当に発明者冥利に尽きることでして、心から篤く御礼申し上げます。2002/12/17 中島健次拝
 

question=2週間ほど前に膀胱と尿道にたまった蓚酸カルシウム結石を手術で摘出し、現在処方食を続けています。このままずっと処方食では経済的負担が大きすぎるので、問題のない通常食を見つけるためにpHスティックを利用したいと思っています。この場合の適切なpH検査のやり方をご指示下さい。

 



動物病院では摘出した石と写真サンプルを見比べてみて蓚酸カルシウムという判定でした。顕微鏡での判定はしていないようです。
念のためもらってきた石を撮影した画像を添付します。
血で汚れていない部分は黄色味がかった白色で、光を当てると表面がキラキラします。   2002/11/29

   [松本勇治様(長野)ご提供]


親身なメールをいただきありがとうございます。月曜日にR型スティックが届きまして、火曜日から4日連続で朝一番の尿(給餌前)のpH検査をやっていますので、データをお送りします。
       pH値     前日朝夕のドッグフードの種類
12/3     6.2      ヒルズプリスクリプションダイエットc/d(療法食)
12/4     5.8      ヒルズサイエンスダイエットメンテナンス成犬用小粒
12/5     6.0      同上
12/6     6.2      アイムス成犬用ミニチャンクス

ご指導ありがとうございました。散歩中の草食癖は確かにあります。やはり石の組成を顕微鏡で調べてみないといけないのですね。でも本当に蓚酸カルシウムだとすれば、とりあえず春になって草が生えてくるまでは安心ということでしょうか。昨日の朝から継続してpH値を測定しています。
 12/6 07:45    pH6.2    pH測定後すぐ給餌(アイムスミニチャンクス)
     11:45    pH7.6
     18:45    pH6.0    pH値測定後すぐ給餌(アイムスミニチャンクス)
     22:00    pH7.4
 12/7 08:30    pH5.8

この餌を食べた事による影響があるうちはアルカリ側になるようですが、通常は酸性側と思って良さそうです。これで正常と考えて良いわけですね?
しばらくはいろいろ餌をかえながら尿pHを測定し続けてみるつもりです。検査値で心配なことがでてきたら、またご相談させていただくかも知れません。
pHスティックは、ペットとのかかわり方を改めて考える意味でも画期的な良い商品ですね。

私は臨床医でありません。写真の尿石が何であるか、判定不可能です。でも、本当にストラバイトの治療を経ず、いきなり蓚酸カルシウムの尿石が形成されたのだとしたら、原因は野草にあるはずです。たいていの場合、野草を食べても、腸内でカルシウムと結合して糞と一緒に排泄されてしまいます。したがって、牛乳や煮干などカルシウムたっぷりの餌を与えていれば、蓚酸カルシウム尿石の再発を確実に防止できるはずです。
12/7の朝一番尿(前日18:45に給餌された処方食の影響は完全に消失)が理想的な数値のpH5.8ですから、松本様のご愛犬はすこぶる健康であり、腎臓が正常に機能していると推察されます。
つまり処方食不要と私は考えます。でも、何卒、自己責任でご判断願います。敬具  中島健次拝

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