癲癇(てんかん)ストラバイトの関連性



   
 


 東京・練馬区の高層住宅2階に居住する「はる」様から、ご愛犬小鉄くん(ヨーキー♂8歳10ヶ月)の尿pHをチェックするために、特許pHスティックをご発注いただきました(2007/07/10)。

 「愛犬の尿にキラキラと光るものを見つけて、動物病院にて診て頂いたところ、ストラバイト結晶と言われ、ウォルサムpHコントロール食を買って帰宅したのですが、獣医師の説明が良く理解できず、一生この処方食で…と言われてしまい、病気の理解がしたくてネット検索してこちらに辿り着きました。
pHが正常になれば、キラキラは無くなるのでしょうか? 
無くなれば、通常の食事に戻した方が良いのでしょうか?
」 

 初回発注時の質問として、ごく普通。ところが後日、テンカンとアルカリ尿の関連性について質問され、返答に窮しました。
 過去6年間のpHスティック通販で、2回ほど同じような質問を受け、今回で3度目です。幸い、小鉄くんの発作状況が克明に記録されているよし。是非その記録を拝見させていただき、私なりに検討し、考察してみたいと思い立ちました。Dr.中島健次

 

 


小鉄てんかん記録(はる様ご提供)

発作当日(200493日)
1530〕 足が立たない。立とうとするが立てずに転がり、抱き上げたが治まらず。床に下ろすと失禁。
 ふらふらと転がりまわる。何年か前に同じようなもう少し軽い症状があり、病院に連れて行ったが、既に
 症状が無くなっており、先生に口頭で説明するも、うまく伝わらず。今回はビデオに撮ろうと急いで
 スイッチ入れた。スイッチの音がいけなかったか、更に足の硬直が酷くなり、舌は真っ青。
1600〕 先生に電話。すぐに動物病院へ。車中硬直。舌は真っ青。
1630〕 病院到着。依然硬直状態で舌は真っ青。白い薬(何の薬か聞き取れなかった)はお尻に、
 黄色い薬(鎮静剤)は静脈注射。少し治まったが私を認識出来ていないような眼。定まっていない。
 嘔吐有り。その際誤嚥したのか、「フガーッフガーッ」と苦しそうにし、また足が硬直し始め、酸素室へ。
 
30分くらい入っていただろうか、段々と私を認識出来るようになった。
1800〕 座薬(ダイアップ)と精神安定剤(ホリゾン)を処方され帰宅。
1830〕 家到着。餌をやると、異常なほど執着。いつまでのお皿を舐めている。元々、あまり餌に執着
 心の無い子なのに。落ち着きがない。
2200〕 寝始める。
2330〕 電気を消し、布団に連れて行くと、一時間くらい部屋中をウロウロしていた。

  この発作が起こる前の気になった事
    
830日 留守番中、コルクで出来たコースターをボロボロに食いちぎってしまった。少量
     食べてしまったよううで、
92日から糞にコルクが混じるようになった。
    9月03日 
発作当日の午前中、訪問看護婦さん(母の)が来た際、カルピスを飲んで貰おう
     と出した。それを、看護婦さんが手に少量垂らして舐めさせてしまった。看護婦さんなので、
     我が家の前のお宅で薬剤塗布等の処置があった可能性あり。手に薬剤が付いていたかも。
     あとは、この日、猫じゃらしのような草を散歩途中見つけて、猫に持ち帰ったが、それを小鉄
     が食べた。何か殺虫剤かついていたのか?
     いつもの散歩道、銀杏並木。銀杏が落ちている。食べてはいないが、舐めてしまった?

 
発作翌日(2004年94日)
 いつもなら一番遅くまで寝ているのに、私が起きると同時に起き出し、後ろをついて離れない。朝のド
 ライフードもいつもならすぐに食べず放っておくのに、まだかまだかという感じに、お皿にフードを入れ
 ている私の横でソワソワと落ち着きが無い。出してやるとがっついて、あっという間に平らげてしまった。
 いつもなら絶対避けて誤魔化すのが大変な薬も、解らず食べてしまった。あまりの勢い。頭の異常?
〔09:00〕 母を送り出すのにいつもの行動を取っている私達の動きに異常なほど不安症状。キュイーン
 キュイーンと鳴きわめき一時も離れようとしない。車椅子の母の膝に乗せ外へ。母のデイサービスの
 お迎えを待つ間も、しきりにキュイーンキュイーン。母を見送り、そのまま散歩へ。散歩中も落ち着き
 なくリードを強く引っ張りながら歩く。早々に引き上げ帰宅。便柔らかめで黄色い。帰宅後もやはり私
 から離れない。トイレにもついて来て、抱いてくれとせがむ様にする。二時間ほど、一緒に横になって
 みた。横にいてやると落ち着くようだ。
1530〕 母帰宅。少し私から離れる仕草あり。
1700〕 夕方の餌、やはりすごい勢い。遊んでよとオモチャを持って来たので少しだけ投げてやる。
1840〕 失禁後、昨日のように足がふらつき発作(昨日に比べれば軽い)。座薬を用意している間に
 しずまる(
2分程度?)。その後、軽く嘔吐。直後に足がふらつき発作。先生に電話。座薬を入れてと
 の指示で、すぐに入れた。しばらくすると発作は治まったが、嘔吐(大きく一回小さく一回)有り。しば
 らく落ち着きなし。
1910〕 先生に電話。明日の朝、ホリゾンを止めて様子を見てみましょうとの事。症状が改善すれば
 ホリゾン中止。酷くなれば夕方から再開との指示。
6日(月)に頭のレントゲンや血液検査など、出来
 る検査を全てして欲しいとお願いした。
2010〕 しきりに抱いてほしいとせがむので抱いてやると、座薬のせいなのか、腕の中で深い眠りに
 入る。雷がすごく、音で目が覚めたが、暫くするとまた眠りに入る。
2100〕 母がベットに入ると、横に敷いてある私の布団の上で眠り始めた。やはり雷の音で目が覚め
 たが、すぐに眠る。深夜、「クイーン!」という大きな鳴き声(寝言)。小鉄自身も驚いたようで目が覚め
 る。暫くウロウロした後、眠る。
発作2日後(2004年95日)
 朝、私達が起きるまで眠っていた。依然、ものすごい食欲。本日朝はホリゾン中止。猫にものすごく攻
 撃的。隅に追い込み吠え掛かる。元々、ケンカなのかじゃれ合っているのか解らない遊びをする。
 二匹で追いかけられたり追いかけたりとバタバタ走りまわったりする二匹だが、今日は吠え方が異常。
 甲高い。猫が本当に怯えている。水の飲み方もものすごい勢い。
 日中、オモチャで遊んでとせがむ。これはいつもの行動。少し投げてやり遊んでやったが、発作が怖
 いので無理に休ませた。夕方は一時間ほど眠っていた。
1700〕 夕方の餌。少し少なめにしてみた。やはりすごい勢いで食べる。
2100〕 母がベットに入ると、私の布団で休み始め、私が布団に入ると、いつものように一緒に寝始
 めた。お通じ無し。
発作3日後(2004年
96日)
 明け方お通じあり。母がリハビリ通院の為、家を空けるのが心配で、通院途中、動物病院に寄り、検査
 も兼ねて小鉄を預けた。やはり出掛ける準備をしていると、異常に甲高い声でキュイーンキュイーンと
 鳴き叫び不安を訴えていた。車中も鳴き続けた。昼頃、動物病院へ電話し様子を聞くと、落ち着いて
 いるとの事。
16時頃、帰りにそのまま母と小鉄を迎えに。
 病院に入ると、やはりキュイーンキュイーンと鳴き叫んでいる小鉄の声が聞こえた。血液検査の結果は
 脱水少々、肝機能の
値が高いとの結果。ALB4.22/dl、ALT269U/L、AST154U/L、Ht56%。肝臓の
 注射をしたとの事。肝臓の薬二種類(
30日分)と精神薬が別のもので(5日分)処方あり。
 
頭のレントゲンは、額の所に白い小さな影があるとの事。レントゲンで診られるのはこれが限界との事。
 心配なら東大で検査受けてみる?と電話番号教えて下さった。帰りの車中は落ち着き有り。
 夕方の餌は、相変わらずすごい勢い。水もすごく飲む。でも、表情は和らいでいる。目つきが戻った。
 遊べ!と強くせがまれたが、疲れるとソファーで眠り、
22時頃母がベットに入ると、やはり私の布団で
 眠っている。
23時頃発作らしきものがあり驚いたが、寝ぼけていたのかもしれない。舌をベロンと出して
 寝返ったので、発作かと思ったが違ったようだ。0
時過ぎに私が布団に入ると添い寝してきて、夜中も
 場所は変えてはいたが、いつも通りに朝を迎えた。
発作4日後(2004年
97日)
 食事、水の勢いは依然すごいが、母を送り出す準備をしていても、鳴き叫ぶ事なく、発作前に戻った。
 自分も外へ行くのだとソワソワしている程度。散歩時も、あてども無くリードを引っ張ることはなく、これも
 発作前に戻った。お通じは柔らかめ。他の犬とのふれあいも大丈夫。先生からの電話時にそれを伝え
 ると、精神薬は止めようとの指示。朝飲ませ忘れても落ち着いていたから。夕方の肝臓の薬は続けるよ
 うにとの事。散歩から帰宅し、私が買い物へ出掛けている一時間半も、いつも通り留守番できた。
 東大は少し見合わせよう。麻酔が心配でもあるので。
 夜、たけしの番組で、肝ガンから肝臓が機能しない血液が逆流し、精神異常の症状が出た患者を取り
 上げていた。小鉄も血液検査で肝機能が異常に高かった。肝臓に対する治療をしたら落ち着いた。
 もしかして、肝機能からの異常な不安症状だった? けいれんも肝機能低下によるものではないか?
発作5日後(2004年
98日)
 朝夕の食事、やはりがっつく。私達の食卓にも手を出さんばかりの感じ。日中は、あまりにも風が強く
 散歩は中止。発作前と同じように過ごしていた。今日は、ネットで“てんかん”“肝機能”を調べてみた。
 肝臓の病気から脳症を起こすこともあるらしい。
発作6日後(2004年
99日)
 朝の食事は、散歩から帰宅してから平らげた。完全に発作前に戻ったように感じる。後は、肝機能の
 数値を正常に戻す事。そうすれば、少し安心?
発作7日後(2004年
910日)
 
ほぼ、発作前に戻る。猫とも仲直り。追いかけられたり追いかけたりと遊び始めた。
発作30日後(2004年
102日)
 血液検査の為に病院へ。結果良好。
ALB4.12と高めだが、他正常範囲。Ht55%で脱水はあるので
 水分摂取を心がけるようにとの事。

初回発作より58日後に再発の気配(2004年1030日)
 
前日、前々日と洋ナシを食べた。朝9時、母を送り出す時、車椅子の母の膝の上で様子が変。しきりに後ずさりして落ち着きがない。私が抱き上げたが同じ。母を見送り、すぐに家に戻り様子を観察。
 足が立たないとかは無いが、落ち着きなく部屋をうろつき、伏せをしてみるが、すぐに立ち上がりうろつく。目線も上目使いで私を見る。病院へ電話。
940分出発。10時ちょい過ぎに到着。車中で正気に戻っていた。病院にて血液検査。問題なし。ただ、いつも車に乗ると、ハァ!ハァ!とすごい息使い。これで脱水になるのか、いつも脱水は指摘される。
 
母の膝の上でリードが引っかかり、首が締め付けられた? 少し舌が青かった。何らかの痛みがあったのか、部屋では尻尾を下げて背を丸めていたと先生に伝えたら、所見ではけいれんと診断できないので、痛み止めの注射をしておきましょうと。注射一本で帰宅。帰宅後餌を食べて普通。

再発気配の翌日(2004年1031日)
 
昼にミカン一房食べた。昨日もそうだったが、朝は元気が無い。一番遅くまで寝ているのはいつもの小鉄だが、呼んでもひたすら寝ている。猫が小鉄の餌を食べようとすると、すごい剣幕で吠え掛かり追いかけるが、前回のけいれん発作後よりはまだ普通。
 今日は、小鉄の毛をカットし、散歩は無しにした。母にオモチャを投げて貰ったりして遊んでいた時、夜8時頃より、昨日の朝のように部屋をうろつく。私の膝の上に乗せ覆うようにしてやると少し落ち着いたように感じたが、すぐに立ち上がりうろつく。膝に乗せる時、お腹に触れると「クックッ」と言う。
 お腹が痛いのかも。発作をネットで検索してみる。「過呼吸症候群」とか? 犬に過呼吸ってないか…。

初回発作より約6ヶ月後に再々発(2005127日)
 
散歩中に発作。私のタイミングと合わずに、網の上で転び、着させていたコートに前足が入り込み、立とうにも立てずに慌てたようだ。すぐに抱き上げて足を出してやったが、そのまま発作。すぐに帰宅(約5分)。座薬入れて10分(5分?)程で治まったが病院へ。車を取りに行っている間、やはり不安症状示す。車中もキャンキャンと鳴いていた。
 レントゲン(頭部)、血液検査、特に異常なしだが膵臓の値が少し高めとの事。
GGT 9U/R、 GLU136.1mg/dl、LIPA 2640U/L、HT 60%、BUN/CREA 26.3が血液検査で引っかかった。
 
だが、治療範囲ではないので、心配ないとの事。以前の大きな発作時に示したような、不安症状を出すので、肝臓の治療は?としつこく先生に聞いたところ、念のため、強肝剤とビタミンの注射しておきましょうということになる。病院到着後しきりに鳴いていた。しだいに落ち着いたが、採血と注射では、今までに聞いた事が無いような鳴き方をした。
 帰宅後、ふやかしたドライフードを一気に食べてしまった。暫くフラフラと部屋を歩いていたが、疲れたのか寝始めた。母の帰宅後、遊べー!とキュイーンキュイーンとうるさい。やはり、少し落ち着きないかもしれない。

初回発作より約8ヶ月半後に4回目の発作(2005年316日)
 
14時に外出から帰宅し、「ただいま〜!」と台所のドアを開けると、大喜びで飛んで来たが、すぐにふらつき、チョロチョロと失禁。すぐに抱き上げた。かるい発作だったようだ。舌が紫。その後下ろすと、朝、ふやかしてあげたドライフードを吐き出した。吐ききったら、泡状のものをドバッと吐き失禁しながら部屋を歩き回る。座薬を入れ、抱きながら落ち着かせたが、下ろすとトイレに行き、柔らかい便をした。座薬も出てしまった。その後様子をみていたら、落ち着き舌の色も普通になり赤くなった。新しいオモチャで遊んでいた。夜シャンプー。食欲普通。

初回発作より約19ヶ月後に5回目の発作(200628日)
 
750頃、小鉄てんかん発作。胃液の様なものを吐く。すぐに抱き上げたが、更に吐く。座薬入れて落ち着いたように感じたが、失禁とまた吐いた。少しだけ散歩に出してみた。リードをいつも以上に引っ張る。すぐに帰宅して、母の病院の為外出しようとすると、ものすごい不安症状をみせる。ギャインギャインとずっと鳴きしがみ付いてくる。
 母の膀胱炎の為、
どうしても今日は病院へ行かなければならず留守番させたが、ドアを閉めても狂ったように鳴いていた。リハビリは休み130には帰宅。小鉄の症状落ち着いていたが、ゴミ箱のレジ袋を少しだけ食べていた。明日は病院へ連れて行かなきゃ。
 
翌日の血液検査結果:GGT8U/L、LIPA2636U/L、電解質K5.4のみひっかかったが、大きな問題はないそうだ(Ht57%でやはり脱水)。寒い中、サマーカットしてしまったのもいけなかったのか…?
 
カットした後の発作が多いような気がすると先生に話したら、色々な要素がたまたま合った時に起きるのかもしれませんねと。。。

初回発作より約29ヶ月半後に6回目の発作(2006年1220日)
 
深夜PM1155、一緒に布団で寝ていた小鉄が発作。大きな発作だった為、すぐに座薬入れた。少し落ち着いたかなと思ったら二度嘔吐。また発作が強くなり、先生の携帯に電話いれたものの、留守電で連絡取れず。その後、20分程して(座薬を入れてから30分)足はふらついていたが落ち着いた。
 AM
100になり、布団に戻り寝入った。翌日朝600、先生から電話。今は落ち着いているので、朝一で連れて行くと伝え電話を切り、母を送り出してから、少しだけ散歩をさせて病院へ。眼震は少しみられるが、眼底には問題ない。血液検査はLIPA1956U/L、Ht59%のみで、大きな問題はないとの事。
 
嘔吐物に夕方食べたドライフードの未消化のものが混じっていたと話したところ、消化が良いという缶詰「スペシフィックCRW−110個と、前回貰っていた座薬より容量の少ない4mg(一回の使用は半分)の座薬を4個処方してくれた。
 バテバテで帰宅した小鉄。夜は処方食にドライを混ぜたものを食べて良く寝ていた。

初回発作より約32ヶ月後に7回目の発作(200737日)
 
座布団で寝ていた小鉄。PM520、猫に餌をやるのに用意していたら、いきなり、発作の状態で台所に飛び出して来た。落ち着かせようとすぐに抱き上げ、座薬を入れたが治まらず、600にもう2mg追加。620、それでも治まらず、先生に電話。休診日だったが、診て下さるとおっしゃるので急いで病院へ。
 注射二本(痙攣止めと抗生剤)。
20分程で治まり帰宅。診察時に眼震はないが、全身の震えがすごいねと…。目線が合わず立つことも出来なかったが、注射が効いて治まって帰宅出来てよかった。心配で深夜まで起きて様子を見ていた私にふらつきある足取りで近づいてきた。明日は仕事休み。

2007年53
 フィラリア予防と猫の予防接種で病院へ。フィラリアの為の採血があるので、ついでに血液検査。
AMYL
454U/L、CHOL330mg/d、LIPA1995U/L、Ht58%といつもの脱水傾向だとは言われたが、どれも基準値よりほんの少し外れている程度だから心配ないとの事。「スペシフィックCRW−1」を暫く続けてみようと、30個程購入し帰宅。以上です。。。 はる(東京・練馬区) 2007/08/08
 

 

 

 
 まず初めに、テンカンの発作記録を公開してくださった「はる」様に、心から篤く御礼申し上げます。
生き生きと活写された簡潔な文章に、心から感服いたしました。状況が彷彿と目に浮かんできます。
 フーン、癲癇って厄介なものなんだなあ…。貴重な発作記録を拝読させていただき、最初に浮かんだ素朴な感想がこれでした。そして、飼い主様と主治医殿のご慈愛・ご忍耐・ご努力に対し、敬礼!

 私は獣医師でありながら臨床経験がなく、犬や猫のテンカンを見たことがありません。小学校3年か
4年生のころ、教室で倒れた男の子の口の周りに、黄褐色の泡がブクブクと出てくるのを眺めていました。それをテンカンという病気なんだ、と聞いた記憶がかすかに残っているだけです。

 昔、私が獣医学生だった当時の教科書を探し出し、癲癇について調べると、こう書いてありました。
●癲癇はどんな動物にも起こるが、犬に最も多く発病し、他の動物では稀にしか見られない
○急に意識を失い、同時に痙攣が起こるが、短時間で回復して通常の状態に戻るのが特徴である
●脳腫瘍・脳炎・脳出血・脳内寄生虫などの脳疾患で起こる症候性癲癇と、脳に異常が認められない
 のに発病する真性癲癇の二型がある。

○真性癲癇は原因不明であるが、遺伝との関係が指摘されている(父系よりも母系によって遺伝)。
 そのため根本的療法がなく、抗痙攣剤を投与して痙攣発作を抑制し、自然治癒を待つよりほかない。
●癲癇は慢性経過をとり、数年もしくは終生続くが、転倒時の負傷や窒息を防止すれば生命の危険は
 ほとんどない。発作が起こったときは安静にし、頭頚部を固定するなどして事故防止に努める。

 隠居の私が今さら学者になるわけじゃなし、基礎知識はこれで充分。小鉄くんは真性テンカンで、遺伝は無関係と仮定しておきたい(もしも遺伝によるテンカンであるなら、欠陥商品を作って売った繁殖業者と販売業者の罪は重い。慰謝料1千万円を捧げ、「はる」様に土下座して謝罪すべし!)。

 それらを踏まえた上で、前から気にはしていたけれど、今まで看過してきたあの80年以上も昔の医学書「内科診療の実際」に書かれていることに、正面からぶつかってみます。
 このキッカケを与えてくださったのが「はる」様です。このページの下の方に、「はる様」発のメールを掲載させていただきました。そこに書かれているように、「テンカンはアルカリ尿と関係がある」のではなかろうか、と鋭く見抜かれたのが「はる」様です。まさに慧眼! 敬服、脱帽。本当にスゴイことです。

 酸性・アルカリ性食品を紹介したページの下の方に引用してありますが、上記医学書に書かれている下記の記述が意味することは何か? テンカンとストラバイトの関連性、有りや無しや?

     〔酸性食療法の適応〕 泌尿器疾患(腎盂炎、膀胱炎)、癲癇(てんかん)、喘息、
          片頭痛、テタニー、嘔吐、結核、其他同化作用旺盛期(発育期、恢復期)

 ただいま猛暑の最中、クーラーなき書斎で扇風機の風がそよいでいるものの、脳神経が弛緩して頭の中はモヤモヤ状態です。筋道立った理論を展開できそうもない。とりあえず、理路不整然ながらも断片的なヒラメキを、思いつくまま羅列しておきます(秋になったらキチンと書き直せるかもしれない?)

 小鉄くんは洋ナシやミカンなどアルカリ性食品の果物を好んで食べていた。それにもかかわらず、
8歳になるまでストラバイト由来の膀胱結石とは無縁だった。この幸運の理由は何なのだろうか?

@ヨーキーという犬種は、チワワなどと同様に、ちょっと歩いたり走ったりするだけで尿が酸性化するの
 ではなかろうか。
A室内で寝ているけれど、ケージに閉じ込められているわけではない。自分からオモチャを持ってきて
 飼い主さんに遊んでちょうだいとせがむ。これなら運動不足になるはずがなかろう。
B猫との同居が良かった。追いかけたり追いかけられたりの運動によって、尿がアルカリ性になったま
 ま低下しないという危険事態を、素早く回避できたのではなかろうか(一緒の猫も共に幸いでした)。

 室内で暮らす犬・猫が運動不足や野菜・果物摂取、電磁波、可愛がりすぎによる交感神経弛緩などによって尿がアルカリ性になったまま低下しないとき、体内に溜まった過剰なアルカリを急いで体外へ捨てようとする。それで頻尿になったり、お漏らし(尿失禁)する場合が多い。また、血尿やキラキラ光る砂粒状のストラバイトが出たり、トイレの周りでソワソワ、ウロウロの排尿困難・挙動不審によって、飼い主に緊急事態のシグナルが発せられます(これが細菌感染ではない膀胱炎モドキの正体)。

 ところが、小鉄くんの場合、幸か不幸か、上記@〜Bが機能するため膀胱炎モドキにならなかった。
たまにキラキラ(ストラバイト)を出すことがあっても、飼い主の「はる」様が気付いてくれない。気付いたことがあっても、無頓着・無関心で何も善処してくれない(教えたら動物病院のお客様が減る?)。
 そのため、小鉄君の尿がアルカリ性になったまま低下しないというのに、「はる」様は果物を愛犬に食べさせ、さらに体内のアルカリ度をアップさせてしまった(カルピスもアルカリ性食品だが、舐めた程度では問題なし)。しかし、@〜Bのお蔭で速やかに体内のアルカリが酸で中和され、問題にならなかった。でも、それが良かったのか悪かったのか…。膀胱炎モドキの代わりにテンカンが出たのでは…?

 そもそも、怖い敵がいない安全な室内でのんびり寝そべっていると、交感神経が弛緩して副交感神経優位となり、尿がアルカリ性に傾きがちです。また、野菜や果物などのアルカリ性食品を大量に食べて体内のアルカリ度が急上昇すると、体内で作られた酸類で中和し切れない過剰のアルカリが腎臓で濾過され、体外に捨てられます。このとき、当然、尿がアルカリ性になります。
 腎臓で過剰アルカリを濾過したり、作用の相反する自律神経が絶えずピコピコとスイッチを切り替えたりしているのは、ホメオスタシス(恒常性維持機能)と呼ばれる生理現象です。この働きによって、血液・リンパ液・組織液や細胞液などの体液は、常にpH7.4±0.5の範囲内に調整されています。

 それが何かの拍子で狂い、副交感神経が作動しっぱなしになって交感神経が動かない。あるいは、果物を食べたせいでアルカリ性元素(ナトリウム・カリ・カルシウム・マグネシウムなど)が体内に過剰に蓄積された。このままでは体液の恒常性を維持できなくなる。危険! 危険! 要注意!

 急いでボクを走らせて! 走って、筋肉を疲労させて、乳酸を作って、体内のアルカリを中和したい!ボクがリードを引っ張って走りたがっているのに、「はる」お姉さんは知らん顔。リードを外してくれない。しょうがない、ボクは失神して倒れちゃおう。パタン。
 果物を食べて溜まったアルカリを酸で中和しないといけない。急いで非金属性元素(塩素、硫黄、燐、炭酸、珪酸、ヨード、ブロム、砒素、硼素など)を含む肉や魚を食べさせてくれッ! それなのに、「はる」お姉さんはミカンをくれた。好きだからボクは食べちゃった。でも、ヤバイ。
 肉や魚を食べないと、体液がpH7.45を超えてアルカローシス(アルカリ血症)になり、脳炎やヒステリーになってしまう。脳炎にならなくても、ストラバイトが出て膀胱結石になるかもしれない。膀胱の切開手術はイヤだ。しょうがない、ボクは失神して倒れちゃおう。ドスン。

 テンカンで転倒した瞬間、副交感神経が遮断され、同時に交感神経が作動し、何らかのメカニズムによって過剰アルカリの中和が推進されるのではなかろうか?
(交感神経が極度に緊張すると血管が収縮して高血圧になる。発作時、小鉄くんの舌が真っ青になったのは血管収縮による血流障害では?そうであるなら交感神経緊張の証拠。尿が酸性のはずです)

 また、転倒に伴う痙攣・硬直(筋肉の攣縮)によって、筋肉内で乳酸などが産生されるに違いない。
乳酸は過剰アルカリの中和に奏効し、余れば腎臓で濾過される。故に、テンカン発作後の尿が酸性になる…、のではなかろうか? 
 これがテンカンの真相なのでは…?

 私の勝手な空想にすぎず、学術的裏付けはゼロです。でも、今でもまだ真性テンカンの原因が不明であるなら、一つぐらい破天荒な仮説があったって良いじゃないの。どうせ群盲撫象なんだから。

 小鉄くんの平穏で幸せな日常の生活の中で、ときには@ABが機能しないこともあったのではないでしょうか。雨で散歩に出かけられなかった。ニンゲンの都合が悪くて小鉄くんと遊んでやれなかった。
室内を荒らされないように玄関で留守番させた。猫の機嫌が良くてペロペロ舐めあった。等々、何かの拍子で小鉄くんの尿がアルカリ性になったまま低下しなくなった。膀胱炎モドキで「はる」お姉さんに知らせたのでは間に合わない。それで、テンカンによって我と我が身を自衛したのではないかしら?

 学理の裏付けなんて後回しで構わない。もしも幸い、小鉄くんのストラバイト対策が成功し、尿pHが目まぐるしく上昇下降を繰り返すようになったとき、「オヤッ? このごろテンカンの発作が起きないなあ」、と「はる」様が驚いてくださればシメタもの。私の仮説が正しかったことになります。
 そうなれば嬉しいのですが、どうなるか先のことは予見できません。「はる」様のご協力に頼るのみ。
小鉄くんの健康長寿を願い、「はる」様とのメール交換を続けさせていただきたく切望しております。
幸い、メール公開OKのお許しがいただけましたので、ありがたく以下に掲載させていただきます。

 なお、せっかくの貴重なテンカン記録を、まだ充分に読みこなしていない気がしています。折りあるごとに修正して参りますが、pHスティックご利用の皆様からの忌憚なきご意見を歓迎いたします。
 犬だけでなく、テンカン持ちの猫の飼い主様からも情報をいただけますれば誠に幸甚に存じます。
猫のテンカンは稀だというのが事実なら、それは、もしかしたら、トイレ砂で血尿が目立つお蔭かもしれません。室内で暮らす犬の多くは、排尿・排糞を屋外の地上でする。地面や舗装道路の上だと、血尿が出ても気付かれにくい。
 いっぽう、室内で暮らす猫の多くは室内のトイレで排泄する。そのため、飼い主さんに膀胱炎モドキを気付いてもらえるチャンスが犬よりも格段に多いのではなかろうか。
 その結果、室内暮らしの猫の多くがテンカンにならずに済んでいるのではないかしら?
 つまり、猫も犬もニンゲンも、アルカリ性になったまま低下しない尿を速やかに酸性化してやれば、
遺伝でない真性テンカンを予防できるのではないか、というのが私の脳ミソに閃いた淡い期待です。

 できますならば、人間のテンカン患者の尿pHを教えていただきたいのですが…。人間の場合、尿の
pHチェックが簡単にできますので、テンカン発作前の尿pHがアルカリ性かどうか、すぐ分かります。
もしも発作前の尿が酸性であれば、私の仮説「転倒は自己防衛」がウソということになりましょう。
 でも、多分そうはなりますまい。どうしてかって? ホラ、内科医のバイブルとされる例の医学書に答えが書いてあるじゃないですか。テンカン患者の体内はアルカリ過剰=尿がアルカリ性、だから酸性食品を食べて体内の過剰アルカリを中和すべし、というわけです。〈未完成:2007/08/14 Dr.中島健次記〉
 

 

 


中島先生 大変ご無沙汰しております。このところ、色々とバタバタしており、お返事頂きながら返信出来ずにこんなに月日が経ってしまいました。申し訳ありません。
実は、この所、小鉄のpHチェックも一日二回程のチェックばかり。。。
多少のキラキラがある日もあるのですが、日に一度でも酸性尿が出れば、結石の心配もないという先生のお返事でしたので、酸性になっているかな?の確認をしているだけのような毎日です。

朝一にトイレ掃除をするのですが、キラキラは前日のものだと思います。
夜中にトイレに行く事は殆ど無さそうなので、前日の尿にキラキラがあるのだと思います。朝一の尿は、ほんとにたま〜に、pH6.8などの日があるのですが、殆どがオレンジ色にスティックが変わります。
ベランダには・・・多分・・・出したら大騒ぎです。部屋に入れろ〜入れろ〜と。。。
なんせ、私の布団で、私より多くの場所を占領して寝る小鉄。甘やかして育ててしまいました。

ただ、小鉄は大変元気で、てんかん発作もありません。私の勝手な思い込みなのですが、やはり、この子には果物がいけなかったように感じます。冬場の発作時は、間違いなく果物(ミカン)だと思います。夏場はスイカ。季節の変り目に季節の果物を集中的に買う事の多い私。そんな時に発作が起きていたように感じます。今は一切の果物野菜を禁止しました。

ただ、市販のドライフードに大豆が含まれているんですよね。悩んだ末、ドライフードもPhコントロールに替えてみようかと、今日注文してみました。
お肉もやってみます。毎日は家計的にしんどいので、タイムセールででも牛刺し買って来て食べさせてみようかなと思ってます。また報告させて頂きます。はる(東京・練馬区) 2007/09/29 22:05
 

 

 


 はる様 ご愛犬が元気で、すっかり癲癇の気配が影をひそめたよし、誠に喜ばしく心から御祝い申し上げます。はる様が鋭く見抜かれましたように、恐らく果物、特にミカンのクエン酸が犯人だった可能性が濃厚だと私も思います。断果・断菜によって、今後、小鉄くんが死ぬまで癲癇を再発しなければ、
はる様の読みの正しさが実証されることになりましょう。それは極めて偉大な発見となります。癲癇に
悩む犬や猫ばかりでなく、幼児(成人も)にも大きな光明をもたらすこと間違いなし、と私は思います。

 それはともかく、気になりますのが、まだキラキラ(肉眼可視のストラバイト)が出続けていることです。
猛暑の最中、都内で一番暑いと言われる練馬の鉄筋コンクリートの部屋で、24時間、クーラーを稼動し続けているであろう。室内には、電磁波か電磁波によって酸素分子が破壊されて生じるプラスイオンが充満しているに違いない。外気を吸わせるため、試しに猫と一緒にベランダで寝かせては如何かと提案させていただきましたるところ、「ベランダなんてムリ、とんでもない」とのよし。

 それに続いて、「なんせ、私の布団で」が目に入った瞬間、ピカッと閃きました。小鉄くんは、もうじき9歳で、ニンゲンなら還暦のちょっと前くらいだというのに、まだ赤ん坊のまんまなんじゃなかろうか?
 利口な犬や猫の知能はニンゲンの子の3・4歳に相当する、という話を良く聞きます。でも、実際に私の孫たちを見ておりますと、そんな話は信じられない。ニンゲンの1歳半児の方が遥かに利口です。
 たとえば、孫娘の激しい夜泣きが止んだのは、箒に乗った魔女やゲゲゲの鬼太郎など恐怖を知ったからだと私は考察しました(ストレスご参照)。2歳頃からは、あれもヤダ、これもヤダ、なんでもヤダ!
爺も腹を立てて「ヤダ子さん」と呼んだほど、自我の芽生えというか自立心が活発になりました。5歳の今では、一人前のオトナみたいなことを考えたり言ったりして、うかつに子供扱いできません。
 また、今年、2歳になった弟も同じで、何でもジブン、ジブン。ブランコに座らせてあげようとして抱き上げると、ジブンで乗るんだと言って爺の手を振り切ります。幼児の反抗期は、自我の形成に不可欠なんでしょうね。自我=誇り、自尊、自立。幼児が自分を構築するための大切な第一歩なんだと思います。

 ひるがえって小鉄くんたち愛玩犬は、ニンゲンに可愛いと思ってもらえなければ生きてゆけない。あのテレビで見た崖っぷち犬のような健気な自立心は有害無益。ひたすら可愛いがられる赤ん坊のままであり続けること。それが、愛玩犬という種が絶滅を回避するための遺伝情報ではなかろうか。ニンゲンの子がオトナになるために、親離れ・子離れの儀式は不可欠。だが、愛玩犬たちには無縁のこと。ただひたすら、ご主人様を頼り、ご主人様に可愛がられ、可愛がられ続けて生涯を終える。

 そのため、ニンゲンの幼児と違って、愛玩犬のホメオスタシス(恒常性維持機能)は退化しているのかもしれない。敵の襲撃に脅える心配のない安全で快適な室内で暮らしているから、警戒心・恐怖心・不快感とは無縁となる。夜は優しいご主人様の暖かい布団の中で寝かせてもらって、恐いものは何にもない。魔女も妖怪も関係ない。交感神経が緊張することなく常に弛緩し、代わって副交感神経優位となり、血管が拡張して尿はアルカリ性になる。緊張ゼロだから、尿はアルカリ性になったまま。その結果、夜になるとキラキラが出てくるのではないだろうか。もちろん、ただの空想にすぎません。

 でも、取るに足らない空想にすぎないかどうか、試していただけますれば誠に幸甚に存じます。
昭和40年頃まで日本の犬たちの常食だった「イヌマンマ」を、小鉄くんに食べさせていただけませんか。残飯にミソ汁をぶっかけたものがイヌマンマです。味噌は弱いアルカリ性食品ですが、米や麦など酸性食品の効果を凌駕するほどではないので、尿がアルカリ性になる心配はありません。ミソ汁のダシには鰹節OK、煮干やコンブはノーです。当面、肉も食べさせないでおいてください。

 イヌマンマには、ストラバイトの原料である燐酸・アンモニウム・マグネシウムが含まれていません。
だから、小鉄くんの尿がアルカリ性になったまま低下しなくても、ストラバイトの元である三重燐酸結晶が析出するはずなし。したがって、キラキラが出るはずなし。ぜひ、お試しいただきたく願い上げます。
それでも解決できなければ、萎びかけた脳ミソを振り絞って再考させていただきます。敬具
                                            2007/10/01 Dr.中島健次拝
 

 

 

 (ヒトのテンカン患者や猫の飼い主様たちからの寄稿予定欄)

 

 はる様(小鉄くんの飼い主)からのメール

 

 
中島先生 早速のお返事ありがとうございました。何年か前にもキラキラしたものに気づいた事がありましたが、そんな大変な事とは思っておらず、気をつけて見ておりませんでした。
三週間ほど前にペットシートをボロボロにして食べてしまい、お腹をおかしくしてしまうは、吐くはで大変だったもので、トイレにペットシートを敷くのをやめたのです。新聞にした事で、キラキラが目立ち、そこでまた気がつきました。気になるし一度検査して貰おうかなと、トイレの新聞を持って今日病院へ。。。

顕微鏡で診て下さり、ストラバイトとの診断でした。治療方針として、積極的に行くか、消極的に行くかは飼い主次第とのお話で、積極的にとは、エコーなどで結石が無いか調べる、消極的(経過観察?)としてはフードを替えて様子を見るとの二つの選択に答が見つからず・・・というか、病気そのものの理解が出来ておらず。。。
今は摘めない程の砂状態であるが、どの程度膀胱や腎臓で結石になっている可能性があるのか、様子を見ている間に大変な事にならないだろうかと、不安になりあちこち検索して中島先生のHPに辿り着けたのです。
膀胱や腎臓で石になっていたら手遅れなんですよね?
やはり一度エコー検査受けてみたほうが良いのでしょうか?
果物が大好きな子で、たくさんでなければ食べさせても良いとの我が家の愛犬の主治医がおっしゃっておりましたので、人間の食べ物は他一切あげないようにしておりますが、果物(この一ヶ月は特にスイカ)だけは食べさせておりました。
ウェットフードも野菜の入っているタイプをずーっと食べさせておりました。
もう・・・手遅れかも・・・と目の前真っ暗です。

ただ今、オモチャを投げてやったりして遊ばせました。必死になっておもちゃを運んで来ておりましたが、運動になったかこれも不安。遊んだ後、トイレでおしっこしソファで気持ち良さそうに寝入ってしまいました。早速、キラキラ観察したくて凝視したのですが、乾かないとわからないですね。
ストラバイトの事、少しでも理解できるよう、先生のHP、隅々まで拝読させて頂きます。
取り急ぎ、お返事のお礼まで。。。  はる(東京・練馬区) 2007/07/10
 

 

 


> 何年か前にもキラキラしたものに気づいた事がありましたが、
●幸運にも肉を食べさせたとか、2階までマンションの階段を駆け上がったかして、尿が酸性化したのではないかしら。それで膀胱結石にならずに済んだのだと推察されます。本当にラッキーでした。

> 膀胱や腎臓で石になっていたら手遅れなんですよね?
●「結石化したら手遅れだ」という意味は、結石になってしまうと運動で尿pHを低下させても溶けなくなり、素人の手に負えない。だから手遅れだというわけでして、膀胱の切開手術で結石を摘出するのは獣医師にとって簡単な仕事であり、犬への負担も大したことではありません。

> やはり一度エコー検査受けてみたほうが良いのでしょうか?
●血尿が出ていないので、たぶん大丈夫。結石はまだ出来ていないと思われます。でも、安心のため念のためエコー検査を、お勧めいたします。ただし、主治医の診療方針が最優先されるべきです。
主治医は必要ないと考えているかもしれないので、どうぞ、それに従ってください。

> 先生のHP、。隅々まで拝読させて頂きます。
●隅々までと私が申しましたのはコトバのアヤでして、ぜひ読んでいただきたいのは、これだけです。
pH検査の基本http://www4.ocn.ne.jp/~ken2/base.html
尿pHは変化http://www4.ocn.ne.jp/~ken2/urine-ph.htm
運動第一http://www4.ocn.ne.jp/~ken2/undou.htm
〈犬の巻〉http://www4.ocn.ne.jp/~ken2/run-run-run.htm
肉食オンリーhttp://www4.ocn.ne.jp/~ken2/food.htm
ストラバイトhttp://www4.ocn.ne.jp/~ken2/struvite.htm           2007/07/11 Dr.中島健次拝

 はる様 前メールで一番肝心なことを書き忘れました。
今日も雨で外に出られないなら、お住まいの階段を走らせては如何でしょうか?
ただし、ご近所トラブルを招く恐れがありますので、状況判断を誤らぬよう願います。
激しい運動を必要とするコーギーに比べたら、ご愛犬はそれほどの運動をさせなくても尿pHが低下するはずです。尿pHチェックで確かめていただけるまで、とにかく、やみくもに運動させてあげてください。
その愛の鞭が愛犬を救います。膀胱切開をせずに済むのだから、息が切れるまで走らせてください。
無知の鞭もて我が子を追い詰め、膀胱切開・陰茎切除。
そうなりませぬよう、お祈り申し上げます。敬具                2007/07/11 Dr.中島健次拝
 

 

 


中島先生 ご報告です!
昨夜、20分程でしたかしら、オモチャを投げては持って来させる遊びをさせ、一休みした際のおしっこ・・・朝、乾いており確かめてみると、やはりキラキラ。すぐにトイレ掃除し、きれいな新聞紙。
6時半頃、朝のフードを食べ、いつもの朝一おしっこ。その新聞をベランダで乾かす為新しい新聞紙に取替え、さらにもう一度した新聞紙も同じようにし・・・仕事から戻り、乾いた新聞紙を見ると・・・無い!キラキラが無い!無い!無ーい!! もうびっくりです。

小雨降る中、お散歩にも出掛けました。(帰宅後すぐシャンプーさせ)走りました!私がバテました。
おしっこする度チェックしておりますが、本日一日キラキラ無しです。
このところ、忙しく、お散歩も十分とは言えず、キラキラを見つけながら、スイカやメロン、グレープフルーツにバナナ・・・ほんの少しと言えども与えていた恐ろしい飼い主。。。
良かったです、中島先生のサイトにたどり着けて!
中島先生!本当に素晴らしいです! pHチェックするのが楽しみ(?)です。
取り急ぎ、ご報告したくメール致しました。本当に有難うございました!!! はる 2007/07/11 23:41
 

 

 

 
 はる様 キラキラが消えて良かったですね。とりあえず、今回のストラバイトが結石化することは「はる」様の努力によって防がれました。ひとまず安心です。pHスティックが届くまで同じ程度の運動を続けていただき、スティックが届きましたら、真っ先に運動中や運動後の尿pHをチェックしてください。
 ヨーキーの場合、たぶん飼い主様がゼイゼイと息切れするほどの運動量は必要ないはずです。
トイレ散歩で確実に尿pHを低下させるには、何キロくらい歩けば良いのか。これの大よその見当を付けていただくために、尿のpHチェックをしていただくわけです。
 また、良く運動したゴホービに、数日間だけでも結構ですので、「生肉まぜゴハン」をゴチソウしてあげてください(野菜・果物厳禁です)。生肉を食べてくれないかもしれませんので、食べなければ人間が食べるつもりで、馬刺しとか鶏の手羽とかがお勧めです。ご愛犬が生肉を食べてくれなけれないときは、豚コマなど安価な肉を煮たり焼いたりするか、あるいはハムや生魚・干し魚などを試してみてください。
 尿pHが目まぐるしく上昇・下降するようになれば、元の餌に戻してもOKです。2007/07/12 中島拝
 

 

 

 
中島先生 本日、pHスティック届きました。ありがとうございました。明日には振込み致します。
さて、家でのトイレタイムのタイミングがうまく掴めず。。。
あー!と思ったときには、トイレから出て来てしまうし。。。
今日は諦めて、明日の朝一おしっこ&お散歩でゲットしたいと思います。

スティックの使用に関しての注意点ですが、袋から出してしまったものを、タイミング掴めず使用しなかった場合、袋に戻しても大丈夫なのでしょうか?
袋から数本出して(取り出しやすいよう数本だけ持って出たいなと)、お散歩に出たいと思うのですが、湿気を帯びて使用できなくなったりしますか?

生肉ごはんですが、ちょっと勇気がいりますね。今まで一度も与えた事が無いのです。
フルーツを平気で与えておいておかしな話ですね。無知とは恐ろしいものです。
pHスティックで暫くデーター取ってから、生肉ごはん試してみます。
でも、うちの小鉄(犬の名です)の主治医が、暫くはウォルサムpHコントロール食を続けましょうとおっしゃっておりましたので、もう1ケースだけ買ってみます。

夜泣きではありませんが、小鉄には、四年程前からてんかん発作の持病があります(昼夜問わず)。
脳の異常な興奮がてんかん発作を起こすのですよね?
もしかして、アルカリ尿と関係してますでしょうか?
発作時の細かい記録は残しておりますが、尿の状態までは記録しておりませんが。。。
思い込みかもしれませんが、発作起こした時程、私もいろいろと気にかけて世話をしているので、キラキラに気づいた可能性があるかも。
小さな命と言えども、大切な命。我が家には、雑種の猫も一匹おります。二匹とも、どうか健康で長生きしてね・・・と祈ってしまいます。長々失礼致しました。 はる(東京・練馬区) 2007/07/12 23:45
 

 

 

 
> 夜泣きではありませんが、小鉄には、四年程前から
> てんかん発作の持病があります。(昼夜問わず)
> 脳の異常な興奮がてんかん発作を起こすのですよね?
> もしかして、アルカリ尿と関係してますでしょうか?

●尿がアルカリ性になったまま低下しないことで起こるストラバイトが「癲癇」と相関性あるのではないか、とのご指摘をいただきましたのが「はる」様で3人目です。
臨床経験がない私は、犬や猫の癲癇症状を知らず、発症のメカニズムも勉強したことがありません。
唯一の知識は、人間の癲癇患者に酸性食品を食べさせる食療法があることだけです。
http://www4.ocn.ne.jp/~ken2/food.htm の下の方に、先日お届けした酸性・アルカリ性食品の資料を紹介しておきましたので、これで類推していただきたく願います。
これを好機に、犬猫の癲癇とアルカリ尿との関係を私なりに考察してみたいと思います。その資料として、ご愛犬の癲癇症状の記録を私のHPに公表していただけませんでしょうか。
それと、小鉄くんの写真や「はる」様のコメントをお寄せいただけますれば、誠に幸甚に存じます。
もちろん無理にお願いするものではございません。お気が向きましたら、ぜひ、お願い申し上げます。

> 袋から出してしまったものを、タイミング掴めず使用しなかった場合、
> 袋に戻しても大丈夫なのでしょうか?
> 袋から数本出して(取り出しやすいよう数本だけ持って出たいなと)
> お散歩に出たいと思うのですが、湿気を帯びて 使用できなくなったりしますか?

●吸湿して性能劣化するのは半年後くらいですので、どうぞ全然お気になさらずに使ってください。                                               2007/07/13 Dr.中島健次拝
 

 

 

 
中島先生 かなりびっくりしております。同じように感じた方が私のほかに二人もいらっしゃるとは。。。
記録の公表という程大そうな記録ではありませんが、お役に立てますでしょうか?
私の記録と言いましても、いついつこんな風に発作が始まり、抱いて落ち着かせようとしたが治まらず座薬を使ったとか、その日の出来事でいつもと違う気になる点をメモしていた程度です。
食べた物や尿まで記録してないのです。

そのメモの束を読み返してみると、発作時に共通する点は、失禁、嘔吐(未消化のフードだったり黄色い胃液だったり)が伴う事です。
その中で、ビニール(ペットシートやレジ袋)等を食べてしまったと書いた日もありました。
ただ、ビニールを食べてしまうのは発作のあった時以外でもしていた悪癖なので、てんかんと繋げて考えておりませんでした。胸焼け等でこういう変な物を食べるのだろうか?くらいに。。。
先生の図にアルカリ尿が続くとという欄に夜泣きと胃潰瘍の記述がありましたよね?
ハッとしたんです。何か・・・一致する?と。。。
今回もペットシート&レジ袋を食べては吐き下痢をし、キラキラしたおしっこに気がついた次第で、もしかしたら、このまま放置すれば発作が起こったかもしれません。

本日のpHチェックは、朝フード食べた後の朝一、10時頃の散歩(ダッシュ)、夜フード食べた後の散歩(ダッシュ)、どれもpH5.2〜5.6の範囲でした。これで大丈夫でしょうか?範囲が狭くないでしょうか?
まだまだ始めたばかりで、これで大丈夫?やりかた間違ってないかな?と不安になったりしております。

てんかん発作の記録は、きちんと整理し、血液検査で指摘された部分等と併せてまとめてみます。
小鉄の一番可愛い写真を添えて改めて送らせて頂きます。何かとバタバタし、まとまった時間がなかなか取れず、少しずつ整理してまいります。少しお時間を下さい。

酸性食品、アルカリ食品リストを参考に、良き飼い主となれるよう頑張ります!
まずは、pHスティックで健康管理に努めます。  はる(東京・練馬区) 2007/07/14 00:41
 

 

 

 
 はる様 ご愛犬の癲癇記録をご公表いただけますこと誠にありがたく心から篤く御礼申し上げます。
貴重な記録は全文無修正で掲載させていただきます。ご愛犬の可愛い写真をお待ちしております。
貴重な記録ですので実名での公表をお勧め申し上げますが、もちろん匿名でも構いません。匿名がよろしければ、どうぞお好みの呼び名をご指示願います。
それと、私が小鉄くんの癲癇に行き着いたのは、こういう事情があったからだったという説明のために、「はる」様とのメール交信を同じページに掲載させていただけませんでしょうか?
何卒お許しくださいますよう、伏してお願い申し上げます。

> 本日のpHチェックは、朝食後の朝一、10 時頃の散歩(ダッシュ)、 夜食後の散歩(ダッシュ)、
> どれもpH5.2〜5.6の範囲でした。これで大丈夫でしょうか?  範囲が狭くないでしょうか?

●ちょっとおかしい。pHが下がりすぎてます。健康な犬に病院食が効き過ぎているのではないかしら?
あるいは、ダッシュ=突進? これが運動過重なのか?
夜、室内でリラックスしているとき、弱酸性〜アルカリ性になりますので、これを先ず確認してください。
もしも、夜もpH6以下の酸性でしたら、病院食を止めて従来のフードを食べさせ、ダッシュを止め、数日間、食後と散歩中の尿pHをチェックし続けてください。それでも尿pHがアップしなければ、ニンゲンなら痛風や糖尿病を疑うことになります。                      2007/07/14 Dr.中島健次拝
 

 

 

 
中島先生 本日も、小鉄の尿pH5.2〜5.6の範囲です。雨の為お散歩もしませんでした。オモチャ投げ運動も少なくしてみました。朝のチェックは忙しくて出来ませんでした。

仕事から帰宅した夕方、それまで寝ていただろう小鉄ですが、私の帰宅で少しはしゃいではおりましたが、20分後の尿はpH5.6。夕食より、pHコントロール食をやめてみました。これを処方される前に、やはり病院で処方されてこの数ヶ月食べさせていたスペシフィックCRW1というウェットフードと、市販のお魚主体のドライフードを混ぜたものに戻してみました。食後の尿pHは5.2でした。

20時から寛ぎモードで、21時から23時までソファーや座布団などでスヤスヤ寝ておりました。
23時のトイレでpHチェック・・・5.6でした。不安です。。。
5月のフィラリア予防時に血液検査受けまして、AMYL454、CHOL330、LIPA1995(食後の検査) と
三点引っかかっております。すい臓の値がどうたらと先生がおっしゃっていたような。。。
でも、基準値よりほんの少し外れているだけだから心配ないと云われて、糖尿病には無縁だと勝手に安心してたんです。隠れ糖尿病(?)って聞いた事があるんですが・・・それだったりして・・・
と、ものすごく心配になって来ました。
暫く、中島先生のご指示の通りにし、チェックを続けてみます。またご報告させていただきます。
追伸:実名での公表、これまでの交信の公表、どうぞ大丈夫ですよ。 はる 2007/07/15 00:46
 

 

 

 
 はる様 貴メールのHP掲載お許しくださり誠にありがとうございます。不都合な箇所の削除、了解しました。それよりも心配なのが、ご愛犬の尿pHです。

@人間なら糖尿病や痛風、または老化に伴う動脈硬化の場合に、こうなります。犬の老化は10歳ぐらいから始ると思っておりましたが、もしかしたらヨーキーは老化が早い犬種なのでしょうか?
Aよくある話ですが、カルシウムを断つことによって尿を酸性化するpHコントロールの病院食を食べさせ続けていると、ストンと尿pHが低下したまま上がらなくなる。それは膀胱に蓚酸カルシウム結石ができたシグナルだそうです。詳しくは、茹で野菜厳禁をお読みになってください。

 それにしても不思議なのは、7月10日にキラキラが見えたということなので、そのとき尿がアルカリ性だったはずです。わずか4・5日で急変するなんて、今まで私は経験したことがありません。
ご愛犬は元気でしょうか? 食欲はありますか? 発熱していませんか?
 歩けるようならば通常のトイレ散歩は続けてください。急病の心配がなければよろしいのですが、
一応、動物病院で診察してもらっては如何でしょうか。           2007/07/15  Dr.中島健次拝

 はる様 前メール発信後、もう一つ別の可能性が頭に浮かんできました。

Bダッシュ、ダッシュが恐怖を与え、嫌われた?
ジャンプできないデブ猫をソファーに投げる投猫療法を勧めるとき、嫌われ役の家人がいなければ実行しないように、と但し書きを付けております。愛猫に嫌われ、恐怖の敵と見られ、交感神経緊張で尿が酸性化したまま上昇しなくなった事例があったからです。

 もしかしたら、小鉄くんもそうだったかもしれない。そうだとしたら、犬では最初の事例となりますが…。
試しに、野菜・果物など好物のアルカリ性食品を食べさせると共に、抱っこして可愛がってリラックスさせてください。夜には必ず尿pHがアップするはずです。ただし、尿がアルカリ性のまま朝まで続くとストラバイトの危険が高まりますので、翌朝は充分に散歩させてください。

 主治医の診療方針が最優先されるのはもちろんで、私は主治医とのトラブルを絶対に回避しなければならない立場です。ですから、病院食を止めよとは申しません。「はる」様のご判断に委ねます。
                                            2007/07/15  Dr.中島健次拝
 

 

 

 
中島先生 本日は生憎の天気の為、お散歩は行けませんでした。ですが、本日は私の仕事がお休みの為、時間に追われることなく、一日のんびり過ごしました。オモチャ遊びもし、留守番する事もなく、小鉄にさほど不満はなかったと思います。

ご報告です。午前中、母とダラリダラリとし、小鉄も傍らでグーグー寝ておりました。
お昼過ぎ、朝から数粒残っていたドライフードを食べてトイレへ。。。
尿pH5.8と6.0の間くらいで微妙だったのですが、昨日より黄色く変化しました。まだ低すぎますか?

夕方5時半ごろフードを食べてトイレへ。。。pH5.8でした。昨日よりは上がってますよね?
やはりpHコントロール食のせいではないでしょうか?

果物でアルカリ性に傾いたのが結晶の原因であり、果物を一切やめて運動のみで良かったところへ、
pHコントロール食になった為、酸性の尿が続いたとは考えられませんでしょうか?
コントロール食と運動が同時に始まった事で、下がったままになったと考えられませんでしょうか?

ダッシュは無理強いしてないと思います。何せ、私の方が先にバテて休みますから。
それと・・・小鉄は私が大好きです(←と私だけが思い込んでるだけかも)。でも、交感神経緊張、あるかもしれません。何分、我が家は、半身に軽い麻痺のある母との二人+二匹の家族ですから、年中バタバタしております。イライラする事もあり、朝の忙しい時間などは、母に怒る事も度々あります。
そんな時、小鉄も猫も、部屋の隅で固まってます。
そんな生活の中、小鉄の交感神経は緊張状態なのかもしれません。

本人(本犬)は、いつもと変わらず元気なんです。よく食べよく遊びよく寝て・・・。
ただ、一昨日、油断してペットシートをトイレにひきましたら、またやられました。ボロボロに・・・。
これって、何でしょう?自分の糞を食べてしまう犬がいると聞きました。
それと同じような、ただの悪癖なんでしょうか?
あと、猫のトイレの砂ですが、猫の足について床に落ちてしまうのですが、小鉄がそれを食べてしまうんです。食べてしまうから、安全な物と思って、おからが原料の砂を使ってます。でも、大豆は良くないんですよね? たくさんではないのですが、一粒二粒でも良くないでしょうか?

CRWの前までずーっと与えていた缶詰は、野菜の入ったものだったので残っていたものは全部処分しました。いざ、処方食をやめて普通食にしようと買いに出たのですが、さて、どれが良いのかと悩み、
結局買わずに帰って来てしまったのです。
結石がすでに出来ていたら・・・と思うと、果物は勇気が無くて食べさせられませんでした。。。
すみません、今夜も長いメールの送信になっちゃいました。 はる(東京N区) 2007/07/16 01:04

中島先生 おはようございます。大変です。夜中にした尿なのか・・・今朝のトイレにキラキラ発見です。
今朝は6時起床。6時15分、小鉄に朝のフード。6時25分にトイレ。尿pH6.6になっています。
昨日の運動不足が原因でしょうか? pH6.6は結晶が出てしまう数値でしょうか?
とにかく、今日は小鉄と走ってきます。pHが急に上がってしまったので、取り急ぎご連絡しました。
                                     はる(東京・練馬区) 2007/07/16 06:43
 

 

 

 
 はる様 キラキラが出ては困るのですが、今度ばかりは出てくれてホッと安心いたしました。
これで少なくとも、ご愛犬の腎臓機能が正常であることが判明しました。良かったです。

> 尿pH6.6になっています。昨日の運動不足が原因でしょうか?
>pH6.6は結晶が出てしまう数値でしょうか?

●朝一番尿にキラキラが出たのは、夜間、ご愛犬の睡眠中、ずーっと尿がアルカリ性だったんだと思います。朝、散歩中にダッシュさせれば、尿pHは必ず一過性に低下しますので、もう心配ありません。
犬や猫の多くは家人の喜怒哀楽に敏感に反応します。
昨晩、ご病母とのイサカイがなかったのではないかしら?
それが嬉しくて副交感神経が作動して尿がアルカリ性になったのではないでしょうか。
とりあえず、小鉄くんが大丈夫であることを知り安心いたしました。    2007/07/16  Dr.中島健次拝
 

 

 

 
中島先生 毎日すみません。今日一日、小鉄の尿pHが下がらず、一時8.0にまでなってしまいました。
小鉄にとって、ダッシュではなく、オモチャ投げ運動の方が交感神経の働きが強くなって尿が酸性化するような気がしてきました。
朝、一時間散歩に出て、猛ダッシュ一分×数回など試してみましたが、三回チェックでpH7.0が三回。
帰宅後、急な来客があり、夕方までチェック出来ず。心配になり夕方のフードは、pHコントロールにしてしまいました。一時間半くらいお留守番。19時過ぎに15分程散歩。
なんと、pH7.8、pH8.0と下がらず。。。トイレにもキラキラ有り。
22時頃、少しだけオモチャ投げ運動。トイレに駆け込んだ小鉄に私が間に合わず、仕方なく、おちんちんの先に付いた尿にスティックあててみました。pH7.0でした。

オモチャ投げは、とても集中するようです。投げてやると持ってきますが、すんなり私に渡してくれません。スキをみて取り上げて、目の前で左右に行ったり来たり。。。 数回それをした後、思いっきり転がすように投げてやると走って追いかけます。その後のpHチェックで7.0。
どうでしょう? 小鉄はオモチャ投げが向いているのではないでしょうか? 気のせいでしょうか?
腎機能が大丈夫と聞き、本当に安心しました。ありがとうございました。明日もチェック続けます。
                                          はる(東京・練馬区) 2007/07/16 23:59
 

 

 

 
 はる様 尿pHが一過性に急上昇してpH8.0になることがあっても、再び急低下して一過性に酸性になるのであれば、それは健康であることの証拠です。何の心配もいりません。こんなに尿pHがアップするようになって良かった。本当に良かった。まだ動脈硬化の心配なし。老化は始ってないと思われます。
ただし、オモチャ投げ運動で、もっとスッと尿pHがダウンしてもよさそうなのですが…。
 もしかしたら、ホットカーペットや携帯電話、パソコン、冷蔵庫など電磁波を放射している電気製品に身体を摺り寄せていることはありませんか?

 人間も犬も猫も夜になると交感神経の緊張がゆるんで尿pHがアップしますが、睡眠中に体内の過剰な酸類が腎臓で濾過されるため、朝一番尿は酸性になるのが普通です。それには人間の主食が米などの酸性食品であることも影響していると思います。 だから、犬も猫も、肉など酸性食品を食べさせておけば、朝一番尿が弱酸性〜酸性になるはずです。

 ご愛犬の尿pH7.0はストラバイトの危険あり。毎日一度でもpH6.6以下の尿が出るようにするため、
運動+肉食の励行をお勧め申し上げます。
 なお、ペニスの先に残った尿滴でのpHチェックは、あんまり感心できませんが、排尿直後なら問題ありません。昨日のご質問の回答が遅れており、申し訳ございません。 2007/07/17  Dr.中島健次拝

 はる様 小鉄くんの写真を眺めながら構想を練るつもりでおりますが、これから拝見させていただける癲癇の記録が充実したものであれば、テンカンとストラバイトとの関係に重点をおいた新ページを作りたいなあと考えております。でも、はる様にプレッシャーを与えるのは遠慮すべきですので、どうぞ無理をせずに気軽に願います。遅くなりましたが、07/16 1:04発の貴メールに次のように回答いたします。

> 果物を一切やめて運動のみで良かったところ、コントロール食になった為 とは考えられませんか?
> コントロール食と運動が同時に始まった事で下がったままになったと 考えられませんでしょうか?

●尿pH5.8だろうがpH5.0だろうが、いくら下がっても構わないのです。尿pHが下がったままの状態が長く続き、なかなかアルカリ性にアップしないのが問題だったのです。だから、昨日6:43発のメールで尿pH6.6に上昇したとのご連絡をいただき、ホッと安心した次第です。

> 一昨日、油断してペットシートをトイレに敷きましたら、またやられました。 ボロボロに・・・。

●幼犬でしたら何かのストレスが原因と考えたいところですが、もうじき9歳のご愛犬はストレスじゃないのではなかろうか? ただの悪癖ではなかろうか?

> 小鉄がそれを食べてしまうんです。食べてしまうから、安全な物と思って、おからが原料のトイレ砂を
> 使ってます。でも、大豆は良くないんですよね? 一粒二粒でも良くないでしょうか?

●豆腐製造の残りカスであるオカラもアルカリ性食品のはず。ストラバイト不安があるときは食べさせない方が無難だと思います。ただし、1粒や2粒の微量で悪影響があるかどうか私は分かりません。

> いざ、処方食をやめて普通食にしようと買いに出たのですが、
> さて、どれが良いのかと悩み、結局買わずに帰って来てしまったのです。

●悩む必要なし。大勢の飼い主さんたちと同じように、肉+残飯だけで充分です。
生肉を食べるかどうか、試してみてダメなら、焼いたり煮たりしてください。一番安価な豚コマを茹でて冷蔵庫に保存し、ご飯の残りやウドンやパンなどに混ぜて食べさせれば、必ず食後に酸性の尿が一過性に出てきます。どうぞ、食後に尿pHをチェックしてお確かめください。
 ただし、歓喜・安楽・リラックス、食後のちょいとした何かの拍子で、ピョンと尿pHがアップしますので、あんまり神経質にならないでください。                     2007/07/17  Dr.中島健次拝
 

 

 

 
中島先生 ご丁寧なお返事、ありがとうございました。
そうですね、私は少し神経質になりすぎかもしれません。母の主治医(脳外科)にも言われます。
血液検査でちょいと値が高いと言われると、「何を食べれば良い?どうすれば良い?」状態で質問攻めにします。すると「大丈夫!そのくらいで死なない!」とたしなめられます。

元は、医者不信から始まったこの神経質。自分の知識が全て…というお医者さんが多いと感じるのも、
母の主治医との格闘があったからです。食べられない飲み込めないで、一日ボーっとする状態が一時期ありまして、水頭症を疑うという先生(他科)の意見も合わせて主治医に訴えても、脳卒中で倒れた身体だから仕方ないで済ませてしまうし。
私なりに、水頭症の勉強をしようとネット検索し、高知医科大にその研究をされている脳外科医のサイトに行き着いたのです。これで、確信し、母の今の状態にマッチする!と懲りずにも主治医にまたまた訴え・・・でも、相手にもしてくれず。。。
最後は、鼻水ダラダラで「私はこれから一生この状態の母と生活していくのぉ」と泣きじゃくりましたら、
先生がびっくりしちゃいまして、とうとう私が勝っちゃいました。

術後、先生が検査では解らなかったけれど、髄圧はかなり高かった。良くなるかもと言ってくれた時は
うれし涙とうれし鼻水でした。高次脳機能障害は残っており半身麻痺もあるので車椅子ですが、術前は座位も保てなかった母が本当に元気になったんですよ。
毎年二人で旅行にも行けるようになりました。北海道で温泉&海の幸。滋賀京都大阪へのドライブ旅。去年は、沖縄の海で二人でスキューバーダイビングして来ました。なかなかチャレンジャーな母です。

あれだけ格闘した主治医の「人間の体は教科書通りじゃないんだなぁ」と呟いた言葉が、今でも鮮明に残っています。
あの時は、いくら訴えても聞く耳持ってくれないと憎しみまで感じていた主治医に、今では「先生は宇宙一の脳外科医よ!いや神様かも!」と私が言うと、「僕は神様じゃない」と照れる可愛い先生です。
こういった格闘は、たくさんの患者仲間が経験しております。
もちろん、家族の無理な期待で、これ以上の改善は見られないという方が大半だと思います。
でも、その家族の疑問や訴えに、きちんとした理論で答えて欲しいものです。
「そういう病気で倒れたんだから仕方ない」で片付けられたら堪りません。

研究ってすごいですよね。小鉄も中島先生の研究に救われました。
今、発作時の記録をまとめております。メモ帳にその都度書き込んだもので、それをホチキスで止めた本当にお粗末なものなのですが、先生!やはりアルカリ尿と何か関係があるんではないでしょうか?
まだ、まとめ途中(と大そうな言い回しですが、ワードに打ち込んでるだけです)ですが、洋ナシを二日食べたとかミカンを一房食べたとかの書き込みもあります。気になった事を全て書き込んでいたので、枠外にちょろちょろとそんな事が書いてあったりで、打ち込みしながら気がつきました。
もう少し待っていて下さい。出来るだけ早くお送り致します。ですが、メモの通りに打ち込んでいるので、おかしな文章だと思います。手直しあればどうぞお願いします。

あ!大変!今日の尿pHですが、朝フード食べた後の朝一がpH6.0。雨の為お散歩無しで、9時のトイレでpH6.6。14時頃、10分程度オモチャ投げ運動(結構ハードコース)。17時頃(母の訪問歯科さんが来た為、30分程リードで繋がれた後)pH5.4。その後はタイミング掴めずチェックできず。。。
どうでしょう?緑色が続いた昨日は、どうしようかと思いましたが、オレンジ色の今日、気分は晴れやかになりました。アップダウンもありますよね?  はる(東京・練馬区) 2007/07/18 00:36
 

 

 

 
 はる様 メモそのものが貴重なんだと思います。
そこから何かが読み取れる宝の山なのかもしれません。どうぞ、小奇麗にまとめようと努力なさらず、
そのままでOKです。全文を無修正のまま掲載させていただく予定でおります。

> どうでしょう?緑色が続いた昨日は、どうしようかと思いましたが、
> オレンジ色の今日、気分は晴れやかになりました。アップダウンもありますよね?

●そうなんです。尿pHのアップダウンがあるのが順調なんです。尿pHを弱酸性に維持することが正しいのではなく、上昇・下降を繰り返すことが正常な姿です。だから、動物病院での定期的な尿のpH検査なんてナンセンスこの上なし。飼い主さんに出来ることは飼い主さんにやってもらおうと呼びかけているのですが、残念ながら柳に風です。                      2007/07/18  Dr.中島健次拝
 

 

 

 
中島先生 大変お待たせしております。少々、体調崩しておりました。メモを全部纏めました。
いろいろと考えたのですが、やはり、実名は・・・と。。。
不特定多数の人が出入りするネットの世界で、少々、抵抗を感じる部分もあり。。。

名前等、仮名として打ち変えようと思ったのですが、またまた時間が掛かってしまう為、取り合えず、
先生にだけお送り致します(すみません、誤字脱字あると思います)。ネット公開は少々お待ち下さい。
すみません、突然ご無沙汰した上、我がまま申し上げます。

その後、小鉄の尿pHですが、pH8.0にまで上がる日もあり、キラキラもたまに出ます。
pHコントロール食にすると、低いまま維持し、CRWにするといきなり上がるという具合です。
やはり、人間の食べ物というのは勇気がなく、ドックフードに頼ってしまいます。
人間の食べ物は良くないという、長年の洗脳があるからですね。
ただ、朝一番の尿は、殆どが酸性であります。
pHチェックが日課になりました。表にして細かく書き留めております。はる 2007/08/08 21:24
 

 

 

 
 はる様 貴重なテンカン記録、ありがたく拝受しました。全文そっくりHPに掲載させていただきます。
恐れ入りますが、お気に入りの仮名を決め、ご愛犬の近影を電送していただけませんでしょうか。
写真を頂戴いたしましたら、なるべく早く新ページを発行したいと考えております。

 まだ尿pHが8になってキラキラが出るとのこと。もしかしたら、室内に強力な電磁波の発生源があるのかもしれません。冷蔵庫や電子レンジの近くで寝てかせておられませんでしょうか?
 あるいは、可愛がりすぎなのかもしれません。安心すると交感神経が弛緩して尿はアルカリ性になります。あるいは、室内が快適・安全すぎて恐怖の緊張がなさすぎても交感神経が弛緩します。
ハッと耳をそばだてたり、逆毛が立つほどの緊張もたまには作ってあげてみてください。
                                            2007/08/08  Dr.中島健次拝
 

 

 

 
中島先生 小鉄の尿pH、そうですね、電磁波の影響もあるのかもしれません。冷蔵庫や電子レンジの側で寝る事はないけれど、テレビの横に置いてある座布団の上で寝ている事が多いかもしれません。
何メートル範囲に電磁波の影響があるのでしょうか?

可愛がりすぎ・・・過保護・・・もあるかもしれません。私が仕事に出る日中、エアコンつけて、心地良い状態で留守番をさせます。窓を開けて出ると、外で吠える犬の声に反応し吠えるので、集合住宅ゆえのご近所さまとの兼ね合いで、閉め切った状態で出掛けるもので、どうしても、エアコンはつけて、窓を閉めるので、外からの刺激も少なくなります。
元々、あまり吠える子ではなく、のんきな性格でもあります。散歩中にものすごい剣幕で吠え掛かって来る犬に対しても、最初の一声二声は吠え返しますが、いくら相手が吠え続けても、後は知らん顔です。
とても飼いやすい子ではありますが、緊張感が無いのかもしれません。

pHがグッと上がった日は、オモチャ投げ運動を10分程思いっきりさせると、翌日には下がってくれるみたいです。でもキラキラ出た後は、ちゃんと酸性に下がったのを確認しないと不安になってしまいます。
写真は、今日、良いショットを!とデジカメ片手に追い掛け回したのですが、なかなかうまく撮れず・・・少々前の小鉄ではありますが。。。携帯でのショットですので、画像も粗いかもしれません。

それでは、新しくページが発行されましたら、またお邪魔致します。
暫くは、pHチェックしながら、ベストな生活スタイル見つけます。
また、心配なことがあればご相談させて頂いて宜しいでしょうか? はる 2007/08/10 23:17
 

 

 

 
 はる様 ご愛犬の写真とテンカン資料をHPの新ページに貼り付け完了し、いよいよ私の考察の段階まで漕ぎ付けております。でも、猛暑の最中、クーラーが無い書斎での執筆は遅々として進まず、老いを痛感させられました。恐れ入りますが、もうしばらくご猶予を願います。

 電磁波の影響範囲は諸説あるものの、おおよそ半径1メートル以内。コンセントから1.5m以上離れていれば安全らしいです。ご参考にならないかもしれませんが、電磁波のページを読んでみてください。
 小鉄くんの毎日の尿pHチェックのデータ、ものすごく貴重です。ぜひ、私のHPに掲載させてください。
電磁波や可愛がりすぎで尿がアルカリ性になることは、pHスティックの通販開始後まもなく、飼い主様たちからの疑問・詰問・質問・苦情によって浮上してきました。 可愛がりすぎで尿がアルカリ性になることに気付かされたお蔭で、孫娘の夜泣き笑いマッサージにまで展開しております。
 ちゃんと運動している小鉄くんの尿に、キラキラ(ストラバイト)が頻繁に出現するのは何故なのか?
私にとって初めての事例です。だから、ひょっとして、何か新しい要因が出てくるのでは…。電磁波やノンストレスの他に、何か未知のものが転がり出してくるかもしれません。 2007/08/12 Dr.中島健次拝
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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