| ストラバイトが出た我が子の膀胱切開・ペニス切断を避けるには、予防最優先! それには、何より運動第一。一に運動、二に運動、三四がなくても五に運動。 運動効果(尿の酸性化)を尿のpH(ペーハー、ピーエッチ)検査で確認できます。 ただし、運動オーバーは短命になりがち。愛猫の適正運動量を把握してください。 |
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ストラバイトの予防なんて、あっけないほど簡単です |
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家事は立派な運動だとテレビなどでよく耳にします。でも、コマネズミのように働く主婦もいればグータラママもいて、一概に家事=運動とは言えないのではないかしら。同様に猫の運動観もヒトさまざまのようで、私が運動不足を指摘しても素直に認めない猫の飼い主さんが少なくありません(あれこれ言い訳する前に尿pHをチェックすべし!)。 たとえば、「マンション10階の室内暮らしで地上に降りられないとはいえ、猫タワーに登って跳び下りたり、フロア中を走り回って遊んでいるのだから運動は充分です」、などと言い返されてしまいます。おっしゃる通り、コタツで丸くなっている猫よりも、確かに運動量は多いかもしれません。それなのに、ストラバイト(尿晶)が出てきてしまった。ということは、やっぱり運動不足だったんじゃないの? ご存知ない方がおられるかもかもしれないので、参考のため、自由に地上へ出られる飼い猫たちの生態の一端を描写しておきましょう。イナカ住まいの拙宅の周囲の猫たちの多くは、屋外への出入りが自由です。2階の窓やベランダからも、屋根伝いに平気で地上へ飛び降りてきます。 特に大風の後は、巣から落ちたスズメなど小鳥の雛を食べあさるため、並木道や公園が猫だらけです。地面の餌をついばむ成鳥を狙うときは、姿勢を低くして接近し、まるでトラや♀ライオンみたいに見えます。蛇をいじめイナゴを追いかけ、カマキリや蝶も蛾も食べています。因みに、長野県民が長寿日本一であることの秘密は、イナゴや蜂の子、ゲンゴロウなどの昆虫食にあるらしいと言われています。もしかしたら、屋外に出られる猫が元気な理由の一つは、昆虫食にあるのかもしれませんね。 狩に熱中しすぎて公園の外に出たり、うっかり里山に入ったりすると、サア大変。犬に追われて死に物狂い、全力疾走で近くの木に駆け登る。逃げ足の速いこと速いこと、獲物を追うチータよりも速いのではないかしら。木の上でヤレひと安心、下で吠える犬を目がけてジャーと臭水反撃。顔をびしょ濡れにされた犬たちはスゴスゴと退散(拙宅の亡き柴犬デンは怯まず吠え続け、私が呼ぶまで離れなかった。帰宅後の嫌がるシャンプーが大仕事だった)。 そうなれば、帰宅後、たとえホットカーペットの上で寝ようが、クーラーの効いた室内で寝ようが、フルーツや茹で野菜を食べようが、可愛がられすぎて交感神経が弛緩しようが、それでアルカリ性になった尿pHは一時的なものでしかない。体内がアルカリ過剰で落ち着けなければ(ムズ痒い?)、ブイッと夜遊びに出かけてスリルを味わう。たちどころに尿が酸性化する。そのため、ストラバイトなんて絶対に出来っこないのです。 〔お願い〕 “それなら、自由に外へ遊びに出られるようにしてやろう”。一戸建てやマンション1階にお住まいの飼い主様の中には、そう気軽に考えて、急いで「ペットドア」を取り付けようとなさる方がおられるかもしれません。でも、ちょっと待って! 猫可愛がりに可愛がりすぎて育てられた幸せな猫は、動物生来の危険察知・危険回避本能が欠落しがちです。外出させる前に、どうぞ「のん様」の躾の仕方を参考にしてください。 |
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蛇足ながら、鳥が好きな私は拙宅の庭に美しい地鶏を放し飼いにしてました。亡き柴犬の中島デンが猫やイタチ、タヌキ、カラスなどの侵入を撃退してくれたお蔭で、可愛い雛たちも無事に成鳥になりました。地鶏の餌のおこぼれを狙って、スズメなどの小鳥はもちろん、土鳩やムクドリなども毎日やってきました。 死んだデンを焼いた日の夜、真夜中に響くけたたましき悲鳴。慌てて飛び起き懐中電灯で鳥小屋を照らすと、首を食い千切られて地鶏全滅。姿は見えねど憎っきイタチめ。愛犬と愛鳥を失った悲しみに耐えつつ、長年の習慣で野鳥たちのために餌を撒き続けました。それがイケナかった。近所の猫どもの絶好の狩場になってしまった。 猫が野鳥を襲う場面には何度も遭遇しておりました。でも、その場で食べる光景を見たことがありません。獲物を銜えて安全な場所に隠れ、そこでゆっくり食べるのだろうな。ところが、垣根に囲まれ犬のいない庭は安全この上なし。獲物の土鳩をクチャクチャ食べている姿を、窓ガラス越しに初めて目撃したのです。 すると、どこからともなく次々に4頭も猫が集まり、獲物の周りに仲良くしゃがみ込んで、たちまち食べ尽くしてしまいました。証拠写真を撮る間もありません。芝生の上に残ったのは、両翼・両足と散乱する羽だけ。頭も嘴も砂袋まで食べたらしい。家に帰ればゼイタクなフードがあるであろうに…。よっぽど生肉が旨かったんでしょうね。今さらながら、猫が肉食動物であることを再認識させられた次第です。 思い起こせば、獣医学の教科書にストラバイトなんてコトバが載ってなかった頃(30年くらい前?)、日本の猫の主食は天井裏に巣くうネズミでした。ネズミ獲りが上手な猫は近所で重宝がられ、一晩の借り賃が鰹節1本だったか、煮干を一掴みだったか…。ネズミを獲れないバカ猫は、川にポイ。人も猫も犬も、役立たずにムダ飯を食わせる余裕のなかった昭和時代の話です。 それはさておき、喰われた土鳩を悼みながらも、余計な心配をしていました。口の周りが血だらけだけど、猫が足を舐めて自分で拭き取るのだろうか? それとも飼い主さんが水で洗ってあげるのだろうか? それとも乾けば目立たなくなり、放ったらかしのままなのだろうか? だとしたら、さぞや血生臭いだろうに。よくもまあフトンの中に入れて一緒に寝られるものよ…(これ以後、庭で野鳥に餌を撒くのは止めました) |
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地面や舗装道路、トイレシートなどの上で排尿する犬と違い、猫のトイレ砂などの場合、キラキラ光る砂粒が尿に出ても飼い主さんに気付かれにくいようです。幸か不幸か光る粒々に気付きましたら、あれこれ考えず、家事も中断し、大急ぎで我が子に運動させましょう。 一番手っ取り早いのがジャンプです。階下の住民トラブルに配慮した上で、玩具や餌で釣ってピョンピョンピョン。できるだけ高く、できるだけたくさん、何回も何回も厭きるまで疲れるまで、飼い主さんと猫のどっちかがヘタバルまで、ピョンピョン跳躍運動を続けてください。 運動させることによって、筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まり、血流で運ばれ腎臓で濾過されるので、必ず尿が酸性化します。そのため、尿中の微小な三重燐酸結晶が溶けるのはもちろん、砂粒大に発達したストラバイト(尿晶)も溶けて消えます。うまく行けば、この最初のジャンプだけでも見事に奏功し、次回の尿からは光る粒々が見えなくなるかもしれません。 急いでジャンプ運動をするようにお勧めするのは、今が深刻な緊急事態だからです。キラキラ光る粒々に気付くのが遅れたため、今やストラバイトが結石化する瀬戸際かもしれない。あるいは、ストラバイトにいろんなものがくっ付いて、いわゆる下部尿路疾患FLUTDになる寸前かもしれない。だから、何をさておき尿の酸性化が最優先の急務となるのです。 何度も申しておりますように、尿がアルカリ性のまま長時間持続すると、肉眼可視大に発達したストラバイト(尿晶)の周囲にカルシウムなどの尿成分が結合し、結石になってしまう可能性が高いのです。 まだ大きな結晶のストラバイトの段階なら、お酢に漬ければ溶けて消えます。結晶はX線を透過するので、X線写真に写りません。それが結石化してしまうと、X線写真にボンヤリ写るようになり、もはや酢で溶けなくなります。したがって、とにかく真っ先に、自宅でできるジャンプ運動の開始をお勧めする訳です(粒々の「お酢検査」は後回し)。 運動の次に、必ず肉を食べさせてください。土鳩を襲ってむさぼり食うイナカの猫みたいに、ネズミが主食だった昔の猫みたいに、できれば血だらけの生肉がベストです。入手困難ならレバーやモツなどの内臓、手羽、安価な豚コマで構いません。生で食べてくれなければ、煮るなり焼くなり工夫してみましょう。あるいは生魚や干魚もOK。スルメ・貝柱・鰹節…等々、とにかく肉食オンリーの食餌に徹してください。 健康なときは何を食べさせようが飼い主さんの任意です。だが、緊急事態の今は、肉食オンリ−の食餌に徹していただきたいのです。運動効果とあいまって、必ず尿が酸性化します。とにかく今は、我が子の尿を一過性に酸性化すること。これが最重要の緊急課題です(栄養バランスやら経済性には、しばらく目をつぶってほしい)。 いっそのこと、元気なネズミやヒヨコ、バッタなどを室内に放してはどうかしら。運動+肉食、一挙両得の効果が得られるに違いなし。ただし、マウスやハムスターは動きが遅いので不適。実験用のラットならイケルかもしれない。あるいは、ネズミ捕り業者に「餌用ネズミ」の新ビジネスを検討してもらおうか…(ウフフ…冗談ですよ)。 |
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我が子の尿pHを急いで低下させるため、運動させ、肉を食べさせたら、次にパソコンを開けてください。そして、通販で手軽に購入できる特許pHスティックを取り寄せてください。 運動+肉食の効果によって尿が本当に酸性化したかどうか、尿のpHチェックで簡単に確認できます。運動後の尿pHが弱酸性〜酸性になっていたら、運動量が充分である証拠です。徐々にジャンプの回数を減らし、我が子にとって最適な運動量を見出してやってください。 そこまですれば、アルカリ性の尿が出ても長引くことはありません。したがって、光る粒々も出てこないはずです。 尿道内の粒々は尿と一緒に流出しますが、膀胱内に残った粒々を放置しておくと、結石化が進行して恐い尿閉を惹起しかねなません。動物病院で尿道・膀胱洗浄など適切な処置を受けてください。尿道に詰まった尿道結石は超音波振動で粉砕して洗い流し、膀胱結石なら切開手術で摘出することになります。 イナカの外出自由の元気な猫たちは、憎らしいビーグルや柴犬などに追いかけられ、死に物狂いで走ります。都会の安全で快適な室内に暮らしている幸せな猫たちも、尿閉の元である恐いストラバイトから、死に物狂いで逃げきってほしい。まだ今なら間に合うかもしれないのです。 跳んで跳んで、ピョンピョンピョン♪ 死に物狂いでジャンプ・ジャンプ! |
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猫や犬の尿にキラキラ光る砂粒状のストラバイト(尿晶)が出たら、赤信号の緊急事態です。血尿や顕微鏡でなければ見えない微小な三重燐酸結晶が出たときは、まあ黄色の注意信号となりましょうか。 どちらの場合も、真っ先に行わなければいけないのが尿pHの低下です。赤信号も黄信号も、尿が中性〜アルカリ性の状態になったまま長時間持続している警告です。だから、急いで弱酸性〜酸性に低下させなければなりません。 尿の酸性化なんて、いとも簡単。1に運動、2に肉食です。肉などが尿を酸性にする酸性食品で、野菜・果物などが尿をアルカリ性にするアルカリ性食品である。なんてことは、80年以上も昔、大正11年初版(南山堂)の医学専門書『内科診療の実際』に書かれていました。この専門書は改版を重ね、数年ほど前まで紀伊国屋(新宿)の医学書コーナーに並んでいたのを覚えております。 いっぽう、犬を走らせ、猫を跳ねさせれば確実に尿pHが低下する。この現象を最初に発見したのが私かどうか分かりません。だが、この発見に基づき、ストラバイトによる尿閉防止のための運動療法を発明したのは、たぶん私だろうと思います。 もしも、獣医療特許として特許庁に出願しておけば、間違いなく特許されたことでしょう。特許=世界で最初の発明であることを、日本国政府が公式に認知したことになるので、我こそ発明者なりと宣言できたのですが…。でも、思うところあって、特許を出願しませんでした。 そのため、私の創始した運動療法は、どなたでも自由に使っていただくことができます。私も自信をもって、お勧めしております。でも、いくら声を大にして運動療法が著効を発揮すると力説しましても、隠居爺の哀しさ。権威ゼロ、信用ゼロのせいなんでしょうか、なかなか実行してもらえない向きもあるようです。 まあ、それもしょうがない。自分では画期的な運動療法だと思っていても、もしかしたら独り善がりの迷妄にすぎないかもしれない。後世から検証すれば、大所高所から俯瞰すれば、単なる群盲撫象にすぎないのかもしれません。 いつの世も人さまざま。十人十色、味方千人敵千人、目明き千人失明者千人。隠居の老獣医師にとって、ストラバイトに苦しむペットたちの半数を救えるだけでも善しとしましょう。 よって、幸運な半数の猫や犬の飼い主様たちに申し上げます。学理もへったくりもない。そんなこと、どうだっていいじゃないの。要は、ストラバイトが出なくなれば良いのです。1に運動、2に肉食オンリー(野菜・果物厳禁)。半信半疑、ダメで元々のつもりで、とにかく試してみてください。ただし、運動励行には年齢制限あり。数年後に死ぬだろう老猫・老犬への運動強制は、ご無用に願います。もはや動くのが嫌になったら、好きなものを食べさせ、好きなように過ごさせ、穏やかに死なせてあげましょう。無闇に延命させたって、可哀想なだけです。 |
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猫の飼い主様たちから、うんざりするほど同じようなご質問をたくさんいただきます。 言われてみれば、さもありなん。ストラバイト(尿晶)が出たのは、快適な室内で寝そべってばかりいたからに他ならない。もともと運動嫌いの猫やデブ猫に、ジャンプさせよと言う方が間違っておりました。 サテ、しからば如何せん? フト、頭に浮かんだのが、屋根から地上に飛び降りる元気な猫たちの颯爽とした姿です。続いて連想されたのが「姿三四郎」です。屋根の上で昼寝中、庇から転落した猫が空中でクルッと回転し、四肢でしっかり着地。明治の昔、それを見て開眼した青年が柔術の大名人になったという話がありました。 つまり、人間や犬に比べ、はるかに猫の身体は柔らかく、四肢の筋骨が頑丈にできている。これに着目すべきです。相撲取りが四股踏み(二本足だから二股では?)を日課とし、毎朝、欠かさず励行しているらしい。きっと筋骨の鍛錬に有効だからです。それなら、ジャンプできない室内暮らしの猫も、四股踏み励行! そうすれば、衰えきった四肢の筋骨が鍛え直せるはずだ。では、どうやって? ピカッ!落としてやれば良い! 猫を抱き上げて床に落とす。自力で上に向かってジャンプできないなら、人力で上から落としてやれば良いはずだ。着地の衝撃が四肢の筋骨を刺激し、廃用性萎縮の原則(使われなくなった器官は退化して萎縮する)が適用されなくなる。 特許pHスティックご利用の猫の飼い主様たちに実験をお願いした結果、期待どおり落下運動の顕著な効果が確認されました。「抱き上げ落とし運動」を繰り返し行うことにより、数10分〜約1時間後に弱酸性〜酸性の尿が出てきます。それ故、長時間アルカリ性のままだった尿中に析出した微小な三重燐酸結晶はもちろん、肉眼可視大に発達したストラバイトも溶けて消えます。 この落下運動の実施に際しましては、我が子が骨折しないよう、階下の住人に苦情を言われぬよう、クッションを床に置くなど慎重なご配慮を願います。最初は30cmくらいの高さから落とし、慣れたら次第に高くして飼い主さんの胸の高さに、最後はバンザイして頭より高いところから落としてください。元気な猫なら屋根から平気で飛び降りられるのだから、ビクビクしないで試してみましょう。 落とし方も、最初は飼い主さんの両手を猫の腹の下に入れ、腹を下に向けて落としてください。これに慣れてきたら、背中の下に手を入れて仰向けのまま、逆さに落としてみましょう。 猫生来の運動本能が呼び覚まされ、空中で一回転して四肢で着地できるはずです。その場合、空中で回転できる余裕の高さを見極めてから実行してください。猫ごとに個体差が大きいので一概には申せませんが、飼い主さんの胸の高さがあれば大丈夫だと思います。 |
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猫の背中を下に向けて落としても、空中でクルッと転回して四肢で着地する。このような仰向け落下による回転運動を嫌がらず、むしろ遊びのつもりなのか、喜んでやってもらいたがる猫たちが少なくないそうです。そこまで慣れてきたなら、最後の究極的運動療法として、どうか勇気を奮い、ソファなどに向けて我が子を放り投げてやってください。 猫を抱き上げて床に落とす動作は、体力の低下した飼い主さんにとって意外に重労働で、すぐ疲れてしまうとのこと。それなら猫を抱き上げるよりも、首の皮を掴んで投げる方が飼い主さんには楽かもしれません。 何故そんなに効くのかというと、人間に放り投げられることの恐怖や嫌悪が、安全・快適な室内暮らしで弛緩しきった交感神経を緊張させるから…、ではなかろうか。交感神経の緊張により、血管が収縮して尿が酸性化する(糖尿病など動脈が硬化している人間の尿は常に酸性)。それと着地の衝撃による四肢の運動とがあいまって、ますます尿pHが低下する…のではなかろうか。 当方に問い合わせていただいた飼い主様の中で、すでに10数人ほど「投猫療法」に成功しておられます。 サクラじゃないのか、中島の創作じゃないのか、などと痛くもない腹を探られるのは迷惑千番。私信の公開なんて滅多にしないのですが、真剣に読んで、参考にしてくださる猫の飼い主さんが必ずおられることを期待し、あえてU・N様からのメールを以下に転載させていただく次第です。 |
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下記〔1〜4信〕は、猫の飼い主U・N様から送信されたメールです。たいへん分かりやすく見事な日本語の文章で、実に嬉しくなりました。私の文章が古臭いだの、長すぎて読む気がしないだのとケナす日本人が多い中で、久しぶりに正規の日本人に巡り会えた思いがいたします。大昔のマヤ人やインカ人じゃあるまいに、絵文字を使うのが進歩した文明だと自慢する若者どもには、逆立ちしたって、こういう素晴らしい文章は書けやしまい。 |
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また日の当たらない1階ばかりにいて、日当たりのよい2階にはほとんどいきません。それも関係しているのかもしれません。電話がなったり、客がきたりするので、そのストレスもプラスされていると思います。 |
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私の、猫の生態についての無知のせいで病気にさせてしまい、代われるものならという気持ちでいっぱいですが、現実問題出来ないならば、せめて出来ることを精一杯してあげたいと思います。貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございます!! 〔3信〕 2006/12/05 |
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〔4信〕 2007/03/15 |
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私は先生にたどり着けてとても幸運でしたが、もっと多くの苦しんでる猫ちゃんやワンちゃん達が、薬など頼らず、一日でも早く元気になって幸せな生涯を送れる事を願います。最後に、先生の貴重なアドバイスに家族全員心から感謝しております! |
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ま、冗談はさておき、本に書いてないから信用できない言う飼い主さんも、稀に居ないでもありません。本屋のペットコーナーに並んでいる飼育・病気関係のどの本にも、ストラバイト(尿晶)対策として運動療法が書かれていない。だから、運動療法は信用できない、インチキだ、マユツバだと思うのは勝手でございます。でもね、どの本にも書かれてないからこそ、本物の発明なんですよ。 ご参考までに申しますと、この世(地球・宇宙)に既に存在するものを初めて見出すことが「発見」で、この世に今まで存在しなかったものを人間の頭脳で初めて創造することを「発明」と言います。従来の技術に満足していれば進歩なく発展もない。進歩・改革を望まぬ守旧派が大勢を占める中で、発明された新技術に注目し試行してくださる先駆者がおられれば幸甚。その方たちのお蔭で技術は進歩し、さらなる飛躍・発展が可能となるのです。 サケ缶やカニ缶の邪魔者だったストラバイトは、缶詰の中にクエン酸などを混入して弱酸性にするという簡単な発明で解決されました。もはや、缶詰業界でストラバイトは死語となり、大きな英英辞典にさえstruviteは載ってません。次は、獣医業界の番です。運動療法という簡単な発明で、動物の尿のストラバイトというコトバが死語になる。そうなると私は確信しております(実現するのは私の死後でしょうが…)。Dr.中島健次記 |
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