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故に、「ねこのきもち」を優先し、それに振り回されるなんてことが、あってはならないはずです。猫と接するときは、あくまでも人間中心、人間第一、人間が猫のご主人様であるべきです。 |
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テレビで見たのですが、ロシヤの猫サーカスで演技していた猫たちは、みんな調教師の目を見たり手を見たりして指示に従っていました。犬のように忠実でした。 なお、猫は亡霊を見ている、と信じる飼い主さんが少なくないようです。ホントかウソか霊盲者の私には分かりません。でもね、自分は見えないくせに、「また出たみたい」などとHPやブログなどに書かないで欲しい。霊魂の見える人だけが猫の霊眼について書く資格あり、と私は思います。 昔、念力で敵国要人を暗殺する研究が日本サイ科学会で取りざたされてました。そんなことのできる超能力者が実在するなら、殺された被害者の遺族たちの怨念で殺人犯を呪い殺せるのではないでしょうか。でも、そんな実例は皆無なのが現実のようです。 |
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ストラバイトはジャンプで溶ける!
跳んで跳んで ピョンピョンピョン♪ |
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しかし、そうも言ってばかりおられません。現実にケージの中に閉じ込められっぱなしの可哀想な犬や猫がいて、その多くがストラバイトや蓚酸カルシウム結石に苦しみ、摘出のために膀胱を切開されたり、尿道詰まり防止のためにペニスを切断されるなどの憂き目にあっています。 切開手術や尿道洗浄などの治療は獣医師の仕事ですが、そうならないように予防してあげるのは飼い主さんの責任です。血尿やキラキラ光る砂粒、頻尿や排尿困難の呻きなど愛犬・愛猫の挙動不審を見逃さないようにしてください。 膀胱炎モドキを知らず、抗生物質に頼り続けていると、ストラバイト(ストルバイト、ストロバイト)が出てきます。それを放置すると酸に溶けない本物の結石に変化してしまいます。 我が子(犬・猫)をケージに閉じ込めて仕事に行かねばならない飼い主さんに、一筆啓上。 |
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五つ子の猫を六畳間に閉じ込めた。キラキラが出た。4日間、尿pHを測定していただき、
折れ線グラフを描きました。一目瞭然、尿pHは上昇・下降を繰り返す(2007/09/29追記)
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たとえば、骨組織から流出した燐酸アンモニウムマグネシウム塩がアルカリ性の尿中で析出した微小な結晶を三重燐酸結晶と呼び、アルカリ性の状態が長引いて肉眼で見える砂粒状の大きな結晶に発達したものを尿晶(struvite)と呼び、さらに尿がアルカリ性のまま持続した結果、尿晶の周囲にカルシウムなどが結合すると酸に溶けないストラバイト由来の結石になります。 尿石が停滞する場所により、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石とも呼ばれます。 日本獣医師会雑誌(平成14年1月号)の「小動物疾病発生状況(平成11年度)」によると、全国34のモニター病院が1年間に診療した小動物約7万頭(初めて来院した犬、猫、ハムスター、小鳥、兎、フェレット、モルモット、その他)のうち、尿石症の発病率が最も高かったのは猫です。 猫の尿石症をFUS(Feline Urological Syndrome 猫泌尿器症候群)とも呼びます。これは、尿石や、それ以外の原因(膀胱内の出血が凝固したもの、細胞が崩壊した蛋白物質の塊など)で尿道が閉塞し、排尿障害を起した状態を示す病名です。ただし、FUSの定義はあいまいすぎるとして、最近ではFLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease 猫下部尿路疾患)と呼ぶことが提案されてます。だが、FUSであれFLUTDであれ、最重要の発病原因がストラバイトであることに変りありません。 猫の尿石症の70%以上が燐酸アンモニウムマグネシウム塩に由来するストラバイト(尿晶)、またはストラバイトに由来する本物の尿石で、次に多いのは蓚酸カルシウム尿石です。ほかに燐酸カルシウム尿石や尿酸アンモニウム尿石などがあります。 長毛種の方が短毛種よりもはるかに発病率が高いそうです(理由不明)。♂♀とも発病率は同じですが、危険な尿道閉塞を起すのは♂猫だけです。ごく稀に♀猫でも尿道閉塞を起しますが、生死にかかわるほどではありません。そのわけは、♀猫の尿道が太く短くて柔軟性に富んでいるのにくらべて、♂猫の尿道は長い上に、ペニス内で急に尿道が狭くなっている。そのため、キラキラ光る砂粒状の尿晶(ストラバイト)や尿石が詰まりやすいと説明されています(尿石体質なんてウソです)。 尿道閉塞(尿閉症)を起した♂猫は悲惨です。詰まり具合と経過時間によって症状は様々ですが、頻尿(排尿回数の増加)、排尿困難〜排尿不能、決まったトイレ以外の場所で排尿する、血尿(膀胱壁が結石で傷付けられる)、苦しがって奇声を発する。下腹部を触ると、尿が溜まりに溜まって膀胱がパンパンに膨らんでいます。もちろん食欲はなくなり元気消失、嘔吐、昏睡、不整脈もみられる。この状態のまま放置すれば、72時間以内に腎不全⇒尿毒症となり、致死率は極めて高い。 動物病院では、緊急処置として膀胱に太い注射針を刺し、溜まった尿を大急ぎで抜き取ります。症状がそれほど切迫していなければ、ペニスをマッサージして、尿道内に詰まった結石を膀胱内に溜まった尿の圧力で押し出そうと試みます。それがダメなら、ペニスの尿道内に細いカテーテルを挿入して水を噴射し、水圧で尿道内の結石を膀胱内に押し戻そうとしたり、超音波で振動する細長い棒を尿道内に挿入して結石を細かく砕こうとしたりします。そうやって一旦は急場をしのいでも、いつまた再発するか分かりませんので、抜本的処置として「会陰尿道口形成術」というものを施します。つまり可哀想なペニス切断です。 獣医学の教科書によると、猫は犬よりも水を飲まないので尿量が少なく、濃縮された尿が排泄される。だから、尿中に含まれるアンモニウムやマグネシウムなどが結晶化されやすい傾向にある、と説明されています。確かに、そういう要因もあるかもしれませんが、一番の原因は運動不足だと思われてなりません。猫の先祖が虎かライオンか。正確なことは忘れましたが、本来なら獲物を追って山野を敏捷に走り回れる頑強な猫たちを、安全で快適な室内に寝そべらせているから、尿にストラバイトが出てくるのではないかと思われます 地上で走りまわることが許されていない猫には、どうか床の上でピョンピョンとジャンプ運動をさせてあげてください。さらに休日には、なるべく屋外へ連れ出してやりましょう。首輪に長いヒモを付けて猫を地上に下ろし、元気に走りまわらせやっててください。巣から落ちた子雀を追いかけるもよし、♀猫の匂いを嗅がせるもよし、犬に吠えられて逃げるのもよし。それらの刺激・緊張・興奮が交感神経を活性化させることにより、弱酸性〜酸性の尿が出てくるようになるはずです。 寝そべって ばかりいるから骨が解け 燐の尿晶 尿路を塞ぐ 運動もさせずに尿の酸性化を望むのは感心できないのですが、次善の手段として、アルカリ性食品の野菜や果物を厳禁し、肉(生肉、手羽、モツ)や魚、スルメ(酸性食品)など安価な肉食オンリーの食餌に徹していただくことをお勧めいたします。 動物病院でも猫の尿検査は非常に厄介な作業です。猫を押えつける保定係と、膀胱を圧迫して尿を絞り出す採尿係の二人ががりでやらなければなりません。ときには下腹部に青痣ができるほど強く圧迫してしまい、猫に嫌われ飼い主さんに叱られて、全く立つ瀬がありません。そのため、猫のお腹に注射針を刺し、膀胱から尿を吸い出す場合もあります。飼い主さんから見れば残酷と思われるかもしれませんが、意外と猫には痛くなく、手っ取り早い採尿方法ではあります。 それが嫌で、自宅で採取した猫の尿を容器に入れて動物病院へ持参する飼い主さんも少なくありません。動物病院の中には積極的に奨励し、便利な採尿スポンジを売っているところもあります。でも、採尿後数時間経過した尿は腐敗しかかり、バクテリアが繁殖してアルカリ化してしまうことが多いのです。それでも、せっかく苦労して採取してくれた尿を捨てるのは申し訳ない。良心的な獣医師たちは内心忸怩たる思いをしながら、腐敗した尿で一通りの検査を済ませることもあるやに聞いてます。どうぞ飼い主さん自身で我が子の尿のpH検査を心掛けていただきたく願って止みません。 |